UPS

UPSジャパン（ユナイテッド・パーセル・サービス　United Parcel Service）で使用されている配送車は普通のバンで味気ないですが・・。アメリカで見たUPSの配送車は雰囲気あっていいですね。

しかし、このレトロっぽい雰囲気のまま、メカは更新されつつあり・・従来の配送車に比べ燃費50％向上、排気30％低減・・と言う（ホンマかいな）「油圧ハイブリッドシステム」なる最新技術を搭載した車が走り始めています。
このシステムは、ディーゼル・エンジンに油圧式推進システムを組み合わせたもので、米環境保護局(EPA)によって開発されたシステムのようです。
このシステムを英文記事から要約しますと、
ディーゼル・エンジンからャ塔vに動力を供給して、蓄圧器内の油圧油を圧縮。それによって車輪につながったャ塔v・モーターを駆動。そして制動時にはャ塔v・モーターが逆転し、制動エネルギーの70％以上を回収できる。
この70％ものエネルギー回収量は、電気ハイブリッド車で使われる回生制動システムで回収できる量の3倍近く！しかも、エンジンを停止しながらも走行可能。と言う優れたシステムです。
しかし、どのメーカーもこの技術に関心を示さない（フォードが研究していると言う話も）ということは、各社が時代に乗り遅れているか、油圧ハイブリットシステムを失敗作と見ているか、のどちらかでしょう（笑）