■性別■
*過去12年(00年~11年)、02年新潟開催含む。(以下同)
*%は勝率、連対率、複勝率の順
牡馬:8-9-10-110/137 5.8% 12.4% 19.7%
牝馬:4-3- 2- 44/ 44 9.1% 15.9% 20.5%
母数が牡馬の方が牝馬の約3倍あるので単純には比較できないものの、連対率、複勝率ではほぼ互角だが、勝率では牝馬が牡馬を上回る。
■人気■
1番人気【4-3-0-5】で連対率58.3%、2番人気【0-4-4-4】同33.3%、3番人気【2-3-1-6】同41.7%と、上位人気はそれほど信頼できない。ただし、毎年必ず1頭は1~3番人気の馬が絡んでいるので、まとめてバッサリと切るのは危険。
また、10番人気以下が馬券になったのは00年1着ダイタクヤマト(16番人気)、06年2着メイショウボーラー(10番人気)、同3着タガノバスティーユ(16馬人気)、10年1着ウルトラファンタジー(10番人気)の4頭で、10番人気と16番人気に二分される。
1着馬は00年ダイタクヤマト(16番人気)、09年ローレルゲレイロ(6番人気)、10年ウルトラファンタジー(10番人気)を除くと全て1~5番人気から出ており、2着馬は前出のメイショウボーラーと昨年2着のパドトロワ(9番人気)以外は全て1~3番人気。そして、3着馬は2番人気が4頭、7番人気と8番人気が各2頭と、三連単フォーメーションを組みやすい傾向が出ている。
■前走■
セントウルS:5-3-6
北九州記念:2-0-1
アイビスSD:1-1-0
キーンランド:1-3-1
安田記念:2-1-1
高松宮記念:0-2-0
函館SS:0-0-1
京成杯AH:0-0-1
海外重賞:1-2-1
過去12年では、セントウルS組が優勢だが、近年はサマースプリントシリーズが創設されたため、若干傾向が変わってきており、06年以降ではセントウルS組は【2-2-3】となり、北九州記念組とキーランドC組とほぼ互角の成績となっている。
前走二桁着順だった馬は、01年1着トロットスター(安田記念14着)、05年3着アドマイヤマックス(安田記念12着)、10年1着ウルトラファンタジー(シャティンヴァース14着)の3頭のみ。
■サマースプリントチャンピオン■
過去6年でサマースプリントチャンピオンは【0-1-2-3】と3頭が馬券になっているが、一度もスプリンターズSを制したことはない。
06年シーイズトウショウ…8着(2番人気)
07年サンアディユ…2着(1番人気)
08年カノヤザクラ…7着(5番人気)
09年カノヤザクラ…3着(8番人気)
10年ワンカラット…5着(2番人気)
11年エーシンヴァーゴウ…3着(7番人気)
サマーチャンピオンがスプリンターズSを勝てないのは、夏の短い間に押せ押せで使ってしまい、本番前には既にお釣りが残ってない状態で出走するのが、その理由と言われている。
<チャンピオンのサマーシリーズのローテ>
06年シーイズトウショウ:函館SS2着⇒キーンランドC2着⇒セントウルS2着(3戦)⇒スプ8着
07年サンアディユ:アイビスSD3着⇒北九州記念7着⇒セントウルS1着(3戦)⇒2着
08年カノヤザクラ:アイビスSD1着⇒セントウルS1着(2戦)⇒7着
09年カノヤザクラ:アイビスSD1着⇒北九州記念3着⇒セントウルS4着(3戦)⇒3着
10年ワンカラット:函館SS1着⇒キーンランドC1着(2戦)⇒5着
11年エーシンヴァーゴウ:アイビスSD1着⇒北九州記念3着⇒セントウルS1着(3戦)⇒3着
シリーズ2戦した08年カノヤザクラ、10年ワンカラットは馬券になっておらず、シリーズ3戦した馬が全て馬券になっている。かといって、カノヤザクラは09年は3戦を消化したにもかかわらず本番では何とか馬券になっていたり、シリーズの参戦数は関係ない。
サマーチャンピオンになるためには、1勝かつ13ポイント以上を稼いでないと、その権利はない。したがって、最低でも2戦は出走しなければならない。あくまでも目標はサマーチャンピオンであり、スプリンターズSではないことを考えれば、こういったローテになるんは必然的。
要は、サマーシリーズチャンピオンを狙うローテと本番スプリンターズSに照準を合わせたローテは、全くの別物ということだ。
■3着以内馬のローテ■
サマーチャンピオンがアテにできないのなら、どのようなローテの馬を狙えばいいのか?
それはズバリサマーシリーズを本番前の一叩きに利用した馬である。
<3着以内馬のサマーシリーズローテ>
06年
1着テイクオーバーターゲット…セントウルS2着(1戦)
2着メイショウボーラー…セントウルS7着(1戦)
3着タガノバスティーユ…北九州記念9着(1戦)
07年
1着アストンマーチャー…北九州記念1着(1戦)
2着サンアディユ…上述(3戦)
3着アイルラヴァゲイン…アイビスSD4着⇒セントウルS5着(2戦)
08年
1着スリープレスナイト…北九州記念1着(1戦)
2着キンシャサノキセキ…函館SS1着⇒キーンランドC3着(2戦)
3着ビービーガルダン…キーンランドC2着(1戦)
09年
1着ローレルゲレイロ…セントウルS14着(1戦)
2着ビービーガルダン…キーンランドC1着(1戦)
3着カノヤザクラ…上述(3戦)
10年
1着ウルトラファンタジー…(香港G1・1着)
2着キンシャサノキセキ…(高松宮記念1着)
3着サンカルロ…(京成杯AH5着)
11年
1着カレンチャン…函館SS1着⇒キーンランドC1着(2戦)
2着パドトロワ…函館SS6着⇒キーンランド3着(2戦)
3着エーシンヴァーゴウ…上述(3着)
10年の3頭はいずれもサマーシリーズを経由していない馬なので除外するとして、シリーズ1戦で本番に臨んだ馬は【4-2-2】と過去6年で4頭が1着になっている。唯一の例外は昨年のカレンチャンだが、ローテは函館SS⇒キーンランドCと、シリーズ初戦で使った後は余裕を持ったローテを組み本番で優勝をかっさらった。
このパターンは、08年2着のキンシャサノキセキと昨年2着のパドトロワと同じローテである(但し、パドトロワは函館SSの次にUHB杯を挟んでいるが)。
また、シリーズ3戦で馬券になったのはサマーチャンピオンの3頭のみである。
今年のチャンピオンは、昨年2着のパドトロワ。
そのローテは、函館SS(4着)⇒アイビスSD(1着)⇒キーンランドC(1着)と、シリーズ3戦を経てからの臨戦。
昨年よりパワーアップしていることは認めても、この臨戦過程は頂けない。
チャンピオンということで、人気になれば絶好のカモになるのだが。
*過去12年(00年~11年)、02年新潟開催含む。(以下同)
*%は勝率、連対率、複勝率の順
牡馬:8-9-10-110/137 5.8% 12.4% 19.7%
牝馬:4-3- 2- 44/ 44 9.1% 15.9% 20.5%
母数が牡馬の方が牝馬の約3倍あるので単純には比較できないものの、連対率、複勝率ではほぼ互角だが、勝率では牝馬が牡馬を上回る。
■人気■
1番人気【4-3-0-5】で連対率58.3%、2番人気【0-4-4-4】同33.3%、3番人気【2-3-1-6】同41.7%と、上位人気はそれほど信頼できない。ただし、毎年必ず1頭は1~3番人気の馬が絡んでいるので、まとめてバッサリと切るのは危険。
また、10番人気以下が馬券になったのは00年1着ダイタクヤマト(16番人気)、06年2着メイショウボーラー(10番人気)、同3着タガノバスティーユ(16馬人気)、10年1着ウルトラファンタジー(10番人気)の4頭で、10番人気と16番人気に二分される。
1着馬は00年ダイタクヤマト(16番人気)、09年ローレルゲレイロ(6番人気)、10年ウルトラファンタジー(10番人気)を除くと全て1~5番人気から出ており、2着馬は前出のメイショウボーラーと昨年2着のパドトロワ(9番人気)以外は全て1~3番人気。そして、3着馬は2番人気が4頭、7番人気と8番人気が各2頭と、三連単フォーメーションを組みやすい傾向が出ている。
■前走■
セントウルS:5-3-6
北九州記念:2-0-1
アイビスSD:1-1-0
キーンランド:1-3-1
安田記念:2-1-1
高松宮記念:0-2-0
函館SS:0-0-1
京成杯AH:0-0-1
海外重賞:1-2-1
過去12年では、セントウルS組が優勢だが、近年はサマースプリントシリーズが創設されたため、若干傾向が変わってきており、06年以降ではセントウルS組は【2-2-3】となり、北九州記念組とキーランドC組とほぼ互角の成績となっている。
前走二桁着順だった馬は、01年1着トロットスター(安田記念14着)、05年3着アドマイヤマックス(安田記念12着)、10年1着ウルトラファンタジー(シャティンヴァース14着)の3頭のみ。
■サマースプリントチャンピオン■
過去6年でサマースプリントチャンピオンは【0-1-2-3】と3頭が馬券になっているが、一度もスプリンターズSを制したことはない。
06年シーイズトウショウ…8着(2番人気)
07年サンアディユ…2着(1番人気)
08年カノヤザクラ…7着(5番人気)
09年カノヤザクラ…3着(8番人気)
10年ワンカラット…5着(2番人気)
11年エーシンヴァーゴウ…3着(7番人気)
サマーチャンピオンがスプリンターズSを勝てないのは、夏の短い間に押せ押せで使ってしまい、本番前には既にお釣りが残ってない状態で出走するのが、その理由と言われている。
<チャンピオンのサマーシリーズのローテ>
06年シーイズトウショウ:函館SS2着⇒キーンランドC2着⇒セントウルS2着(3戦)⇒スプ8着
07年サンアディユ:アイビスSD3着⇒北九州記念7着⇒セントウルS1着(3戦)⇒2着
08年カノヤザクラ:アイビスSD1着⇒セントウルS1着(2戦)⇒7着
09年カノヤザクラ:アイビスSD1着⇒北九州記念3着⇒セントウルS4着(3戦)⇒3着
10年ワンカラット:函館SS1着⇒キーンランドC1着(2戦)⇒5着
11年エーシンヴァーゴウ:アイビスSD1着⇒北九州記念3着⇒セントウルS1着(3戦)⇒3着
シリーズ2戦した08年カノヤザクラ、10年ワンカラットは馬券になっておらず、シリーズ3戦した馬が全て馬券になっている。かといって、カノヤザクラは09年は3戦を消化したにもかかわらず本番では何とか馬券になっていたり、シリーズの参戦数は関係ない。
サマーチャンピオンになるためには、1勝かつ13ポイント以上を稼いでないと、その権利はない。したがって、最低でも2戦は出走しなければならない。あくまでも目標はサマーチャンピオンであり、スプリンターズSではないことを考えれば、こういったローテになるんは必然的。
要は、サマーシリーズチャンピオンを狙うローテと本番スプリンターズSに照準を合わせたローテは、全くの別物ということだ。
■3着以内馬のローテ■
サマーチャンピオンがアテにできないのなら、どのようなローテの馬を狙えばいいのか?
それはズバリサマーシリーズを本番前の一叩きに利用した馬である。
<3着以内馬のサマーシリーズローテ>
06年
1着テイクオーバーターゲット…セントウルS2着(1戦)
2着メイショウボーラー…セントウルS7着(1戦)
3着タガノバスティーユ…北九州記念9着(1戦)
07年
1着アストンマーチャー…北九州記念1着(1戦)
2着サンアディユ…上述(3戦)
3着アイルラヴァゲイン…アイビスSD4着⇒セントウルS5着(2戦)
08年
1着スリープレスナイト…北九州記念1着(1戦)
2着キンシャサノキセキ…函館SS1着⇒キーンランドC3着(2戦)
3着ビービーガルダン…キーンランドC2着(1戦)
09年
1着ローレルゲレイロ…セントウルS14着(1戦)
2着ビービーガルダン…キーンランドC1着(1戦)
3着カノヤザクラ…上述(3戦)
10年
1着ウルトラファンタジー…(香港G1・1着)
2着キンシャサノキセキ…(高松宮記念1着)
3着サンカルロ…(京成杯AH5着)
11年
1着カレンチャン…函館SS1着⇒キーンランドC1着(2戦)
2着パドトロワ…函館SS6着⇒キーンランド3着(2戦)
3着エーシンヴァーゴウ…上述(3着)
10年の3頭はいずれもサマーシリーズを経由していない馬なので除外するとして、シリーズ1戦で本番に臨んだ馬は【4-2-2】と過去6年で4頭が1着になっている。唯一の例外は昨年のカレンチャンだが、ローテは函館SS⇒キーンランドCと、シリーズ初戦で使った後は余裕を持ったローテを組み本番で優勝をかっさらった。
このパターンは、08年2着のキンシャサノキセキと昨年2着のパドトロワと同じローテである(但し、パドトロワは函館SSの次にUHB杯を挟んでいるが)。
また、シリーズ3戦で馬券になったのはサマーチャンピオンの3頭のみである。
今年のチャンピオンは、昨年2着のパドトロワ。
そのローテは、函館SS(4着)⇒アイビスSD(1着)⇒キーンランドC(1着)と、シリーズ3戦を経てからの臨戦。
昨年よりパワーアップしていることは認めても、この臨戦過程は頂けない。
チャンピオンということで、人気になれば絶好のカモになるのだが。
焦らない、焦らない。
ようやく府中に競馬が帰ってくるしね。
でも、開幕週(特に初日)は熱くならないように。
府中開催は2ヶ月間のロングランだし。
勝負はこれから!