コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2024.07 No.263

2024年06月28日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年07月号〉



□機動戦士MOONガンダム
 episode 65

ギュネイ准尉は、降下中のウバルド大尉機に照準を定めますが、
自由落下中にも関わらず、ウバルド大尉機から逆に射撃を受け、
サイコバウの下半身を失い、アタッカーで退避します。
ペトラ准尉は、ユッタに掩護を呼び掛け、降下中の敵機を狙います。
ウバルド大尉は、自分に構わず、作戦地点への効果を優先しろと通信。
また、ムーンのサイコプレートをミサイルなどの掃射で撃墜します。
ギュネイ准尉、ペトラ准尉もウバルド大尉をニュータイプだと確信。
が、ペトラ准尉は、自由落下中の機体だと侮り、攻撃を仕掛けます。
ウバルド大尉の危機を見て、ムーリ機がバリュートを割り、介入。
ペトラ准尉機がムーリ機に標的を変えたため、ウバルド大尉機は、
ギュネイ准尉機を足場にし、射撃でサイコプレートを弾きつつ、
ペトラ准尉機への射線を確保し、一撃で、ペトラ准尉機を撃墜します。
ペトラ准尉機が撃墜され、ギュネイ准尉は、ユッタを責めます。
ユッタは、ギュネイ准尉に責任を問われ、ウバルド大尉機を攻撃。

サフィラ中尉は、ミネバを発見し、逃げ出す気はあるかと訊ねます。

シャア大佐は、回収まで時間があるため、自分も出撃したいと。
ナナイは、シャア大佐とサザビーこそ最優先で宇宙に上げなくてはと。
そこへ、囚われていたミネバが逃げ出したことが報されます。

ユッタは、ウバルド大尉の説得に対し、放っておいてくれと拒絶。
ウバルド大尉は、ユッタを諦め、ムーンに手を貸せと呼び掛けます。
ウバルド大尉機は、限界高度になり、パラシュートを展開します。
ムーンは、ウバルド大尉の呼び掛けに応え、サイコプレートを展開。
ムーンとウバルド大尉機は、一応無事に着陸します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第22話 Dear Fairy(2)

アルマ少尉は、終戦に得心のいかない連邦軍に対し、自らを犠牲に。
そして、コクピットを開放し、アルマ少尉は、機外に姿を見せます。
殆どの連邦軍機は、戸惑いますが、レナート中尉機が仕掛けますが、
リリス少尉機が、レナート中尉機を掣肘し、バリー大尉が制止を呼び掛け。
リリス少尉は、アルマ少尉の行動に応えるように、自らも機外に出て、
停戦命令に則り、アルマ少尉たちの投降を認め、一時拘留すると。
アルマ少尉は、基地の全員が申し出に従うと、笑顔で答えます。
宇宙世紀0080年1月1日 一年戦争終結。

アルマ少尉たちは、暫くの拘留の後、サイド3へと送還されます。
ジオン公国は解体され、ジオン共和国として、再出発になります。
アルマは、ノイジー・フェアリーという部隊は、記録上、
存在しないということを知り、自分たちがやって来たことを
否定されたような気がし、腹立たしくもあったけど、
私たちは、確かに地球に立ち、戦い、そして、今生きている。
それを知っている仲間がいれば、よれで良かったとしています。
また、キリー少佐のザクは、激しく損傷した状態で発見されるも、
本人の行方は、判らないままだった……。
そんなある日、アルマの元に、差し出し不明の一通の手紙が届き、
Dear Fairyと右上に書かれたポートレートが添えられていました。
アルマは、それがキリーからのものだと気付き、涙し、破顔します。
地球の欧州?で、紅茶を飲んでいるキリーの姿がありました。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(3)

マシロの体から別人の人格が、マンハイム博士に話し掛けます。
博士は、彼をシャマールと呼びます。彼は、博士に再会できて嬉しいと。
脳波測定器のグラフが乱れ、博士は、グリモアの同調を切れと指示。
しかし、シャマールは、表層に現れたままで、マシロの身体を介し、
現在の状況を学習していきます。助手が鎮静剤を追加で投与し、
シャマールの人格は、博士との再会を約束し、消えていきます。

同じ頃?
アレキサンドリア級が月面グラナダ基地の強襲を企図し、MSを発艦。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第31話

ヴァレは、エールカラミティで脱出し、プローブを介し、ケンたちに、
ジョエルが大西洋連邦の工作員だったことを伝えます。
ケンは、主機の警報を無視し、機体を変形させ、ヴァレの元に向かいます。
が、ジョエルのレイダー系が先に駆け付け、ヴァレ機を砲撃します。
ヴァレ機は、墜落しながらも、ジョエル機に、スキュラなどを掃射します。
ジョエル機は、腰部のクローを展開し、エネルギー弾を弾きます。
ケン機がヴァレ機に手を差し伸べますが、ジョエル機の砲撃で消滅します。

ケンは、ジョエルに対し、お前もハーフコーディネイターだろうにと。
ジョエルは、自然の摂理に反した罪なるバケモノとして、我が身を、
誰よりも俺が許せんのだと持論を展開します。
そして、コーディネイターが駆逐された世界を見届けることが夢で、
最後のひとりとして、自害し、この世に生まれた罪を清算すると。
ケンが敗北したことで、計画を変更せざるを得なくなったとし、
ケン機の核動力炉を抉り出し、ハワイ基地へ特攻するとしようと。
ケンは、狂ってやがると断じますが、ジョエルは、世界に言えと。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第5話 ウォレン・トレイス & スージィ・リレーン

オデロは、スージィとウォレンを、絶対に守ると決めていると。

宇宙世紀0152年10月某日 都市ラゲーン──
ザンスカールのゾロ部隊の空襲を受け、姉を亡くしたスージィは、
オデロとウォレンと行動を共にし、今後に向け、身なりを整えます。
途中で、ザンスカールによるギロチンを、スージィは見てしまいます。
恐慌に陥ったスージィを、オデロは宥め、3人は、ラゲーンを出立。
紆余曲折あり、オデロたちは、リガ・ミリティアに拾われます。

オデロは、ここにいれば、当面食いっぱぐれることも無さそうだとし、
2人のために、リガ・ミリティアのパイロットとして活動します。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-12[誰が為の絞首台]

ヘカーテは、鉱物資源衛星バリハイで、物資の補給を検討します。
マリットは、本物のマカミの幼馴染みなのですが、10年振りなので、
今のマカミと同一人物だと思っているようです。
が、ボロを出してはいけないと、気持ちを引き締めますが、その直後、
マリットから、この季節になると「あれ」を思い出さない?と。
マカミは、頭を巡らせますが、思い当たらず困っていると、
コックのロゼールが、ピエルニクかい?と、菓子の名前を出します。
マリットは、それそれ!と言い、その場は、収まりますが……。
ロゼールは、艦長は酒がメインで、高級士官用のデザートが余っていると。
レトとマリットは、その言葉に身を乗り出して食い付き、厨房へ?

ややありまして。
レト少尉とマカミ軍曹は、MSハンガーで、修理作業に立ち会います。
Mk-IVとの戦闘で損傷した、DIIは、バーザムのストックで頭部を補修。
レト少尉は、一連の事件が終わったと思っていますか?と、訊ねます。
マカミ軍曹は、レト少尉が解決したじゃないですかと、答えます。
レト少尉は、狼に気を付けろと、ロビソン大尉の言葉が気になります。
マカミ軍曹は、自分の正体に勘付くようならと、彼も標的として意識。
ウルマが現れ、レト少尉の手を取り、お友達から始めましょうと。
マカミ軍曹も、彼女の言動の真意が判らず、困惑します。
ウルマは、レト少尉が、仇を討ってくれたと考えていました。

ヘカーテは、鉱物資源衛星バリハイで、物資の補給を行います。
レト少尉は、ロゼールに、何故軍属の料理人になったのか訊ねると、
本当は、地上で店をしたかったんだけど、リュコス艦長に気に入られと。
艦長とは、今の職に就く前に何かしら合ったようです。
その様子を見ていた、オクリーヌ副長は、艦長の言葉を思い返します。
リュコス艦長は、あの後、副長に命じ、乗組員の経歴を探らせます。
艦長は、この艦にはまだ嘘つきが潜んでいると、勘が言っていると。
オクリーヌ副長は、敵対勢力の工作員ということですか?と訊ねると、
艦長は、組織ではなく、個の殺意と言うべきかしらと曖昧に答えます。
副長が方法を訊ねると、それを考えるのがあなたの仕事でしょ?と。

マカミ軍曹は、食料庫らしき区画があると、ロゼールを呼び出します。
同じ頃、レト少尉は、何かしらを感じ取りますが……。
マカミ軍曹は、ハルのキーボードを操作し、ロゼールのいる通路を破壊。
ロゼールは、宇宙に吸い出されますが、マカミ軍曹のプチモビから
ロープを射出し、ロゼールの左腕に巻き付かせます。
マカミ軍曹は、ロゼールに対し、ここがお前を吊る絞首台だと言います。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第11話

キユウのジウは、虎の手を、ヨシカのアノクタは、ビームガンと、
ナルカミを駆使し、両機とも激しい攻防戦を繰り広げます。
それに伴い、キユウとヨシカの身体をデータストームが蝕みます。

クレイグは、バスに、ヨシカはキユウに勝てるのか?と訊ねます。
バスは、ジウと較べ、アノクタの性能は圧倒的ですが、キユウが
スコアを上げることに躊躇しなければ、キユウの圧勝でしょうと。

バスの言う通り、ヨシカのアノクタは、キユウのジウに敗北します。
キユウは、先生との約束を思い出しますが、アノクタの頭部を破壊。
アノクタは、その勢いで、背後のダム湖へと落下していきます。
キユウは、湖中に何かしらの反応があることに気付きます。

ヨシカは、湖に沈みながら、キユウの強さを改めて実感します。
そして、これで、ヨシカの命は、データの中の綺麗な世界に行けると。
が、クレイグ?にプレゼントを渡せていないことを思い出し、
今死んでしまっては、何もできずに終わってしまう。
自分が生きてきた意味が無くなってしまうと、生を渇望します。

□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.10 MS-07G-1 グフ・ヴィジャンタ(カラカル隊仕様)

頭頂高:18.2m
本体重量:61.4t
装甲材質:超硬スチール合金
固定武装:
 シザー・ワイヤー(右腕部)
 マインズ・ロッド(左腕部)
携行武装:
 リムーバル・メイス
 ザク・マシンガン

大戦末期、アレキサンドリア基地に、2機の07G-1型が配備され、
カラカル隊でも運用されていたという記録が発見されたものの、
その詳細に付いては、現在も調査中である。
同隊は、第二次降下作戦で紅海に降り、アレキサンドリア基地を
制圧し、以降は、ここを拠点に終戦まで北アフリカ戦線で活躍。
07G-1型は、連邦軍によるオデッサ作戦以降、混迷の時期にあった
アフリカ戦線に配備されたと目されている。

□機動戦士ガンダムNT
 第58話『フェネクス覚醒』

ヨナ少尉が搭乗したフェネクスが再起動し、IIネオ・ジオングと対峙。
IIネオ・ジオングは、火砲を掃射しますが、フェネクスには効果が無く、
IIネオ・ジオングは、両腕をもがれ、身体を×字に斬撃されます。
ゾルタン大尉は、シナンジュ・スタインを分離させ、格闘戦へ移行。
ヨナ少尉は、お前に勝ち目はないと、ゾルタン大尉を説得しますが、
他人にコワサレタ人生を補完するための、ヌケダシタ魂を……、
失った半身をトリモドス……、そのためだけの生がどういったものか、
貴様らには、ワカラネェだろうと、ゾルタン大尉は、奮起します。
ゾルタン大尉の淀んだ思念が宙域を包み込んでいきます。
リタは、ヨクナイチカラだと感じますが、ゾルタン大尉だけではなく、
その源が何処かにある筈だと、周囲を探っていきます。
思念に囚われたフェネクスは、動くことができず、ゾルタン大尉が
遠隔操作するIIネオ・ジオングのアームユニットから砲撃に狙われます。
砲撃が行われることはなく、ゾルタン大尉機を何かしらが襲います。
ビアギッテのギラ・ズールが現れ、戦闘に参戦します。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.13“怖い女の人”

マロビ曹長たちは、ボルン工業の伝手で、改装用のドックを目指します。
強面の女性が通信に応答し、バルンが誘拐されたと聞き、ご立腹。
彼女は、ヴェルデと言い、ボルン工業の先代社長で、バルンは孫娘。
が、事態は一刻を争うとして、マロビ軍曹たちを受け入れます。

ベビは、協力者と連絡を取り、逸れたジオンの情報が正確だったと。
画面には、ショートボブのジオン将校が映っていました。
彼?は、ラブセルと言う人物で、ベビは、彼の真意を訊ねますが、
彼は、笑って誤魔化し、アジ・ダハーカの理念に賛同したからと。

クライシンガ少尉たちは、残余のMSを改修し、作戦に備えます。
で、彼らは、彷徨組の本隊を離れ、奪われた機体の奪還作戦を企図。
勿論、攫われたセラフィマ伍長の救出も含まれています。
クライシンガ少尉は、額に角、両手が通常の手のズゴックに搭乗。

ラブセルは、ベビに、アジ・ダハーカには、更なる力が必要だとし、
MSなどの戦力の増強を進言し、ベビも渋々納得します。

クライシンガ少尉にアジ・ダハーカの情報を伝えていたソフィアは、
上官のラブセル大尉に、誰と通信していたのか?と訊かれます。
ソフィアは、ジャブロー撤退部隊の支援をしていると答えますが、
そんな余裕は、今の私たちには無いと、叱咤されます。
ラブセル大尉は、クライシンガ少尉たちを、次なる餌と考えます。

クライシンガ少尉のズゴックは、ジム部隊を急襲し、2機を破壊します。
少尉は、MS戦をしていれば、アジ・ダハーカも嗅ぎ付ける筈だとします。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第2話「FRONT LINE」

連邦軍のヘビィ・フォーク級や61式戦車の部隊に対し、
公国軍は、マゼラ・トップやマゼラ・アタック、ザクで応戦します。
ザクは、61式戦車を破壊していきますが、ヘビィ・フォーク級からの
砲撃を受け、マゼラ・アタックやザクも破壊されていきます。
ドップの対地攻撃で、ヘビィ・フォーク級もダメージを受けていきます。
それぞれに損害を出しながら、両軍による戦闘は激しさを増します。
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ガンダムエース2024.06 No.262

2024年05月24日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年06月号〉



□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第10話

キユウのジウを濃霧が包み込み、ヨシカのアノクタが姿を消します。
キユウは、ヨシカの出方を窺い、気を張りますが、濃霧を介して、
アノクタの雷撃が、ジウの持っているナルカミを目印に狙って来ます。
ジウがナルカミを手放すと、アノクタの制御下になり、左腕を斬断。
ヨシカは、先生の1番になれるなら、命を幾ら使っても良いと言い、
キユウに取っての先生は、ヴィルダなんだから、もっと頑張りなよと。
そのままヨシカのアノクタは、再びキユウの前から姿を消します。
キユウは、ヴィルダに通信を取ろうとしますが、通信に割り込まれ、
彼女の状況を知ることができなくなり、心配になります。

ヴィルダもキユウと通信ができず、無謀だったのではないかと。
また、クレイグの、自分の理想を押し付けているに過ぎない。
ヴィルダの教育は、キユウに取っては、
一方的なプレゼントでしかないとの言葉がヴィルダの心を揺さ振ります。
思案するヴィルダに、ヨシカのアノクタが襲い掛かります。
ナルカミの直撃を避けますが、電撃が車両ごと、ヴィルダを襲います。
キユウが駆け付け、パーメットスコアを3に上げ、虎の手を操ります。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 64

ネオ・ジオンの南極基地は、連邦館から未確認物体が放出されたと確認。
ボドログ司令は、船ゴミ(ビルジ)を棄てたんでしょうと、楽観視。
ビルジは、艦底に溜まっている水やオイルなどの不要混合液だそうです。
実際は、モビルスーツ部隊が降下していたのですが、レーダーには、
大気圏で燃え尽きたかのように、反応が消えてしまいます。
ロンド・ベル隊は、基地から約30km離れた場所に降下し、囮に。
その間に、地上部隊がミネバを回収する手筈になっています。

降下中のウバルド大尉は、ユッタの存在を察知。ユッタも察知し、行動。
勝手に持ち場を離れたユッタを、ギュネイ准尉機が後を追います。
ヤーヒム大尉が、ナナイに状況を伝えると、ギュネイ准尉は、追わせ、
ヤーヒム大尉たちは、引き続き、警戒を続けろと命令を受けます。
ナナイは、ボドログ司令に、基地の防衛体勢を4に引き上げさせます。
モビルスーツ隊を出撃させると共に、撤収も並行して進めさせます。

囚われのサフィラ中尉は、外にいるデレク二等兵に逃げろと警告し、
取り出した小型爆薬を起爆させ、独房の扉を破壊します。
その勢いで、デレク二等兵は、頭を壁面に強かぶつけ、昏倒します。
サフィラ中尉は、死んでいないことを確認し、彼の軍服を奪取します。
陽動だとして、ロンド・ベル隊に動かせる地上部隊は、無い筈だとも。

時間を合わせ、ガルダ級からルオ商会の紅棍の百二式部隊が出撃します。

ギュネイ准尉は、敵機を捕捉したユッタに、バリュートを撃ち墜とせと。
ユッタ機は、ライフルに手を掛けますが、アゴス少尉との会話を回想。
ユッタの、卑怯者のする事じゃないかとの言葉に、アゴス少尉は、
これは、戦争なんだ。殺される覚悟のない者に、MSに乗る資格はない。
なのに、お前は、ミネバを守るために、ガンダムに乗り続けた。
ならやり通せ。おれと同じ偽者のおまえに、他に何ができる?と。
ミネバは、ユッタの変調を感じたようで、ハッとします。
ウバルド大尉の幻覚が現れ、あの時、おまえは撃たなかった。
だから、おれはここにいると、ユッタに優しく語り掛けます。
今のおまえには、ムーンガンダムの声も聞こえていないんだろうと。
ムーンは、おまえを見失っちゃいないぜと話し、ウバルド大尉は消えます。
ユッタが振り返ると、ミネバや祖父の姿が見えます。
ギュネイ准尉が痺れを切らし、ウバルド大尉機のバリュートを射撃。

ムーンガンダムメカニカルワークス
Vol.34 MSR-00102S / MSR-00102 百二式

全高:19.2m
全備重量:66.6t
装甲材質:ガンダリウム合金
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 多連装ミサイル・ポッド×2(バーニア・バインダー先端部)
 3連グレネード・ランチャー×2(腰部)
 ビーム・サーベル×2(後腰部ラッチ)
携行武装:
 ビーム・ライフル(ビーム・バヨネット付き)×1
 クレイ・バズーカ×2(バーニア・バインダー部ラッチ)
 シールド・ブースター(連射式スプレーミサイル・ポッド付き)×1

アナハイム社からのODMで開発された機体で、一般の隊員機は、銀色、
隊長機は、金色の耐ビーム・コーティングが施されている。
その他、ブースター・バインダーがバーニア・バインダーの換装され、
スプレーミサイル・ポッドを内蔵するシールド・ブースターが新造。
推力の大幅な強化が図られている。
ルオ商会の懐刀である紅棍(ホングワン)を率いるザジ大人の部隊が、
ルオ会長の命を受け、ミネバの身柄を押さえるため、ロンド・ベル隊と、
ネオ・ジオンの南極基地を襲撃する際に、本機の一群が運用されている。
機体名は、百式改試製二型を略し、百二式と呼ばれているそうな。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第30話

ジョエルは、ブルーコスモスだと知られ、ミヤビにも発砲しますが、
ヴァレが体を張って彼女を守り、部屋の外へと連れ出します。
銃声を聞き付け、仲間たちが駆け付けますが、
ジョエルは、彼らの銃を奪い、彼らをも手に掛けます。
そして、計画の大幅な変更が必要だと、各所の毒ガスを始動させます。
ミヤビ曰く、ジョエルは、大西洋連邦の工作員、且つブルーコスモスで、
自国領土への核攻撃により、大義名分を作り上げ、世論を誘導したと。
ヴァレは、そんな馬鹿なことがと、ミヤビの考えに異を唱えますが、
ミヤビは、イデオロギーに取り憑かれ、何十万、何億という死ですら、
やむを得ない犠牲だと判断できる連中が、戦争を始めたい者たちがと。
ミヤビたちは、毒ガスの影響で、死んでいくクルーを目撃します。
ヴァレは、潜水艦をアジトにした理由を悟り、ミヤビが着ていた、
ノーマルスーツがある部屋に急いで向かい、彼女にそれを着させて、
ケジメを付けなければいけないと、機体のある格納庫に向かいます。
ミヤビは、彼女の決意を慮り、ノーマルスーツを着込みます。

タツミの1号機は、ケンの2号機を補助し、浅瀬に退避します。
そして、今後のケンたちの身の振り方を思案し、ODRに来れないかな?と。
今回の一件は、「穏便に済ませられれば、無かったことにする」って、
偉い人たちが決めたんなら、アンティファクティスがやったことだって、
無かったことになるだろう?と。それに、彼らは、前の戦争を生き抜き、
僕なんかよりも経験豊富で、そんな人たちが仲間になってくれればと。
ケンは、そうだな。もしそんな日が来るなら、悪くないかもな……と。

ヴァレは、満身創痍の体を引き摺り、エールカラミティに乗り込み、
隔壁を破壊し、ボズゴロフ級から脱出し、救援を呼びに向かいます。
残されたアドラーを、ジョエルのレイダーが手にし、彼女を追います。

□機動戦士ガンダム0079外伝 EPISODE STAND BY ME
 第1話「PAPER MOON」

地球降下作戦後の話のようです。
占領した基地に、出撃していたザク小隊が戻って来ます。
パイロットのイアンは、父親との確執があり、それを回想します。
父親は、宇宙での食糧問題に付いて研究を行っていますが、
息子のイアンは、スペースノイドによる自治権の獲得に傾倒します。
父親は、戦争が起これば、多くの人が死ぬ。我々人類は、何のために
宇宙へ出たのかよく考えろと意見しますが、イアンは、臆病者だと反論。
また、地上に残ったエリート共が、資源を食い尽くすと決め付けた、
一般市民を都合良く宇宙へ放り出しただけだと、続けますが、
既に宇宙での暮らしが故郷になりつつあり、その考え方は、古臭いと。
イアンは、基地裏の小麦畑を眺めながら、そんなことを思い出します。
イアンが仲間に呼ばれ、基地内に入って行くと、近くで暮らしている
子供たちが現れ、基地の中に美味しいものがあるんだと話しています。

夜明け頃、基地への砲撃があり、イアンたちは、ザクで出撃します。
降着状態にある東地区で、連邦軍の反抗作戦が始まっているようです。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第4話 シャクティ・カリン

エンジェル・ハイロゥの中のシャクティは、祈り、周囲の荒ぶる心を
鎮めようと、サイキッカーと呼ばれる人たちに呼び掛けます。

オデロは、シャクティと出会った時のことを回想します。
孤児のカルルマンを世話したり、人がやっていくべき当たり前の生活を
キチンとできちゃう女の子なんだと思ったようです。
ウォレンから聞いたこととして、私たちは、クジラやアザラシと同じ、
死んだら腐るんですと、クランスキー姉妹に言うと、マルチナは、
この海岸の骨は気持ち悪いと言います。シャクティは、これを聞き、
今の地球が、動物がきれいに死ねない環境になったからだと話します。
きれいに生きていける環境を作るため、戦っているんじゃなくて?と。

その反面、変に頑固なところもあり、クロノクルを説得したり、
エンジェル・ハイロゥのことを聞くため、キスハールの拘束を解いたり、
止めるハロやフランダースを無視し、ヤナギランの種を植えてみたり。
オデロは、当時は、面倒なやつだなって思っていたようですが、
人間が生きる上で、何が大切か一番よく知っているからこそ、
あんな大胆なことをやっちゃうんだよなと、思い返していました。
だからこそ、たくさんの人々の意思を集め、暖かな光を発生させたと。
もしかしたら、誰よりも強いかも知れない、ウッソ以上にさと。

□月刊モビルマシーン縮刷版
 VOLUME21 モビルマシーン休刊記念座談会

今号は、休刊になったU.C.0147年12月売り号から、休刊記念座談会を
電撃的に翻訳したとのこと。ドゥカーの尽力に感謝していました。
で、トリムールティを巡る政変やフォーミュラ計画についてのこととか。
後は、フォーミュラ計画の系譜として、機体の派生図がありました。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第36話「煌めく気配(後編)」

ワイズマン軍曹とキム伍長のデナン・ゾンは、ラフィン・ブルを臨検。
ザビーネ大隊長の指示により、降伏した兵や非戦闘員や怪我人、
救える命は救ってやれとも命令が行きます。で、左舷の「箱」から調査。
ワイズマン軍曹たちは、CV軍のデータにない機体や、アイザックなどを
発見し、驚きますが、サナリィと言えば、MS開発をしている機関だから
実験段階の見たことないMSがあってもと。で、F91をも発見します。

アノー博士たちは、フロンティアIVを目にしますが、CV軍が攻撃を
しているなら、連邦の駐屯軍との攻防で砲火の光がある筈ですが、
それが見られず、居住区で戦闘を行っているのではと考えます。
が、マルは、民間人を巻き込むような馬鹿な軍隊はいませんよと。
アノー博士は、子供たちの無事を、レズリーに託し、祈ります。

シーブックは、ドワイトと話し込んでいるセシリーが一瞥した時、
芝居を見に行く約束をすっぽかした時の表情と同じだと感じます。
悲しそうな、困ったような眼。そして、約束をすっぽかしただけでなく、
楽しみにしていた観劇の約束を、気持ちとは逆の酷い言い方をしたと。
くしゃくしゃのチケットを見詰めながら、物思いに耽っていると、
傍らのサムが、超入手困難なチケットを何故持っているんだと訊きます。
シーブックは、咄嗟に拾ったものだと言ってしまいます。
そして、チケットをくれたセシリーのことを思い、謝らなきゃと。
そこへ、一陣の風が吹き抜け、子供が持っていた風船が飛ばされます。
シーブックは瞬間、自分の回りに宇宙があるイメージを見ます。
さらに目映い星のようなものが、幾つか動いている軌跡を見ます。
シーブックは、何かが来るのではないかと感じます。
その軌跡は、CV軍が15番の隔壁を焼き破るトーチによるものでした。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-10[U.C.0085 人狼の誕生]

U.C.0085年8月、名も忘れられた鉱物資源衛星──
マカミは、プチモビを操り、有用なものを探します。
作業が終わり、マカミは、父親と合流し、帰宅します。
父親は、体を悪くし、マカミの仕事で、生活しているようです。
マカミは、ここでの暮らしに不満がありましたが、家族がいるからと。
妹のリンゼがマカミたちを出迎え、ガンダムのパーツは?と訊きます。
リンゼは、直線的な工業的デザイン、クールなデュアルアイのガンダムが
ジオン系よりもグッと来ると熱っぽく、兄のマカミに語ります。
ただ、父親は、連邦嫌いだから、父親の前では絶対言うなよと言われます。
マカミは、お土産があったと、1つの操縦桿を、リンゼに手渡します。

夕食時。ラジオのニュースは、サイド1の30バンチで、
激発性の伝染病による犠牲者が現時点で、数百万人以上に上ると。
父親は、地球の連中に、スペースノイドを助ける気なんざないのさ。
俺らが数を減らし、万々歳位に思っているんだろうと愚痴を言います。
ジオンが余計なことをした所為で、俺たちまで……と言い掛け、
母親(妻)に窘められ、父親は、謝り、家族は、食事を再開します。
リンゼは、13歳になり、仕事の手伝いをすると言い出します。

ややあって。マカミは、リンゼにプチモビの操縦を教えることに。
父親が見守る中、マカミとリンゼのプチモビが、半壊のザクを回収。
一段落し、リンゼは、もう一人前だと、近場のジャンクまで競争を。
その途中、ケーブルでデブリを引っ掻け、傍にあったクラッカーを
満載したデブリが爆発してしまい、リンゼ機は、制御を失います。
マカミは、直ぐに助けに行こうとしますが、父親は、下手に動くと、
お前まで戻れなくなると、マカミを制止します。
マカミは、振り切り、腕部からアンカーを射出し、リンゼ機を固定。
マカミ機は、慎重にワイヤーを巻き、リンゼ機を回収しようとしますが、
ジム・クゥエルのビーム・ライフルが、ワイヤーを熔断します。

クゥエルのラセッドは、ロビソン機から何故撃ったと詰問されますが、
さっきの爆発は、兵器によるものだったと、笑って答えます。
こんな所に棲み着いているスペースノイドは、テロ予備軍だとも。
また、新任のリュコス艦長も、この資源衛星は、ジオン残党の潜伏地だと
私が、そう判断したと後付けし、敵対戦力を早急に殲滅しなさいと。
クゥエルは、父親のいる管制室や、居住区を次々に破壊して行きます。

気が付くと、マカミは、病院のベッドのような場所に寝かされていました。
傍らの黒いハロから、君を救助できただけでも奇跡と言えるが……と。
私は、君と同じように、ティターンズの暴虐を憎む者だと続けます。
マカミは、ラセッドたちに復讐を誓い、黒いハロは、名と身分を付与。
そうして、整備士のマカミ・タルボットが誕生します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(2)

アナハイム社がAGX-11型を破棄したことが、トニオ博士にも伝わります。
博士は、廃棄場所を訊ねますが、コバサンにも判りかねます。
また、室長のレイモンも、破棄の件が報されていなかったようです。
さらに、フランチェスカ部長は、昨晩自殺したとのことです……。
博士とコバサンは、彼女は、自殺と縁遠そうな人柄だと話します。
コバサンは、一足先にオリンポスに戻り、受け入れの準備を始めます。
博士は、1号機が失われたとしますが、フィリー姉妹なら見付けられると。

フィーのマラサイ、コニィのグラシュティンが試験を行っていますが、
フィーは、何かしらを感じ取り、それが、白のグリモアという存在だと。
帰投後、ハイファン師父にそのことを伝えると、この刻を待ち侘びだと。
ただ、フィーは、トニオ博士が言っていた「ハイファンという男は、
パプテマス・シロッコを悪霊にする」という言葉を思い返します。
コニィは、自分たちのタリスマンが沈黙したままなため、確証はないと。
ハイファンは、彼女たちは、白の巫女故、直感に意味がないとは思えんと。
で、フィーは、月の向こう側で、それを感じ取ったと話すと、
ハイファンは、月の裏側のグラナダ市かと膝を打ち、ごく最近、
匿名の人物から、白き本を持ち主に返したいというメッセージを受けたと。
それが前述のAGX-11型で、フィーが回収に向かいます。

一方、グラナダで調整中のマシロは、トニオ博士から作られた能力を
誇り、ひけらかすことは卑怯だと。力を示さず、凡人に紛れて生きろと
深層心理に刻み込みますが、シロッコの人格が覚醒してしまいます。

□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.9 フェーベ直掩隊

一年戦争末期に結成された、レビル艦隊が誇る旗艦フェーベに所属する
第315MS小隊は、通称「ブルー小隊」と呼ばれ、当時は、具体的に
証明するデータの大部分が消失していたが、戦後のFSSの調査により、
ア・バオア・クーに対する第三戦闘ラインエリアで、フライトレコーダーの
回収に成功し、小隊の詳細が明らかになっている。79SC型、KC型、HC型、
それぞれ1機ずつの3機編成で構成されていた。
KC型が迎撃任務に当たり、足止めした敵を、SC型が後方から狙撃する。
HC型は、戦闘中に無防備になるSC型や艦艇などを巨大な防盾で護衛する。

□機動戦士ガンダムNT
 第57話『鳥になれ』

IIネオ・ジオングは、腕部のメガ粒子砲を掃射しますが、ミシェルの想いが
ナラティブを守り、攻撃を弾き、寄せ付けず。
逆に、ナラティブの攻撃は、IIネオ・ジオングを着実に破壊していきます。
それでも、IIネオ・ジオングの攻撃は、ナラティブを徐々に破壊して行き、
ナラティブは、四肢を破壊され、コア・ファイターを分離させます。
ヨナ少尉は、バルカン砲を掃射し続けますが、機体の左側を損壊します。
IIネオ・ジオングの腕部が迫りますが、そのふたつを攻撃が貫きます。
その攻撃は、バナージのシルヴァ・バレトが放ったものでした。
バナージ機は、IIネオ・ジオングの動きを掣肘し、コア・ファイターは、
破壊されながらも、ヨナ少尉は、ノーマルスーツで、フェネクスに到着。
IIネオ・ジオングは、バナージ機に対し、傀儡としたジェガンを投入。

ヨナ少尉は、フェネクスのコクピットの中で、形見のペンダントの欠片を
見付け、自分の、ミシェルのとが自然に合わさり、ひとつに戻ります。
ヨナ少尉は、ペンダントを見詰め、君が鳥になるなら、オレもと。
フェネクスは、拘束を解き、アームド・アーマーDEを装着します。
デストロイモードになったフェネクスは、IIネオ・ジオングと対峙します。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.12 “立ち上がれマロビ”

宇宙世紀0079年12月9日、南米ラ・リオハのチレシート──
セラフィマ伍長は、キルに連れられ、この街に到着します。ジャックも。
キルは、戦争が終わるまで、ここにいれば良いと、彼女に言います。
キルたちは、ゴンドラに乗り、山腹の屋敷に向かいます。

ラルフ中尉は、今の状況を、シュウカ伍長に報告します。
彼女曰く、先日のMS強奪事件も、その組織が関与している可能性がと。
バルン社のお爺さんは、アンタら連れて来た間者に社長が攫われたと立腹。
ラルフ中尉は、補給物資が送られてくることや、直接の撤退命令が無く、
自分たちは、バルン社長の救出に向かうと、シュウカ伍長に言います。
彼女は、アジ・ダハーカの情報が入り次第、報せるとして通信を終了。

キルたちは、豪奢な教会のような建物に到着します。
キルは、今日からセラの家でもあるからと、部屋に案内します。
すると、その部屋からベビが現れます。セラフィマ伍長がジオンと判り、
ベビは、クライシンガ少尉と違い、お前は、逃げていないと話します。
キルは構わず、部屋に入ると、バルン社長が部屋にいました。

で、クライシンガ少尉たちは、移動中。トマス軍曹は、戦場で遭遇した、
弟(ウィリアム軍曹)らしき人物のことで、気も漫ろになっていました。
ザルゴは、いざとなれば、躊躇無く銃爪を弾く覚悟は持っていてくれと。
クライシンガ少尉は、連れ去られたセラフィマ伍長の救助を考えます。

セラフィマ伍長とバルン社長は、それぞれの境遇を話し合います。
で、バルン社長は、きっとマロビ曹長が助けに来てくれると確信。

当のマロビ曹長は、愛機の中で落ち込んでいるかと思いきや、
残された装備を最大限に活かした機体の改装案を練っていました。
バルン社のお爺さんたちに設計図を渡します。丁度補給も届くようです。
EPI.10.5でやってた、ガンキャノンなどが届くのでしょうか??
が、作業には、それなりの施設が必要になり、当てはあるようですが、
お爺さんたちは、できれば、そこには行きたくない様子……。

岸壁の近くにある建物の中で、鏡に向かっている女性がいました。
女性は、くしゃみをすると、私の噂をするのは、どこのどいつだいと。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第22話 Dear Fairy(1)

宇宙世紀0079年12月31日、ケープカナベラル基地──
アルマ少尉たちは、基地に籠城し、1週間が経ち、暇を持て余します。
そこへ、連邦軍の部隊が警戒ラインを超え、総員戦闘配置となります。
基地は、連邦軍に包囲されつつあり、爆撃機の編隊も多数確認。
ミア技術少尉機とヘレナ曹長機は、イアン中尉機と対空防衛に。
アルマ少尉は、地上のMS部隊を迎撃し、防衛ラインを死守することに。
フライ・マンタを対空砲火で撃墜しつつ、ジム部隊を迎撃します。
アルマ少尉機は、ミア技術少尉とイルメラ軍曹が懸命に調整を行った、
携行型のビーム・ライフルで、次々にジムを撃墜していきます。
アルマ少尉機がビーム・ライフルを撃ち尽くし、武器換装で後退。
その間に、防壁の一部が破壊され、ジム・コマンド部隊が流れ込みます。
アルマ少尉機の損傷率は上昇して行きますが、彼女は、生きるために
みっともなくても、最後まで、足掻くと、果敢に攻め込んで行きます。
ヘレナ曹長機とミア技術少尉機も触発され、支援攻撃を拡げます。
それに呼応し、イアン中尉機の部隊も弾を惜しむことなく応戦します。
ややあって。終戦協定を報せる複数の通信があり、イルメラ軍曹は、
戦場に飛び出し、終戦を報せようとします。
が、連邦軍は、未だ攻撃中で、アルマ少尉は、はいお終いなんて、
受け入れられないよねと、覚悟を決め、戦場の真ん中へと進みます。
イアン中尉も反撃以外では発砲するなと厳命します。
連邦軍も戸惑い、本部に確認を取ろうとしますが、一部の機体は、
終戦だろうが、目の前に敵がいるんだぞと、攻撃を続けます。
そんな中へ、アルマ少尉機は、空拳で、連邦軍の前に進んで行きます。
バルバラ中尉は、ヘレナ曹長とミア技術少尉に対し、
たとえ今からどんなことが起こっても、決して撃つなと命じます。
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ガンダムエース2024.05 No.261

2024年04月26日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年05月号〉



□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.8 RGM-79HC ジム・ガードカスタム(フェーベ直掩隊)

頭頂高/全高:18.0m/18.5m
本体重量:90.0t(ガーディアン・シールド含む)
装甲材質:チタン系合金
固定武装:
 60mmバルカン砲×2(頭部)
 バルカン砲×2(肩部)
 ビーム・サーベル×2(不明)
 ビーム・ダガー×2(腕部)
携行武装:
 ビーム・スプレーガン
 E-2ビーム・スプレーガン×2
 ガーディアン・シールド

宇宙世紀0079年、地球連邦軍の第一連合艦隊であるレビル艦隊は、
ジオン公国のデギン・ザビ公王との和平交渉に向かった先で、
ソーラ・レイに焼かれ、壊滅している。その後、10年の歳月を掛け、
当時のデータを解析した結果、旗艦フェーベの315MS小隊の一部が判明。
この小隊の79HC型は、オースティン・ブルック少尉機だと確認された。
主任務は、友軍機の護衛から、会敵時に橋頭堡になり、壁役を務める。

オースティン少尉は、北米ニューヤーク出身の元野球選手で、戦前は、
捕手として活躍していた。しかし、ジオン公国軍による地球降下作戦で、
ニューヤークはジオンの占領地になり、地球方面軍の司令部になっている。
その時から、オースティン少尉は、ザビ家打倒を誓い、大型特殊の免許を
幾つか持っていたことから連邦軍の兵学校に入隊し、新設された、
MSパイロット候補生になり、南米ジャブロー基地でMS操縦を経験する。
そして、ジオンによる大規模降下作戦で、彼は、ジムに乗り込み、
初戦で2機のザクを撃破し、その成果が認められ、ブルー小隊に配属。
教導隊として、戦地で実戦を経験し、12月30日に戦死している。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第9話

キユウは、アノクタに対し、戦術を練りますが、ヴィルダに声を掛けられ、
相手を殺すことが目的ではなく、無力化を最優先する方法を考えます。
また、ヴィルダは、死なないでと、キユウと改めて約束を交わします。
アノクタは、二振りのナルカミで、先制攻撃。ジウは、防戦に回ります。
クレイグは、死なないでとの約束は、欺瞞ではないかと断じます。
ヴィルダも、あの心臓が齎すデータストーム耐性がどの程度か未知数で、
彼の生命に影響が及ぶことも充分にあり得ると、自認していました。
だから、これまで決してスコアは上げて来なかった。そして、これからも。
クレイグは、キユウは、少なからず聞いているんだろう?と言います。

キユウが育った施設は、表向きただの孤児院だが、その実体は、ガンダム
パイロットの養成施設で、一般的な教育は受けられず、ただ、GUND技術で
人々を救う理想と、GUND-ARMに乗ることを教え込まれる。
キユウたちは、元々紛争地域の出で、不自由な人生に意味を与えたのだと。
なので、彼らに取っては、当たり前のことなんだ。ガンダムに乗ることも、
乗り続けたら、何れ死ぬこともと、クレイグは言います。
そして、自らの死がGUNDの未来への道程を舗装する石の一粒になると、
彼らは喜んで、その身を捧げるだろう。運命に従ってと、続けます。
それを証左とするように、ヨシカは、パーメットスコアを3にアップ。
キラキラのお花畑にもうすぐ行けるんだと、笑顔さえ見せます。

ヴィルダは、それは、教育ではなく、呪縛だと反論します。
ガンダムから離れれば、心臓が止まるなんて呪いまで掛け、
判断のおぼつかない子供を、無理矢理従わせているだけだと断じます。
クレイグは、死ぬことが悪いことだと決めつけてはいけないと話し、
僕の言う「救い」は、その先にあると持論を展開。ヴィルダは、拒絶。
キユウは、瓦礫を巻き上げ、ナルカミを掣肘します。
クレイグは、キユウの心臓をジウから開放するために行動しているが、
キユウは、あれだけ大きな身体を自分のものだと思っているんだとし、
彼がジウから離れてしまえば、キユウの心が壊れてしまうと警告します。
そして、もう一度、ヴィルダを自らの組織に勧誘しますが、断られます。
ヴィルダは、その場を離れますが、クレイグは、それを許します。

キユウは、虎の手を囮にし、加速前のナルカミを一振り奪取します。
ヨシカは、通信を同調させ、何故スコアを上げないのかと訊きます。
キユウは、先生との約束だからと答えると、ヨシカたちの命は、
GUNDのため、ガンダムに乗るためにあるんだから、と言います。
キユウは、死んじゃダメとか、殺しちゃダメとか、よく判んないけど、
先生と旅をし、人を助けている所を見ると、一緒にいたいって思うと。
また、スコアを上げなくても、俺は、結構強いしという軽口も。
ヨシカは、キユウが勝手なことをしているが、今回も「捕まえろ」。
それもキユウが一番で、ヨシカが二番だからだと、不機嫌になります。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.11 “三巨星、欠ける”

バルン社長たちが捕らわれている場所に、トマス軍曹のズゴックが登場。
金頭の旧ザクを敵機だと見破り、左腕部の丸鋸を回転させ、飛ばします。
旧ザクが転倒した影響で、バルン社長たちに大きめの瓦礫が飛びますが、
社長だけは、ベビが体を張って瓦礫を防ぎ切ります。
トマス軍曹は、傍らの社長たちを見付け、その中で自分に似た顔を発見。
そこへ、ザルゴのワッパも駆け付け、連邦兵に向け、銃弾を放ちます。
トマス軍曹は、生き別れになった弟を思い出し、攻撃を制止させます。

ジ・レギアを自称するアジ・ダハーカの長は、デバに撤収を命じます。
デバが信号弾を上げると、何処からともなく、レアっぽい走鳥類の群が。
ジ・レギアは、赤ジムをデバに任せ、ベビとバルン社長を鳥に乗せ、帰還。
ウィリアム軍曹と、ボルン社社員は、その場に取り残されます。

マロビ曹長の方も、仲間を守る戦い方をしたため、キルのグフに敗北。
セラフィマ伍長は、グフに乗ったまま、連れ去られたようです。
マロビ曹長たちは、敗北し、ウィリアム軍曹機を奪取されてしまいます。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第29話

ケンは、タツミが充分な距離を取り、変形し、精密射撃に入ると予測。
しかし、タツミは、マルチロックオンシステムを使い、ケンの2号機の
コクピットや動力炉以外の武装を捉え、武装を無力化させます。
そのまま墜落する2号機の手を、タツミの1号機が強く握ります。
タツミは、自分に何もないのが何だ。世界に価値がなかったら何だ。
見付けるんだよ。それは、見付かるまで探すんだと、ケンを諭します。
ケンは、母親と同じ、ケニーと呼び、母親と同じことを言うタツミに対し、
俺の負けだと、潔く負けを認めます。1号機と2号機の勝敗が決します。

ヴァレは、何処にも居場所がないのは悔しいが、仲間を犠牲にするのは、
嫌だと、ジョエルに負けを認めようと、進言します。
ミヤビは、2号機を奪われた責任は、私たちにもあり、代償はあるが、
世間に害を為す考えを改められるなら、今後の身の振り方に助力すると。
が、ジョエルは、ヴァレを撃ち、まだ修正は可能だと、諦めません。
そして、青き清浄なる世界のためにもと、ブルーコスモスの理念を。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-09[裁かれざるもの](後編)

レト少尉は、マークIVを奪ったロビソン大尉に投降を呼び掛けますが、
ロビソン大尉は、俺は、殺しちゃいないと言った筈だと、繰り返します。
確かに、ラセッドのことは、殺してやりたいと思ってたさと吐露します。
だが、証拠の始末はしても、手を下したのは、俺じゃないと言います。
皆が狼だと判断するならと、マークIVは、サーベルをDIIに突き立てます。
瞬間、ロビソン大尉の脳内に、ラセッド中尉の幻覚が話し掛けて来ます。
あんたは、臆病な犬だよ。過去の罪に揮え、誰かの言いなりになるだけの。
その隙を衝き、マカミ軍曹がサーベルの柄を、レト少尉のDIIに渡します。
レト少尉機は、サーベルの柄を伸ばし、ジャベリンで、マークIVを攻撃。
コクピットを貫かれ、マークIVは半壊し、ロビソン大尉は、瀕死の状態。
レト少尉が駆け付けると、ロビソン大尉は、狼に気を付けろと言います。
ヤツは、俺やラセッドのような狼擬きとは違う。狡猾に、冷酷に、
人の皮を被り、正体を隠し、定めた得物を刈り取る真の人狼だと遺します。

レト少尉は、ロビソン大尉の最期の言葉を、艦長と副長に伝えますが、
錯乱した犯人の戯言に過ぎないと、一笑に付されます。
レト少尉は、あれ程リスクの高い殺害方法を選んだことも解せないとも。
証拠隠滅も態々出撃しなくとも、破壊し、艦内に隠すだけで事足りると。
仮に、隊長が何者かに過去の罪を知られ、殺人に加担させられていたとも。
リュコス艦長は、これを聞き、艦内に疑心暗鬼の種を撒くため、
犯人が遺した最期の悪足掻きに、惑わされてどうするの?と、窘めます。
話題は変わりまして、艦長は、エースに続き、隊長まで失ったため、
アクシズの新型機を撤退させ、隊長に勝利した、レト少尉を後任に任命。
レト少尉が退室した後、艦長は、副長の名を呼び、何かしらのお願いを。

レト少尉は、艦長への報告を終え、マカミ軍曹と合流します。
マカミ軍曹は、レト少尉に、命を救って貰ったと、頭を下げます。
また、マカミ軍曹は、何故、僕を信じてくれたのかと、訊ねます。
レト少尉は、あなたが悪い人のようには、感じられなかったからと。
ややあって、ふたりは、解散します……。

クラートたちのエンドラ級に、エゥーゴの使者を名乗る客人が到着。
ヴコドラクと名乗るその人物は、顔を覆った仮面を着用しています。
さらに、名前も偽名なのだとし、非礼を許して欲しいと話します。
ヴコドラクは、セルビア語で、狼の毛や皮を意味し、転じて人狼だそうな。
使者曰く、クラートたちの前に現れたガンダムは、マークIVを基にした
実験機で、ヘカーテには、もう1機のガンダムが存在しているそうな。

マカミ軍曹は、レト少尉からの心象を思い返し、大笑いします。
そして、やっとふたり──、けど、まだだ、始末しなきゃいけない奴が。
どんな手段を使ってでも、俺の目的を果たすと、レト少尉を利用するとも。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 63

囚われのサフィラ中尉は、手持ち無沙汰で、腐っていました。
ナナイが姿を見せなくなり、3日、囚われてから14日?経過してる様子。
で、少し仲良くなった見張りのデレク二等兵に、室内から声を掛けます。
サフィラ中尉曰く、誕生日、出身地、子供の頃の渾名を聞き出したと。
ちなみに、初恋の子の名前は、マージというらしい。
そんなことを軽々に話してしまい、デレク二等兵は、上官に怒られたため、
今度は、用心していたのですが、ホーマー二等兵と交代している時間だが、
私と喋った罰として、超過勤務になっていたら申し訳ないとの話に対し、
四直から三直勤務になったと話してしまい、慌てて、隠そうとします。
サフィラ中尉は、ミネバの身柄確保のため、ルオ商会が動いていれば、
連邦軍も重い腰を上げざるを得ない状況になっているとし、警戒レベルの
引き上げから24時間……、ぼちぼち始まる頃合いかなと、推理します。
そして、左手首を傷付け、何かしらの器具を取り出します。

基地では、第三管区を通過する未確認機を発見しますが、引越公社の
定期便(ルナライン238便)と判明し、何時もの通りだと見逃します。
基地司令は、敵襲があると予見したシャア総帥の根拠を訊きたいと、
隣にいるナナイに嫌みったらしく訊ねます。
ナナイは、警戒中のユッタ(ヴィルデン1)や、ヤーヒム隊に通信し、
センサーではなく、ユッタが感じたことを、些細なことでも報告させます。
ユッタは、シャア総帥との会話を思い返します。総帥曰く、ミネバが
連邦の手に落ちれば、ムーン・ムーンの仕組みが世界中に知れ渡る。
それを作った者、黙認して来た者、恩恵を受け続けている者、彼らは、
あらゆる手段を用い、口封じをするため、ミネバを攫いに来るだろうと。
ユッタには、それを防ぐ盾になって貰いたいとします。
ユッタは、ミネバを利用し、連邦を脅すこともできるのでは?と。
シャア総帥は、だとしたら、ミネバを再び連れ、逃げ出すのか?と。
また、ミネバを交渉材料にすれば、コロニーのひとつも差し出すだろうと。
が、欲しいものは、既に手に入れる算段が付いていると、アクシズを。
そして、君を受け入れ、共に戦った人たちと、敵対することになると。
幼いユッタには、シャア総帥の言葉を聞く他なく、現状に至ります。

ウバルド大尉は、頭痛に襲われます。ベレニス曹長は、心配します。
彼女は、大尉の変容に、以前のように怒鳴り散らしている方が軍人として
信頼が置けますが、今みたいに意見を尋ねる方が、私は好きだと話します。
ウバルド大尉がベレニス曹長に何かしらを言い掛けた瞬間、艦内放送。
バリュートが展開され、スイングバイを利用し、艦隊からMSが出撃開始。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report21「キッカ・コバヤシ」

宇宙世紀0095年5月 ニュー・ケネディ宇宙港──
アムロの足跡を追い、キッカは、宇宙に上がることになります。
が、搭乗予定のフォン・ブラウン行き、エア・ユナ316便は、軌道上の
安全確保のため、搭乗開始時刻が定刻から2時間程度遅れることに。
キッカは、これまでの資料を纏めることで、これまでの証言を回想。

これまで多くの人にインタビューをして来たが、それぞれに語られる
アムロの姿は、全く違っていた。誰かが嘘を言っている訳ではなく、
対する相手や状況により、見せる顔も違い、一見して矛盾しているように
見える面もコインの裏と表のように密接に繋がっているとします。
プロパガンダで広まった絶対的なエースとしての姿がコインの表面なら、
その裏には、哀しみを知った戦士、否、傷付き壊れ掛けた少年の横顔が
刻まれていたのだと。その傷を癒すのに、7年の月日が必要だったと。
パイロットとしての強さと、ひとりの人間としての脆さは、表裏一体で、
輝かしいコインの表面、くすんで傷だらけの裏面のどちらも彼だけど、
人の善性を信じる純粋さは、決して失われることはなく、好敵手であり、
友でもあった男との決戦に臨み、あの極光の彼方に消えてしまった……。

キッカは、時間が来て、月面フォン・ブラウンに上がります。

□機動戦士ガンダムNT
 第56話『少しずつ』

マリクは、あの子を取り戻せるのは、オマエだけだ、アタシじゃないと、
シークに、そして、ビアギッテにも戻って来なさいと言葉を掛け、消滅。
ビアギッテは、自分がマリクを殺してしまったと、涙を流しますが、
それも、悪魔から借りた特別な力を使った所為だとし、自らを呪います。
そして、遅過ぎたとしながらも、IIネオ・ジオングの方へと向かいます。

ミシェルがばら撒いたサイコフレームが、ナラティブを包み込みます。
ゾルタン大尉は、ナラティブを攻撃しますが、その総てが無効化されます。
ヨナ少尉は、苦しむだけの命なら、最初から生まれなきゃ良かったと。
が、父親の形見のペンダントを三人で分けた時の状況を思い出し、
本当に嬉しいことって、辛いことや哀しいことと、セットになっていると。
また、傍らのミシェルに勇気付けられ、囚われたリタの元に向かいます。
生きているオレが、やらなければならないコトはまだあると。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第21話 霧を抜け、光射す(2)

アキンのブラックライダーは、アルマ少尉機を圧倒して行きます。
ノアは、ホワイトライダーに、ミア技術少尉機からの銃撃を受け、激昂。
ノア機の反撃に遭い、ミア技術少尉機は、左腕部を破壊されます。
アルマ少尉は、ミア技術少尉に、ヘレナ曹長機を連れ、後退するように。
ミア技術少尉は、異を唱えますが、アルマ少尉は、足止めが最優先だと。
それでも、ミア技術少尉は、後退せず、ホワイトライダーの注意を惹き、
近付いて来たホワイトライダーに、ヘレナ曹長機が襲い掛かります。
ヘレナ曹長機は、ホワイトライダーを斬断し、アルマ少尉機の加勢へ。
ブラックライダーがホワイトライダーのノアの救助に向かおうとすると、
レナート中尉機が掣肘に入り、ホワイトライダーを破壊してしまいます。
そして、処分されたくなきゃ、死ぬ気で殺せと、アキンに厳命します。
ブラックライダーは、赤い光を放ち、これまで以上の機動を見せます。
ミア技術少尉機が周辺を掃射し、爆炎で、ブラックライダーを可視化し、
アルマ少尉機とヘレナ曹長機の両機により、無効化されます。
この戦闘で、ヘレナ曹長機とミア技術少尉機は、限界を迎えます。

アルマ少尉は、レナート中尉に、こんな弱い奴に負ける筈がないと。
レナート中尉機は、威勢良く突撃しますが、簡単に反撃を受けます。
そこへ、ブラックライダーが現れ、アルマ少尉機を跳び蹴りで攻撃し、
僕は、まだ負けてないと、アルマ少尉機に組み付き、組み伏せます。
レナート中尉は、そのまま自爆しろと、アキンに命じます。
そして、ブラックライダーの背部を銃撃し、自爆装置を起動させます。
利用されていたと知り、アキンは、レナート中尉機に組み付き、跳躍。
両機は、崖下に墜落しながら、その途中で、爆発四散します。
アルマ少尉たちは、無事に帰還します。

ややあって。アルマ少尉は、キリー少佐機が出撃する場面を見ますが。
彼女たちは、北米ケープカナベラル基地に到着していました。
キリー少佐や北米キャリフォルニア基地の様子は判然としないまま……。
宇宙では、宇宙要塞ア・バオア・クーでの最終決戦が始まろうとしていた。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第35話「煌めく気配(前編)」

ラフィン・ブルは半壊し、ガーパイクは、挟み撃ちになり、後部に被弾。
連邦軍側の機体も全滅し、レニ中尉のF91は、過負荷で擱坐し、CVの手に。
レニ中尉は、コンソールボックスから銃などを取り出し、反撃の準備を。
で、コクピットを自ら開放し、機外のCV兵に、手榴弾を投げ付けます。
が、CV兵は無傷で、レニ中尉は、コクピット内に銃撃を受け、戦死します。
今際の際に、地球が見え、母親のことを思い出します。
オクパル大佐は、F91をCVに渡すのかと、バークス艦長に詰め寄りますが、
艦長は、退却のタイミングを間違えてはいけないと、戦域から離脱します。
そして、残されたラフィン・ブルは、CVの制圧を受けることになります。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 魔星再誕編(1)

月面グラナダ市某所──
ローレン博士の元に、戦死した筈のハマーン・カーンが現れます。

ジェシー大尉たちは、オーヴェロンが建造されている開発部門を査察。
彼らは、そこで、白いジ・O(偽装済み)を発見いたします。
レイモンが慌てて駆け付け、不法侵入だぞと、ジェシー大尉たちを叱責。
内心は、査察は明後日じゃなかったのか?と、上層部を当てにできないと。
ジェシー大尉は、ジオンの工作兵に発砲したのは、この機体か?と。
レイモンは、意図せずに発砲に至った件は、正式な報告書が行った筈だと。
ジェシー大尉は、正式な報告書が正確な報告とは限らないと疑います。
グラナダ工廠で、シロッコ縁の機体が建造されているという情報を得て、
先日の騒動では、ガンダムタイプを見たいという者もいた。
導かれる結論は、シロッコのガンダムだと、ジェシー大尉は、言います。
そんなものが存在するなら、確認せねばならん。理屈は判るだろう?と。
が、ジェシー大尉たちは、空振りだったと、その場を後にします。
レイモンは、マンハイム博士の偽装が役に立ったと、渋々に認めます。
で、機体を改められる前に、フランチェスカ部長に働いて貰うことに。

メラニー会長は、報告を受け、露骨に不機嫌な態度を見せます。
フランチェスカ部長は、軍需企業が兵器を造って何がいけないのかと。
会長は、やれやれという感じで、世の中そう単純ではないと言います。
ティターンズは、連邦軍最大の汚点になり、実体がどうであったにしろ、
シロッコは、ティターンズ時代を象徴する男であるため、蒸し返して、
今の連邦軍の新体制にケチが付いては困ると。顧客の不興を買うのも。
会長は、フランチェスカ部長に、次期主力量産機計画の資料を見せ、
その重要性は、ガンダム1機と較べるべくもなく、厭戦気分が高まる
終戦直後のこの時期に、機種転換に掛かる莫大な予算を認めさせねばと。
ちなみに、その資料には、RGM-89 ジェガンの名前がありました。
シロッコのガンダムは、始めから存在しなかったと、役員会で決したと。
フランチェスカ部長は、グリモアごと、総て破棄するのですか?と。
会長は、投資のコツを知っているかね?損切りを躊躇せんことだよと。
リモート会議が終了すると、複数の黒服が、身辺警護として現れます。
フランチェスカ部長は、彼らが監視、あるいは私を始末するつもりだと。
部長は、布石として、セラーナたちに機体を供給していたようで、
この89年は、再び動乱の年になるとし、機種転換へのお膳立ては、
自分が。そうなれば、上層部は、私を捨てられないとしますが……。

フランチェスカ部長の話によれば、セラーナたちに供給した機体は、
グリモアは、極めて省スペースなサイコミュで、ファンネル使用時の
演算負荷を分散させつつ、機体の反応速度や運動性の向上も見込めると。
ただ、周囲は鵜呑みにはせず、エルナルドは、慎重に検討すべきと助言。
ローレン博士が、ロンという名前と役職を棄て、セラーナたちに合流。
冒頭のハマーンを伴いますが、セラーナは、ハマーンの影と看破します。
セラーナの父の代の側近たちが用意していたのですが、ハマーン自身は、
徹頭徹尾必要ないとの考えで、乗艦は疎か、近付くことも許さなかったと。
そのため、開戦以降、ついぞ出番がなかったと、彼女は話します。
で、ハマーンの総てを刷り込まれた彼女を用い、セラーナを調整すると。
大量の薬物と人格改造で、強引に行うのではなく、彼女との長期的な
精神感応により、記憶や知識を徐々に共有していく方法を採りたいのだと。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 Epilogue

ベルフ少尉のターン。シャルル艦隊との戦闘時。ACT.9位の頃かな??

遡りまして。
ベルフ少尉は、ファステストフォーミュラ隊の話を聞きます。
アフリカに落下したF90の3号機からは、パイロットは発見されず。
月軌道上で発見された2号機も同じく、パイロットは居なかったと。
で、造反者ディル少尉と共に、総てを失ったFF隊は、解隊が決定。
2年後の0118年、フォーミュラ計画の推進者ハウゼリー議員が暗殺され、
FF隊は、その存在すら闇に葬られることになります。
連邦に取って余程都合の悪い部隊だったようで、総ての文章も抹消。
ヘルプ曰く、総てが小さな事件に置換され、この世にいたことすら、
なかったことにされてしまった人もいるそうな。

戻りまして。
ベルフ少尉は、F90に関わった人は、良い思いも、悪い思いもあったが、
皆が一様により良い未来を目指していた、その思いを失わせたくないと。
で、ブラウン中尉に案内され、ベルフ少尉は、F91の元に向かいます。
中尉曰く、基幹コンピュータが完成していないが、F90のシステムを移植。
ベルフ少尉の経験値と、かつてのパイロットたちのデータもなと。
嘗てのパイロットたちのように、お前は、こいつを使い、生き残り、
お前の思いを次に繋げと、ブラウン中尉は、ベルフ少尉を激励します。

ヘルプは、ホロディスクに目をやり、リヴの生きた記録は、もう無いが、
お前の生きた証が宇宙を駆けると、F91に思いを馳せます。

0116年に戻りまして。
カナタ少尉のF90PVは、AIのC.A.IIIの判断で、脱出行動を取ります。
ディル少尉のF90は、大気圏再突入コースを辿り、死を覚悟します。
そこへ、ドライグのヴェロニカ中尉の声が聞こえ、諦めるなっと。
ヴェロニカ中尉機は、メガブーストを利用し、リベラ大尉たちから離脱。
リベラ大尉は、どうせ自滅するとし、奇跡なんか起こしても、
誰も帰っちゃ来られないんだからさと、諦観した言葉を言います。

で、ヴェロニカ中尉機は、ディル少尉に呼び掛け、F90の手を伸ばせと。
ディル少尉のF90は、ヴェロニカ中尉のドライグの手を握ります……。

月刊モビルマシーン 縮刷版 VOLUME20
F91 ガンダムF91(疑似人格型AI仕様)

U.C.0122年3月6日、フロンティア・サイド沖におけるオールズモビルとの
交戦で、乗機RGM-89J型を喪失したベルフ少尉(当時)は、同年3月8日、
エイブラムを襲撃したケザン戦隊との交戦で、F90の臨時パイロットに。
以後、ほぼ半年に亘る地球でのOM掃討作戦において、多大な戦果を挙げ、
同年10月1日、エイブラムに輸送されたF91試作機の1機を受領している。
彼は、テネス・A・ユングの再来とも言われているそうな。

ベルフ少尉が受領した機体は、調整に難航していたバイオ・コンピュータ、
及びサイコミュを排除し、F90IIIに搭載されていた疑似人格AI〈K.B.〉を
仮設した仕様で、仮説の意図は判然としていない。
バイオ・コンピュータとサイコミュの連動は、F90IIで達成されていて、
AIシステムに関しては、その不安定さから凍結されていた筈だからである。
コスモ・クルスの資料は、参謀本部のサイコミュ、サイコフレーム不信に
起因するものではないかと強く示唆している。
推進系の仕様に付いては、シーブック搭乗機がそうであったように、
情報が錯綜し、F90Aの設計データを継承したF91には、ミノフスキー・
フライトシステムが搭載されていたという証言が複数存在している。
一方、あくまで通常型熱核推進器の搭載のみに留まるという説も根強い。

エイブラムでは、F90を踏襲し、ガンダムF91と呼称されていたが、
非公然のもので、当時の連邦軍は、F91にペットネームを付与していない。
これは、ハウゼリー議員暗殺により、後ろ盾を失ったフォーミュラ計画
推進派の殆どが、0120年のF90強奪事件で、参謀本部内部の発言力を
失ったことが強く影響していると考えられている。 
しかし、それらの事情を知る由もないスペース・アークの新米士官たちは、
F91にガンダムF91、または、F91ガンダムのコードを与えている。
以後、このコードは、連邦軍の正式な敵味方識別に組み込まれている。

U.C.0147年11月24日 ディナ・キム・ギンザエワ

※言論健全化法案がアメリア議会で解決され、MMM誌は、マリア主義に
則った、青少年向けの内容に誌面刷新を行うことになり、一時休刊に。
これに伴い、バックナンバーの通信販売も終了するとのこと。
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ガンダムエース2024.04 No.260

2024年03月29日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年04月号〉



□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-08[裁かれざるもの](前篇)

レト少尉は、マカミ軍曹に指示し、映像記録を外部に出力します。
レト少尉は、自分たちが昏倒した後、ロビソン大尉は、機体外に出て、
呼び掛けていた行為を、カモフラージュに過ぎないと言い切ります。
真の目的は、物証の凶器と記録端末を、宇宙空間に投棄することだと。
レト少尉は、予め外部カメラを録画モードにしておいたそうです。
「目を閉じることは諦めることだ。戦場のどんな悲惨な中であれ、
目を開き続けたヤツが生き残る」と、レト少尉は、大尉の言葉を引用。
レト少尉は、動機として、麻薬の売買は、ラセッド中尉ではなく、
ロビソン大尉だったとしたら?と、クルーに話します。
レト少尉は、ラセッド中尉が、あの麻薬売買の記録を記したとすれば、
記された期間が長すぎることが奇妙な点だと説明します。
中尉の軍歴は、精々3~4年、一年戦争の頃からの売買は不可能だと。
依怙贔屓と言える程の特別扱いは、中尉に過去の罪を握られているとも。
大尉は、自分の罪を知り、強請続ける悪辣な部下から解放されるために。
ロビソン大尉は、あの記録はもう無く、憶測に過ぎないと抗弁します。
レト少尉は、手渡したものは、別の端末記録だと、端末を提示します。

リュコス中佐は、レト少尉を冷静に観察します。
密室の推理と実演は、自信の言葉に信憑性を帯びさせるための前振り。
極論、投票に勝つためには、この推理が事実である必要はなく、
クルーを納得させるに足る光景を見せればいいだけの話だとします。

レト少尉の推理は正しかったようで、ロビソン大尉は、動機は認めつつ、
ラセッド中尉が死んだのは、自業自得だと言います。
ただ、ロビソン大尉は、俺は殺していないと言ったら、どうする?と。
傍らで聞いていたウルマがナイフを取り出し、大尉に斬り掛かります。
大尉は、左腕を負傷するも、ウルマのナイフを取り上げ、鎮圧します。
そして、ウルマの首にナイフを押し付け、オクリーヌ少佐へと投げ付け、
その隙を衝き、マークIVのコクピットに滑り込みます。
ロビソン大尉は、リュコス中佐を人質に取ろうとしますが、
それを、レト少尉が搭乗した、ペイルライダーDIIが掣肘します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第28話

C.E.62、オーブ近郊に異常とも言える暴風雨が発生し、本土並びに、
各島々にも大きな影響を及ぼすが、中でもサデヨリ島は甚大な被害が。
事前から軍の出動が要請されていたが、この時期のオーブは、大洋州連合と
領海問題を抱えていて、軍の出動には、デリケートな判断が要求された。
これにより、大西洋連邦の介入なども呼び込めば、さらなる国際問題に。
そのため、当時のオーブ政府は、軍の出動を躊躇し、中には、被災者への
見舞金と、万が一武力衝突した際の被害額を較べるものもいた程だった。
各方面に根回しを行い、海軍が動員されたのは、嵐が過ぎた後だった。
軍の支援を得られない中、避難民を乗せたまま座礁した船の救助に出た、
サデヨリ島沿岸警備隊員に、多くの殉死者を出す結果になります。
政府は、公式答弁において、あくまで災害に起因した情報の混乱により、
出動が「間に合わなかった」とだけ発表しています。

ケンは、そんな世界にために、選りに選って犠牲者でもあるタツミが、
そこまでしてやる理由がどこにある!と、問い掛けます。
タツミは、そんな大層なことを考えちゃあいないと。

ミヤビは、2号機には、核爆撃を行うためのNJCが搭載されていないと。
核兵器の使用を可能にするNJCは、今や実質的に核兵器と同等の意味合い。
オーブでさえ、少なくともODRには、2号機に搭載されているひとつだけ。
ミヤビは、ジョエルに、爆撃用のNJCは、どこから都合したのか?と。
ジョエルは、1週間やそこらでは不可能だなと。
ミヤビは、思っていた通りの答えを聞き、2号機の核動力炉を暴走させ、
ケンを特攻させるつもりねと、ジョエルを糾弾します。
ジョエルは、目を見据え、彼も最初から同意していると、答えます。
ヴァレは、知らず、プラントに一緒に行こうと言ったことを後悔します。

タツミは、ケンに、その2号機で死ぬ気なんだろうと、問い質します。
タツミは、そうはさせないと、機体を上空へと加速させて行きます。

ミヤビは、タツミが国家や世界や人類の未来なんて大きな話ではなく、
自ら死のうとしている友だちを止めに来ただけだと、ジョエルに言います。
世界でひとり、アイツだけが救助隊として、エクリプスに乗っていると。

タツミのエクリプスは、成層圏に達し、MS形態に変形します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 月都索動編(7)

レイモンは、超高級車を衝動買いし、その車をかっ飛ばしながら会社へ。
わざわざ地球から取り寄せた旧車だそうで、化石燃料なんだろうか?
サイバーコミックスの『異なる人々』では、コロニーでは、ガソリン車が
禁止されていて、軍関係者の一部は、それが免除されているような描写が。
で、ウキウキで向かっていましたが、レイモンは、渋滞に捕まります。
なんでも、アナハイム社のトレーラーが爆発し、通行止めだそうな。
レイモンは、仕方なく、路肩を走行し、事故現場に急行します。
レイモンは、早速、車載カメラ映像を見ると、キュイが映し出されます。

マンハイム博士は、オーヴェロンの偽装のため、ジ・Oの外装を用意。
レイモンも駆け付けますが、彼が聞いていたのは、装甲を差し替え、
量産機に偽装する算段だったようで、誰の指示かと、作業員に訊きます。
マンハイム博士は、直ぐにでも査察が入ると聞き、結果的に無断で進め、
申し訳ないと謝罪します。覆って隠す方が短時間で済むとも。
外装は、補助推進器を備え、燃料も搭載していますが、その半分は、
ゾル状態で安定させた、液化グリモアが充填されているそうです。
外装の各部に仕込んでおけば、本体と打ち消し合い、バイオセンサーの
感度を抑える「枷」になると、マンハイム博士は、説明します。
レイモンは、常態のグリモアは、オフの筈だと必要性を疑問視します。
ここで初めて、レイモンは、件の事件の詳細を聞き、驚愕します。
機体のログによれば、無人のAGX-11が外部から操縦され、発砲したと。
レイモンは、マンハイム博士が操縦者に心当たりがあると勘付き、
社に損失を与えかねない重大な秘密を隠しているのではと詰め寄ります。
が、現場の旗色が悪く、レイモンは、作業を続行させ、一時撤退します。

レイモンは、責任者の自分が軽んじられていることに激昂し、
さらに博士の助手としている人物にも疑念の目を向けます。
彼は、成績が振るわず、オリンポスに飛ばされた元設計者で、
現在は、マンハイム博士の助手と言うことで、出入りを許可していると。
で、フランチェスカ部長もこうなることを知っていて、押し付けたのかと
自分だけが蚊帳の外にいるような状況が、レイモンの癪に障ります。

マンハイム博士も、助手のコバサンのことが気に掛かっているようで、
コバサンは本来、オリンポスで博士を見張る役目だったそうですが、
便宜を度々図ってくれていることに、素直に疑問を呈します。
コバサンは、笑いながら、設計者としての才はなかったが、
技術者としての未練、関心から、マンハイム博士の監視を引き受けたと。
ジュピトリス製の機体は、まるで突然変異のような自由な発想の塊で、
世に出ていないシロッコのガンダムがあると聞き、一も二もなかったと。
で、博士のことも研究対象のように思っていたが、オリンポスでの、
マシロとの遣り取りに、不器用な当たり前の親子の姿を見たと言います。

マンハイム博士は、コバサンに、シロッコが発案した基のオーヴェロンの
設計図を見せます。メッサーラの推進器が背部に配されています。
その次に、エルドリッジ・システムに対応したアナハイム社の試作機、
最後に、FAゼータのような増加装甲を装着した、機体の図を見せます。

博士は、自身の勘として、アナハイム社は、この1号機を封印、
最悪の場合、破棄するのではないかと。機体の開発経緯を探られ、
結果、「あれ」に行き着かれては本末転倒なので、その方が良いとも。
が、「奴ら」の攻撃に備え、アナハイム社を欺き、代替機を用意したいと。
博士は、改めて、コバサンに、力を借りたいと申し出ます。
コバサンは、「グリプスの呪縛(グリプス・ダウン)」という現象を、
あの不可解な現象が私の興味を惹き付けて止まないと、申し出を快諾。

グラナダ市某所
ローレン博士は、言われた通り、ハマーンの記録を掻き集めますが、
余りに膨大な量に、拙速にやれば、セラーナの身に危険がと躊躇します。
そこへ、ハマーンと瓜二つの女性が現れます。セラーナではないようです。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第21話 霧を抜け、光射す(1)

イアン中尉がケープカナベラル基地に到着。籠城戦の準備が始まります。

山越えの作戦に際し、アルマ少尉は、嫌な感じが近付いている気がすると。
で、アルマ少尉は、濃霧を利用し、バルーントラップでの撹乱を進言。
バルバラ中尉が皆が生還するように檄を飛ばし、作戦が開始されます。

センサーに感があり、ブラックドッグ隊の4機の79G型が追撃に現れます。
その中の1機が突出し、バルーントラップに掛かり、撃破されます。
僚機は、気にすることなく、追撃を続けますが、撃破されて行きます。
先行部隊が撃破され、レナート中尉たちが出張ることになります。
レナート中尉機が不甲斐ない部下を粛清し、余興としては悪くないと。
ヘレナ曹長は、この言葉に激昂し、突出してしまい、狙撃で右腕を喪失。
ノアのホワイトライダーが牽制しつつ、アキンのブラックライダーが接近。
ヘレナ曹長は、無事でしたが、被弾の衝撃で、頭部を負傷し、昏倒。
ミア技術少尉機は、一斉掃射により、ホワイトライダーの砲撃を掣肘。
アルマ少尉機が敵機の撃破に向かい、ブラックライダーのステルス状態の
攻撃を防ぎ切りますが、レナート中尉のスパルタンがその隙を衝きます。

□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.6 RGM-79SC ジム・スナイパー・カスタム(フェーベ直掩隊)

頭頂高/全高:18.0cm/18.5m
本体重量/全備重量:47.0t/75.3t
装甲素材:チタン系合金
センサー有効半径:7,300m
固定武装:
 60mmバルカン砲×2(頭部?)
携行武装:
 R-4タイプ・ビーム・ライフル
 スナイパー・ビーム・ライフル
 ビーム・スプレーガン

宇宙世紀0079年、第一連合艦隊(レビル艦隊)は、星一号作戦に合わせ、
鉄壁の布陣を固め、旗艦フェーベには、315MS小隊が配備されている。
主なパイロットは、リッキー・ブルー中尉(79SC型)、オースティン・
ブルック少尉(79HC型)、サーカス・ブルー少尉(79KC型)が選出。
彼らは、直掩の名の通り、宇宙要塞コンペイトウからジオン本国への
進軍途中で会敵する公国軍の宇宙艦隊(搭載艦を含む艦隊)の周囲を周回。
敵MS部隊や戦闘機部隊を迎撃し、味方艦を守り、味方MS部隊を掩護する
戦闘宙域哨戒を主な任務としていた。
ブルー兄弟は、かつてルウム戦役に参加し、当時は、トマホーク戦闘機で、
3機のザクを撃墜したことで有名になり、その後、ジャブローでMS部隊への
評価試験隊として、ネメシス隊と並ぶブルー教導隊として活躍。
宇宙で活躍した経験を買われ、レビル艦隊の直掩隊に任命されている。
フェーベ直掩隊の機体色が青なのは、彼らの教導隊当時の名残でもある。
結果的に、彼らが星一号作戦に参加することはなかったが、
サーカス少尉機が撮影したとされるリッキー中尉機の戦闘中の写真は、
戦後、ブルー兄弟の両親の元に届けられ、その逸話は、カイ・シデンの
著書『消えたエースパイロットたち』にも収録されている。

□機動戦士ムーンガンダム
 episode 62

ウバルド大尉は、もし南極にシャアが居たとして、ネオ・ジオンに
南極を好きに使わせているのが連邦政府であり、軍がそれを承知で、
俺たちに仕掛けさせるつもりなら、それまであった約束事を、
誰かが破ろうとしていることになる。そして、シャアは、その裏切りを
察せられない男ではないと、持論を展開します。

ラー・ギルスとラー・ザイムの合同で、アムロ大尉による作戦概要。
が、南極施設の地図はありますが、敵の規模も潜伏地も不明のまま。
ミネバ奪還を担当する地上部隊の情報もほとんどなく、場当たり的。
ウバルド大尉は、自分たちが降下するタイミングで、目標地点上空に、
ガルダ級が差し掛かることを指摘し、地上部隊は、そこから降下すると。
が、目標を制圧できる程の戦力を積めないと予測され、それ故に、
少数精鋭のヤバい連中ではないかと、ひょっとすると正規軍でさえもと。

潜航するアクアジムからの信号を、件のガルダ級が受信します。
地上部隊の指揮官のサジが、ガルダ級の通信室で、ルオ会長と会話。
会長は、ムーン・ムーンに纏わる闇の生き証人となったミネバの身柄を
押さえることができれば、将来に亘り、「ヌティバラ」を黙らせられると。
ミネバの奪取は、ルオ商会が主導していることのようです。
また、ガルダ級には、ミシェルと秘書のブリックも乗艦していました。
ミシェルは、商会の懐刀である紅棍の長ザジが、自分の秘密を知りながら
会長に報告していないのは、ザジ自身の保険のためではないかと言い、
南極基地から得られたデータを総て見せて欲しいと依頼します。

アムロ大尉は、ムーリからウバルド大尉の変容に付いて相談され、
それとなく本人に訊ねようとすると、ウバルド大尉本人が切り出します。
そうしようとしている訳じゃねぇのに、頭も体も先回りしちまう。
頭の奥に穴が開いて、自分じゃない何かが流れ込んで来る感じなんだと。
泣いているようなユッタの声がはっきりは聞こえねぇが、聞こえて来ると。
あの底なしの感覚と百パー向き合うには、俺は年を食いすぎているとも。
で、アムロ大尉が長く宇宙に上がって来なかったのも、そういうことや、
或いは、もう繋がれなくなった自分を認めるのが怖くてと、言い掛けます。
ただ、アムロ大尉が再び宇宙に上がったことに対し、今の俺には、
それが並大抵のことじゃねぇってことは判ると、敬服すると話します。

ガルダ級のザジたちが作戦を開始し、デルタ系の機体群が登場します。
 ムーンガンダムメカニカルワークス
 Vol.33 AMS-123X-XS 強化型ムーンガンダム

全高:21.7m
全備重量:55.8t
固定武装:
 ビーム・トマホーク(ビーム・サーベル兼用)(背部)
 サイコプレート×8(背部)
携行武装:
 ビーム・ライフル(グレネード・ランチャー付き)
 ロング・ライフル

ミネバを救出した、ムーンガンダムは、シャア率いるネオ・ジオン軍の
南極に降り立ち、開発元であるシャア派の手に戻っている。
ネオ・ジオン軍が占拠していた旧資源開発基地で、ムーンガンダムは、
中規模の改修が行われ、主に主機の交換を軸に、上半身が強化され、
ベース機であるバルギルから刷新されている。
そのため、胸部の外装が大型化し、高機動に対応するため、
肩部や背部の 推進器が増設、大型化されている。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report20「カトー(後編)」

カトーは、当時のホワイトユニコーンに付いて語ります。
彼が格納庫に現れるだけで、誰彼問わずに最敬礼で、迎えたものだと。
全員に敬意を抱かせるオーラがあったと説明します。
キッカは、それを聞き、彼がNTだったからだとお考えになりますか?と。
カトーは、ホワイトユニコーンが軌道上から接近する敵の存在を、
警報が鳴るよりも前に察知し、迎撃準備に走ったことがあり、
あんなものを見せられたら、彼がスペシャルだと一発で理解できますと。

ホワイトゼータたちと、ゲミヌスの戦闘が描かれます。
戦闘の概要が語り終わると、搬入作業が完了し、カトーは引き揚げます。

キッカは、カトーの話を聞き、周囲を魅了する自信に満ちた姿と、
戦いの中で傷付き苦悩するアムロの姿とは全く違っていたと感じます。
そのギャップが彼が親しい者にだけ弱さを見せたからなのか、或いは、
寄せては返す波のように、ふたつの面の間を揺れ動いていたのか?と。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.10.5

ズゴックに搭乗するクライシンガ少尉は、愛機と赤い三巨星が見える
場面に遭遇し、状況が飲み込めず、混乱します。
ラルフ中尉がこの状況を推し量ろうとしていると、金頭のザクの攻撃に
対応が遅れ、頭部を全損してしまいます……。

その頃?──
南米ジャブロー基地では、予備パーツの搬入作業が進められていました。
ラサの戦闘で大破した、機体群から何とか使える部品を見繕ったそうな。
ただ、ガンペリーには、食料などを入れたとしても、MS1機分余裕があり、
ボルン社のコッドが、宇宙での反抗作戦用に準備されていたが、
編成から外れてしまった、待機中のガンキャノンを目聡く発見します。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #50「アムロ リフレイン」

カナタ少尉は、シャルル中尉の制止を振り切り、
造反の疑いがあるとされるディル少尉の支援に向かいます。
ファオナ中尉は、バズ大尉の身を案じ、我が子?の意思を感じます。
ヴェロニカ中尉のドライグは、リベラ大尉たちの部隊に囲まれ、窮地に。
リディア中尉は、オーティス艦長に銃を突き付け、
ハウゼリー議員からの命令として、艦の撤退命令を出せと、強迫します。

ディル少尉は、満身創痍の自機では、RFグロムリンIIを破壊できないと。
その時、ディル少尉は、ミズマの意思を感じ取ります。
バズ大尉とミズマの戦闘は、バズ大尉の勝利で終わりそうな状況です。
ミズマは、残り1発のヴェスバーを切り札にしようとしますが、
バズ大尉の狡猾な戦術に死を覚悟します。
そこへ、ファオナ中尉機が割って入り、ミズマ機の盾になります。
ファオナ中尉は、バズ大尉もディル少尉が正しいと判っているんだろうと。
ミズマは、この隙を衝き、最後のヴェスバーを放ちますが……。
ディル少尉は、仲間たちの死を感じながら、RFグロムリンIIに対峙し、
ヒルトファンネルを放ち、ユーリーのいるコクピットを貫きます。

ハウゼリー議員は、ユーリーの死を知りながらも、作戦達成を感じます。
が、トリムールティの軌道の異変に気付き、ハッとします。
ディル少尉は、落下するトリムールティを、MSで解体していました。
冒頭支援に向かったカナタ少尉も、その作業を手伝っていました。
オーティス艦長は、ディル少尉たちを救助すべく、ジャバーを発艦。
ディル少尉は、ハウゼリー議員に通信し、この業は、ユーリーとして、
あんたの代わりに、あの世まで持っていってやると啖呵を切ります。

宇宙世紀0116年、地球に1基の衛星が落下します。
この日、軌道上で起きた些細な事件に付いて、0122年現在でも、
地球連邦政府からの公式見解は未だないとのことです。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME19
F90 ガンダムF90

U.C.0111年9月に完成したF90は、極限まで小型軽量化され、MS本来の
高運動性を追求した機体となり、サイコミュを含むあらゆる兵装を、
ミッションパックによるオプション装備とし、目的に応じ、柔軟に兵装を
選択する方式になっている。主機も極限までの軽量化を模索した結果、
第2期MSには珍しい双発で、1,500kW級2基を両脚部に搭載している。
ヤシマ重工が開発した、金属中に発生させたミノフスキー立体格子に沿い、
異種結晶化結合を成長させるマイクロハニカム構造を、装甲に採用。
F90で最も高価で、特異なシステムがAIで、シナプス・プロセッサ上に、
疑似人格知識ベースを構築し、複数の通常型MSとのシミュレーションによる
ディープ・ラーニングにより、伝説上のエース・パイロットを模倣する程の
戦闘力を獲得するのみならず、複数のミッションパックを統合管理できる。
このAIは、複製不能のワンオフ品だったが、実験機のデータ収集用としては
問題ないものと判断され、U.C.0111年10月に行われた模擬戦において、
ミッションパックを一切装備しないF90が、フル装備のMSA-0120を下し、
審査官たちに、大きな感銘を与えている。

U.C.0147年10月25日 ディナ・ギム・ギンザエワ

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第3話 ウッソ・エヴィン -後編-

オデロは、ウッソから聞かされた、ワタリーとの一件を引き合いに出し、
大人が子どもを戦力として、当てにするのはおかしいことだと。
そして、それをやってのけるウッソもおかしいんだぜと言います。
ウッソが母親の死に際した時もおかしかったと回想します。
オデロは、ウッソが暫くは落ち込むだろうと考えていましたが、
動けないどころか、前よりも気が回り、鋭くなっていると感じます。
V2ガンダムの性能も、ウッソに応じるかのように上がって見えたと。
リガ・ミリティアの戦力の軸と言うより、ウッソ自身がリガ・ミリティア
という軍隊そのもののように、オデロは感じていたようです。

オデロは、料理人になると言う夢があったみたいで、カサレリアに戻り、
ウッソが作った野菜などを使い、ウォレンたちに食べさせてやりたいと。
食べてしまった、ウッソの母親が作ったハムの作り方も教えてくれと。
旨く作れても不味くても笑ってくれよなと、ウッソに宛てます。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第34話「私の望む、結末」

レニ中尉のF91は、12機のデナン・ゾンの内、5機を撃墜します。
CV艦は、艦橋を戦闘形態に移行させ、実験艦ラフィン・ブルを標的に。
3時からの艦砲で、ラフィン・ブルは格納庫を撃ち貫かれます。
出撃準備をしていたピケット中尉は、その爆発に巻き込まれてしまいます。
レニ中尉は、母艦が攻撃され、激昂し、一気にCVの旗艦を目指します。
攻撃するのかと思いきや、艦橋を掠め、月の方へと飛んでいきます。

ドワイトは、セシリーにトトカルチョの首謀者が誰なのかと訊ねます。
また、トトカルチョに関わっていない人たちを巻き込み、抗議する前に、
先生たちに相談したり、コンテスト自体への抗議なら、それ主催した
俺たち生徒会に抗議すべきではないかと、セシリーを窘めます。
それとも、セシリーが望んでいるのは、会場にいる大勢の観客の前で、
首謀者を吊し上げることを望んでいるのかい?と、問います。
セシリーは、自分の望む結末……と、自問します。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第10回 RGM-79NA アトミック・ヘビィ・アーマー・ジム・カスタム

頭頂高:18.0m
装甲材質:チタン・セラミック複合材
固定武装:
 アトミック・バズーカ(右腕部)
 ビーム・サーベル×2
携行武装:
 シールド

ジム・カスタムを基に、核バズーカを運用する目的で、最初期に開発された
コンセプト機で、その実態は、コーウェン中将がガンダム開発計画以前に
極秘裡に指揮し、連邦軍の兵器工廠において実験的に組み上げている。
開発目的の根幹である核バズーカの設計不備のため、核融合弾の射出が
1発しか保たない欠陥があったため、開発が凍結されていたが、0083年に
勃発したデラーズ紛争時、アイランド・イーズの破壊のため、中将指揮下の
艦隊が本機を持ち出している。しかし、シーマ艦隊に阻止され、コロニーの
ミラーを1枚破壊したのみで、本機は撃破されている。
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ガンダムエース2024.03 No.259

2024年03月01日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年03月号〉



□機動戦士ガンダムMSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.6 幻の第2小隊機用ウェルテクス

MS-14J/BR ゲルググウェルテクス(ジーメンス・ウィルヘッド大尉機)
MS-14J/BR ゲルググウェルテクス(ガーニム・ムフタール機)
MS-14J/BR ゲルググウェルテクス(マイヤー・メイ機)

宇宙世紀0090年、環境破壊兵器「アスタロス」を積んだ、
MS製造プラント船「ミナレット」を巡り、
シャア・アズナブル大佐率いる新生ネオ・ジオン軍に対抗するため、
元キマイラ隊の面々が集結している。
結果的に、ジョニー・ライデンと目されるレッド・ウェイラインが
第1小隊、ジーメンス・ウィルヘッド大尉が第2小隊として編成され、
この編成は、当時の再現であると思われる。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第27話

ホーリが着用している耐Gスーツなどは、大戦末期にザフトが建造した、
コーディネイター用の機体、フリーダムを参考にして造られたそうな。
このことは、特A級の国家機密で、フリーダムに乗っていたパイロットは、
S級機密になっていると、ミヤビは言っていました。
そのため、コクピットのレイアウトもオーブ製のものとは異なり、
スーツは、今後のオーブだけではなく、別組織でも使われる予定で、
共同開発の装備として用意されていたと、ウミトから聞かされたとのこと。
エクリプス同士の戦いでもなければ、使いたくなかった薬物併用の
耐Gシステムだけど、完全ではないため、その範疇で戦いなさいと。
それが無理ならば、生きることを最優先にと、ミヤビはホーリに言います。

ケンは、ホーリ機の挙動を見て、超音速戦闘を挑む気かと察します。
ケンは、非常にはなり切れず、ホーリに通信で、制止を呼び掛けます。
例え、耐G装備があろうとも限度があり、先にくたばるのはお前だと。
この世界に、ここまでする程の価値があるのかと問い掛けます。
ホーリは、ケンの呼び掛けに、サデヨリ島での海難事故を想起します。

□機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
 スペシャルエディション

ロウは、リ・ホームで、レッドフレームの整備中に、これまでを追憶。
ヘリオポリスで、アストレイを発見し、赤を自分に、青を劾に譲渡。
その後、オーブのモルゲンレーテ社で、アストレイの量産を知り、
キラのストライクとアスランのイージスの真剣勝負を目の当たりに。
再び宇宙に上がると、サハク家のロンド姉弟のゴールドと対峙したり、
スーパーコーディネイターの試作品のカナードや、彼を想うプレア、
火星移住者のアグニスたちと出会い、サハク家の後継者騒動に巻き込まれ、
今まで出会ったヤツらは、自分で道を切り開き、突き進んでいるとし、
オレも負けちゃいらねぇと、ロウは、奮起します。
そこへ、ジェスの中継が入り、戦闘の様子を伝えていましたが、
「コンパス」の名称を出した瞬間、光芒に巻き込まれ、中継が途絶。
傍らの樹里は、身を案じますが、ロウは、悪運が強いから平気だろうと。
で、レッドフレームの整備が完了し、本業開始と相成ります。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 61

ユッタは、ムーンガンダムのパイロットとして、機体の演習に参加。
ギュネイ准尉は、新入りが気に入らず、ユッタを挑発します。
ユッタは、咄嗟のことに対応できず、搭乗していたド・ダイから落下。
サイコプレートを使えとの助言に、精神を集中しようと努めますが、
シャア大佐の強化人間との言葉が頭から離れず、機体は落下し続けます。
同時に、外の世界を学び、あの姫様と進むべき道を掴めるだろう、
お前は、ニュータイプなのだからと言うお爺の言葉に、涙を流します。
僚機たちが半ば諦める中、シャア大佐のサザビーがユッタ機を救助。

ユッタが帰還すると、ギュネイ准尉から何故何もしなかったと折檻が。
それを見ていたミネバは、見苦しいと一喝し、ユッタを離せと命じます。
隊長のヤーヒム大尉は、互いに命を預け会う仲として、時には──
という言葉を遮り、ミネバは、貴官らはニュータイプ部隊であろう?
誤解なく判り合える人類の魁、ジオンの理念を体現する者たちが、
粗雑な兵どもの掟に従っているとは情けないと、糾弾します。

ミネバは、ユッタに寄り添い、シャアの言葉は憶測だと説得します。
ユッタは、ミネバの手を握り、ムーンガンダムの傍にいるのに、
ミネバからクスリが抜け、何も起きないと伏し目がちに呟きます。
が、自分は、ギュネイやアゴスと同じ、強化人間を造るクスリが、
生まれながらに沁みついているから、管理して貰わなきゃと続けます。
でないと、アゴスのように何時か見境なく人を──と言い掛けると、
ミネバは、ムーン・ムーンに行く前、会ったこともないユッタを、
そして、ユッタも私を見付けてくれたと話し、クスリは関係なく、
ムーンが今応えてくれないのは、出来ないと思い込んでいるからだと。
ユッタは、お爺に期待されるような人間ではなかったと忸怩たる思い。

ナナイは、ユッタを放っていても良いのかと、シャア大佐に訊ねると、
本物のニュータイプかどうかは、彼が自分で証明するしかないと。
また、縦割りの軍組織から真のニュータイプは生まれないとし、
ユッタには、裸の王様を裸だと指摘できるセンサーになってもらとも。
シャア大佐は、極夜が明けて以来、プレッシャーを感じると呟きます。

そのプレッシャーの源であるアムロ大尉は、南極に向かっていました。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第8話

画面に映るクレイグ・イーオンと名乗る男性は、ヴァナディース事変後、
整形を受け、現在は、地球議会を牽引する若手議長になっているそうな。
彼は、あの事変の際、ルブリスに搭乗し、パーメットスコアを上げたが、
ヴィルダによる人工心臓のお陰で、耐えることが出来たと話します。

クレイグは、子供への心臓移植を通し、データストームを研究してると。
で、カルド先生の正しさを証明することになると、協力を求めますが、
子供の命を使うことを先生が望む筈がないと、ヴィルダは、断ります。
クレイグは、残念だと言い、ヨシカにキユウを討つように命じます。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第2話 ウッソ・エヴィン─前編─

オデロは、ウッソとのケンかで、心得があるヤツだと感じ取りますが、
Vガンダムで戦えた理由ではないとし、やっぱりスペシャルなんだと。
初めて会った時のウッソの印象は、ただの生意気なガキって感じで、
MSで大人とも互角に渡り合えるようには、とても見えなかったと。
ウッソは、戦争に巻き込まれ、周りの人を死なせたくない一心で戦った。
それ程戦えてしまったから、リガ・ミリティアは戦って来れたんだとも。
特に、宇宙に上がり、V2ガンダムに乗るようになってからは、
ウッソ無しではいられない軍隊になってしまったと。
ウッソは、人を惹き付け、そして、異常に戦えるからこそ危ないんだと。
女性に弱く、特にシャクティのことになると、周りが見えなくなり、
後先考えず、迂闊に突っ走ってしまい、兄貴分として危なっかしいと。
パイロットに志願したのも、ウッソ程じゃないがやれると思ったからだが、
やってみて、改めてウッソのすごさが判った。NTってヤツなのかもと。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 月都索動編(6)

機体の建造は、堅実に進んでいますが、グリモアの秘密を暴くため、
レイモンは、工期を意図的に引き延ばしていました。
開発から3ヶ月が経ち、レイモンは、マンハイムのパートナーとして、
AGX-11の建造を進め、87年時の設計であれば、日進月歩のMS開発で、
既に古びている可能性もあったが、白兵戦用機としての基本性能を
追求した、シンプルな設計思想故に、多機能志向で、恐竜的進化を極める
第三世代機体の先すらも予感させるもので、パプテマスに魅せられます。
ややあって。マンハイムの端末への侵入に成功し、階層の奥深くに、
エルドリッジ・システムなるモノの記述を発見するのですが、
シロッコの設計にはなく、機体のどこにも存在しないモノでした。

その頃、マンハイムは、コア・ポッドを仕上げるべく、オリンポスへ。
レイモンは、フランチェスカ部長に呼び出され、進捗を訊ねられます。
レイモンは、機体の進捗を説明しますが、サイコチップの方だと気付き、
予備素材と共に、別のハンガーに隠匿していると報告します。
フランチェスカ部長は、それらを使い、グリモアを造れと命じます。

数ヶ月後 宇宙世紀0089年2月──
AGX-11が完成を迎え、明日には、稼働試験が予定されています。
レイモンは、AGX-11を通し、ジ・Oを理解したつもりだと、
共に完成を喜ぶマンハイムに話し掛け、あの結末が納得できないと。
マンハイム曰く、「グリプスの昏い夜」のことかと聞き返します。
博士の個人的な言い回しなんでしょうか? それとも周知なのかな??
レイモンは、準サイコミュの効果により、ジ・Oの反応速度は、
脳波コントロールに匹敵する水準だったにも関わらず、直線機動の
ゼータに腹を貫かれるだなんてと、マンハイムに答えを求めます。
マンハイムも同じ疑問を、恐らくシロッコ自身も感じていただろうと。

過去に遡りまして。
マンハイムは、エルドリッジ効果に付いて、シロッコに説明します。
シロッコは、馴染みのない言葉だと怪訝な顔をします。
マンハイム曰く、ジ・Oの疑似神経がパイロットの意志を四肢に伝える際、
駆動部のセンサーが外部からの干渉を受けかねない脆弱性があると。
シロッコは、コマンドの暗号化で対応したつもりだがと答えると、
力学的な影響までは想定されていないと、マンハイムは、説明します。
サイコウェーブは、ミノフスキー粒子を媒質に伝播する波と言え、
ジ・Oと同等の思念波が場にあり、共振を起こせば、粒子が一斉に励起し、
「消磁」のような現象が機体を襲い、マグネット・コーティングや、
フィールドモータにどんな不具合が起こるかと、懸念を示します。
シロッコは、エゥーゴにジ・Oが造れるとは思えんが、意識しようと。

戻りまして。
マンハイムは、ジ・Oが傑出した機体だと思っているが、私たちは、
ゼータの力を見誤っていたと。気付いていれば、結果は変わったかもと。
話を聞き、レイモンは、エルドリッジとは、「グリプスの呪縛」を操る
「力」だと推測し、グリモアは、バイオセンサーをも凌駕するのではと。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第20話 妖精の決闘(後編)

アルマ少尉のティターニアと、リリス少尉のピクシーが対峙します。
ヘレナ曹長たちは、牽制に回りますが、バリー大尉は、僚機を制止。
ヘレナ曹長たちは、敵機が1対1の戦いを邪魔しないのだと察します。

アルマ少尉は、長柄の武器には必ず隙が生まれると考えますが、
リリス少尉機は、ビーム・スピアを振り上げ、さらに石突で攻撃を。
アルマ少尉は、リリス少尉機に今までの狂気や憎悪を感じず、
これまでの戦いよりも、今の方が相手に恐怖を感じると吐露します。
イルメラ軍曹は、以前と異なり、圧されているアルマ少尉を案じます。
バルバラ中尉は、今は、アルマ少尉を信じるしかないと見守ります。

リリス少尉は、ジオンが負けたことを伝え、投降を勧告します。
アルマ少尉は、大切な人との約束を果たすため、やるべきことがあると。
リリス少尉は、キャリフォルニア基地が陥落し、還る場所はもう無い。
死んでしまえば、その約束も果たせなくなるのではないかと訴え掛けます。アルマ少尉は、還る場所は、仲間のいる場所だとし、戦い抜かなければ、
約束は果たせないと、徹底抗戦を宣言し、両機は、苛烈に斬り結びます。

両機は距離を取ります。アルマ少尉は、これまで嫌なものたくさん見た。
でも、あなたみたいに人は変われるんだって、正直、救われたと……。
リリス少尉は、軍人としての覚悟を決めただけ、肩の力を抜いてねと。
両機は再び斬り結び、アルマ少尉機がリリス少尉機の両腕を斬断します。
リリス少尉は、任務に失敗してしまいましたが、ホッとしていると、
これじゃ、軍人失格ですよねと、バリー大尉に通信します。
バリー大尉は、軍人だって人間だ、任務に失敗することだったあると。

ノイジー・フェアリー隊は、機体の修復を急ぎ、アパラチア山脈越えへ。

□機動戦士ガンダムNT
 第55話『贖罪の行方』

ヨナ少尉は、ミシェルを喪い、絶望します……。
ユーゴ姉妹は、ビアギッテ機のサークルオブダンスに囚われ、窮地に。

姉妹は、ビアギッテとの過去を追憶します。
幼少期、姉妹に言われ、エリクが父親の車に飛び乗った時の話で談笑。
ビアギッテの両親の話になり、彼女曰く、どんな時も見守ってくれたと。
でも……と言い掛けますが、姉妹は、良いご両親だったんだなと言います。

戻りまして。
シークは、ビアギッテに取り憑いている母親のような存在に、
違和感を感じ始め、先ずは、ビアギッテ機の随伴機を墜として行きます。
巧みな連携で数機を撃墜すると、ビアギッテは、彼女たちの分断を狙い、
攻撃を仕掛けると、シークがそれを引き付け、マリクをビアギッテ機へ。
マリクは、詳細は判らないものの、シークの気勢に従います。
シークは、攻撃を躱しつつ、随伴機のギラ・ズールを墜として行きますが、
その内の1機が放った謎の気弾を受け、シーク機は、左腕が蒸発します。
シークは、ビアギッテとの対話を試み、憑依しているのは、母親ではなく、
ビアギッテの強過ぎる共感能力が産み出した偽りの母親像だと断じます。
幼少のビアギッテが壊れた母親に何もしてあげられなかった罪悪感から
生まれた、イマジナリーマザーだと説明し、説得します。
また、それとは別に、ビアギッテに寄り添うふたつの魂の光を見たとも。
それでも、ビアギッテに取り憑く偽の母親像は、彼女に贖罪を求めます。
ギラ・ズールが再び気弾を放つと、シークは、能わなかったビアギッテの
説得を、マリクに託し、自らの死を覚悟しますが、マリク機が突如現れ、
シーク機を庇い、マリク機は、気弾を背部に受け、蒸発して行きます。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #48「崩壊」

トリムールティから職員や使節団が避難し、冷却作業が行われます。
ディル少尉は、ハウゼリー議員を迎えに行っていることになっています。
バズ大尉機に、カロッゾから秘匿回線を通じ、通信が入ります。

ディル少尉は、ハウゼリー議員に、この惨事を起こした理由を訊ねます。
ハウゼリーは、死を伴わない世直しは、既に手遅れになっていると。
ディル少尉は、無辜の民の命を容易に奪って良い理由にはならないと。
ハウゼリーは、容易ではあるものかと、怒りの表情を見せ、声を荒げます。
そして、総てを知った上で、ディル少尉の答えを訊ねます。
ディル少尉は、未来がどうとでもなれと思わないが、より良い未来のため、
血反吐を吐くなら、絶望に塗れた他人の理念より、まだ見ぬ自分の可能性に
殉じたい。俺は、FF。地球圏に於ける如何なる脅威にも即応し、叩くと。
ハウゼリーの行いは、人々に取っての脅威だと、銃口を向けます。
ハウゼリーは、納得しますが、裁かれるのは、早過ぎるようだと。
瞬間、トリムールティを激震が襲い、ハウゼリーは、その場から離脱。
ハウゼリーは、駆け付けたボッシュ大尉に、ディルが造反したと通達。
ディル少尉は、外部のミズマにハウゼリーを捜索させます。

異変を見守るヴェロニカ大尉機を、リベラ大尉のNR部隊が掣肘します。
ディル少尉の造反は、全艦隊へ通達され、バズ大尉機が現れます。
バズ大尉は、雇い主のカロッゾからの仕事だと言い、対峙します。

 #49「まだ怒りに燃える闘志ががあるなら」

ディル少尉は、真実を話そうとしますが、バズ大尉は、それを話せば、
FF隊の総てが闇に葬られると。彼は、総てを知っていて従っていました。
バズ大尉は、特権にしがみ付いた奴らが何千人くたばろうが関係ない。
俺は、「この仕事」が好きなのでなと、不敵な笑みを浮かべます。
また、見合った鎖に繋がれ、自己というものを実現してみせると持論を。
両機の対決は、バズ大尉機が競り勝ちますが、ミズマが割って入ります。

トリムールティは、粒子の加速を続け、加速器が限界を越えれば、
衛星を保持するため、ヴェスバーが強制的に射出されてしまい、
今無理に制止させれば、ヴェスバーが崩壊し、モビルシップに誘爆し、
半径数十kmは、核とメガ粒子による嵐に呑み込まれてしまうと。

エイジャックスでも、ディル少尉とバズ大尉が交戦中だと判明します。
バズ大尉は、トリムールティを停止させる手段は既になく、
ここに留まれば、砲撃に巻き込まれ、俺もお前もお陀仏だぞと。
ディル少尉は、この現象がハウゼリーの仕掛けたものならば、
止める手段がきっとあるとし、宙域全体に意識を集中させます。
ディル少尉は、鹵獲したRFグロムリンIIの融合炉がトリムールティを
暴走させていると察知しますが、バズ大尉機が行く手を阻みます。
ミズマが再び割って入り、重傷を押して、バズ大尉機を掣肘します。

ハウゼリーは、トリムールティの惨状を眺め、我が豪ながら恐ろしいと。
故に、私の代で総てを終わらせよう。総てのアースノイドを宇宙に上げ、
この先百年の戦争を止めて見せようと、自らの行為に陶酔します。
ディル少尉を、私と共に歩むには、優し過ぎたと評しつつも、
それもまた英雄の証で、私やカロッゾ、サイファーが持ち合わせない、
大切な資質だとし、それが人類最後の希望、NTというものの性だろうと。

ディル少尉機は、RFグロムリンIIに辿り着きますが、背後に追っ手が。
グロムリンの稼働を知らず、RFグロムリンIIの攻撃で排除されます。
ディル少尉は、グロムリンから感じるプレッシャーに覚えがあり、
破壊された0120がグロムリンを絡め取り、制御していると気付き、
ハウゼリーに対し、そこまでして狂った世直しを成したいのかと怒声を。

月刊モビルマシーン 縮刷版 VOLUME18
RGM-111NR ハーディガン・ナイトレイド
RGM-111NR2 ハーディガン・ナイトレイド制式型

頭頂高:15.9m
全備重量:57.3t(制式型は62.4t)
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 メガ・マシンキャノン×2(背部増加機動ユニット)
 ビーム・キャノン×2(背部増加機動ユニット)
 ビーム・ランチャー(右背部、制式型のみ)
 モーターキャノン(左腕部)
 ロング・ビーム・マシンガン(左後腰部)
携行武装:
 シールド(右腕部)
 ビーム・サーベル(シールド裏面)
 ロング・ビーム・マシンガン用予備弾倉(シールド裏面)
 ロング・ビーム・マシンガン用予備弾倉(右腰部)
 ビーム・ガン(右脚部)

アナハイム社のシルエットフォーミュラ計画は、謙虚に敗北を認め、
サナリィの技術をベンチマークとする所からスタートすることになった。
具体的には、F70の技術をRGM-109のフレームに盛り込みつつ、0120の
フィードバックを行うことで、F70と同等の量産機を開発することが、
計画の第一次目標とされていた。即ち、RGM-111がそれである。
ビーム・シールドの携行こそ断念したが、素体状態のF90以上の出力と、
ヴェスバーを搭載した機体の開発は、現実的ハードルとして受け止められ、
RGM-111Xのフレームを素体として、開発が行われている。
NR型に分類される機種は、RGM-111Y2で得られたデータを基にした、
空挺降下用の機体で、0120の運用思想を押し進め、MS単体での全領域
侵攻という命題を達成する、第五世代MSの小型化に属している。
ミノフスキー・フライトユニットによる超音速侵攻を行い、現着後は、
そのまま空戦、ないしは、陸戦に移行するという戦術思想で、連邦軍の
機体としては、RGM-79Vの後継機に相当する夜間強襲用空挺MSでもある。
U.C.0118年8月、インド特区で発生した、ネオ・ジオン信奉者による
叛乱に際し、バズ・ガレムソン中佐の搭乗機が投入されている。

U.C.0147年9月25日 ファレス・ムアワッド

□機動戦士ガンダム 赤の三巨星
 EPI.10 “それぞれの出会い”

キルのグフ・カスタムは、樹木を武器に殴り掛かると、
マロビ曹長機は、アイアン・バンカーで、その攻撃を防ぎ切ります。

ベビは、ウィリアム軍曹たちを捕らえ、彼らの機体を招客すると。
ボルン社のお爺さんが案内役のデバに文句を言うと、ベビが抜剣し、
バルン社長に斬り掛かろうとしますが、彼女に一目惚れします。

アジ・ダハーカのザクは、投岩などをし、ラルフ中尉機を誘います。
キル機は、マロビ曹長機に組み付こうとしますが、いなされます。
セラフィマ伍長は、マロビ曹長機があなたたちに適応していると。
ラルフ中尉機も、機会を計り、シールドを棄て、距離を詰めます。
金色のザクは、攻撃を跳躍で躱しますが、着地の瞬間を狙われ、
ロケット・バズーカによる攻撃を受けてしまいます。
僚機のルボ機が被弾し、隙を見せたキル機を、マロビ曹長機が攻撃。
セラフィマ伍長は、感覚だけで操縦しているキルとは異なり、
正しく訓練されたパイロットを侮らない方が良いと。
どうも、キルたちは、ベビの行動を待って、時間稼ぎをしている様子。

ベビは外套を目深に被り直し、バルン社長を断ち切ろうとしますが、
そこへ、──怺ッッ!!!!と叫びながら、ラマに乗ったグラサン親父が。
デバは、彼をアッチェ(父)と呼びますが、グラサン親父は、
俺の名は、ジ・レギア。「父」と呼ぶなと、デバを注意します。
アジ・ダハーカの皆は、常に等しい友であり、仲間だと、
俺は、束ねはしたが、率いているつもりはないと説明します。
で、ジ・レギアは、ベビに、愚かな憎しみなど、怺えろと窘めます。
バルン社長は、ジ・レギアを見て、ハンモックの男性だと思い出し、
ジ・レギアの方も、バルン社長を見て、何かしらを納得します。

キルは、セラフィマ伍長の見張りを犬のジャックに任せ、
コクピットを開放し、機体の腕を駆け、子供がパイロットだと見せます。
これまで子供が相手だと知ると、相手は、躊躇していたようですが、
マロビ曹長は、特に気にする様子もなく、通常通り攻撃を仕掛けます。
そこへ、ザルゴ機と思われるズゴックが現れ、両機に割って入ります。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第9回 MS-14R ゲルググR(リベリオン)

全長:19.6m
本体重量:45.1t
全備重量:81.3t
装甲材質:超硬スチール合金
出力:1,440kW
推力:
 20,500kg×2(背部)
 ※Fs型のバックパックなので、×3が正解かも
 7,000kg×2(足部裏側)
固定武装:
 バルカン砲×2(側頭部)
 110mm速射砲(右腕部)
 3連装35mmガトリング砲(左腕部)
 直刀コールド・ブレード×2(腰部)
 コールド・クナイ×2(膝部)
携行武装:
 ロングレンジ・ビーム・ライフル
 スピア・シールド(左腕部)

ジオン共和国のアマテラス・コロニーの領主、ジュウゾウ・アマトが、
その財力で、ゲルググMを強襲機動型として、現地改修した機体で、
ティターンズでは、性能の予測が難しかったようだ。
一説には、イフリート・ナハトと同様のステルス機能が採用され、
そのため、熱源を持たないコールド・ブレードや、コールド・クナイが
用意されている。U.C.0084年、サイド3のファーム・バンチである
アマテラス・コロニーの接収を巡る戦いで、ネオ・デラーズ・フリートを
掲げた、自称アナベル・ガトーが、個人色に塗り替え、搭乗している。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 最終話「地球へ」

ホワイトベースがルナツーを出港し、ガンダムは、WBに帰艦します。
同じ頃、クルーが見守る中で、パオロ艦長が息を引き取ります。

ワッケイン司令は、ホワイトベースを見送りながら、ジオンとの戦いは、
まだまだ困難を極めるという時、学ぶべき人々を次々と失って行く……。
寒い時代だと思わんかと、部下に語り掛けます。

亡くなったパオロ艦長は、カプセルに収められ、宇宙葬になります。
アムロは、父親の姿が見えないのを気にしていました。
コメント
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