10月15日から21日の違反建築防止週間と言う事で、
八戸市の建築パトロールが開催されまして、
16日の金曜日、市役所・建築指導課に同行いたしました。
初めての参加でありました。
2つのグループに分かれて、工事中の住宅を
十件前後、見て回りました。
いくつか法令違反かもしれない・・・の指摘。
八戸市は全域が『22条地域』に指定されていて、
屋根は不燃材料で造る・葺く、外壁の延焼の恐れのある部分は防火構造。
(建築基準法・第22・23条)
後者が怪しげな建物が数件ありました。
延焼ラインにかかる部分は、小屋裏・天井裏でも、
石膏ボードなどの内張りが必要になってくるのですが、
それが張られていないと言うわけで・・・。
使う材料によっては、内張り不要になる場合もありますけど、
パトロールの際に現場で確認できなかったところがありました。
施行者の皆様には、改めてご確認頂きたいところです。
また、既に施工済みの物ですが、カーポートの屋根。
ポリカーボネート板で『22条地域』で使えるものは、
日本では、どうやらひとつの製品しかないようです。
おそらくは、違法になる物が使われていることが多いと思われます。
(たぶん、確認申請をしていないだろうと・・・)
物置・小屋なども要注意なのですよ!
って、たまには建築士らしい話~(^_-)
@ふると