次第に温かくなっていく春に比べて、だんだん寒さを感じてくる秋は、
こころも少し冷えてしぼんでくるようです。
息子が中学生だった頃、彼が帰って来たとき、家の中が明るく、そして温かく、夕餉の香りのする家庭を心がけました。
朝はきちんと牛乳とトースト、そしてハム、玉子、サラダなどで形を整え、和食の時も味噌汁まで揃えて一緒に食事をとって送り出しました。
寒い季節、暖房器具とか防寒着だけでなく、演出で家庭を温かくする工夫も大切だと思っています。
今年もまた、明るく、温かく、そして夕餉の香りが生きてくる季節になってきました。
寒い季節こそ、心の中の温かさを。