今、ラグビーのワールドカップがフランスで行われています。
それに関して、国歌のことが話題になっているみたい。私だって、他の国の国歌なんてあまり気にすることもなかったですが、今回初めて、フランス国歌の歌詞を知ってびっくり‼️
というのも、暴力的な言い回しばっかり。
フランス国歌の歌詞の和訳はこんな感じ。
1.
いざ祖国の子らよ!
栄光の日は来たれり
暴君の血染めの旗が翻る
戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり
<リフレイン>
武器を取るのだ、我が市民よ!
隊列を整えよ!
進め!進め!
敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!
2.
奴隷と反逆者の集団、謀議を図る王等
我等がために用意されし鉄の鎖
同士たるフランス人よ!
何たる侮辱か!何をかなさんや!
敵は我等を古き隷属に貶めんと企めり!
と、こんな感じで7番ぐらいまであるらしい。
内容から察すると、フランス革命の時にできたらしいです。
しかし、、
敵の不浄なる血で耕地を染め上げよ、
って、毎日歌ってるわけですか❓
あと、訳にもよるけど、1番の歌詞は、次のようにも訳されています。
奴らは汝らの元に来て
汝らの子と妻の 喉を搔き切る!
て、毎日歌ってるわけですか❓
これには驚いちゃう。
が、ラグビーやるんだったら、これくらいの国歌じゃなくちゃダメだ、とか言う人もいますが、確かに闘争心を掻き立てるのにはいいのかもしれませんが、普通に歌うにはちょっと、という感じ。オリンピックの表彰式でも、この国歌が流れてるんですねえ。
子供たちだって、初めて国歌に触れる時は、どう思うのだろうか。
歌詞が残虐すぎて、国際大会では訳も出せないことも多いようです。
詳しくは知らないのですが、ヨーロッパの国々の国歌って大体こんな感じみたいです。
中国もこんな感じ。
起て!起て!起て!
万人が心を一つにし
敵の砲火に立ち向かうのだ!
敵の砲火に立ち向かうのだ!
進め!進め!進め!
韓国はちょっと違うようですが、、。
が、これらの国歌からかけ離れているのが日本の国歌ですね。
人によっては天皇、皇室を崇め奉る国歌とも思われていますが、それだけでなく、日本という国および日本国民全体を祝っている歌だと言われています。
要するに、
育てることを大切にし、人の愛と繁栄と団結を謳いあげた「祝いの歌」
なんだそうです。
敵を倒すんだあ、とずっと歌っているフランス国歌と、この日本と国民が脈々と永遠に続いていきますように、と歌っている君が代。そこには敵など存在しません。
この違いに、日本とヨーロッパの人々との大きな差を感じてしまいます。
こんな国歌を持つ国は、日本しかないのでは❓
長野オリンピックの時の君が代です。
[HD] 日本国国歌 君が代 長野五輪開会式 National Anthem of Japan, 1998 Nagano 芝祐靖 宮田まゆみ
東京オリンピックの時の君が代です。
【東京オリンピック2020】開会式MISIA~君が代~ [Tokyo Olympics 2020] Opening Ceremony MISIA ~ Kimigayo ~
フランス国歌です。
フランス共和国 国歌「ラ・マルセイエーズ」(La Marseillaise)日本語訳/National anthem of France
メロディはかっこいいですよね。
が、その歌詞はというと、どうも、、、。こんな勇ましくも残虐な国歌をいつも歌っているフランス人のいるフランスですが、残虐な人々がいるような国には思えません。イメージとしては、いつまでたっても、ファッションと恋愛しかないような国に思えるのはなぜ❓なんでしょうか。