仙台のふる〜い映画館で「緑はよみがえる」を見ました。
E・オルミ監督のイタリア映画です。
第一次世界大戦下のイタリアアルプスの雪の塹壕が舞台の話。
イタリア映画だし、戦争の話だし
暗いだろうなあと予想した通り。
画面は雪と黒っぽい服装、暗い場面なので
モノクロ映画かと思いましたが
カラマツが燃える場面などでカラーだと
分かりました。
表情もよく見えないので、誰が誰だか
分からない。
でも、字幕でみる兵士たちの言葉は
とても胸に響きました。
亡くなった兵士が「何人か」ではなく
一人一人の名前を記録せよ
と、いう上官。
若い中尉が母に語りかける
「愛する母さん 今夜の山はなんて美しいのだろう」
「人間にとって一番難しいのは赦すということだが、人間が人間を赦せなかったら、
人間とは何なのだろう?」(言葉はちょっと違うかも)
悲惨な出来事が続く日々
それでも人は人を赦さなければならないのでしょうか?
ナポリ民謡を歌うイタリア兵士に
喝采を送るオーストリア兵士
個人と個人とではなんの恨みもなく
歌を愛でる仲間なのに。
雪に塞がれたモノクロのような画面が
タイトルどおり
緑の山の画面になるのかと期待しましたが
それはなかった。
暗い名画っぽいイタリア映画が好きな私ですが、
誰にでもオススメできる映画ではないでしょう。
仙台の街中の昔ながらの映画館
観客は10人ほど。
全員がシニアでした。
絨毯もすり切れた風情あるロビー。
E・オルミ監督のイタリア映画です。
第一次世界大戦下のイタリアアルプスの雪の塹壕が舞台の話。
イタリア映画だし、戦争の話だし
暗いだろうなあと予想した通り。
画面は雪と黒っぽい服装、暗い場面なので
モノクロ映画かと思いましたが
カラマツが燃える場面などでカラーだと
分かりました。
表情もよく見えないので、誰が誰だか
分からない。
でも、字幕でみる兵士たちの言葉は
とても胸に響きました。
亡くなった兵士が「何人か」ではなく
一人一人の名前を記録せよ
と、いう上官。
若い中尉が母に語りかける
「愛する母さん 今夜の山はなんて美しいのだろう」
「人間にとって一番難しいのは赦すということだが、人間が人間を赦せなかったら、
人間とは何なのだろう?」(言葉はちょっと違うかも)
悲惨な出来事が続く日々
それでも人は人を赦さなければならないのでしょうか?
ナポリ民謡を歌うイタリア兵士に
喝采を送るオーストリア兵士
個人と個人とではなんの恨みもなく
歌を愛でる仲間なのに。
雪に塞がれたモノクロのような画面が
タイトルどおり
緑の山の画面になるのかと期待しましたが
それはなかった。
暗い名画っぽいイタリア映画が好きな私ですが、
誰にでもオススメできる映画ではないでしょう。
仙台の街中の昔ながらの映画館
観客は10人ほど。
全員がシニアでした。
絨毯もすり切れた風情あるロビー。