川のほとりに立つ者は 著:寺地 はるな
なぞ解き的な、展開で進む物語。
概要をどう記してよいやら…。
カフェ店員の清瀬は、数か月会っていなかった婚約者(?)の松木が意識不明の重体と連絡を受ける。
怪我をする前後数日間と、会わなくなった数か月前の出来事とが、交錯する。
この先、どうなるの?
読み進むにつれ、登場人物の人となりがよく分かると共に、
些細な擦れ違いから生まれる誤解や思い込みが、運命の流れを変えてしまうと感じる。
色んなことをきちんと判断する力を問われているような気がする一冊でした。
@ふると