ぶたころの愉快コレクション

近くの国営昭和記念公園の近況、アウトドア活動を中心に愉快を探していきたいと思います。

藪漕ぎの記憶 ( & ニャンの飼い猫暮らし )の巻

2018年07月22日 05時05分00秒 | 日記


若いころ奥多摩の沢に単独で沢登りに行っていました。


ある日、あまり登られていない沢に入りました。

特に特徴のある滝は無く、やがて沢を上り詰めました。



そこから尾根の道まで道のないところを藪漕ぎで尾根まで出るのですがすぐ背丈を超す藪になりました。

体ごと藪に突っ込んで無理やり登って行きます。


藪は濃くてなかなか進みません、何しろ急こう配の笹薮です。


そのうち雨が降ってきました。


林で藪の中、このまま倒れたら発見もされないのだろうなと思いながら藪を詰めました。

悪戦苦闘ですけど、尾根には登山道があるのが解かっていたのでそのまま藪を漕ぎました。


やがて尾根に到着し登山道に出ました。


雨具のポンチョに雨水をためて飲みました。


ああいう経験もしたのだなと思い出しました。


単独の沢登り、若いころは無理をしたものだと思います。





昨日ニャンはまだドアを開ける前に帰ってきました。

口にコウモリさんをくわえて。


もう何度目かです。

コウモリさんはまだ羽を広げて生きていました。

そのうちニャンは蹴飛ばしたり放り投げたり、まるでこうやって捕ったんだよ と言っているみたい。

そのうちコウモリさんは動かなくなりました。

小さいんですよ、人差し指と親指で丸を作ったくらい。


でもニャンは今までそうして生きていたのです。


やがて何も残さずに食べてしまいました。


これが供養かなと思いました。


生き物が生きる事はこういう事だと解かっているのでニャンを責めるわけにはいきません。


でも、なるべく私があげている餌で満足してくれると良いのですけど。




コメント
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