一番大変だったのは約90人分の引き菓子作り。
凝り性な私は、9種類の焼き菓子の詰め合わせを考えました。クッキー類7種とタルトレットとパウンドケーキ1本。普通、引き菓子にはないぎっちり詰まったボリュームのある内容です。
といっても、教室用のオーブンはたくさんあるものの、道具は全て家庭用。お菓子屋さんの様にたくさん作る道具はありません。それなのにクッキーは1種類3~5枚は入るようにと思いパウンド90本の他にクッキーなどを3000個分以上作ったことになります。
もちろん、一度に作れるわけはありません。
3ヶ月~2ヶ月前にかけては、チーズクッキー、キャラメルナッツクッキー、パルミエ、ハーブパルミエの生地を少しずつ作っては冷凍していきました。
それから、意外に大変だったのがパッケージ用のシール作り約700枚のオリジナルシールと箱用のシール90枚。一部をハート型に型抜きしたのでかなり時間がかかってしまいました。
箱にシールでリボンを止めるのも数が多いのでかなり大変でリボンがつぶれないように箱を重ねる工夫などもしました。
1ヶ月前にはアーモンドのタルトレットを130個くらい作り、これは焼いたものを冷凍しました。それから、出来る限り直前に作るものを計量しておきました。
1週間前からは、有力な助っ人である私の姉が参加してくれて、ラストスパートが始まりフルーツパウンドケーキ、ココナツマカロン、フロランタンを作りました。
小学3年生姪と1年生の甥もシール貼りなど手伝ってもらいました。
フルーツパウンドケーキは教室でも定番のもので、ガスオーブンで12台一度の焼けるのですが12台1度に作るのが大変…。卓上ミキサーでバターと砂糖を攪拌するものの、その先は全て一度に混ぜられる道具は何一つありません。
それでもなんとか1日かけて約90台のパウンドケーキを焼き上げました。
そして、冷凍したクッキー類をカットし全て焼いていきました。この段階で解凍のタイミングミスなどで詰めるのをやめたもののあり、結局7~8種類の詰め合わせになってしまいました。
そして冷めたところから次々袋詰めし、最後に箱詰めしました。
教室の部屋で作ったのですが、置く場所が足りないほどすごい量でした。