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大阪杯の法則2

2011-03-31 20:41:17 | 阪神の法則
前回、コース傾向でイチオシしたキャプテントゥーレ。実はこの馬、キャラが際立っていて、買い時切り時がとても判りやすい。
というわけで、今回はキャプテントゥーレのキャラ分析を。

★キャプテントゥーレの法則★

キャプテントゥーレ(牡6歳)…アグネスタキオン×トニービン
全成績:5-1-3-8/17(勝率31.3%、連対率37.5%、複勝率56.3%)
主な戦績:07年デイリー杯2歳S(G2)・08年皐月賞(G1)・09年、10年朝日CC(G3)

■キャラ分析1~距離適性■( )内は馬券率
芝1600m:1-0-2-3/6(50.0%)
芝1800m:1-1-1-1/4(75.0%)
芝2000m:3-0-0-3/6(50.0%)
芝2200m:0-0-0-1/1( 0.0%)

馬券率では芝1800mだが、勝率では全5勝のうち3勝(しかも全て重賞)をあげている芝2000mの方が上で、頭あってヒモなしタイプ。

■キャラ分析2~コース適性■
内回り:4-1-1-2/8(75.3%)
外回り:1-0-2-6/9(33.3%)

コーナーがゆったりとしていて、直線が長い外回りや大箱の東京よりも、小回りで直線が短いコースの方が得意。
なお、最後の直線の有り無しは不問。
ちなみに…
坂有り:3-1-2-6/12(53.9%)
坂無し:2-0-0-2/ 4(50.0%)

■キャラ分析3~好走・凡走を交互に繰り返す
デビュー戦で8着に負け、次の未勝利を勝ち上って以降、09年朝日CCまで負け⇒勝ちのパターンを繰り返す。唯一の連敗は朝日杯⇒弥生賞の時だけ。そして、朝日CCの後の秋天で12着に敗退し、続くマイルCSで4着に入った。その後は掲示板外⇒掲示板(5着以内)のパターンを先の中山記念まで繰り返している。当該コースで3勝をあげているここは絶好の舞台であることは確かだが、このパータンでいくと今回は掲示板を外すということになる。叩き2戦目、他のG1馬に比べて斤量有利ということで、ひょっとしたら1番人気もありえそうだが、上述のように勝つか負けるかの2000mということも加味すれば、馬券圏外に消える可能性は大である。

■キャラ分析4~馬体重■
460kg未満:5-1-2-3/11(72.7%)
460kg以上:0-0-1-5/ 6(16.7%)

ご覧の通り、全5勝は460kg未満で出走したときに限られる。

■キャラ分析5~馬体重増減■
減少:4-1-0-2/7(71.4%)
なし:0-0-1-1/2(50.0%)*新馬戦時含む
増加:1-0-2-5/8(37.5%)

全5勝のうち、4勝は前走より馬体重がマイナスの時。そして、「好走・凡走を繰り返す」のパターンに合わせたかのように、殆んどが馬体重も「減少⇒増加」を繰り返しており、2走連続で馬体重が減少したことがないのが面白い。
となると、前走は▲12kgと大きく減らしていたので、今回はおそらく馬体増での出走となるのではないだろうか。となると、このキャラからも、今回は見送った方が賢明なのでは?
また、馬体重の増減に関して言えば、もう一つ面白い傾向がある。それは、「東上して馬体重が二桁減っていた時は走る」というもの。前走の中山記念の時もそうだったが、皐月賞の時も実は▲18kgだったのである。他にも10年AJCC▲12kg(11着)、10年安田記念▲10kg(7着)があるが、これは馬体重の影響というよりも、距離適性、コース適性が合っていなかったといえる。よって、大幅な馬体重減となれば手を出しづらいのは常識だが、その時こそが絶好の狙い目なのだ。但し、小回りで1800m~2000mに限定ということをお忘れなく。

当日にならないと馬体重はわからないが、2走連続で馬体重減での出走はないこと、また、前走は大きく減らしての出走だったので、常識的に考えれば、今回は+体重での出走となるであろうと推測できる。距離、コース適性では好走のサインが出ているが、この馬体重キャラに従うのなら、切る一手。

当然のことながら、森調教師も距離適性を熟知し、皐月賞以降は芝の中距離G1を目指していることはわかるのだが、残念ながら大箱の東京で行なわれる安田記念、秋天、そして京都の外回りで行なわれるマイルCSでは、コース適性が合っていない。昨年は読売マイラーズCを使って安田記念に出走したが、ようやくコース適性を理解したのか、阪神内回りのここに出走を決めた。が、問題はこのあと。果たして今年も安田記念に進むのか?安田に進もうものなら絶好のカモなのは間違いない。個人的には、ここで負けて貰って(出来たらボロ負け)、次走は、今年は京都で行なわれる金鯱賞に行って欲しい。京都の内回り、得意距離(2000m)、そして好走ターンという好走条件を揃えていながらも、前走の敗退で人気を落としているところを狙いたい。

あとは当日の馬体重発表をお楽しみに♪


大阪杯の法則

2011-03-31 00:46:03 | 阪神の法則
昨年は○◎で馬連2万馬券をゲットできたゲンのいいレース。 (2010年大阪杯の法則はこちらから)
今年も是非、僥倖に預かりたいものだ。

■血統傾向(過去15年)■

SS系はヨコにおいといて、目に付くのはグレイソブリン系、リファール系、ノーザンテースト系。なかでも注目すべきは、近年での傾向を踏まえれば、リファール系か。

<登録馬中の該当馬>
☆コロンバスサークル…ホワイトマズル×SS
☆トーセンクラウン…オペラハウス×ダンシングブレーヴ
父は近4年で2勝をあげているオペラハウスで、血統構成は07年1着のメイショウサムソンと同じ。
☆リディル…アグネスタキオン×ダンシングブレーヴ
父SS系ということもあり、3頭の中ではリディルに食指が動く。が、獲得賞金的には除外対象?

■コース傾向■

SS系の天下なのは一目瞭然。ポイントはトニービン。というのも、何度も書いていることだが、前開催を通じて阪神芝1600m以上では、トニービン系をはじめとするグレイソブリン系の活躍しているのだ。

<登録馬中の該当馬>
☆キャプテントゥーレ…アグネスタキオン×トニービン
☆スマートステージ…ジャングルポケット×SS
☆ヒカルカザブエ…ジャングルポケット×SS
☆マイネルクラリティ…グラスワンダー×タマモクロス

4頭の中では、何と言ってもキャプテントゥーレ。実は、この馬のボトム(母母父)は血統傾向で注目したリファールなのだ。当該コースは朝日CC連覇の実績があり、格がモノをいう別定のG2のここは、皐月賞馬の本馬にとっては「約束の地」ではないのだろうか。