ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 鳳来寺山 その2:利修仙人の護摩所を過ぎるころから空模様は怪しくなり始める。

2016-06-14 12:21:34 | 草花
今回の山行では天気予報で雨の日ということでしたので、初めから普通サイズのこうもり傘を持ち歩きました。
実際に雨空であり、いつ降り出してきてもおかしくはないような状態でしたが、山道の傾斜が急になり出してから、雨粒がポツポツと落ちてきました。

傘を差して山道の登りを歩くのは久しぶりでしたが、カメラが濡れるのが苦になりますね。
レンズは曇るし、やはり雨降りは厄介です。

利修仙人の護摩所 ↓

岩の庇の下に大きな空間があり、ここに利修仙人の座像が置かれています。



右端に利修仙人の座像 ↓

この石像は1600年代の制作だそうです。



背後に文字 ↓
座像の背後に「理趣仙◯護摩所」と彫られていますが、字が違っていて違和感があります。



離れたところに経文 ↓

岩の庇から少し離れた場所にこんな石碑が建っています。
「南無妙法蓮華経」と「南無阿弥陀仏」の筈ですが、こちらでも「南無妙法蓮華経」のほうに「南無」が無いし、蓮華経も「華」の字の筈が「花」となっていて、これも奇妙です。



急斜面にロープ ↓

利修仙人の護摩所を過ぎると急斜面になり、ロープが張られています。



イワカガミの花の後 ↓

イワカガミの群落が出てきますが、もう花は済んでしまっています。



ムギラン ↓

岩盤にはムギランが着生しています。浅黄色の小粒はランのバルブです。



朽ちた木 ↓

岩尾根上に朽ちた木が出てきました。こういう木の樹幹にはよくランが着生するのですが、ここでは見ませんでした。



オオバノトンボソウ ↓

この野生ランには花芽はついていましたが、花はまだ先のことです。



ユズリハ ↓

この山域では岩稜帯でこの木をよく見ます。



岩稜 ↓

時折岩がむき出しになった尾根が現れますが、周りに立木があるので、恐怖感は感じずに済みます。



マメヅタラン ↓

通り道で、岩をへつる時に目の前に小型の野生ランが、花を咲かせて出てきました。



イワガラミ ↓

崖の向こうにイワガラミが咲いています。望遠レンズで引き寄せて・・・。
雨が降って来ていて、カメラ操作が厭わしくなってきています。



雨宿りの岩 ↓

腹が減ってきましたが、傘を差しながら、立ち食いでは味気ないので、この岩に軒を借りて、ランチタイムにします。



蟻地獄 ↓

握り飯をパクつく目の前に蟻地獄がいくつか並んでいます。



ウスバカゲロウの幼虫 ↓

久しぶりで蟻地獄を崩して、すり鉢の下に隠れる虫を掘り出してみました。
掌に載せても、岩の上においても死んだふりを決め込んでいました。






コメント
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