本日は、高校2年生学部説明会のため、少ない人数で練習を行いました。
B①は、珍しく、プールサイドでの陸上トレーニングです。
以上
近藤恭一
本日は、高校2年生学部説明会のため、少ない人数で練習を行いました。
B①は、珍しく、プールサイドでの陸上トレーニングです。
以上
近藤恭一
かつては弱い心を「ガラスのような心」と表現していました。
そのうち「ガラス」ほど強くないなと思い、「風船」のようだと思うようになりました。
今は「シャボン玉」です。
ちょっと風が吹いただけで割れてしまいます。
先日、あるお医者さんと話をする機会があったのですが、今の日本は弱くても生きられる社会になっているということです。
暑ければクーラー、寒ければ暖房、のどが渇けばミネラルウォーター、わからなければAIが答えてくれます。
お医者さんが絆創膏で十分だと思うほどの軽いかすり傷でも親は子どもを病院に連れてくるそうです。
最近の競泳選手が耐えられる水温はせいぜい2~3℃の範囲で、27℃では寒いと言い、31℃では熱いと言うので、常に28~30℃に保たれています。
学校ではいじめの調査を毎学期実施し、あだ名で呼ぶことや不用意に触れることさえ気を付けるようになっています。
どこかに行くにも何をするにしてもスマートフォンの情報に依存し、なくなるとどうしてよいかわからず不安に陥る子どもも多いことでしょう。
子どもを守ることは大切なことですが、これでは弱くなる一方であって、大人が子どもを弱くしているようなものです。
鍛えて強くするという考えは見当たらず、子どもの将来を考えるとむしろ無責任であるようにも思えてきます。
文部科学省の考え方に縛られず、徹底して身心を鍛え上げる学校があったら、意外に人気が出るのではないでしょうか。
「我慢する」という言葉は、すでに死語となっています。
どんな理不尽なことにも耐え、自分の頭で物事を考えられる、「鋼(はがね)の心」をもつ子どもであれば、将来どんな分野でも力強く生きていけるはずです。
産業界も、ただテストで点数が取れる「シャボン玉のような心」の人よりも、「鋼の心」をもつ人の方を評価してくれるような気がします。
かつて小野田寛郎さんは終戦後もフィリピンのルバング島のジャングルで戦い続け、生還致しました。
小野田さんは最強の鋼の身心を持つ人物です。
小野田さんは心身ともに強い青少年を育成するために『自然塾』を開き、その志は現在も受け継がれています。
https://onoda-shizenjuku.jp/
(一般財団法人 小野田記念財団HPより)
たまにはスマートフォンなしの生活をしてみるというだけでもよいのではないでしょうか。
竹村知洋