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2010年ダービー馬を探せ!2

2009-01-02 00:35:52 | ダービー馬を探せ!2010
来年の話をすると鬼が笑うというのだが―

年末にドタバタと引っ越しせざるを得なかった最強師匠のブログを、新年の挨拶がてらに訪れてみると、2009年になったばかりだというのに、心は既に2010年に飛んでいるようだ。


2010年ダービー馬を探せ! 最強厩舎 期待馬はこちら↓
Nobody beats the ‘’BEAT’’!

おおおおお!なんだこれは!
本当に2歳馬なのか?
09年のダービー馬・キリンとは打って変わって、筋肉隆々で、なんだかごっつい。

これは馬というよりも↓

そのまんまだ!
キリンの次は牛君とはねえ。
そういえば、今年は丑年だ。


それはさておき。
『Nobody beats the ‘’BEAT‘’!』という、キャッチフレーズは、以前、師匠に唆され、私も一口出資していたシルキービートの横断幕を作ったときに考えついたものです。
意味は、『ビートを負かせる奴は誰もいない!』といった感じです。
要は、史上最強ってことをアピールしたかったわけです。
実際は、『ビートに負ける奴なんか誰もいねえ!』状態でしたが。

実物はこちら↓


で、ビート君↓

このビート君は、一口1万6千円だったのですが、買うか買うまいかで師匠と色々と相談しているうちに、居酒屋⇒キャバと梯子して、御一人様2万円也を払った結果、出資に到ったのです。
馬より、飲み代が高いなんて、我ながら経済センスのなささ加減にあきれてしまいます。


それもさておき。
牛君の写真を見て、私はピンときた。
間違いなく母父はノーザンテーストだと。

早速調べてみた↓

母父ではなかったが、母母父(ボトム)にNTの血が入っている。
牛君には、間違いなく母系の血が色濃く出ている。
なぜか?
まず、牛君の毛色は栗毛。
父ジャンポケは鹿毛で、母アフタービートは栗毛。
その母の父アンバーシャダイは鹿毛で、その父NTが栗毛なのである。
そして、何といってもあの額の大きな白い流星。
これこそ、NTの血が色濃く流れている証である。

今や独り勝ちの社台の礎を作ったのが、このノーザンテースト。
父NTからはアンバーシャダイ⇒メジロライアン⇒メジロブライトが。

そして母父NTからはダイワスカーレット、ダイワメジャー、エアグルーヴ、デュランダル、サクラバクシンオー、サクラチトセオー、フラワーパーク、アドマイヤコジーンといったG1馬が誕生している。
また、NT系はSSとの好相性をつとに有名だが、グレイソブリン系とも結構和合性が好いのである。

<父トニービン>
エアグルーヴ、サクラチトセオー、テレグノシス、ナリタセンチュリー、エモシオン、タスカータソルテ

<父ミラクルアドマイヤ>
カンパニー

<父コジーン>
アドマイヤコジーン

と、これまた数多の重賞馬が出ている。

牛君の父はジャンポケなので勿論グレイソブリン系だが、残念ながら母父ではなくてボトムがNT。
だが、このボトム・ラインは意外に軽視されているが、種牡馬(父)、BMS(母父)と並ぶ血統を見るときの三大要素のうちの一つ。
そして、それは代々、心肺機能を伝えると考えられており、毛色・流星にNTの特徴が出ているのならば、牛君にもNTのハイレベルな心肺機能が受け継がれている可能性は大である。
これはいいと思うけどなあ。
いやマジで。

なんだかやけにボトムのNTについて入れ込んでしまいましたが、次は、そのNTの受け皿になっている母アフタービートについて。

【自身の成績:2-2-3-14】
・連対時は全てダート戦:2勝=ダ1200m、2着2回=ダ1700m
・3着3回の内訳は芝2000mで2回、芝1400mで1回

【産駒の成績:4-6-3-63】
■00年パッションビート(牝・父フサイチコンコルド):0-1-0-8
・芝1200mで2着

■01年マイトレジャー(牡・父同上):1-2-1-18
・1勝:芝1400m/2着2回:芝1200m/3着1回:芝1500m

■02年シャコーサクセス(牡・父同上):1-1-1-14
・1勝:芝1600m/2着1回:芝1400m/3着1回:ダ1700m

■03年ビートオール(牡・父フジキセキ):1-2-1-15
・1勝:ダ1800m/2着2回:ダ1600m、ダ1700m/3着1回:ダ1400m

■04年:不受胎

■05年:ナンヨーサンライズ(牡・父ファルブラヴ):1-0-0-8
・芝1800mで新馬勝ち

■06年:グロッキーバルボア(牡・父サクラバクシンオー):未出走
同馬は、08年12月18日付けで出走馬登録されたらしいので、そのデビュー戦には要注目。

自身も含め、パッとした成績を残していないのが少し気になるところ。
が、唯一救いを求めるなら、その産駒は全て鹿毛4頭、黒鹿毛2頭と、栗毛が1頭も出ていない点。
ひょっとしたら、これまでの産駒には、その種牡馬がNTの血をそんなに引き出していないのかもしれない。
ならば、栗毛の牛君には、ひょっとして、というか、間違いなくジャンポケがNTの血を引き出していると思われるので、多少は期待してよいのではなかろうか。



で、次は母父クリエイターについて。

■自身成績:16戦7勝(英・仏・米)GI2勝、GII2勝

■代表産駒
・タニノクリエイト(母父ノーザンディクテイター)…95年神戸新聞杯1着
・アロハドリーム(母父ノーザンテースト)…97年中京記念1着、函館記念1着

■08年度種牡馬成績
・458位…勝馬率、勝率ともに0.000(出走頭数1頭、出走回数1回、0勝)

■08年度BMS成績
・169位…勝馬率0.150(3頭/20頭)、勝率0.549(5勝/91回)

■勝馬の配合相手=種牡馬
・アイノレグルス(2勝/ダ1800m)…父マイネルラヴ(シーキングザゴールド系)
・スーパープライド(2勝/ともに芝1800m)…父ニホンピルニール(SS系)
・ハーマジェスティ(1勝/ダ1800m)…父ラムタラ(ニジンスキー系)

なんともコメントのしようがないが、強いて言うなら母父クリエイターの場合は、ミスプロ系マイネルラヴ⇒ダート、SS系⇒芝1800といったふうに、その配合相手の特徴に従う、つまり、自身は自己主張していないということ。
ならば、牛君には、その父ジャンポケの距離適性や芝・ダート適性などを、そのまま受け継いでいると思われる。
となれば、必然的に芝の長めの距離が合うと推測される。

で、最後はその肝心要の父ジャンポケだが、少々長くなったので回を改めます。
お楽しみに♪


=つづく=


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