【新しい星】 著:彩瀬まる
今年、3冊目。
写真を撮り忘れて返却しちゃった、図書館で借りた本。
直木賞候補と発表されて予約したような記憶。
内容は、大学時代に合気道部で行動を共にしていた4人の
卒業数年後からのストーリー。
男女2人ずつ登場しますが、色恋は無し。笑
生きていれば何かしら起こる喪失と再生の様子が、勇気づけられる感じ。
ある事をきっかけに合気道を通じて再会する時から、十数年後までと、
時間があっという間に進んでいくのだけど、
友人たちとの距離感と、お互いを思いやる気持ちが、身近に感じられる。
それぞれが抱える幸せと苦悩が、巧みに描かれているし、
共感できることが多いような、そんな一冊でした。
登場人物が、40代になったところなので、今後その先の続編もありかな。
文章が美しくて、とても読みやすいと思います。
読んでいたら、大学時代の友人たちに、早く会いたくなりました。
コロナ、終息してください!
取りあえず、オジサン達にラインしてみようかな。
@ふると