ひょっとしたら、ダービー馬を発見したかもしれない。
それは、昨日の京王杯2歳Sを勝ったゲットフルマークス。
14番人気と低評価だったが、決してフロックではない。
なぜか?
根拠はある。
清水成駿著『競馬 無敵の「孫子流21攻略」』より引用。
◎成駿語り下ろし 予想の基本は時計にあり
●時計で強さを比較する方法
「(前略)
時計はデジタルなもの。だから固定観念を打ち破ることもある。
例えば2007年のダービーを勝ったウオッカは、前年の阪神JFで1分33秒1の時計を記録している。
これは、その前日の古馬準オープンの勝ち時計より1秒も速い。
つまり2歳冬の時点で、ウオッカは古馬オープンに匹敵するだけの能力を秘めていたといえるのだ。
「牝馬がダービーを勝つわけがない」という固定観念にとらわれて人は、初手から嫌っただろうが、冷静に時計比較していたならば、「ダービーを勝っても何ら、おかしくない馬である」ことは容易にわかったはずである。
(後略)」
つまり、2歳の時点で古馬1600万の勝ち時計をクリアしている馬は、かなりの能力を秘めているということだ。
ならばゲットフルマークスはどうなのか?
京王杯2歳の勝ちタイムと4回、5回開催の1600万の勝ちタイムを比べてみた。
ゲットはゲイルスキーパーより0.4秒遅れで、ライムキャンディより0.1秒速い。
これではゲットがどのレベルなのかは分からない。
だが、時計比較をする上では馬場差を考慮しないといけない。
そうでないと、その時の馬場状態によって速い時計が出たり、逆に時計がかかったりするので、比べても意味がない。
よって、馬場差を計算して勝ちタイムを補正しないといけない。
10月19日:芝コース馬場差▲0.6秒
これは、基準タイムより0.6秒速い馬場であったことを意味する。
11月8日:芝コース馬場差+0.1秒
同様に、基準タイムより0.1秒時計が掛かったことを意味する。
よって、それぞれの勝ちタイムはこうなる。
ゲイル:1分21秒8
ライム:1分21秒8
つまり、東京芝1400mの古馬1600万のレベルは1分21秒8が目安となるのである。
現時点では、昨日の馬場差が分からないが、おそらくマイナスには振れていないと思う。
仮にプラマイゼロとしても、ゲットの勝ちタイムは古馬1600万より0.2秒速いことになる。
従って、ゲットフルマークスはウオッカ程ではないにせよ、古馬OPで十分通用する能力があるということだ。
血統的にはマイネルラヴ×ダンチヒなのでダービーは?がつくが、ウオッカが暮れの阪神JFを制し最優秀2歳牝馬になったように、ゲットフルマークスも朝日杯を制して最優秀2歳牡馬になる可能性は十分にあるはずだ。
ちなみに10月12日に行なわれた相模湖特別(3歳上1000万下)1着の○地のアーバニティの勝ちタイムは1分20秒9で、連続開催中で最速だ。
この時の馬場差は▲0.9秒なので、補正タイムは1分21秒8と1600万の基準と同タイムになる。よって、アーバニティは昇級初戦でも十分通用することになるので、お忘れなく。
もう一つちなみに、11月2日に行なわれたくるみ賞(2歳500万下)1着のストロングガルーダの勝ちタイムは京王杯2歳Sの勝ちタイムと同じ1分21秒6だが、この時の馬場差は▲0.7秒なので、補正タイムは1分22秒3となるので、ゲットフルマークには適わないということになるので、これもお忘れなく。
=おしまい=
それは、昨日の京王杯2歳Sを勝ったゲットフルマークス。
14番人気と低評価だったが、決してフロックではない。
なぜか?
根拠はある。
清水成駿著『競馬 無敵の「孫子流21攻略」』より引用。
◎成駿語り下ろし 予想の基本は時計にあり
●時計で強さを比較する方法
「(前略)
時計はデジタルなもの。だから固定観念を打ち破ることもある。
例えば2007年のダービーを勝ったウオッカは、前年の阪神JFで1分33秒1の時計を記録している。
これは、その前日の古馬準オープンの勝ち時計より1秒も速い。
つまり2歳冬の時点で、ウオッカは古馬オープンに匹敵するだけの能力を秘めていたといえるのだ。
「牝馬がダービーを勝つわけがない」という固定観念にとらわれて人は、初手から嫌っただろうが、冷静に時計比較していたならば、「ダービーを勝っても何ら、おかしくない馬である」ことは容易にわかったはずである。
(後略)」
つまり、2歳の時点で古馬1600万の勝ち時計をクリアしている馬は、かなりの能力を秘めているということだ。
ならばゲットフルマークスはどうなのか?
京王杯2歳の勝ちタイムと4回、5回開催の1600万の勝ちタイムを比べてみた。
ゲットはゲイルスキーパーより0.4秒遅れで、ライムキャンディより0.1秒速い。
これではゲットがどのレベルなのかは分からない。
だが、時計比較をする上では馬場差を考慮しないといけない。
そうでないと、その時の馬場状態によって速い時計が出たり、逆に時計がかかったりするので、比べても意味がない。
よって、馬場差を計算して勝ちタイムを補正しないといけない。
10月19日:芝コース馬場差▲0.6秒
これは、基準タイムより0.6秒速い馬場であったことを意味する。
11月8日:芝コース馬場差+0.1秒
同様に、基準タイムより0.1秒時計が掛かったことを意味する。
よって、それぞれの勝ちタイムはこうなる。
ゲイル:1分21秒8
ライム:1分21秒8
つまり、東京芝1400mの古馬1600万のレベルは1分21秒8が目安となるのである。
現時点では、昨日の馬場差が分からないが、おそらくマイナスには振れていないと思う。
仮にプラマイゼロとしても、ゲットの勝ちタイムは古馬1600万より0.2秒速いことになる。
従って、ゲットフルマークスはウオッカ程ではないにせよ、古馬OPで十分通用する能力があるということだ。
血統的にはマイネルラヴ×ダンチヒなのでダービーは?がつくが、ウオッカが暮れの阪神JFを制し最優秀2歳牝馬になったように、ゲットフルマークスも朝日杯を制して最優秀2歳牡馬になる可能性は十分にあるはずだ。
ちなみに10月12日に行なわれた相模湖特別(3歳上1000万下)1着の○地のアーバニティの勝ちタイムは1分20秒9で、連続開催中で最速だ。
この時の馬場差は▲0.9秒なので、補正タイムは1分21秒8と1600万の基準と同タイムになる。よって、アーバニティは昇級初戦でも十分通用することになるので、お忘れなく。
もう一つちなみに、11月2日に行なわれたくるみ賞(2歳500万下)1着のストロングガルーダの勝ちタイムは京王杯2歳Sの勝ちタイムと同じ1分21秒6だが、この時の馬場差は▲0.7秒なので、補正タイムは1分22秒3となるので、ゲットフルマークには適わないということになるので、これもお忘れなく。
=おしまい=
昨日は2歳新馬で東スポ杯2歳のレコード1.46.9と同タイムが出てたりしますので、
先週のスローだった準OPと比較してもあまり意味がない気もしますが・・・。
はじめまして。
新馬戦でレコードですか・・・・
知りませんでした。
意味ないですね。
というかレベルは低い!ってことですね。
残念だなあ。。。。