お菓子教室Cakes&Tea(ケーキ&ティー) わかこのお菓子な生活


福島県会津若松市にある洋菓子、パン、和菓子の教室です。

引き菓子

2007-04-02 | 手作りケーキウェディング

一番大変だったのは約90人分の引き菓子作り。

 凝り性な私は、9種類の焼き菓子の詰め合わせを考えました。クッキー類7種とタルトレットとパウンドケーキ1本。普通、引き菓子にはないぎっちり詰まったボリュームのある内容です。

 といっても、教室用のオーブンはたくさんあるものの、道具は全て家庭用。お菓子屋さんの様にたくさん作る道具はありません。それなのにクッキーは1種類3~5枚は入るようにと思いパウンド90本の他にクッキーなどを3000個分以上作ったことになります。

 もちろん、一度に作れるわけはありません。

 3ヶ月~2ヶ月前にかけては、チーズクッキー、キャラメルナッツクッキー、パルミエ、ハーブパルミエの生地を少しずつ作っては冷凍していきました。

 それから、意外に大変だったのがパッケージ用のシール作り約700枚のオリジナルシールと箱用のシール90枚。一部をハート型に型抜きしたのでかなり時間がかかってしまいました。

箱にシールでリボンを止めるのも数が多いのでかなり大変でリボンがつぶれないように箱を重ねる工夫などもしました。

 1ヶ月前にはアーモンドのタルトレットを130個くらい作り、これは焼いたものを冷凍しました。それから、出来る限り直前に作るものを計量しておきました。

 1週間前からは、有力な助っ人である私の姉が参加してくれて、ラストスパートが始まりフルーツパウンドケーキ、ココナツマカロン、フロランタンを作りました。

 小学3年生姪と1年生の甥もシール貼りなど手伝ってもらいました。

 フルーツパウンドケーキは教室でも定番のもので、ガスオーブンで12台一度の焼けるのですが12台1度に作るのが大変…。卓上ミキサーでバターと砂糖を攪拌するものの、その先は全て一度に混ぜられる道具は何一つありません。

それでもなんとか1日かけて約90台のパウンドケーキを焼き上げました。

 そして、冷凍したクッキー類をカットし全て焼いていきました。この段階で解凍のタイミングミスなどで詰めるのをやめたもののあり、結局7~8種類の詰め合わせになってしまいました。 

 そして冷めたところから次々袋詰めし、最後に箱詰めしました。

 教室の部屋で作ったのですが、置く場所が足りないほどすごい量でした。


手作りケーキWedding

2007-04-02 | 手作りケーキウェディング

  私事ですがPhoto_27去年 の今日、結婚しました。

会場であるサンパレスに始めて行ったのは式の3ヶ月前…。Dscf0907

ウェディングプランナーさんのお話を聞いたり、アイディア集を見ているうちに一気に昔から思い描 いていた、手作りの結婚式という忘れかけていた夢が膨らんでしまいました。

 昔から手作りならなんでも好きな私は、料理、ケーキからテーブルコーディネート、フラワーアレンジ、ウェデングドレス…全て手作りしてみたいと思っていたのですが、それはどう考えても無理な話。もちろん技術もありません。

 結局、今の私に出来る事、絶対にやりたいことはケーキ、お菓子作り。

 式までの期間は3ヶ月…。それまで何ができるかということさえ考えている暇はなく、思いついたこたから準備を始めていきました。

 そして、気がつけば…私の出来る限り全てのお菓子、アクセサリーを作ってしまいました。

『引き菓子』『シュガーデコレーション』『ケーキビッフェ用ケーキ』『ウェディング生ケーキ』『手作りアクセサリー』

 思いついたら勢いは止まらず、ただでさえ忙しい年度末、思いのまま作り続けたのです。

 もっと早く、式場に行っていて時間がたくさんあったら、もしかするとウェディングドレスとブーケも作っていたかもしれません。でも、技術がなくてもやりたいので貧弱にならなくて良かったかも(^_^;)

 テーブルコーディネートは出来ないけれど、サンパレスには十数種類の色から選べるテーブルクロスの他、ナプキン、お花も種類が豊富だったので事前から調べまくりました。そして手作りケーキウェディングのイメージを引き立てるようにと思い、テーブルの花と一緒に苺も活けてもらいました。

 私のこだわりの結婚式にする為にウェディングプランナーさんには大変お世話になりました。不安な時期を優しく、丁寧にそして友達のようなあたたかい存在で接してくれました。今はサンパレスにいませんがブログで会うことができます。実は、私がブログを始めたのは担当だったウィデングプランナーさんの影響です。

 自分の夢を実現することができ、良いスタッフの方達に囲まれ、心からよかったと思える最高の思い出になりました。

 長くなりますがしばらくの間、思い出の数々にお付き合いください