☆史上最強の法則-海外支局☆

☆The Unrivaled Principle in History☆

優駿の法則2

2013-05-25 21:30:44 | ダービー馬を探せ!2013
■人気■

90年以降の過去23年で、1番人気は【14-4-2-3】で勝率60.9%、連対率78.3%、複勝率87.0%と抜群の安定感を誇るのだが、馬券圏外に消えた3頭は07年フサイチホウオウ(7着)、09年アンライバルド(12着)、12年ワールドエース(4着)で、近6年では【2-0-1-3】となり、その信頼度はグッと落ちる。
また、2番人気は【2-4-0-17】で、勝率8.7%、連対率、複勝率各26.1%とまったくアテにできない。2番人気を買うくらいなら【4-4-3-12】で勝率17.4%、連対率26.1%、複勝率47.8%の3番人気の方がお買い得。

それでも1番人気を頭に据えるのなら、ヒモには過去10年で2着4回の5番人気か同3回の二桁人気の馬、三連系のお供には過去10年で3着4回の7番人気の馬を拾っておくことをおすすめする。

■出目■

フルゲートが18頭立てとなった92年以降の過去21年。
<枠番>

着度数ならば1枠~4枠【11-12-8-136】に対し、5枠~8枠【10-9-13-176】と、内、外の優劣は甲乙付け難いが、率になおすと1枠~4枠の方が優勢の傾向が出ている。
特に1枠が【5-2-1-33】と抜群の成績を残しており、1枠1番に入った1番人気の武ちゃんのキズナにとっては、人気データと合わせて心強いデータとなる。
ただし、内枠といっても4枠は【0-4-3-35】と、過去21年で未勝利。くれぐれも4枠に入った馬を頭にしないように。
<馬番>

馬番別で見てみると、1番~5番に良績が集中しているが、6番~9番は【0-6-3-74】と過去21年で未勝利の準デスナンバー。

■コース傾向■

前開催と合わせて今日まで合計8鞍が施行されたが、勝ち馬は父SS系(5勝)とキングカメハメハ(3勝)に二分されている。
父SS系は【5-3-5】で、複数回馬券になっているのはゼンノロブロイ【2-0-1】、ステイゴールド【0-1-2】、ディープインパクト【1-1-2】の3頭。
父SS系の多勢に一人立ち向かうキングカメハメハは【3-0-2】と孤軍奮闘している。先週のオークスの3着馬デニムアンドルビーの母父でもあり、前開催の最終週から3週連続して馬券になっている。
オークスで言うならば、1着馬メイショウマンボの母父グラスワンダーもまた、今日の6Rで同産駒が2着になっているのも気になるところ。
コース傾向に従うならば、キンカメ産駒のコディーノ、ラブリーデイ、そしてグラスワンダー産駒のクラウンレガーロは無視するわけにはいかないが、どうも罠のような気がしてならないのが正直なところ。
また、出目では7枠【1-5-0】と8枠【3-1-1】の活躍が目につき、ダービーの出目とは真逆の傾向を示している。

■オカルト■

90年以降の過去23年で、オークスで3着以内に入った血統が毎年必ずダービーでリンクしている。
これはダービーはオークスの翌週に行なわれるので、至極当たり前のように思えるが、ノーザンダンサー系やナスルーラ系といった大系統ではなくて、その下のニジンスキー系やグレイソブリン系といった小系統でリンクしているのが摩訶不思議なオカルト現象。
それも過去23年の長期に渡り、毎年欠かさずにリンクしているとなると、もはやこれはオカルトではなく新たなる定説と言っても過言ではない。
過去23年分をすべて説明するほど暇ではないので、過去5年分について少々説明を。
<オークス→ダービーの血統リンク>
08年
オークス
1着トールポピー…父ジャングルポケット
3着レジネッタ…父クロフネ

ダービー
3着ブラックシェル…クロフネ×ウイニングチケット
*ブラックシェルの母父ウイニングチケットは、ジャングルポケットと同じトニービン(グレイソブリン系)産駒。

09年
オークス
1着ブエナビスタ…父スペシャルウィーク
2着レッドディザイア…父アグネスタキオン

ダービー
2着リーチザクラウン…父スペシャルウィーク
3着アントニオバローズ…父アグネスタキオン

10年
オークス
1着同着アパパネ・サンテミリオン…ともに父キングカメハメハ

ダービー1着エイシンフラシュ…父キングズベスト
ダービー2着ローズキングダム…父キングカメハメハ
*エイシンフラッシュの父キングズベストは、キンカメと同じキングマンボ産駒。

11年
オークス
1着エリンコート…母父ブルーバード

ダービー
2着ウインバリアシオン…母父ストームバード
*エリンコートの母父ブルーバードは、ウインバリアシオンの母父ストームバードの直仔。

12年
オークス
1着ジェンティルドンナ…父ディープインパクト
2着ヴィルシーナ…父ディープインパクト
3着アイスフォーリス…父ステイゴールド

ダービー
1着ディープブリランテ…父ディープインパクト
2着フェノーメノ…父ステイゴールド
3着トーセンホマレボシ…父ディープインパクト
*1着~3着までがパーフェクトリンク。

以上のようにオークスで3着以内に入った小系統が、過去23年に亘りダービーでリンクし続けているのだ。これを単なる偶然と片付けるわけにはいかない。理由は判らないが、そういう流れがあることは事実なので流れに素直に乗っかるべし。

今年のオークスの1着~3着馬の血統構成以下のとおり。
1着メイショウマンボ…スズカマンボ×グラスワンダー
ダービーにはスズカマンボ産駒の出走はないが、グラスワンダー産駒クラウンレガーロが出走する。

2着エバーブロッサム…ディープインパクト×デインヒル(ダンチヒ系)
3着デニムアンドルビー…ディープインパクト×キングカメハメハ
ディープ産駒は、キズナヒラボクディープの2頭で、キンカメ産駒もコディーノラブリーデイの2頭で、キンカメと同じキングマンボ産駒のエルコンドルパサーを母父に持つサムソンズプライドも該当する。
また、エバーブロッサムの母父ダンチヒ系デインヒルからは、アポロソニック(父ビッグブラウン)テイエムイナズマ(母父ダンチヒ)の2頭が浮上する。
ここに出てきた小系統は、いずれもコース傾向に出ている血統。となると、押さえておくことにこしたことはない。
この中から軸を選ぶのもよし、あるいは自分の軸馬のヒモに拾っておくのもよし。
信じるか信じないかはあなた次第だが…







目黒記念の法則

2013-05-25 00:00:00 | 長距離血統の法則
ダービーの後のお口直しに、とっておきの目黒記念の法則をご用意させて頂きました。
ダービーで勝った人にも負けた人にも、きっとお口に合うと思いますよ。

■血統傾向■

過去10年で父SS系は【2-6-3】と勝ち切れていない。
複数回馬券になっているのが、マンハッタンカフェ【0-1-1】、アドマイヤベガ【0-1-1】、ゼンノロブロイ【0-1-1】の3頭。

父SS系とは反対に頭あってヒモなしタイプなのが、【5-0-2】のノーザンダンサー系。同系は母父でも【4-3-4】と活躍している。
なかでも、父で2勝、母父で2着1回のサドラーズウェルズ系と父、母父合計で【4-2-1】のニジンスキー系。特に、ここ2年連続で連対しているニジンスキー系は要注意。

ほかでは、父で【2-1-1】のBT系と、父SS系同様に勝ち切れない傾向にあるが【1-3-3】のトニービンとジャンポケ親子。

■人気■

ハンデ戦というと荒れるイメージがあるが、過去10年で1番人気は【3-3-0-4】の連対率60%と安定している。しかし2番人気【0-1-1-8】、3番人気【3-0-0-7】、4番人気【0-1-0-9】と不振傾向。1番人気から入るなら5番人気以下が狙い目となりそう。

■前走■

前走重賞組で狙いが立つのは【3-3-2ー27】の春天組のみで、次いで【3-2-1-33】のメトロポリタンS組の二つ。
また前走条件戦組は、1600万下【1-2-1-17】、1000万下【1-0-1-6】で、10年2着のイケドラゴン以外はすべて前走で1着になっており、馬券になった6頭中4頭は芝2400m以上からの参戦。
好相性の春天は3200m、メトロポリタンSは2400mであることを考えると、目黒記念では当たり前だが2400m以上をこなせるスタミナが要求されるということ。

■斤量■

ハンデ戦でありながら、軽量ハンデの馬が不振。過去10年で53kg以下は【1-2-2-40】で、勝率2.2%、連対率6.7%、馬券率11.1%。そこは、ハンデ戦ではあるが、伝統のG2である目黒記念。軽ハンデだからといって、そう簡単には勝たせてはくれない。それが伝統の重みというもの。
好走しているのは55kg~57kgと、普段から背負い慣れた斤量を課せられた馬たち。
なおトップハンデは【1-1-0-9】と、2頭しか馬券になっていない。

■御用達血統■
<目黒記念&アルゼンチン共和国杯血統傾向>

東京の芝2500mという中途半端な距離で行なわれる重賞は、目黒記念と秋のアルゼンチン共和国杯の2レースのみで、いずれもG2のハンデ戦。同じコース、同じ条件で行なわれるのなら、好走する血統に偏りが出るのは自然の理。

過去10年の両レースで共通して好走している血統は、目黒記念で好走している血統そのもの。
目黒記念では勝ち切れない父SS系だが、ア共杯では2勝をあげているのがゼンノロブロイで、両レース合計で【2-1-1】。
また、目黒記念で2勝をあげているサドラーズウェルズ系がア共杯でも2勝をあげており、合計4勝。
そのほかでは、父、母父合計で【4-6-5】のトニービンとジャンポケ親子をはじめとするグレイソブリン系と【2-2-2】のBT系も、東京芝2500mの御用達血統。

◎7ノーステア…ゼンノロブロイ×シルバーホーク
父ロブロイは上述のように当該コースを十八番としており、母父シルバーホークもまた然り。
目黒記念の血統傾向には出てきていないが、ア共杯では07年2着トウカイトリック(母父シルバーホーク)と、グラスワンダー産駒の08年1着スクリーンヒーロー、09年2着アーネストリー、10年3着コスモヘレノスと、計4頭の馬券対象馬を出している。
また、前走は目黒記念と相性の好いメトロポリタンS(4着)というのもいい。
鞍上は主戦の三浦から蛯名に乗り替わるが、蛯名とは2戦2勝と手が合い、むしろこの乗り替わりはプラス。
さらに、【5-2-3-4】と屈指の東京巧者で、着外の4回は4着2回、5着2回と、一度も掲示板を外したことがない。
これだけ好走する条件が揃っておきながら、この記事を書いている時点で単勝33倍とは涎が止まらない。人気の盲点とは、まさにこのこと。ここは単複勝負。