無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

カナダの思い出 57 マウント・ロブソン

2011-03-22 17:09:54 | カナダの生活

アルバータ州ジャスパーからブリティッシュコロンビア州に戻って、マウント・ロブソン(Mt.Robson)を目指します。とはいっても正確にはMt.Robson Parkへいって山を下から眺めるだけですが・・・。
    ※コースはこちらです

【マウント・ロブソン】-Mt.Robson-

マウント・ロブソンはカナディアン・ロッキーの中で最も標高が高い山です。3954mです。ジャスパーからは約90kmの道のりです。

               
だんだんと山が迫り、高い山が見えてきました。
ここがちょうどブリティッシュコロンビア州(BC)とアルバータ州(AB)の州境になります。
 ※ブリティッシュコロンビア州はこちらで
Mt.Robson Parkの標識が見えてきました。ここからが公園になります。道路も山々にはさまれています。
標識がMt.Robsonを指示しています。
天気が悪く雲で頂上が見えませんがMt.Robsonです。荒々しい山容です。
州境から60kmほど行ったところに「ブリティッシュコロンビアビジターセンター(British Columbia Vister Centre)」があります。そのセンターから見たMt.Robsonです。
 ※ビジターセンターからの画像です。
広大な国ですからこのような標識を時々見られます。時計を合わせておきましょう。
Mt.Robson Parkで見た「ハチドリ」です。ハチドリ用の餌台に小さな小さなハチドリが飛んできています。〇印の中です。本当に自然がいっぱいですね。

カナダの思い出 56 マリーン湖

2011-03-19 17:41:41 | カナダの生活

ジャスパー(Jasper)から絵葉書などでとても有名なマリーン湖(Maligne Lake)を訪ねます。
     ※コースはこちらです。 
 
【マリーン湖】-Maligne Lake-

ジャスパーからエドモントン(Edmonton)に通じるトランス・カナダ・ハイウェイ(イエロー・ヘッド・ハイウェイ-Yellow Head Highway)をしばらく走り、その名も「マリーン・ロード(Maligne Road)」に入ります。後は一本道を走ればマリーン湖にたどり着きます。

                   
車を走らせているともうこのような動物に遭遇します。さすがに国立公園内です。
エルク(Elk)といわれる動物です。角がとても立派です

最初に訪ねるのがマリーン渓谷(Maligne Canyon)です。マリーン川(Maligne River)の水が太古より石灰岩を削ってできた渓谷です。その深さは50mにもなります。

 

上からのぞいたところです。下に白いものが見えますが水です。本当に深く削られています。

もっと見たいときはこちらへ⇒マリーン渓谷

マリーン湖です。彼の有名な景色を見るためにはここで船に乗る必要があります。

他の画像はGoogle Mapから

この船に乗って湖の奥、スピリッツ島(Spirit Islend)へ行きます。
これが彼の有名な写真です。これを世界に広めた人はとてもアイデアのある人だと思いますね。
言ってみれば、カナダのどこにでもありそうな自然の風景ですが、これをフレームに切り取って世界に発信したというのがすごいセンスですね。
観光客もここへ来たということで共有できる何かがあるのでしょうね。

マリーン湖の風景は右のGoogle Mapでどうぞ ⇒

≫ ≫ ≫マリーン湖の画像
マリーン湖に行く途中にあるメディスン湖(Medicine Lake)です。マリーン湖ほど有名ではありませんがこちらもとても美しい風景です。

右側でメディスン湖の画像が見られます。⇒

≫ ≫ ≫Medicine Lakeの画像はこちら

カナダの思い出 55  ウィスラーズ・マウンテン

2011-03-17 17:07:18 | カナダの生活

ジャスパーで最初に訪れるのは町のすぐ近くにあるウィスラーズ・マウンテンです。BC州にあるウィスラーとは違います。ここは手軽にロープウェイ(トラムウエイ)で登ることができます。
   ※コースです。

【ウィスラーズ・マウンテン】-Whistlers Mountain - 

ジャスパーの南西約7kmのところにある標高2464mの山です。このトラムウエイ(Tramway)はカナダで最長且つ最も高い場所にあるらしいです。乗り場の建物内には世界地図があり、ここを訪れた人がどこからきたのかピンを刺しています。

               
ウィスラーズ・マウンテンに登るためにトラムウエイ(Tramway)と呼ばれるロープウェイに乗ります。チケットを購入してしばらく順番待ちです。
これがトラムウエイです。ロープウエイです。7分ほどで一気に標高2277mまで連れて行ってくれます。しかも眺望は雄大で素晴らしいの一言に尽きます。
眼下にジャスパーの町がすべて見えます。雄大そのもののパノラマが展開されます。
もう少し近寄ってみた町の様子です。川はアサバスカ川ですね。
これは何かわかりますか。鉄道です。機関車が貨車を牽引しています。その長いことといったら…。後ろはカメラに入りませんでした。
ロープウエイの山上駅(アッパー駅)です。周りの山が雄大なため小さく見えます。スケールの大きさを感じます。夏ならば軽装で手軽に山歩きができます。
こんな標高のある山の岩場にもかわいい生き物がいます。
高山植物も見ることができます。

もっと画像を見るにはここをクリック!


カナダの思い出 54 ジャスパー

2011-03-14 17:16:19 | カナダの生活

いよいよカナディアン・ロッキーの旅が始まります。ここからはレンターカーになります。ジャスパー(Jasper)からカナディアン・ロッキーを巡り、アメリカ合衆国国境近くまで南下してアルバータ州のカルガリー(Calgary)に至る旅程です。
      
    ※コースの全行程はこちらです。

【ジャスパー】-Jasper-
 
 ジャスパーカナディアン・ロッキー(Canadian Rockies)の第2の町で、ジャスパー国立公園の中心地です。
   
   ジャスパーの様子をGoogle Mapでどうぞ

           
ジャスパーのウエルカムボードです。熊が彫ってあるのが何ともカナディアン・ロッキーの町らしいです。
ジャスパーの駅です。どう見ても駅に見えませんね。看板類も最小限の表示しかされていません。周りの景観に配慮しているのでしょう。
夕方のジャスパー駅の風景です。。 ジャスパーのホテルです。ここを拠点にしてレンタカーであちこち回ります。 ジャスパーはとても小さい街ですが、国立公園の中にあるだけあって落ち着いた佇まいです。宿は町はずれにある落ち着いたホテルです。 驚きはこのカード式のドアーキーです。見てください、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語に続き、日本語が表示されています。これを見ても、この町を訪れる日本人の多さがわかるというものです。今はどうなのでしょうかね。

カナダの思い出 53 VIA鉄道

2011-03-12 16:06:07 | カナダの生活

いよいよカナディアン・ロッキー(Canadian Rockies)の旅の始まりです。バンクーバー(Vancouver,BC)からジャスパー(Jasper,AB)まではVIA鉄道の一泊二日の旅です。

【VIA鉄道】-ジャスパー(Jasper)へ-

パシフィック・セントラル駅からカナディアン号に乗ります。この列車は4泊かけてトロントまでの4466kmを走破します。一度は乗ってみたい列車です。ジャスパーまでは1泊の列車旅です。

    VIA鉄道のHPはこちら(日本語)

 

                       

パシフィック・セントラル駅(Pacific Central Station)です。ここから列車は出発します。

列車はまさに「走るホテル」です。寝台車や二階建て展望車、最後尾のパークカーから編成されています。画像は、最後尾のパークカーと呼ばれているものです。
相当に長い列車編成です。
客の荷物や食料などが積み込まれていますね。このような風景は異国ですね。
これが展望車の車内です。二階にあり、車窓の風景を満喫できます。お茶のサービスもあります。
展望車の前方から列車を見たところです。山々の風景と列車の屋根が見えます。なにか映画のシーンを思い起こします。
食堂車です。シンプルですが清潔感がありますね。
カナディアンらしい(?)パーフォーマンスです。クマのぬいぐるみを着たスタッフがお出迎えです。大人相手ですよ。楽しいですね。
いよいよ山が深くなってきます。期待が膨らみます。
荒々しい山容が姿を見せます。スケールが違いますね。
これが今回の列車を牽引してきた機関車です。さすがに勾配がきついのでしょうね。3重連ですよ。
ジャスパーの駅に停車です。あまりに長くて駅そのものが見えませんね。
カラフルな機関車です。
VIA鉄道の路線図です。今回乗ったのは「カナディアン号」のバンクーバー~ジャスパーまで。路線図でいえばほんの少しの距離になります。