オークスの一週間後に、同じ芝2400mで行なわれるダービー。
そこに、何らかの関連性があるのではないのか?
幸いにも両レースの、過去18年の血統傾向が手元にある。
これを利用しない手はない。
と思って調べてみると、いいのがありましたよ↓
☆史上最強のダービーの法則4☆
『オークス・ダービー血統リンクの法則』
■90年
オ)1着母父:パーシモン系ダイアトム
↓
ダ)2着母父:パーシモン系メジロサンマン
■91年
オ)1着父:ニジンスキー系ラシアンルーブル
オ)3着父:ニジンスキー系ストラダビンスキー
↓
ダ)2着父:ニジンスキー系マルゼンスキー
■92年
オ)1着、2着の父:ノーザン系ノーザンテースト
↓
ダ)2着母父:ノーザン系ニジンスキー・ラインのマルゼンスキー
■93年
オ)1着父:GS系トニービン
↓
ダ)1着父GS系トニービン
オ)3着母父:ナスルーラ系ネヴァーベンド・ラインのブレイヴェストローマン
↓
ダ)3着父:ナスルーラ系ネヴァーベンド・ラインのリヴリア
■94年
オ)1着父:BT
↓
ダ)1着父:BT
■95年
オ)1着父:SS
↓
ダ)1着、2着の父:SS
オ)2着の父:GS系トニービン
↓
ダ)1着の母父:GS系カロ
■96年
オ)1着の母父:ノーザンテースト
オ)2着の父:ノーザンテースト・ラインのダイナガリバー
↓
ダ)3着の父:ノーザンテースト・ラインのアンバーシャダイ
■97年
オ)2着の父:ロベルト系セレスティアルストーム
↓
ダ)1着、2着の父:ロベルト系BT
■98年
オ)2着の母父:ナスルーラ系BRラインのウェルデコレイテッド
↓
ダ)3着の母父:ナスルーラ系BRラインのスルーオゴールド
オ)3着の父:ロベルト系BT
↓
ダ)3着の父:ロベルト系リアルシャダイ
■99年
オ)2着の父:SS
↓
ダ)1着の父:SS
■00年
オ)2着の父:SS
↓
ダ)1着、2着の父:SS
オ)2着の母父:リファール系アルナスル
↓
ダ)3着の母父:リファール系ダンシングブレーヴ
■01年
オ)1着父:GS系トニービン
↓
ダ)1着父:GS系トニービン
オ)3着父;リファール系ダンシングブレーヴ
↓
ダ)2着母父:リファール系サンキリコ
ダ)3着父:リファール系ダンシングブレーヴ
■02年
オ)2着父:SS
↓
ダ)3着父:SS
オ)3着父:GS系トニービン・ラインのウイニングチケット
↓
ダ)1着母父:GS系クリスタルパレス
■03年
オ)1着、2着の父:SS
↓
ダ)1着~3着の父:SS
オ)2着:SS×エタン系クリス
↓
ダ)1着:SS×エタン系クリス
■04年
オ)1着父:SS
↓
ダ)2着、3着の父:SS
オ)2着父:ミスプロ系フォーティナイナー
↓
ダ)1着父:ミスプロ系キングマンボ
オ)3着の父GS系ゴールデンフェザント、母父GS系タマモクロス
↓
ダ)2着の母父:GS系トニービン
■05年
オ)1着~3着の父:SS
↓
ダ)1着~3着の父:SS
オ)1着、2着:SS×ノーザン系
↓
ダ)1着~3着全て、SS×ノーザン系
オ)2着:SS×ノーザンテースト
↓
ダ)2着:SS×ノーザンテースト
■06年
オ)1着父:リファール系キングヘイロー
↓
ダ)1着母父:リファール系ダンシングブレーヴ
オ)2着父SS、3着の父SS系ロイヤルタッチ
↓
ダ)2着父SS、3着の父SS系フジキセキ
■07年
オ)2着母父:ニジンスキー系ボールドスキー
オ)3着母父:ニジンスキー系カーリアン
↓
ダ)3着母父:ニジンスキー系カーリアン
と、このように90年~07年までのオークスで馬券対象になった同じ種牡馬あるいは同じ系統が、
なんらかの形で毎年必ずダービーにリンクしているのです。
しかも、オークスとダービーの馬場状態が違っていても(表中のオ、ダ区分で、薄紫=ヤヤ重、紫=重)、
このリンクは有効であることをお確かめ下さい。
そして、2008年のオークスの結果はこちら↓
果たして今年もリンクはあるんかなあ?
=つづく=
そこに、何らかの関連性があるのではないのか?
幸いにも両レースの、過去18年の血統傾向が手元にある。
これを利用しない手はない。
と思って調べてみると、いいのがありましたよ↓
☆史上最強のダービーの法則4☆
『オークス・ダービー血統リンクの法則』
■90年
オ)1着母父:パーシモン系ダイアトム
↓
ダ)2着母父:パーシモン系メジロサンマン
■91年
オ)1着父:ニジンスキー系ラシアンルーブル
オ)3着父:ニジンスキー系ストラダビンスキー
↓
ダ)2着父:ニジンスキー系マルゼンスキー
■92年
オ)1着、2着の父:ノーザン系ノーザンテースト
↓
ダ)2着母父:ノーザン系ニジンスキー・ラインのマルゼンスキー
■93年
オ)1着父:GS系トニービン
↓
ダ)1着父GS系トニービン
オ)3着母父:ナスルーラ系ネヴァーベンド・ラインのブレイヴェストローマン
↓
ダ)3着父:ナスルーラ系ネヴァーベンド・ラインのリヴリア
■94年
オ)1着父:BT
↓
ダ)1着父:BT
■95年
オ)1着父:SS
↓
ダ)1着、2着の父:SS
オ)2着の父:GS系トニービン
↓
ダ)1着の母父:GS系カロ
■96年
オ)1着の母父:ノーザンテースト
オ)2着の父:ノーザンテースト・ラインのダイナガリバー
↓
ダ)3着の父:ノーザンテースト・ラインのアンバーシャダイ
■97年
オ)2着の父:ロベルト系セレスティアルストーム
↓
ダ)1着、2着の父:ロベルト系BT
■98年
オ)2着の母父:ナスルーラ系BRラインのウェルデコレイテッド
↓
ダ)3着の母父:ナスルーラ系BRラインのスルーオゴールド
オ)3着の父:ロベルト系BT
↓
ダ)3着の父:ロベルト系リアルシャダイ
■99年
オ)2着の父:SS
↓
ダ)1着の父:SS
■00年
オ)2着の父:SS
↓
ダ)1着、2着の父:SS
オ)2着の母父:リファール系アルナスル
↓
ダ)3着の母父:リファール系ダンシングブレーヴ
■01年
オ)1着父:GS系トニービン
↓
ダ)1着父:GS系トニービン
オ)3着父;リファール系ダンシングブレーヴ
↓
ダ)2着母父:リファール系サンキリコ
ダ)3着父:リファール系ダンシングブレーヴ
■02年
オ)2着父:SS
↓
ダ)3着父:SS
オ)3着父:GS系トニービン・ラインのウイニングチケット
↓
ダ)1着母父:GS系クリスタルパレス
■03年
オ)1着、2着の父:SS
↓
ダ)1着~3着の父:SS
オ)2着:SS×エタン系クリス
↓
ダ)1着:SS×エタン系クリス
■04年
オ)1着父:SS
↓
ダ)2着、3着の父:SS
オ)2着父:ミスプロ系フォーティナイナー
↓
ダ)1着父:ミスプロ系キングマンボ
オ)3着の父GS系ゴールデンフェザント、母父GS系タマモクロス
↓
ダ)2着の母父:GS系トニービン
■05年
オ)1着~3着の父:SS
↓
ダ)1着~3着の父:SS
オ)1着、2着:SS×ノーザン系
↓
ダ)1着~3着全て、SS×ノーザン系
オ)2着:SS×ノーザンテースト
↓
ダ)2着:SS×ノーザンテースト
■06年
オ)1着父:リファール系キングヘイロー
↓
ダ)1着母父:リファール系ダンシングブレーヴ
オ)2着父SS、3着の父SS系ロイヤルタッチ
↓
ダ)2着父SS、3着の父SS系フジキセキ
■07年
オ)2着母父:ニジンスキー系ボールドスキー
オ)3着母父:ニジンスキー系カーリアン
↓
ダ)3着母父:ニジンスキー系カーリアン
と、このように90年~07年までのオークスで馬券対象になった同じ種牡馬あるいは同じ系統が、
なんらかの形で毎年必ずダービーにリンクしているのです。
しかも、オークスとダービーの馬場状態が違っていても(表中のオ、ダ区分で、薄紫=ヤヤ重、紫=重)、
このリンクは有効であることをお確かめ下さい。
そして、2008年のオークスの結果はこちら↓
果たして今年もリンクはあるんかなあ?
=つづく=
第1章[異変なのか?春のG1戦線]
平成20年度の中央競馬は、大きな転換期を迎えているのかもしれない。いや、変革期と言葉を変えたほうがいいだろうか。
この春に行われたG1戦線で毎週のように目にする光景。勝ち馬の名前が変わるだけで、そこに関与する人間はほぼ変わらないという結果。
だがこれは仕方がない。莫大な資本で世界を見据えるホースマンと、明日も知れない生産者、そして毎月の預託料を工面することすら頭を抱えている個人馬主が同じ土俵で戦わなければならないのが競馬の世界なのだ。
だが必ずしも弱肉強食とならないのも競馬の醍醐味。オグリキャップもテイエムオペラオーも、最近ではメイショウサムソンもとても高馬と呼べる馬ではない。テイエムオペラオーは北海道市場で1000万円で購買、メイショウサムソンに至っては庭先取引で700万円前後の取引価格と言われている。それでも時代の頂点を極め、そして一個人に莫大な財産をもたらした。これこそが競馬はロマンと呼ばれる所以だ。だが本年度春に関していえば、ロマンが入り込む余地など皆無なのかもしれない。そこには明確な理由があると言われている。
第2章[世界が注目するサンデーサイレンスの血]
日本競馬の発展を20年早めたと言われる大種牡馬サンデーサイレンスの死から6年。その後継種牡馬争いが熾烈を極める中で、今、ある種牡馬に対する海外オファーの話が現実味を帯びてきているという話が実しやかに囁かれている。
ここ数年の世界の生産界事情は大きく動いている。特に今年、アメリカの大種牡馬ストームキャット、そしてヨーロッパの至宝サドラーズウェルズが生殖能力低下を理由に相次いで引退。時を同じくしてサンデーサイレンス産駒のディヴァインライトがフランスで残した8頭の産駒の1頭ナタゴラが、英2歳短距離最強牝馬決定戦チェヴァリーパークステークスを勝ち、ヨーロッパの最優秀2歳牝馬に選出されたばかりではなく、3歳になりイギリスのクラシックである1000ギニー(日本では桜花賞のモデルレースとなっている)にフランス調教馬として13年ぶりの優勝を果たすという快挙を達成する。
世界がサンデーサイレンスの血に注目する中で忽然と浮上した巨額トレード。当然、肩書きの一つにつけたいのは日本ダービー馬を輩出というハク。日本ダービーの1着賞金は1億5000万円だが、その勝利によりトレードが成立した際上乗せされる金額はその10倍以上と言われる。
第3章[昨年は64年ぶりの快挙!歓喜の裏で落胆した人々]
昨年度のウオッカ、そして一昨年のメイショウサムソン。
牝馬によるダービー制覇という64年ぶりの快挙や、700万円の馬が1億円の高馬を抑え世代の頂点に立ったというドラマに、競馬ファンは大いに盛り上がり、マスコミは「これぞ競馬の醍醐味」と書き立てた。だがその盛り上がりの裏で、生産界の落胆は相当であったという関係者もいる。
どれだけ優秀な成績を残したとしても、その血のイメージだけでいえば種牡馬としての大成は難しいことは想像に難しくない73代ダービー馬のメイショウサムソン。そして昨年の74代ダービー馬ウオッカの勝利に至っては、牝馬ゆえに種牡馬の道は初めからないばかりか、同世代の牡馬に対し「牝馬に負けた弱い世代」というレッテル、イメージだけを残したと自嘲気味に話す関係者もいる。
第4章[アグネスタキオン産駒の快進撃!その裏にあるあのスターホースの存在]
51億円という巨額のシンジケートが結成されたディープインパクト。今年次々と産声を上げている産駒の評判も上々で、デビューはまだ先の話であるにも関わらず、後継種牡馬争いのトップに立ったと見る関係者も多い。
ただしその産駒がデビューする前に、確固たる地位を確立するべく、大攻勢を掛けているのがご存知アグネスタキオン。皐月賞馬のキャプテントゥーレに始まり、NHKマイルカップのディープスカイや青葉賞を勝ったアドマイヤコマンド。日本ダービーは不出走も同世代には若葉Sを勝ったノットアローンもいる。また古馬では歴代最強牝馬との呼び声も高いダイワスカーレットもアグネスタキオンの産駒。ちなみに同馬の種牡馬シンジケートは18億円、種付け料は現役最高ランクとなる1200万円(2008年度は1000万円)。
(VOL.2へ続く)
数年前より、日本生産界の現状に対し、「血の偏り」を危惧する声は後を立たない。サンデーサイレンスを根幹とする血の発展、しかしながら3代クロス・2代クロスの乱立により、極端に体質の弱い馬が増えているのだという。
だからこそ本当に望まれているのは「非サンデー系種牡馬」の発展という声もある。本年度の日本ダービー、「非サンデー系種牡馬」であり、なおかつアグネスタキオン以上に高額の種牡馬シンジケートが組まれた種牡馬の産駒が3頭出走することはご存知であろう。30億円という種牡馬シンジケートが組まれたウォーエンブレム産駒からは、今なお世代ナンバー1のレースレベルと言われる共同通信杯を圧勝し、秘める素質は世代トップクラスと呼ぶ声も多いショウナンアルバ。そしてこちらもアグネスタキオンを上回る19億5千万円という種牡馬シンジケートが組まれたシンボリクリスエス産駒からは、「距離適正だけなら僚馬(ブラックシェル)よりも上」というモンテクリスエス。さらに未知の魅力と異例の臨戦過程で話題が先行も、最大級のキーホースと言っても過言ではないサクセスブロッケンと2頭が名を連ねた。
そこに血の勢いがあるアグネスタキオン産駒のディープスカイ、アドマイヤコマンド、そしてレインボーペガサスという3頭を加えたそれぞれの出走馬に対する関係者の意図、出走の思惑をそれぞれ掌握すること。ここに日本ダービーの最終結論が浮上してくる。
第6章[皐月賞は近年まれに見る低レベル!?そしてNHKマイルカップも・・・]
レースレベルで言えば、とても高いとは言い難かった皐月賞。単純なタイムの比較などは余り意味はないことだが、それにしても良発表で2分1秒7は余りにも遅い。良発表でそれより遅いタイムとなると平成2年のハクタイセイまで遡らなければならない記録。しかもラストは11秒5-12秒5と逃げ馬が1秒も失速しているのに、誰も差を詰められなかったというのは、余りにも他の馬が走らなさ過ぎたのかそれとも・・・。
同様にNHKマイルカップもタイム的に見るべき点はないレース。馬場状態がほぼ同じ昨年度と変わらぬレースレベル。昨年の勝ち馬はご存知牝馬のピンクカメオだ。2着のローレルゲレイロこそ古馬になりやや大成したが、それ以外の出走馬の現状は散々であり、タイム同様レースレベルの低さを表す結果が残されている。その上で本年度のNHKマイルカップ。ディープスカイの鮮やかな勝利だけが印象に残るも、2着は皐月賞で足りなかったブラックシェル。距離に不安があったダノンゴーゴーが3着に粘ったくらいのレースだから、おおよそG1級の底力を要するようなレースではなかったといえるかもしれない。共同通信杯や毎日杯、弥生賞など時計の裏づけ的にもハイレベルと呼べるレースに比べ、4月以降のレースに関しては1レースを除き、軒並み「決して高いレベルの争いではない」レースに終わっていることについて、ある関係者は「もしかしたら各馬のピークは過ぎているのかもしれない。」という話もある。
第7章[日を追うごとに低下するレースレベルが表すものは?]
本命馬不在の混戦世代。そして弥生賞時まで重賞2勝馬が不在という横並びの力関係の中で生じた誤算により、各馬が目の前の重賞獲りに躍起になり、『前々走あたりがピークだったような気がする。とりあえずダービーまではごまかしながら使っている状態』という日本ダービー出走馬を管理する某陣営の話も入手している。生産界が失地回復とともに、世界戦略を目指し最も理想的と思える結果に終わって欲しいと願うこの日本ダービー。一方でそれら包囲網に一矢報いるべく様々な思惑を巡らせる出走馬の存在も明らかにされている。
全ては今週末6月1日(日)に明らかになる。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。