ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

里山の危険( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年07月03日 05時05分00秒 | 日記


関東地方が6月に梅雨が明けて猛暑が続いています。

夏が長いのか季節が早いのか?


オリンピックの季節にこの猛暑だと選手の方々、見物の方々危険だろうなと思います。





低山部は月一回ありますけど、この暑さだとハチが元気になっているかも?と携帯用のハチスプレーも装備することにしました。

ハチスプレーは家用に大きいのも玄関に置いていますが危険な生き物の一つ。


オオスズメバチの巣があるのを知らないで使づくと攻撃してくるので怖いですから。


里山でも 熊、イノシシ、マムシ、ヤマカガシなど毒をもった蛇、危険がいっぱい。

私の場合、山で野生動物に出会ったと言えばカモシカは至近距離で何度か会っていますが危険ではありませんでした。

熊やイノシシの場合、木の傷とか糞などいる形跡は見ますけど会ったことはありません。

低山部はおしゃべりしながら歩いているし、クマ鈴を鳴らして歩くこともあるのでいても避けているのでしょう。


でも、用心に越したことはありません。


熊やイノシシなどに対しては

クマ鈴は常備(これは数人が持っています)、特に目撃情報の多い山域の場合は熊スプレーも持ちます。

ヒグマ用は少し大きくて本州ではそこまで必要ではないのでツキノワグマ対応の少し小さいものを装備しました。


5メートル程度が射程ですし、風向きもあるので過信は出来ません。
まず一生使う事はありませんがお守りとしては頼れます。



ハチは ハチスプレー。

樹林帯でも細い尾根や急こう配の狭い道は沢山ありますし、かえって高い山より油断して危険な事もあります。

スズメバチ、オオスズメバチは見かけることがあります。



ハイキングしていても危険な時間帯があります。


それは下山でもう少しで里道に出るというあたりです。

ですからいつも下山になるときには 注意してね~ と声をかけるようにしています。

森林限界以上では木がありませんので下のほうまで見通しが良くて落ちると明らかに危険と認識できますけど、樹林帯でも負けないほど急な崖を通っている狭い道もあり、細い尾根(ナイフリッジ)もあります。

こういう場所は高い山、低い山に関わらず油断できません。


今まで使用したことはありませんけど、少しずり落ちたとか危険個所の通過の為に9ミリロープを10メートル装備しています。


ムンターヒッチの為のロック付のカラビナも1枚。


救急用品も一式。


これに水とお弁当をプラスしたのがいつもの装備になります。

備えあれば憂いなし、でもそれだけ荷物が増えます。



日本アルプスなど高い山は指導標も完備しているし、岩にペンキマークなどもあり、主要な稜線で迷う事はほとんどありませんが、里山は里道や作業道なども多く油断するとコースを外してしまう事もあります。


樹林で見通しも悪く地形が複雑な場合も多く、迷うとやっかいです。


地図読みの技術はむしろ里山で生かされるのではないかと思います。

国土地理院の地図には登山のルートがカバーされている訳でなく、ガイドブックによっては割といい加減なものもあります。

でも、〇〇のところを左に行く などと言う記述はけっこう参考になりますので、地図とともに参考にすべきです。


地図がアナログデータだとするとデジタルデータでしょうか。

頭の使う部分が違うように思います。


時計に例を取ってみると アナログ は直感的に理解できますけど デジタル は一度頭で考えなければなりません。

両方取り混ぜてルートを選ばなければならないのが里山かも。


山は山、どこでも充分準備して慎重になるに越したことはありません。






「 小学1年生の頃の記憶が 」


いつも起きるので3時からの試合を見るのは1時間早く起きればいいだけと思っていたら2時に目が覚めた。

その前に小学1年生の頃の私を夢の中で思い出していた。


初めてヒヨコを買ってもらった。

近くの友達たちと外に出して見ていたら突然近所の犬が来て一羽くわえて食べてしまった。

私はびっくりして泣きながら石を持って犬を追いかけた。

犬は飼われている家に駆け込み、困ったような顔で私を見ていた。


昨夜、散歩に出ていたニャンが帰ってきた。

見るとまた何か黒い物をくわえていた。

またスズメか、と思って台所の床に置いたものを見ると、なんとコウモリだった。

しかも2匹いるみたいで1匹はまだ動いていた。

びっくりして動いている1匹はティッシュでとって外に出て塀のあたりに置いた。


ニャンは1匹は食べたようで、もう一匹はどこにやったの と言う顔で私を見ている。

代わりに何かと鰹節を削ってあげた。

ニャンは食べていたが、何だか物足りないのかまた出て行った。


ニャンが生き物を捕まえてくるといつも落ち込んでしまう。

でも、本能だし、今まで外猫としてそうやって生きてきたのも理解できる。

自分で食料を確保してわざわざ私に見せに帰ってくるニャンを良くやったね と褒めてやるべきなのだと思うが、

どうしても小動物の命が失われてしまうのは悲しい。


人間もたくさんの命をいただいて生きているのにそれは自分が命を奪ったものでは無く、

誰かが捕まえたり育てたりした命であり、そういう部分は見て見ぬふりで生きている都合の良い生き物だなと思う。


小動物を かわい~ 等と言っている優しい心の女性でも一方で肉や魚を おいし~ と他の命の世話になっていることなど封印している。

ニャンを見ていると、人間は勝手なものだなと思う。

私は一生そういう矛盾に翻弄されながら生きていくのだと思う。



小学1年生の私の記憶、小さい頃から続いている記憶なのだなと思った。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする