日大豊山の校歌です。
作詞の神保光太郎先生は当時の日本大学芸術学部の先生です。
学校のHPで校歌を聴くことができます。
旧制豊山中学の校歌です。
作詞・作曲ともに大変高名な人物です。
旧制豊山中学の校歌には、かつて生徒が作詞したものもありました。
校歌を募集し、成田重郎君の詩が当選したようです。
作曲は当時の唱科の先生(白井規矩郎氏)です。
校友会雑誌には佳作の詩も掲載されています。
とても高校生とは思えぬ表現力の豊かさです。
修学旅行の歌や学年ごとの歌もあったようです。
いずれも見事な詩で、つい声に出して読みたくなります。
当時の日本人は言葉を大切にし、非常に高い国語力を有していたということがよくわかります。
日本大学の校歌です。
作曲は旧制豊山中学と同じ山田耕作氏です。
日本大学の校歌に関しては新聞で次のような記事を見つけました。
最初は大学でも学生が作詞をしていたようで、今の校歌は3代目です。
「文化の華」という2代目の校歌の言葉が今の校歌にも受け継がれています。
学校の校歌を作詞するというのは何と名誉なことでしょう。
日大豊山の校章は付属校共通の若桜です。
校章は学生服の襟章につけます。
旧制豊山中学時代は三ッ柏でした。
校歌や校章というのは学校のシンボルです。
長い歴史を経て定められてきたものです。
詩や文様に込められた思いを大切にしていきたいものです。
竹村知洋