ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

徘徊を考える の巻

2012年01月22日 05時05分00秒 | 日記
( 国営昭和記念公園 にて カラスが氷の下にいた小魚を捕食した瞬間 )




先日現場検査をしていたら、おばあさんが話しかけてきました。

近くの方かなと思いましたが、どうも言っている事が解らなかったので、そのまま検査を続けました。

それでもまだいらっしゃるのでその現場担当の監督さんと対応したのですけど、どうもつじつまがあわず、それでもどこに行くのか解らなくなった、だけでなく、ご自宅も解らないようだと言う事がだんだん解って来ました。


これは徘徊だなと思い、無視できないのでお宅が解るところまでついていこうという事にして、監督と私でそっちのほうだろうと言う方向に歩き出しました。

でも、その状態で解るはずも無いので、交番を見つけたらお願いしようと思いながら歩きましたが、見当たりません。

自転車の主婦の方に聞くと、駅のそばにしか無いとの事。



交番に行くのを嫌がる人もいるかも知れないので、それとなくその方の様子も観察し、やはり交番に相談するしかないと判断して説明して了解いただいたので、駅のほうに向いましたら、すぐ近くの踏み切りに若いお巡りさんが一人、交通整理をしていました。


徘徊らしい旨を説明して、お願いできますか、と言うと、早速彼は、名前を聞きました。
おばあさんはすぐ 誰々です と応えました。

すると、お巡りさんは あ、誰々さんですか と反応しました。


徘徊を常習的にされている方だったようです。




今回の事で、徘徊の方を保護した時の対応 を勉強できました。


まず、監督さんと二人で対応したのは正解です。

一人だと、つきっきりになるので、連絡したり、交番を探したり出来ません。
(教訓 : 複数で対応する )

次に、そういう方の場合、いくら一緒に考えても解らないだけですから、早めに交番に依頼する事を考えなければなりません。
それもいきなり警察に連絡すると、自分の事を考えてもあまり気持の良いものではないので、ある程度お話して、観察したほうが良いなと思いました。

近隣の警察では、徘徊されるかたの情報を持っている場合があると言うのが解りました。
( 教訓 : 警察に対応してもらうしかない。 警察は徘徊する人のデータを持っている可能性がある )


私の市でも、良く行方不明者のお知らせが流れます。
これから高齢者はますます増えますし、一人暮らしとか老人だけの世帯も増えます。
もし、痴呆になり、徘徊するようになったらやっかいです。
寒い季節、寒い地方は命取りになりかねません。

こういうのは地域でサポートするしかないように思います。

先日も書きましたが、ある程度の年齢になったら、徘徊だけでなく事故などの時もすぐ解るように 自宅住所、名前、連絡先 を書いたいわゆる迷子札を持ち歩いたほうが良いと思いました。
( 教訓 : 免許など自分を証明するものを持たない人は 住所、氏名、連絡先の解る迷子札と言うか、認識票を持つ )

_______________

[ なぞかけ研究会 練習お題コーナー ]
今日の練習お題は 「 徘徊 」 で 宜しくお願いします。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする