先ほど、山口県へ行く息子を送り出しました。
学生から社会人へ、いよいよ活動開始です。
普段走り回っている近隣の見慣れた景色も、ちょっと遠出という時、家を出てから緊張感が違うせいか、見え方が違います。
「 じゃ、行ってくるよ 」
いつもの玄関でのやり取りも、「 晩飯は?」などと夕方帰ってくるのと違って、
しばらく遠くに行くと思うと、玄関で息子を送り出す気持もちょっと違います。
今までも1年間と言う期限付きでは2回一人暮らしをしていますが、それとも違うのは学生と社会人との違いでしょうか。
「 おう、病気や怪我に気をつけてな 」
角を曲がる時、お互い手を挙げて送り出しました。
今年は桜が早く、引越しにあわせたように満開。
昔、どこだか解らない戦地に子供を送り出す親の気持はいかばかりか、それでなくても娘を嫁にやる親の気持でも、私などよりよほど心配な事だったろうなと思う春の日でした。
( 写真は 昨日の富士見小学校の桜と国営昭和記念公園内残堀川沿いの桜エリア )