社会問題はあまり書かないようにしているのですが、
物議を醸している、大相撲の京都巡業での一件。
昨日の一報を見て、失笑してしまったのですが、
伝統か人命かを問うのはナンセンス・・・、ですよね。
相撲を奉納していた神様が女性で、焼きもちを焼くから、
女性は土俵に上がってはいけないって・・・。
神様だって、命を救うことを良しとするはずでしょう。
建築や土木の世界でも似たような話があります。
有名なところでは、
トンネル工事に女性技術者が携われるようになったのは、近年のこと。
山の神様が女性で、女性が工事に係ると嫉妬して、お怒りを買い、
落盤事故が起きると言われてきたようです。
似たようなことで、私は地鎮祭への参列を
控えて欲しいと言われたことがありました。
やはり、建築の神様が女性で、工事中に事故が起きると・・・。
その際には、一応他の物件でも参列していて、ご心配なことはなかったこと、
それでも無理なら意向に沿って、敷地の外に立っていますと、
ご説明したうえで、お許しが出て、参列させて頂きましたが、
そんなことも、つい10年ほど前のこと。
正直な気持ちとしては、男性がご自分たちの立ち位置を守るために、
作った迷信のようにしか思えないのですが、
未だに引きずっている社会・業界がたくさんあるのだろうと、感じます。
働き方改革と共に、伝統的な考え方も改革が必要な気がしますけど、
如何な物でしょう?
むしろ、神様は心が広く、
何事も受け入れてくれるような気がするのですけどね。
ところで、様々な場面で伺う神様はほとんど女性。
男性の神様もいらっしゃると思うのですが、どの辺りを司っているのでしょう?
@ふると
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