ちょっと前に、次のようなtwitterが話題になっていた。
洋画アレルギーの6つの原因
— 大塚志郎5/12コミティアW40b (@shiro_otsuka) April 17, 2019
・顔と名前が覚えられない
・話についていけない
・字幕が苦手
・Hシーンが苦手
・長い
・「絵」じゃないから
これらが主な原因です 治す方法ももちろんあります pic.twitter.com/YqcDi4CnM9
世の中には洋画が苦手、と思っている人がいるという話。
それ以上に、このtwitterにあげられているポイントには大笑い。
字幕が苦手というのは理解はできます。
日本人だったら日本語を聞いた方が数百倍も楽でしょう。母国語だから。それに字幕ばっかり追っていくと、ストーリー展開が頭に入らなくなってしまう、というのも良く理解できます。
顔と名前が覚えられないという事も理解出来る。私も、韓国ドラマを見たときにも、誰が誰だかよくわからないことが多い。出演している人がみんな同じ顔に見えてしまう。これって、外国の人が日本の映画とかドラマを見るときにも同じ印象を持たれるようです。
そして、一番笑ってしまったのが、
話についていけない
という部分。これってストーリーもさることながら、FBIとかCIAとか経済とかそういう話にはってくるともうちんぷんかんぷんになってしまうらしい。第一、CIAって何?FBIってどういうところ、というところから始まるらしい。
いまどき、こういう輩がいるんだ、と大笑い。
が、絵じゃないから、という理由が挙がっているように、ハタチ過ぎてもアニメしか見ていない、という人も多いらしいです。
これにも大笑い。
こういう人って、日本の普通のドラマや映画も見れないのでは?コミックの実写化された映画も見たことがないのでしょうか。
とは言っても、アニメでも難しいテーマのアニメってないですか?あの、「この世界の片隅に」だってテーマは戦争だし第二次世界大戦というものを知らないと、ストーリーについて行けないのではないでしょうか。
「君の名は。」だって、ストーリーがそれほど簡単ではないです。
一体、どういうアニメしか見たことがないのでしょうか。
大河ドラマに「ストーリーが難しく過ぎてついていけない」とクレームを入れる人もいるという事を聞いたときには信じられなかったですが、アニメしか見たことがない人がいるという現実を知って、こういうクレームもあり得るかもと思うようになりました。
そして、絵じゃないから、という理由はなんなんでしょう?それだったら、日本のドラマや映画も見れないのでは?絵しか見たことのない人って、情報がかなり偏っているように思えてしまう
このtwitter主さんは、モチコミで
なお先生は怒らない
というコミックを投稿されています。そこでは、アニメとかコミックしか見たり読んだりした事がないにも関わらず、コミックの世界で成功したいという人に、成功のノウハウを教えている内容ですが、知っている知識がアニメやコミックだけではだめ、というような教えをされています。
何事も一流になるには、偏った知識ではダメ、という事。そしてマーケティング戦略も重要ですね。
この「洋画アレルギー」の様な人がどれくらいいるのかわかりませんが、ドラマや映画作りにも影響を与えてしまうのかな、と心配してしまいます。
それにしても、ハタチ過ぎてもアニメやコミックしか見たことがないという人がいる、という事にはオドロイタ。