1月から和風の飾りにアレンジした教室のキッチンは、お正月とひな祭りのふたつの行事をテーマにしています。
3月中は、このままのディスプレイで行く予定です。
和風の雑貨は、いつも実家のお店から借りてきたり、家にあるものを使うので雑貨を集めるのが好きな私でも全くお金をかけなくてもできてしまします。
今回は、棚の一番上に一昨年、完全に辞めてしまって貴重品となった、会津に古くから続いていた 『いがらし民芸店』の作品を飾ってみました。
写真左から、福助、会津天神、赤べこ3つ、起き上がり小法師(大)、会津だるま
最近の民芸品より古い民芸品は、素人の私が見ても良さがわかります。
それから、食器棚の上には今は、作る人がいなくなったため非売品として店に飾られていた竹で編んである、鶴亀の置物を飾ってみました。その脇の赤い番傘も私が子供の頃、店で売られていたものです。
そして、今回の飾りで一番私のお気に入りが雛人形。...というかモンチッチ。
このふたり、今日が主役です。
この飾りは、一昨年も飾っていて始めたばかりのブログでも紹介したので、見たことある方も多いと思いますが、私のお気に入りの自信作。始めたばかりの頃のブログの写真なので、クリックするとかなり大きな写真で見ることができます→↓
実は、このモンチッチ、リサイクル雛人形なんです。モンチッチは姉が買ってもらった30年くらい前の子供の頃のものですが、一昨年箱から出した時は、顔や手足は真っ黒、毛は固まってボロボロでした。それをよく磨いて、毛の部分は、ペット用ブラシでとかしました。そしたらすごくきれいでものすごくボロボロだったものが新品に近いくらい!?に変わりました。
ペット用ブラシは以前、裏技の番組で見た、フリースの固まった毛を新品のようにする裏技で、100円ショップで売っているペット用くの字ブラシでとかす。とやっていたので購入したものでした。ちなみに昔のぬいぐるみには、とても有効ですが、最近のぬいぐるみは素材が変わり、かえってバサバサの毛になってしまうようです。
それから、お内裏様の頭には、瓶の蓋。お菓子の包装のリボンと紐。厚紙を切って黒のマジックペンで染めたものを使っていて、手にはアイスクリームのへらを持っています。
お雛さまの頭には、1人用のコーヒーミルクの空いた容器を適当に切って金の折り紙で包んだものとお菓子包装の金のラッピングタイで冠を作って、待ち針で留めてあります。センスも厚紙と金の折り紙で作り、お菓子の包装の紐をつけてあるのです。
そして、お雛さまとお内裏様は、輪ゴムを手錠のようにはめられ、扇子としゃくしを器用に持っているんです。
まさにリサイクルお雛人形なのです。ちなみに着ている服は、箱から出てきたときに着ていた洋服で、なんの細工もしてしません。
そんなわけで思い出のたくさん詰まった雛人形です
もう少し飾っておきたいと思います。