ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/18日 白山釈迦新道歩き その2:林道歩きで、山腹の多彩な植物に出逢います。

2016-06-25 07:18:51 | 草花
山歩きをして、雄大な山岳景観に接するのは大きな楽しみですが、登山道沿いの草花を見ていくのも、大事な楽しみの要素になります。
そしてこれは意外なことかもしれませんが、登山道に入るまでのアプローチの林道や車道歩きの中でも道端に多彩な草花が出てきて、目と心を楽しませてくれます。

皆さんは林道を急ぎ足でとっとと通過していきますが、鈍足の小生は、負け惜しみになりますが、林道歩きで見かける花との出会いも楽しみの要素として大事にしています。

この記事では2km弱あった林道歩きで、車道沿いに出てくる植物のまとまりなどをレポートしてみます。

フキ ↓

ここは国立公園内ですので、採取は禁止でしょうが、魅力的な姿ですね。



テンナンショウ属 ↓

ここでは通る人たちに背中を向けて咲いていました。



マタタビ ↓

マタタビかミヤママタタビか確認のために葉を齧ってみました。ひどく辛いので、これはマタタビと判断しました。



フタリシズカ ↓

完璧なVの字サインではありませんが、保険で撮っておきます。



ヤマブドウ ↓

これが蕾なのか実の小さいものなのかは確認しませんでした。うかつですね。



白峰神社 ↓

「今日一日熊さんに出逢わずに済みますように・・・・・」



カツラ ↓

カツラの木をせっかく見たのですから、花を探しますが、見つけられません、ここのところ、桂の花とはご縁が無くなってしまいました。



朝陽 ↓

向こうの山肌に朝陽が当たり始めました。時刻は午前5時42分でした。



マタタビ ↓

葉を白くさせたマタタビが出て来ました。葉の下では花の蕾も丸くなっています。



ヤブデマリ ↓

ヤブデマリも出迎えてくれます。ここでは大きな木ではありませんでした。



サワフタギか? ↓

これはサワフタギでしょうか、白い花の塊が綺麗でした。



タニウツギ ↓

花の末期でしたが、こういう低木も美しい花をつけていて、車道歩きと言えども侮りがたいものがあります。




ミズキ ↓

ミズキはこの時期の定番でしたね。



ツルアジサイ ↓

このツルアジサイは今が最盛期のようで、帰りの林道沿いでは大木にこれが這い登っている景色をたくさん見てきました。



トンネル ↓

このトンネルが見えてくると林道(車道)歩きは終局になります。



ヤグルマソウ ↓

今回ヤグルマソウにはたくさんの場所で会いましたが、花を持っていたのはここだけでした。



湯の谷を渡る ↓

湯の谷を渡ると、林道のカーブをあとひとつ曲がれば、登山道の入り口となります。



釈迦新道の登山口 ↓

ここで身支度を整え、登山道に取付きます。
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6/18日 白山釈迦新道歩き その1:石川県側登山基地の市ノ瀬から林道歩きを交えて

2016-06-24 06:45:15 | 草花
久しぶりに白山を歩きたくなり、これまで歩いたことのない登山道を歩くことにしました。
(結果的には長い距離でとても歩き通せず、途中で引き返してきました。)

自宅からは車で、岐阜県側白鳥を経由して福井県の九頭竜湖を見て、勝山・大野を通り、石川県に入り、登山基地のある市ノ瀬にやってきました。
市ノ瀬ではトイレを使ったり、外でストレッチをしているうちに、しこたまブヨに刺されて、後日痒い思いをさせられました。

また全行程を通じて、著しくブヨやコバエに纏わりつかれ、相当煩わしい思いをしました。
もちろん昆虫忌避のスプレーを持参していますが、身体に噴霧しても汗を掻くとその効き目がなくなり、何度も吹きかけて凌いでいました。
それでも刺されてしまった部分はムヒの軟膏を塗りながら歩きました。

この道は花の種類も数も多彩で、歩きごたえのある山旅となりました。

位置図 ↓


行程図 ↓

釈迦岳を登ってもう少し上部まで行って引き返してきました。この道は思いのほかにロングコースでした。

断面図 ↓

同じ道をピストンしていますので、断面図は左右対称形になっています。歩行距離は22kmを超えていました。

九頭竜湖 ↓

車で走行中です。ビューポイントパーキングがあったのでここで休みを入れ湖を眺めると、水位は相当下がっています。全国的にダムの貯水率が低いようで、今夏が心配です。



市ノ瀬の駐車した場所 ↓

登山基地のある市ノ瀬に着き、そこでトイレを使わせてもらってから、やや賑やかだったその場所を嫌い、少し離れたこの場所に車を置き、一夜を明かします。翌朝はここから歩き始めとなりました。



細谷川 ↓

午前5時少し前に細谷川に架かった橋を渡ります。道は車の走れる舗装道路となっています。



始めの登山道入り口 ↓

ここから登山道になりますが、あとでまた車道と合流します。



コバノフユイチゴ ↓

山道に入り始めに目に付いた花はコバノフユイチゴでした。



◯◯ショウマ ↓

これは見分けづらい花です。アカショウマでしょうか。



オオナルコユリ ↓

これは大柄なナルコユリで、オオナルコユリとなるのでしょうか。



ササユリ ↓

まだ標高が900mくらいの場所ですので、ササユリも出て来ます。



杉の植林地帯 ↓

杉の植林の中をなだらかな道がついています。



コアジサイ ↓

三河の山でもよく見かけた花に、ここでも出会います。



ヤマアジサイか? ↓

これはヤマアジサイでしょうか?



トチバニンジン ↓

今年はトチバニンジンのこんな姿ばかりを見ていて、まだ咲いた花を見てはいません。



ウリノキ ↓

これも蕾のこんな姿ばかりで、特徴的な花の姿はひとつも見つかりませんでした。



車道とまた出会う ↓

先ほど離れた車道にまた出会いました。



車道歩き ↓

この車道を2kmくらい歩きます。時刻は午前5時半頃のことです。
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参議院議員通常選挙(7月10日執行分)の期日前投票を済ませてきました。

2016-06-23 10:36:51 | 草花
今日から期日前投票が可能になりましたので、先ほど投票を済ませてきました。
例によって期日前に投票する「事由」を「宣誓書」によって誓約するのですが、その「事由」は大別して、
A仕事等、 B旅行等、 C病気等、 D住所移転等 の4つから選びますが、小生の場合はBの旅行等の「事由」が該当することになります。

これで投票日には心置きなく旅行が出来ます。
「事由」も大事ですが、小生の場合は当日の「自由」の方がもっと大事になります。

ところで、以前、小泉さんが首相の時に、重鎮の中曽根さんに出馬辞退(政界の引退だったか)を促したことがありましたね。
それとは逆の向きになりますが、一定年齢に達したら(例えば80歳以上からは)、「選挙権が無くなる」という制度はどうでしょうか。
これが成り立つと、体の不自由なご老人が無理して投票することから解放されますね。
もっとも今の政治なら、票にならない階層は切り捨てられて、ますます老人の居場所が狭まってしまいそうですが・・・・・。

投票済証 ↓


インゲン ↓

野菜のインゲンに花が来ています。一方ですでに収穫もあり、食卓に乘ってきています。



オニユリ ↓

さっきまで降っていた雨の、雨滴をお友達にして蕾が少しずつ大きくなってきています。



キュウリ ↓

キュウリも収穫期に入っていて、たびたび食卓に上がってきています。



スイートコーン ↓

知らぬ間にスイートコーンも実が大きくなっています。



スイカ ↓

当地(刈谷市)の西境地区では小玉スイカの出荷が最盛期に入っているそうですが、拙庭のスイカも実がぐんぐん大きくなってきています。



フウラン ↓

先日までセッコクの花が咲いていたと思いましたが、今はその跡形もなくなり、こんどはフウランの蕾が立ちあがってきました。



マンリョウ ↓

マンリョウもセンリョウも未だ蕾でした。



ミニトマト ↓

これからミニトマトも収穫期に入ってきます。これは実を採れる時期が長くて、随分役に立ちます。



ミニカトレア ↓

6月の始めに同じような花を見ましたが、別の鉢から少しだけ花の模様の違うものが咲き出しました。
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6/11日 再び鳳来寺山 その5(最終記事) :鳳来寺山「山頂」 瑠璃山を経て利修仙人コースを下り玖老勢に戻る。

2016-06-23 07:27:02 | 草花
遥々京都から来た山ちゃんは、花探し山行の他に、もう一つ目的を持った山歩きをしています。
それは干支の山を歩くことでありますが、今年の干支は「猿」ですので、その名前を冠した愛知県内の山としては猿投山を外すわけにはいきません。

今回も鳳来寺山を歩いたその足で、その日のうちに猿投山を歩く予定で来ていました。
ところが鈍足の小生がスピードにブレーキをかけっぱなしで、挙句の果てに、猿投山を歩くのは困難な時間になってしまいました。
これが今回最大の心残りとなりました。

体力・脚力が落ちないように心掛けてはいるのですが、それが儘ならず、どうも逆進しているようで、残念至極です。

最後のカキノハグサ ↓

これでカキノハグサは見納めとなりました。



展望所から門谷参道方面 ↓

奥の院の展望所(岩の上)から参道方面を鳥瞰できます。



ササユリ ↓



岩のわきにはまだ若いササユリも残っています。



マンネングサの仲間 ↓

岩の間の土の上にはマンネングサの仲間も着いています。



三輪咲き ↓

山頂を目指す尾根上に一株に花が三輪着いたササユリも出て来ました。



シライトソウ ↓

この種類は湿地性のものと思っていましたが、尾根上で見かけたので、ちょっと意外でした。
恐らく空中の湿度がそこそこ保たれている場所なのでしょうね。



また来た「山頂」 ↓

鳳来寺山の「山頂」にまたやってきました。ここは通過して最高地点の瑠璃山に向かいます。



セッコク ↓

瑠璃山から利修仙人コースを下って行きます。途中の岩場で、下を覗き込んでセッコクの写真を撮ります。



マメヅタラン ↓

尾根上の岩にはマメヅタランがびっしり着いています。



ギンリョウソウ ↓

もう花には充分遅いのですが、お付き合いしていきます。



イワガラミ ↓

やや離れた場所で、イワガラミが咲いています。



イワタケ ↓

露岩の上にはイワタケがたくさんついています。



ミヤマウズラ ↓

今年の夏には花を咲かせることが出来る株かもしれません。



利修仙人の護摩所 ↓

ここまでの下りで大汗を搔きましたので、ここで水分を補給していきます。これから先は優しい道となります。



杉林 ↓

杉の植林帯まで来ると山麓は近くになります。



下山 ↓

山を下り、民家で水を所望して、山ちゃんとお別れタイムとなりました。
時間的に足を引っ張ってしまい、済まなく思っていますが、花探しは楽しいひと時でありました。
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6/11日 再び鳳来寺山 その4 :高座石  鷹打場  東照宮 鳳来寺本堂 六本杉などを巡回

2016-06-22 06:05:55 | 草花
鳳来寺山は山そのものはそれほどの標高を持つ山ではありませんが、歴史は古くからあるために、いろいろの史跡に富んでいます。
ここでwikiの記述を部分引用しますと:
鳳来寺山は旧火山帯の南端に位置する死火山であり、標高は695m。
「声の仏法僧(ブッポウソウ)」(コノハズク)が棲息していたことや紅葉の名所として、更に鳳来寺があることで知られる山である。

鳳来寺の本堂へは、山麓から伸びる石段(1,425段)や元有料道路 鳳来寺山パークウェイがある。
登山道は、門谷からの表参道の他に大野からの東海自然歩道、湯谷温泉から湯谷峠への道がある。
門谷からの表参道では、日本一高いとされる樹齢800年以上、樹高約60メートルの「傘杉」(かさすぎ)がある。
1931年(昭和6年)に国の名勝及び天然記念物に指定され、2007年(平成19年)には日本の地質百選に選定された。(引用終了)
とあります。

ここで肝心の鳳来寺については、これもwikiの記述に頼ります:
開創伝承・・・・・寺伝では大宝2年(702年)に利修仙人が開山したと伝える。
利修は霊木の杉から本尊・薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将、四天王を彫刻したとも伝わる。
文武天皇の病気平癒祈願を再三命じられて拒みきれず、鳳凰に乗って参内したという伝承があり、鳳来寺という寺名及び山名の由来となっている。
利修の17日間の加持祈祷が功を奏したか、天皇は快癒。この功によって伽藍が建立されたという。
(引用終了)

こんなお話も交えながら、花探しをしながら、三人が和やかに山道を歩いています。
なお花探しの成果については6月12日の記事をご覧ください。

ソヨゴ ↓

小さな花がついています。これはソヨゴですね。もう少し経つと道に白く細かい花びらが散っているようになります。



コアジサイ ↓

コアジサイが時折顔を出してきています。



高座石 ↓

利修仙人のゆかりの場所ですが、通り過ぎていきます。



マルバアオダモ ↓

岩角から見下ろすと、マルバアオダモは花はとっくに終わって、茶色いような実になっています。



鷹打場 ↓

胸のすくような岩場でしばし休憩タイムを持ちます。
岩場を後にして、東照宮や鳳来寺本堂を目指していきます。



マルミノヤマゴボウ ↓

青い実が充実しつつあります。



東照宮を鳥瞰 ↓

山道は東照宮を指して下って行きます。



地面にセッコク ↓

大きな杉の木の根元に樹幹から強風で落ちたものなのでしょうね、セッコクの花が咲いているではありませんか。



ユキノシタ ↓



石垣に着いたユキノシタを見ながら本堂に向かいます。



狛犬 ↓

古式ゆかしい狛犬のご夫婦を横目に見て・・・・



セッコク ↓

本堂前の広場の周りに杉の木があり、それにはセッコクが着いています。



鳳来寺本堂 ↓

ここで午後から予定の入っているこりんさんとお別れします。楽しい時間を頂き感謝を篭めて・・・・



別の木にもセッコク ↓

こりんさんが持参の双眼鏡で見つけておいてくれた木の下を通って山を登り返します。



改修中 ↓

山道は改修中の旧本堂のわきを通っています。



石塔 ↓

こんな大層なものを担ぎ上げたのでしょうか。



六本杉 ↓

冒頭の紹介記事中に利修仙人が霊木の杉から本尊・薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将、四天王を彫刻したとされている大杉の切株もあるし、杉の大木も立っています。
コメント (2)
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