コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ガンダムエース2024.02 No.258

2024年01月26日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年02月号〉



□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.5 MS-14J/BR ゲルググ・ウェルテクス(マイヤー・メイ機)

頭頂高:19.2m
本体重量:70.7t~71.7t
固定武装:
 ビーム・キャノン(右背部)
 ビーム・ガン×2(腕部)
 ビーム・ナギナタ(後腰部?)
携行武装:
 ビーム・ライフル
 ビーム・チャクラム×2

キマイラ艦体の技術部隊ヒュドラとプラント船ミナレットで製造した、
ビーム・チャクラムを装備し、MSでの白兵戦を得意としたようだ。
一説には、マイヤーは、ア・バオア・クー攻防戦を生き延び、10年後の
ミナレット争奪戦にも参加しているが、彼専用に用意された機体は、
作戦には間に合わなかったとされている。
U.C.0090年、アナハイム社第2研究事業部では、本機のための幾つかの
データ採りが行われたようで、新生ネオ・ジオンのミランドラ艦体との
交戦データから、チベ級ティカルを仮想敵とした模擬戦が実施されている。
マイヤーは、慣れた高機動型ゲルググ改に優るものはないと考えていたが、
本機のシミュレーションを経て、その考えを改めたと言われている。

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:18「縦横無尽」

ガルシア軍曹とミーシャ中尉のハイゴッグが北極基地を急襲します。
ブラウン隊の79D型(4機編成)が出撃する中、
大型シャトル「銀河」へのコンテナの搬入作業が進められて行きます。
ハーディ大尉のズゴックE、アンディ少尉のハイゴッグは、別口から。
ミーシャ中尉機が、79D型の1機を蜂の巣にし、
ガルシア軍曹機は、2機の79D型を相手取り、滑走しつつ弾を避け、
1機の頭部を鷲掴みで肉の盾にし、敵機からの銃撃を防ぎ切り、
油断した所を背後から銃撃。で、掴んでいた敵機も腹部を撃ち貫きます。
サイクロプス隊の襲撃により、北極基地は、混乱に陥ります。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第33話「反撃の狼煙」

セシリーが今年度のミス・キャンパスに決定し、彼女の挨拶があります。
彼女は、トトカルチョを理由に、ミスの座を辞退したいと発表します。
ドワイトは、穏便に済ませようとしますが、セシリーは、さらに熱弁。

ガーパイクのバークス艦長は、戦況の変化に伴い、スペース・アークに
前回の応戦命令に変わり、撤退命令を指示します。
練習艦スペース・アークの艦長は、煮え切らずに逡巡していると、
レアリー中尉が旗艦の指示に従い、武装の封印を解除し、各火器を
ペイント弾から実弾に再装填させ、MSの発振準備を命じます。
が、ここで、新たにバークス艦長から後退の指示が通信で入ります。
スペース・アークは、フロンティアIに帰還し、本部の指示に従えと。
レアリー中尉は、仲間を見捨てるようだと意見しますが、
上官からの命令を無視する訳にはいかないと、忸怩たる思いで従います。

アノー博士たちは、レニ中尉のF91に救われますが、その背後に敵機が。
レニ中尉は、死を覚悟しますが、F91は、放熱フィンが展開し、
高機動で、デナン・ゾンのショットランサーの攻撃を躱します。
アノー博士目線では、F91が複数機あるように、残像が見えます。
F91は、攻撃を躱し、ヴェスバーで、デナン・ゾンを撃ち落とします。
レニ中尉は、自分の意思をCPUが拾い上げ、操縦桿を動かさなくても、
操縦の大半を制御してくれるという、アノー博士の言葉を思い出します。
これが、バイオ・コンピュータの本当の力なのかと。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第8回 ガンダム試作1号機(ゼフィランサス)

ガンダム試作1号機は、GP計画で出されたプランの具現化のひとつで、
汎用MSとしてのアップデートが基本コンセプトとしてあり、そのため、
任務に応じた追加装備も柔軟に開発されていた。
ガンダム試作2号機のトリントン基地での核弾頭装填後の試験として、
コロニー残骸を使った運用テストも組み込まれていて、その際には、
本機の随伴運用で装備されたのが耐核仕様のチョバム・アーマーである。
この装備には、アレックスのデータが用いられていて、さらに大きな
特徴として、頭部のモニター類を保護するため、専用防護装甲も追加。
また、水中戦仕様として、水中型ガンダムのデータをフィードバックした、
アクア装備も用意されていた。そのほか、空戦用として、ジャブローで
開発された航空支援のGファイターIIなども準備され、1G環境下での
実戦テストは、万全の体勢で挑んでいたが、デラーズ・フリートの
奇襲により、それらの装備は、全て実戦で運用されることになった。

□機動戦士Vガンダム外伝 オデロ・ヘンリークからの手紙
 第0話 プロローグ

最終話のエピローグから。
ウッソたちは、故人の墓参りをし、エリシャは、オデロの墓前で、
冬の間は、寒くなるから、ペンダントを預かると話し掛けます。
ウッソは、オデロの墓標を見て、最終戦でのオデロを回想し、
オデロは、戦えとは言わなかった。
あの時、オデロは、ぼくを守ろうとしていたのかと問い掛けます。

 第1話 オデロ・ヘンリーク

U.C.153年 ザンスカール戦争
オデロ機は、ウッソ機とクロノクル機の戦いに介入し、
憎しみだけで戦っているんなら、一緒に死ぬぞ!と戒めます。
オデロは、リガ・ミリティアのパイロットをやってしまっている自分を
父さんや母さんは、どう思うんだろうと考えます。

オデロ機は、トマーシュ機に連れられ、エンジェル・ハイロゥへ向かい、
そこに漂流するサイキッカーたちのカプセルを見ます。
また、ウッソのV2も合流し、オデロは、ウッソを中心へと急がせます。
オデロは、ウッソを見送り、弟分なんて言ってはみたけど、
どんな大人より強くて、たくさんのものを背負っている……。
オレもいつかウッソみたいな強い人間になれるのかなと、自問します。

オデロ機は、トマーシュ機と共に、カテジナ機と対峙します。
オデロ機がカテジナ機に取り付くと、コクピットに光が舞い、
カテジナ機が止まったように見えますが、次の瞬間、カテジナ機の
ビーム・トンファーが、オデロ機のコクピットを右腕ごと斬断します。
オデロは、ウッソ、時間稼ぎはしてやったからなあ!と叫びます。
そして、両親への心残りを独り言ち、仲間の顔が脳裡を巡ります。
オデロは、ウッソがいたから、オレたちは、戦ってこられたと言い、
ウッソと初めて会った時のことを回想します……。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #47「流星たちの道標」

ディル少尉機に討たれ、サイファーは、自分こそがユーリーだと絶叫。
ライン総帥は、戦力が30%を割り込み、撤退を上申されますが、
射撃シークエンスが進んでいるとし、一撃で良いと戦闘継続を固持。
そこへ、ディル少尉のF90と、ミズマのファイターが駆け付けます。
FF隊は、サイファーを倒し、ギデオン隊長の弔い合戦に再起します。

ライン総帥は、窮地に陥り、どこで選択を誤ったのかと自問します。
ロナ家の同志を得て、数年に亘りヤツの動きを注視して来た、
トリムールティ襲撃は、ヤツの見せた数少ない隙、千載一遇の策の筈。
が、蓋を開けてみれば、手薄に見せ掛けた選りすぐりの実験部隊、
加えて、通常考えれば、間に合う筈もないFF隊が都合良く現れたと。
ライン総帥は、内通者の存在を訝しみ、ハウゼリーに思い至ります。
ライン総帥は、戦いの趨勢は決したとし、グワジャルの撤退を指示。
RFグロムリンIIの主砲を、怨敵ハウゼリーを討つために用います。
ディル少尉機と、カナタ少尉機がRFグロムリンIIに取り付き、阻止。
ディル少尉は、マトリカが囚われているコアを貫手で、取り出し、
カナタ少尉機がC.A.IIIの補助を受け、ヴェスバーで艦橋を吹き飛ばします。
シロッコのドゴス・ギアの時は、メガ・バズーカ・ランチャー外したのに。

RFグロムリンIIが沈黙し、敵艦隊の撤退し、トリムールティの
発射シークエンスの停止を確認し、FF隊側の勝利で作戦が終了します。
シャルル中尉は、どうあれ、同胞の悲願を阻んだとしながらも、
この正否は、後の歴史が判断してくれるだろうとし、傍らに来た、
カナタ少尉に、次に出会う時は、互いに手を取り合えると良いなと。
ディル少尉は、マトリカの保護を、ウスライ少尉に託し、
まだ最後にやることが残っていると、ハウゼリー議員の元へ向かいます。

ディル少尉は、ハウゼリー議員に、ロナ家とユーリーのことを問います。
議員は、ボッシュ大尉に、スタッフの手伝いを指示し、部屋の外へと。
ハウゼリーは、ボッシュ大尉を「草」だと、ディル少尉に話します。
ディル少尉は、ユーリーが大の虫を生かし、小の虫を殺すと言っていたと。
で、フロンティアIの騒乱を仕掛けたのは、ハウゼリー議員なのか、
そして、ユーリーと同じように、俺を洗脳しようとしたのかと訊ねます。
議員は、臆面もなく、この戦いは、ロナ家が仕切っていると答えます。

月刊モビルマシーン 縮刷版 VOLUME17
モビルマシーン新春座談会

今月号は、RX-100とニューセンチュリーシリーズの予定だったが、
アメリア編集部が、ガチ党秘密警察に書類送検された影響とかで、
U.C.0147年01月号の新春座談会を再掲しているそうな。

ディナ・キム・ギンザエワ:月刊モビルマシーン編集部の軍事ライター。
ジルベール・バソレ:アメリア国防研究所の研究員。
カシム・アクチュラコフ:作家気取りのオカルトライター。
ファレス・ムアワッド:用兵史家。月刊モビルマシーン編集部のお抱え。
ゲトル・デプレ:サイド2の現役将校。趣味は、キャラオケ。

近年は、ネットワークのインフラが復活し、寄り合うのは珍しいらしい。
それに伴い、盗聴技術が発達し、地球圏での艦体運用が難しくなって行き、
海賊戦艦なんかも戦力として考えられるという意見と、単艦での完結した
ゲリラ戦を行うことは、ホワイトベース神話のようで、難しいとも。
マザー・バンガードを喩えに出す者もいれば、ラベラドゥの記録は、
ロマンチックだが、客観性に欠けるとする者もいました。
話題は、ATMS計画に移り、プロジェクトMUSHAの名を上げ、木星圏で
繰り返された新型MS開発実験のデータを、ジュピター・サナリィが
地球圏での兵器開発にフィードバックしたかったということだとする者も。
RX-0と同じく、そんな計画は実在しないと否定する者もいました。
不死鳥狩りが臨界爆発に関わったとして、UC計画を肯定する者や、
連邦政府がNTを抹殺するため、サイコフレームだけで構築された、
ガンダムを造っていたなんて、誰が信じるんですかと言う者もいました。

マフティーの件があり、F90やF91を「ガンダム」と呼称することを、
当時の政府は、是としなかったようで、0147年でも連邦軍の広報部は、
RX-78という型式番号以外で原稿を提出すると、渋い顔をするそうな。
ガンダムは、抵抗と自由のシンボルだとし、次に起こるだろう戦争では、
ガンダムと名の付いたMSを持っている方が正義になるとか、ガンダムが
ゲリラのプロパガンダになり、子供をNTとして乗せたりとか……など。
これに対し、ゲトルは、軍人としては、勘弁して欲しいと話していました。

その割に、MSA-0120がディアス系で、F90やF91がガンダム顔なのは、
アナハイムが空気を読み、サナリィが空気を読まなかったとも、ガンダムを
NT思想を結び付け、排斥したい派と、ガンダムを連邦軍の力の象徴として、
復活させたい派があり、後者には、主力機がガンダムの名前を冠し、
その意匠を持っていることは、重要な意味を持つとも言われていました。

F90とMSA-0120のコンペに関しては、AIの差も大きく影響したとも。
その中で、連邦軍は、一年戦争時代からMSの無人化と、それによる
パイロットのサポートに積極的だったとし、
グリプス戦役でも、幾つかのシステムが試されていたとしています。
トーキョーのAI技研をサナリィが買収し、ヨコハマで色々やっていたとか。
トーキョー・コネクションの無人MS開発に付いての逸話は信用し難いとか。
大戦時のは、ゼーファーとか、さよなら東京とかでしょうか??
グリプス戦役時のは、破滅の機体で出て来た、ムラサメ研のジムIIかな?
あと、シルエットフォーミュラ計画とか、F90-1が試験をしてた時期とか。
ディナさんの写真を見ると、やっぱりVの漫画に出ていたギンザエフ大尉の
奥さんとは、似ても似つかないような気します。この後、再婚するのかな?

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第7話

キユウは、ヴィルダと一緒にいるヨシカに、先生から離れろと言います。
ヨシカは、「先生」の所に戻ろうと、キユウに話し掛けます。
キユウは、俺の「先生」は、ヴィルダ先生だけだと、誘いを断ります。
ヨシカは、自分たちの「先生」は、ひとりだけだと、キユウを責めます。
ふたりの言い合いに周囲がざわつき始め、ヴィルダは、キユウと逃走。
ヨシカは、キユウを見付けたと「先生」に連絡し、彼の元に戻ります。

キユウ以外のパイロットがいるということは、この800m以内に、
ガンダムがいると判断し、ヴィルダは、キユウをジウに搭乗させます。
キユウのジウと、ヨシカのアノクタが対峙しますが、ヨシカ側は、
戦闘が主目的ではないため、「先生」は、待機を命じます。
ヨシカの連れのバスは、ヴィルダに声を掛け、端末の画面を見せます。
画面の男性は、ヴィルダに久し振り、無事で良かったと声を掛けます。
ヴィルダの顔見知りのようで、久し振り、シジマと応えます。

□機動戦士ガンダムNT
 第54話『ミシェル』

イアゴ少佐機が攻撃を仕掛け、ヨナ少尉機に商会のジャバーを任せます。
ミシェルは、コッチは良いから、フェネクス、リタをとヨナに言います。
ヨナ少尉は、行って来ると、ミシェルに告げ、リタの元に向かいます。

イアゴ少佐は、アクシズの件を回想し、オレには、これが精一杯だと
ゾルタン大尉のIIネオ・ジオングを掣肘し、ヨナ少尉に後を託します。
IIネオ・ジオングは、有線群をイアゴ少佐機に侵食させ、制御を奪い、
ヨナ少尉のナラティブを攻撃させます。ヨナ少尉は、攻撃を躊躇い、
ナラティブは、イアゴ少佐機や、IIネオ・ジオングからの攻撃を受けます。
ヨナ少尉は、ケーブルを切断し、操縦の回復を提案しますが、
イアゴ少佐は、オマエがそれ程の腕かと、自機の撃墜を命令します。

ミシェルは、ブリックに拳銃を突き付け、ジャバーから降りるようにと。
ブリックは、拳銃のスライドに手を掛け、降りて、どこへ行けと?と。
ジャバーは、戦闘宙域に向かい、ブリックがヨナ少尉に通信を入れます。
ミシェルが、あなたに証明したかったことは、魂が実在し、
サイコフレームへ移し替えられるなら、死は終わりではなく、もう一度、
リタに会える。それが叶うなら、リタから自分自身から、そして、何より、
ヨナから許されるかも知れない。他のことは、どうだって良いと。
ミシェルは、ジャバーを盾にし、ヨナ少尉機をリタの元に行かせます。
操られたイアゴ少佐機は、ミシェルたちのジャバーを撃ち貫きます。
ヨナ少尉は、ミシェルの名を叫びます……。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-extra01[助手と探偵]

時間は、やや遡りまして、case-04のメモリーカードを見付けた直後から。
犯人の投票まで、残り9時間になります。

レト少尉は、見付けたメモリーカードを、ロビソン大尉に手渡します。
レト少尉は、私たちが持っているより、色々な意味で安全だと言います。
大尉と別れると、マカミ軍曹は、大尉が力になってくれて良かったと。
その言葉を聞き、レト少尉は、マカミ軍曹を自室に案内します。

レト少尉の部屋は、所謂汚部屋で、マカミ軍曹は、かたそうとしますが、
それを制止し、レト少尉は、全部要るから置いていると言います。
また、マカミ軍曹は、危機感が足りていないと窘めます。
ラセッド中尉の麻薬犯罪の発覚や、隊長が協力的になったことは、
今回の事件とは、無関係だと断じ、マカミ軍曹に忠告します。
レト少尉は、生きて帰る理由を思い浮かべなさいと。
マカミ軍曹は、両親を一年戦争で亡くし、妹もその後の混乱で……。
ただ、幼馴染みのマリット衛生士は、悲しむかも知れないと言い、
責めて彼女を悲しませないよう、足掻けるだけ、足掻いてみますと。

レト少尉とマカミ軍曹は、被害者と近しい関係者を調べ直します。
同じMS隊のヴァーリ少尉とクロコッタ少尉は、この艦に乗ってからの
付き合いのため、ラセッド中尉から受けた「被害」は、短い間ですが、
怨恨が発生するには十分だとも。付き合いの長い容疑者と言えば、
亡くなったワヒーラ中尉を除くと、ロビソン大尉がいますが、先程は、
協力的だったため、マカミ軍曹は、無いだろうと考えていますが、
レト少尉は、人は嘘を吐く生き物だとし、お人好しだと注意します。
マカミ軍曹は、それならば、何故メモリーを渡したのかと考えます。
リュコス艦長も今回が初対面ではないようで、以前にもロビソン大尉や
ラセッド中尉を率い、任務に当たっていた経験があったようです。
また、オクリーヌ副長と艦長は、もっと長いつき合いのように見えると。
レト少尉曰く、副長は、艦長を過剰に怖がっていたと。
マカミ軍曹は、あの女傑って感じの副長がですか?と、疑問を呈します。
副長のワーグという家名は、東欧の有名貴族のものらしいです。
が、そもそも艦長や副長、オペのウルマは艦橋にいたため、犯行は無理。
それに、医務室にいたアジャク先生も容疑者からは外れるとします。

コクピットは調べ尽くし、出撃した宇宙空間を調べる訳にはいかないしと
マカミ軍曹の言葉に、レト少尉が何かしらの閃き、MSのハンガーへ。
道中、マカミ軍曹は、僕も容疑者なのに、何故信じてくれたのか?と。
レト少尉は、真っ先に疑われる立場といい、犯人しては、迂闊な行動が
多すぎる、後は、事件が終わったら話しますと、はぐらかします。
レト少尉とマカミ軍曹は、Mk-IVに搭乗し、現場検証に出ます。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report19「カトー(前編)」

U.C.0095年5月 ニュー・ケネディ戦争博物館──
キッカは、インタビュー相手のカトーの元に案内されます。
彼は、アナハイム社の営業マンで、プロトタイプゼータを搬入中。
機体は、重力下試験のため、キャリフォルニア支社で死蔵されてたそうな。
博物館の職員は、ゼータ系は管理が厳しく、今回の寄贈に感謝を示します。

インタビューに移りまして。カトーは、依頼に応えたものの、
自社が機密漏洩に厳しく、話せることは多くないと言います。
キッカは、グリプス戦役時のカラバへの案件に付いて訊ねます。
カトーは当時、キャリフォルニア支社に所属していて、
同支社では、地上での運用を想定したゼータ系の開発が行われていて、
上からの命令で、そのセールスの担当になったんだと話します。
キッカは、アムロが乗った機体の納入にも関わったのかと訊ねると、
カトーは、私が関わったのは、ホワイト・ユニコーンですと前置きし、
アムロの所在は、当時のカラバ内で最重要機密扱いだったというのも
取材をしていたら、ご存知でしょう?と言い、私が担当したのも
本物のアムロかどうかを、知ることは許されていなかったと。
キッカは、それならば、ホワイト・ユニコーンについて話して欲しいと。

当時、地球上に存在した連邦のNT研究所の大半は、ティターンズ派で、
政策的にリベラル寄りなエゥーゴやカラバが非人道的な人体実験を、
糾弾していたからだとします。その中でもチャクラ研究所という機関は、
投薬は兎も角、パイロットへの外科的な処置は行っておらず、
主に特殊なサイコミュ機器、ハードウェア的なアプローチをしていて、
カラバに取っては、許容範囲で、利用価値もあったとします。
カラバも戦闘能力に優れたNTが利用できるなら使いたいとしていて、
チャクラ研がカラバへの協力姿勢を見せたため、ウチに連絡が来て、
ゼータ系を3機程、早急に回して欲しいと要請があったと話します。
カトー曰く、ホワイト・ユニコーンは、他も選りすぐりの人材だったが、
テストパイロットとしても別格で、操縦技量が高いのは勿論のこと、
フィードバックが的確、且つ詳細だとエンジニアたちも舌を巻く程。
それに加え、雰囲気が違っていたとも言います。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第26話

ケンの2号機は、タツミの1号機を引き付け、座礁した戦艦へと誘い込み、
艦橋への激突を仕掛けますが、1号機は、推進器を逆噴射させ、躱します。
ケンは、それも想定済みで、2号機は、ビーム・ライフルを海面に撃ち込み、
水蒸気爆発を起こさせ、1号機の視界を奪い、格闘戦を挑みます。
2号機は、1号機の顔面を掴み、オレとお前では、命の重みが違うと。
ホーリは、プラントが動かないことを報せようとしますが、
ケンは、それも予想の通りだとし、特に態度を変えず、話を切り出します。
シンガポールで現れたザクウォーリア、あれは、ザフトの次期新型量産機で、
正規のものではなく、性能検証用の機体だが、そんな風に既成事実を重ね、
プラントを巻き込もうとしたが、と。で、ホーリが理由を訊ねると。
ケンは、俺の命は、無価値も同然だと。コーディネイターとナチュラル、
この世界に希望が齎されることなんて永劫にないんじゃないか?と思い、
自信の出生を呪い、厭世的に物事を考え始め、レイダーの姿を見て、
圧倒的な力で、碌でもない世界を蹂躙するのは、気分が良いかも知れないと。
ホーリは、そんなことに何の意味があるのか?と訊ねますが、
ケンは、意味なんてどうでも良い、俺には何もやることが無いんだからと。
ホーリは、1号機の火器を掃射し、ケンの2号機から大きく距離を取ります。
ケンは、2号機をMA形態にし、今度は、俺が追う番だと独り言ちます。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 月都策動編(5)

レイモン室長は、オーヴェロンの資料に目を通し、旺盛な意欲を見せます。
フランチェスカ部長は、機体の方は程々で良く、欲しいのは、グリモアだと。
資料によると、ジュピトリスのシロッコ式バイオセンサーのことだそうです。
フランチェスカ部長は、機体を仕上げる過程で、内部構造を解明しろと。
レイモン室長は、資料にはマンハイム博士に取ってもブラックボックスだと。
フランチェスカ部長は、それを嘘に決まってるとし、その秘密を暴けと命じ、
例えば、博士には息子がいて、彼に手伝って貰えば良いと提案します。
レイモン室長は、強迫しろ?と。フランチェスカ部長は、答えをはぐらかし、
手段は、あなたに任せますと。自分で解析できるのなら、それでも良いし、
博士の信頼を得て、教わるのも良いだろうと、無責任に言います。
で、私たちは、戦争の道具を作っていると、レイモン室長に念を押します。
レイモン室長は、総てに納得してはいませんが、解明を承諾します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第19話 妖精の決闘(前編)(2)

フロリダ州のケープカナベラル基地に向かう一行は、休息を取ります。
アルマ少尉たちは、3人が出会ったことに感謝し合います。
ミア技術少尉は、この際だから、アルマ少尉のことを聞きたいと切り出し、
ヘレナ曹長も、MSの操縦技術は、何処で覚えたんだと訊ねます。
アルマ少尉は、私ね、フラナガン機関って所に居たのと話し始めます。
バルバラ中尉とイルメラ軍曹も偶然居合わせ、話を聞いてしまいます。

アルマ少尉は、幼少期から空気が読めなかったらしく、周囲の人を怒らせ、
気味悪がられたそうな。それがNTの可能性があるかもと招聘されたと。
彼女は、NTを認識能力が拡大した人だと教わったようで、離れていても
通じ合えるようなことは、素敵なことだなーって位に思っていたみたい。
が、彼女は、サイコミュを巧く扱うことができず、気分転換でやっていた
MSのシミュレーターの方の記録を見た、キリー少佐に見初められたんだと。
でも、もう誰かに捨てられるのは嫌だなぁと、始めは怖かったそうです。
だからこそ、必死で戦って来たと。でも今は、と言い掛けると、
ヘレナ曹長は、アルマ少尉の頭を撫で、苦労してるんだなと、労ります。
アルマ少尉は、笑いながら、みんなと一緒に過ごす時間が大好きだと。
ヘレナ曹長もミア技術少尉も、アルマ少尉の意見に同意し合います。
バルバラ中尉とイルメラ軍曹は、その様子を微笑みながら見守ります。

ノイジー・フェアリーは、隊列を離れ、追跡している敵部隊の迎撃に。
アルマ少尉は、戦闘後、ギリギリまで東に向かい、苛酷な山越えを選べば、
その分敵の追跡も困難になり、目標地点を欺瞞することもできるだろうと。
バルバラ中尉は、そうなれば、我々が目的地に着くことは、絶望的になると。
アルマ少尉たちは、キリー少佐との約束があると、奮起します。
ノイジー・フェアリーは、直ぐ様準備に取り掛かり、迎撃に出撃します。
彼女たちは、僚軍の敬礼で見送られ、迎撃地点に機体を展開させます。

敵部隊は、ジム改、陸ジム×2でしたが、後方からリリス少尉のピクシーが。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.09 “生き延びるために”

ウィリアム軍曹は、以前に戦ったグフ・カスタムとは、動きが違うと。
ラルフ中尉も肯定し、態勢を整え、ふたり掛かりで、敵機に挑みます。
そこへ、頭部が金色、身体が漆黒のザクと旧ザクが駆け付けます。

ブラッドハウンドでは、案内役のデバは、ここも戦場になる可能性があり、
安全な場所に移動しましょうと、車両を別の場所へと案内します。
マロビ曹長機も復活し、ラルフ小隊の3機と、アジ・ダハーカの3機が対峙。

ジオン兵の方は、アジ・ダハーカの奇襲により、壊滅状態になります。
クライシンガ少尉は、ナバン61式を構えますが、ベビは、意にも介さず、
近付き、容易く拳銃を分解し、クライシンガ少尉に貫手を放ちます。
クライシンガ少尉は、戦いの中も目線を合わせないベビに違和感を感じます。
ベビは、俺の命まで繋ごうとするのは、生身の人間を殺せないだけか?と。
クライシンガ少尉は、咄嗟に後退りし、それを見たベビは、期待外れだなと
拳撃を、クライシンガ少尉の腹に放ち、さらに連撃でダウンさせます。
ベビは、クライシンガ少尉に自分たちに似た空気を感じたが、違ったとし、
最初から負け顔のお前は、ただ逃げているだけだと、直刀を抜刀します。
隊長が現れ、ナバン61式を撃ち、ベビの攻撃を掣肘します。
また、ズゴックが現れ、ベビを叩き付けようとしますが、避けられます。
ズゴックは、通常のマニピュレーターで、ザルゴが搭乗していました。
隊長は、拳銃を連射しますが、ベビの直刀で、倒されてしまいます。
ベビは、竦みながらも、戦おうとした隊長を評価し、
端から負け顔でいるクライシンガ少尉に見向きもせず、立ち去ります。

ウィリアム軍曹機は、旧ザクに引き剥がされ、とある場所に誘導されます。
ウィリアム軍曹が気付くと、旧ザクは、ブラッドハウンドを跨ぐ形に。
車内のデバは、バルン社長たちに、人質として、降車して貰うと告げます。
オト少尉が抵抗しようとしますが、デバは、いとも容易く取り押さえます。
ウィリアム軍曹は、バルン社長たちが降車してくる様子を確認し、
何が起こっているのかと思った瞬間、左側頭部からの異音に気付きます。
ベビがマイクを取り付け、ウィリアム軍曹に投降を勧告します。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 第13話「離脱」

ホワイトベースの主砲は、ファルメルを掠め、ドレン中尉は体勢を崩す。
シャア少佐は、マテューとフィックスに撤退を命じ、自機も撤退します。

ホワイトベースは、マゼランを排除し、ルナツーから出港します。
アムロのガンダムは、シャア少佐機を追いますが、
2機のザクに掣肘され、帰艦を許してしまい、戦闘は、終了します。
ホワイトベースは、無事出港しますが、パオロ艦長の容態が急変します。
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ガンダムエース2024.01 No.257

2023年12月29日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2024年01月号〉



□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.4 RGM-79KC ジム・インターセプト・カスタム(フェーベ直掩隊)

頭頂高:18.0m
本体重量:43.0t
 51.7t(フェロウ・ブースター装備時)
装甲材質:チタン系合金

星一号作戦時、レビル艦隊(第一連合艦隊)に配備されたMS部隊は、
青と白を基調としたスコードロンカラーに塗り替えられている。
有名なものには、サラミス級アイガーの142MS小隊のRGC-80S型がある。
レビル艦隊旗艦フェーベの直掩部隊のひとつである315MS小隊には、
79KC型の他に、79SC型なども配備され、彼らの主任務は、艦艇、
対MS戦に向いていない機体、内火艇の護衛任務とされ、また時には、
味方機の発着艦などを警戒することも想定されていた。
しかし、レビル艦隊は、ジオン公国のデギン公王との和平交渉の際に、
ギレン総帥の意思により、発射されたソーラ・レイで光の中に消えている。
戦後、奇跡的に消滅を免れたレビル艦隊の数々の遺体、機体データなどが
回収されているが、多くは原形を留めず、その殆どが解析不可能だった。
その後の0090年、漸く解析に成功した一部の機体データの復元により、
当時の状況が解析されているが、搭乗者などの詳細データは、不明のまま。

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:17「氷海から来るもの」

サイクロプス隊が、連邦軍の北極基地を目指し、潜航します。

デグベットの言葉に、チャック少尉は激昂し、胸倉に掴み掛かります。
デグベットは、冗談だったと取り繕います。
ユウキ少尉は、笑えない冗談だと、デグベットにやんわりと注意。
そこへ、サイクロプス隊の襲撃があります。
ハイゴッグがミサイルを撃ち込みつつ、基地の中央へと侵攻します。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 60(後編)

レイメルの説明に、その場の一同がリナートの正体を知ります。
リナートは、レイメルに対し、でたらめを言うなと斬り掛かります。
レイメルは、鎧を着ていたため、外套が裂かれただけで、助かります。
レイメルは、逆にリナートの服を破り、長の証である刺青を見せます。
そして、レイメルは、リヒト家の当主を継ぐ権利があると主張し、
さらに、反機械主義という旧い掟にしがみつくムーン家と、
汚れ仕事を一手に引き受けながら、想定外の自体に対処できないリヒト家、
彼らがネオ・ジオンとの間に必要以上の齟齬を生み、戦乱になったと。
それら旧弊を払う風になり、自分がムーン・ムーンを真の楽園に誘うと。
その間、会場に急いでいたニルダは落馬し、運悪く枝木に貫かれます。

ややあって。予定外の雨が降り出します。
民衆は、薄汚い嘘に騙されていたムーン・ムーンが泣いているとします。
サラサは、穢されることのない強い人に──との言葉を思い返します。
レイメルは、リナートに対し、子捨ての森に帰られよと言い付けます。
リナートは、レイメルに切っ先を向け、自分こそがリヒト家の嫡男だと、
サラサに判断を委ね、手を取ろうとしますが、サラサは、彼を拒絶。
しかし、民衆は、レイメルの言うネオ・ジオンとの和平に異を唱え、
本物も偽物も関係なく、リヒト家抜きの戦士隊を作ればいいとも。
レイメルは、民衆を黙らせるため、ネオ・ジオンを召喚し、攻撃させます。
民衆は、クモの子を散らすように、会場から退避します。
サラサは、呆然のリナートに声を掛けようとしますが、お付きの者が
アルツトの長は、不浄の者だとし、心苦しいが、それを制止します……。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第5片 春が来る(2)

マックたちのアンカー・ヘッドが野党のハイゴッグの急襲を受けます。
マックは、武器で対抗しようとしますが、爆弾を使うことになれば、
雪崩が起こり、街がさらに埋まってしまうと、後手に回ります。
アンカー・ヘッドは、盾を飛ばされ、野党の4機に取り囲まれます。
機体が寒冷地用ではないため、アプリコットが寒さを訴えます。
マックは、幼い弟妹との別れ、そして、アッシュに協力したことや、
喪失感を埋めるため、罪滅ぼしがしたかったんだと気付いたことを話し、
アプリコットに初めて逢った時、余りの美しさにビビってしまったと。
彼女が自分に関わった所為で、酷い目に遭ってしまったらと怖かったと。
アプリコットは、これを聞き、自分で勝手に幸せになるからと励まします。
で、アプリコットは、寒さは、裸で抱き合い、凌ぐのが一番だと言います。
また、彼女がマックを好きになったのは、前夫が病弱で亡くなったため、
直ぐには死にそうになかったこと、爆弾を正確に扱う慎重さと豪胆さ、
間違いを認め、正せること、彼女のために怒ってくれた優しさだと。
でも、本音を言えば、見た目はもうちょっとだとも付け加えます。
マックは、アプリコットと暖を取っていると、弟妹がお腹の上に乗り、
遊んでいた光景を思い出し、アプリコットと共に生きる道を選びます。

野党は、8時間待ち続け、マックたちが凍死したと思い、攻撃を再開。
しかし、アンカー・ヘッドが抵抗し、首魁のハイゴッグを貫手で捕らえ、
それを武器に、手下たちのアビゴルたちを打ち据え、撃退します。
そこへ、フォントたちがノッセラで駆け付け、ナオミとレアは、
マックとアプリコットの姿を、興味津々で見ていました。
マックは、弟妹の想いを連れ、前に進むことを改めて決意します。
アプリコットは、私の名前は春の花だと言い、次はきっと春ですよと。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-07[告発の刻]

「投票」開始まであと1時間──
レト少尉は、ブリッジに全クルーを集め、推理を披露します。
ラセッド中尉を、コクピット越しに外部から射殺することも、
内部に犯人が隠れておくことも、構造的に不可能だと結論付けます。
レト少尉は、コクピットが合計3回開閉されたことに注目します。
まずは、レト少尉たちが死体を発見し時、ラセッド中尉が乗り込んだ時、
11時間遡り、謎の開閉記録。この時に、仕掛けがされたと推理します。
開閉時間の6分20秒で、正確に殺害できるような機構をセットできるとは、
考え難いとの意見があり、レト少尉は、実演して見せますと答えます。
ラセッド中尉役には、背格好が一番近いヴァーリ少尉が選ばれます。
ヴァーリ少尉は、機体に乗り込み、艦の周囲を5分だけ哨戒し、帰艦。
Mk-IVが着艦し、格納庫に着いた瞬間、ヴァーリ少尉は、左胸に被弾。
コンソールパネルに擬装された銃は、後部にワイヤーが取り付けられ、
それが座席下に巻き取られる機構になっていました。
レト少尉曰く、Mk-IVの有線式端末インコムのようにと。
巻き取り機自体は、ノーマルスーツ用の電磁石で吸着しているので、
事件後も簡単に取り外すことが出来るとします。
ヴァーリ少尉も銃が仕掛けられていることには気が付きませんでした。
これが乗り慣れた機体のコクピットであれば、普段存在しない部品を
不審にも思っただろうが、初めて搭乗する実験機故の機構だと話します。
また、リニアシートは、パイロットを固定するため、
ラセッド中尉の身長を考えれば、心臓の位置も割り出せると解説します。
仕掛けられていた銃は、銃爪を引くこと通電し、発射されるので、
発砲のタイミングは、外部から受け取った電気信号で銃爪が引かれると。
今回は、マカミ軍曹のハルを使ったが、もっと単純な端末でも可能だと。
リュコス艦長は、殆どのクルーが殺害可能になり、容疑者が増えたと。
が、レト少尉は、犯人が誰かは、もう明白だと断じます。
との仕掛けには、使われた銃がコクピット内に残ることが難点だと話し、
回収するため、コクピットに真っ先に向かったロビソン大尉が犯人だと。
ロビソン大尉は、中尉を心配し、駆け付けただけで、犯人扱いかと。
また、トリックも可能だという仮説のひとつに過ぎないと反論します。
レト少尉は、大尉を犯人と決定付けたのは、殺害時やその直後ではなく、
自分たちと行動する中で、狼であるという正体を自ら露わにしたと。
そして、Mk-IVこそが、殺人者を告発する証人だと話します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第19話 妖精の決闘(前編)(1)

ティルナノーグの自爆に巻き込まれたブラックドッグ隊は、レナート中尉のみ
生き残り、乗機と共に救助されたようで、北米オーガスタ基地に移送されます。
で、独りで腐っていると、ノアとアキンがホワイト、ブラックライダーで脱走。
グレイヴは、勝算があり、クロエ少尉を待機させ、ことの行方を見守ります。
ノアとアキンは、オーガスタ基地の機体を圧倒しますが、乗機が機能を停止。
ふたりは追い詰められますが、これを好機と見た、レナート中尉は、79S型で、
グレイヴに銃口を向け、ふたりを俺に預けろと迫り、承諾されます。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.08 "見つめないベビ"

パードレ(父)と呼ばれたグラサンのおじさんは、状況説明を受けますが、
言わなくても見えていると、グラサンを傾けます。

ウィリアム軍曹は、負け戦で追われているジオンに同乗すると言います。
マロビ曹長は、このまま連邦軍が勝つと思っているかも知れないけど、
戦局なんて簡単に引っ繰り返ると。宇宙からコロニーがまた落ちて来ても、
あんた同じこと言えんの?と、ウィリアム軍曹を窘めます。
ラルフ中尉は、通信を聞き、ジオンの人間に必要なのは、この先の未来を、
考える時間なのだと独り言ちます。
オト少尉たちのブラッドハウンドは、デバさんの案内で進行します。

アジ・ダハーカのキルは、捕らえたグフ・カスタムに乗り込もうと思案中。
愛犬のジャックと相談するテイで、コクピットに登り、取り付きます。
アジ・ダハーカのベビは、ジオン兵を次々に殺害していきます。
クライシンガ少尉は、ベビのチャクラム自体を撃ち、投降を勧告します。
キルは、コクピットのモニターに爆弾を見せ、ハッチの開放を迫ります。
セラフィマ伍長は、銃を構え、ハッチを開けますが、キルに銃を奪われ、
キルは、気配を感じ、伍長を降ろさず、ジャックと共にグフに乗り込みます。

ラルフ小隊は、複数の熱源を確認し、周囲を警戒します。
急速に接近して来る1機を感知し、マロビ曹長が迎撃に出ますが、
キルのグフ・カスタムは、森林から地面擦れ擦れで跳び出し、
背後を取り、そのまま抱え上げ、マロビ曹長機を投げ落とします。
そして、グフ・カスタムは、体勢を整え、残りの2機に対峙します。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 月都索動編(4)

U.C.0088年5月初旬 フォン・ブラウン市上空──
ゼッツーV型とメガライダーの評価試験で、ゼッツーが好成績を収めます。
V型は、グラナダ支社の試案ですが、計画に参加していたレイモン主任は、
ゼータの量産は、非現実的で、生産数や効率化を図り、価格を抑えても、
運用側には、専用部品が多く、互換性に乏しい。変形のための可動部分は、
マグネット・コーティングが必須で、摩耗が変形時に過負荷を生じさせ、
重大インシデントにも繋がる。何かあれば、全身をバラしてのフルメンテ。
どうせ手が掛かるなら、コストカットではなく、ハイエンド機として……。
と、アナハイム社の重役に忌憚のない意見を言いますが、上司に制止され。
重役たちは、この意見を意に介さず、話題は、この後のゴルフコンペへ。

くだらないレクリエーションを終え、第3営業開発部に戻ったレイモンを、
部下のヘイミルが呼び止め、フランチェスカ部長が呼んでいると。
レイモンが深部の閉鎖ブロックまで赴くと、フランチェスカ部長は、
トニオ博士を紹介し、オーヴェロンの新規開発室長に任命します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第25話

3日前──
ウミト曰く、エクリプスの真の目的は、技術的抑止力にあると。
その技術が開発可能であるという事実に、抑止効果を持たせたと。
核ミサイルを持たずとも、核燃料やロケットがあり、それを制御できる
コンピュータがあれば、所持しているのと同様の抑止効果があると。
ミヤビは、何故エクリプスが存在するのかと、当然の疑問を呈します。
ウミトは、1号機は、真のエクリプスではないからだと答えます。
ビーム兵器主体の装備、PS装甲、ミラージュコロイド・ステルスにも
関わらず、稼働時間に制限のあるバッテリー方式を採用している。
音速飛行も可能な推力がありながら、超高機動は、搭乗者に負担を強いる。
間違った使い方を見せ、オーブが正しい使い方をすれば……と。
また、軍人でも、適性を持ったコーディネイターでもないタツミが、
完全に近い形で運用しつつ、過負荷の影響を受けるのが最適だそうな。
人間は、隠しているモノ程知りたくなり、懇切丁寧に語られるよりも、
自分で暴き出したことを真実と認識するとし、ODRもそのためのモノ。
ミヤビは、オーブ解放戦の前例を出し、やられる前に~という事態もと。
真のエクリプスなら、母艦が失われようとも、単独で一都市を破壊できる。
例えオーブを潰滅させたとしても、僅かでも生き残りがいれば、
エクリプスが再建され、報復があるかも知れないと言う負の可能性が残る。
絶対にないと言うことは、絶対にないと言う恐怖心が、オーブを、
この世から無くすという選択をさせない効果を生むのだと。
「どんな事態になろうとも、オーブの国家としての形だけは残す」ための
外交戦略こそが真のエクリプス計画なのだと、ウミトは語ります。
ミヤビ曰く、日食が起ころうとも、太陽自体が消える訳ではない、
だからこそ「蝕(エクリプス)」と、計画名に得心します。
計画は、ウミトが考案したもので、ウズミもカガリも知らないとのこと。
公式記録だけではなく、メモの走り書きまで調べ上げ、文章の黒塗りを
全て剥がしても最後には、必ずウミトの名が出るようになっていると。
今のオーブは、思っている以上に深刻な状態のようで、国を支えるべき
氏族が権力争いに大忙しだが、そんな連中でも欠かせない程人がいない。
で、立つべき者たちが立つ日が来る迄は、国家の体を成さなくてはと。
ミヤビは、ウミトが汚名を着ることになると、父親を気遣いますが、
ウミトは、歴史の流れに介入するためには仕方がないと話します。
まだ生きられる命が、もっと生きたかった命が、生きて我が子の未来を
見届けたかった者が、この世から消失したことと較べればとも言い掛け、
酷く吐血し、死に掛けの命ひとつで、世界をペテンに掛けられるならと。
そして、ミヤビに「外交」を司るキオウ家を継いで欲しくないとも思うと。

戻りまして。
ミヤビは、ヴァレの拳銃を額に付け、伝えた事実が消せると思うなら、
さっさと撃てばいいと、啖呵を切ると、ヴァレは、気迫に気圧されます。
ジョエルは、ヴァレに拳銃を退かせますが、計画を止めるのは容易くないと
エクリプス1号機と2号機に、趨勢を賭けようと言います。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report18「ベルトーチカ・イルマ(後編)」

翌日、キッカは、ベルトーチカとのインタビューを改めて行います。
カラバ時代のアムロは、アウドムラのエースとして、確固たる地位を築き、
友軍は、彼を英雄視し、乗機が戦場に現れただけで、士気が高まったと。
ティターンズは、アムロの影響力を排除しようと、躍起になったため、
アムロの動向は、カラバ内でも重要機密として扱われ始めます。
新型機の試験に参加するだけでも、念入りな隠蔽工作が行われ、
何人も影武者が用意され、中には、背格好の似た女性も居たとかなんとか。
その女性は、自分が男顔だと悩んでいたかも知れないのにねw
で、ベルトーチカは、その頃にアウドムラを離れたそうな。
人の死に触れ過ぎたアムロに対し、小娘に過ぎない自分には、
総てを受け止める母星もなく、ララァのようにありのままに共感し、
痛みを分け合うことも出来なかったと当時の自分を振り返ります。
ベルトーチカは、インタビューを終え、キッカにエールを送り、別れます。
また、ステファニー?から依頼されていたことがあったようですが、
それは、キッカには伝えなかったと、彼女と電話で話していました。
ただ、ステファニー?の計画には、期待していると言っていました。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #46「遺産(レガシィ)の終焉」

U.C.0111年 火星──
カナタたちは、外套を被った老人から、地球圏の視察を命じられます。
身元引受人は、親衛隊のボッシュ大佐が担当するとのこと。
老人は、ニュータイプは、世界を正しく認識してこそ、真に、その革新へと
辿り着くとし、地球圏で何が起き、何を成さねばならぬかを見極めろと。
老人の横には、10再位の子供が居て、背後には、ザビ家の家族写真が。

U.C.0116年 地球衛星軌道上──
カナタ少尉のF90PV型とシャルルの119S型は、共闘し、攻撃を凌ぎます。
回想。
シャルルは、ジオンの各派閥が無軌道に暴れ回っている現状を憂い、
このままでは、ジオンは、思想も理念も忘れ、無残に消え行く定めだと。
カナタは、それでも、自分たちが地球圏に来た目的は、争う道ではなく、
争わない道を探すためなのだとし、幼い頃、ボッシュ大佐が言っていた、
ニュータイプは、戦うためだけの道具ではいけないと言う言葉を想起。
戻りまして。
RFグロムリンIIの左舷を、ヴェスバーで攻撃しますが砲口が振れ、
致命傷を与えられず、RFグロムリンIIの一斉掃射を受けます。
そこへ、バズ大尉のF71型、ファオナ中尉のRGZ-95C型が駆け付け、
ビーム撹乱幕弾をばら撒き、RFグロムリンIIの掃射を無効化します。
さらに、融合炉への攻撃を避け、砲塔にダメージを与えて行きます。
ライン総帥は、守勢を命じ、退路を確保させていた「虎」を呼びます。

ディル少尉のF90FFとサイファーの0120は、互いの持論をぶつけ交戦中。
サイファーは、過負荷で不安定な中で、攻撃の鋭さが増して行くF90に、
あれはもう自分の知るF90ではないのか?と、不安要素がチラ付きます。
が、仲間の戦いがディル少尉に焦燥感を与えているとします。

ライン総帥がRFグロムリンIIの防衛のために喚んだ「虎」たちは、
ヴェロニカ中尉の0120に捉えられ、総ての機体が撃墜されていました。

ディル少尉は、F90FFのミノドラを起動し続け、距離を縮めますが、
サイファーの0120は、インパクトガンを軌道に放ち、衝突を狙います。
ディル少尉は、左腕部のビーム・シールドで弾体を受け流し、
ミズマのファイター部分を、ヴェスバーを稼働させ、分離します。
ヴェスバーは、0120の右腕部をもぎ取り、Mk-IIばりの蹴りを入れます。
ここに来ても、サイファーは、ディル少尉を恭順させようとします。
ディル少尉は、共に戦う仲間たちを感じ、俺は、俺たちは、
ファステスト・フォーミュラ、地球圏における如何なる脅威にも即応し、
これを叩く、最速の部隊だと、0120をビーム・サーベルで斬断します。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME16
OMA-05-2RFN RFグロムリンII

全長:199.7m
全備重量:45,200.0t
ジェネレーター出力:59,490kW
スラスター総推力:3,230,200kg
固定武装:
 テンタクラー・ビット
 チルド・ビット
 ドラム・フェンネル
 ハイパー・メガ粒子砲(中央部)
 拡散メガ粒子砲×2(中央部)
 偏向メガ粒子砲×8
 隠蔽型メガ粒子砲塔×40
 120mm対空機関砲×4
 レール・カノン×2
 大型ビーム・サーベル
 マイクロ・ミサイルランチャー×多数
 大型Iフィールド発生装置×2(両舷部)
 ビーム・バリアー(両舷部)

基礎設計自体は、アクシズ時代のものだが、頭部、及び艦橋ユニットには、
ジオン独立火星群に影響が見られるほか、航空電子機器や擬装品には、
可能な限り連邦軍との共通企画が用いられている。
200m近い双胴艦で、脱出ポッドを兼ねた艦橋を持ち、両舷部には、
大型のIフィールド発生器、ビーム・バリアーを装備し、有線制御式の
テンタクラー・ビット、それ自体が無人MAとして機能するチルド・ビット、
汎用的な無線攻撃端末であるドラム・ファンネルを搭載している。
加えて、戦艦に匹敵するだけの火力を有していた。
特筆すべきは、高い電子戦能力で、有線接合により、地球圏のほぼあらゆる
コンピュータに侵入、制圧するだけの能力があったと推定されている。
これだけの機能を少人数で統括することは、不可能に近く、機体には、
生体ユニットとして組み込まれたニュータイプを、バイオ・コンピュータに
組み込むことで、サイコミュを介し、機体の機能を制御させるという機構、
ニュータイプ・チャンバーが用いられている。
この規模の艦体に戦艦級の兵装を詰め込んだ結果、稼働時間、航続距離は、
短く、母艦であるグワダン級グワジャルとの連携が必須になっている。
U.C.0147年7月24日 カシム・アクチュラコフ

因みに、本稿の執筆者カシム氏は、本機の原型になったグロムリンIIの
解説において、木星圏の巨神、忍者に討伐された異種知性体、あらゆる
邪念を祓う布団叩き、ネオ・フリーメーソンなどに触れ、本誌の読者から
オカルト誌と間違えているのではないかという投書を頂いたそうです。
が、カシム氏が既に故人のため、原稿を訂正せずに掲載したんだとか。
また、カシム氏は、両目に銀貨、口に塩を詰められた状態で、
浴室で発見されましたが、アメリア警察は、自殺と発表したとのこと……。

□機動戦士ガンダムNT
 第53話『二人の力で』

ミシェルは、リタの力が消えかけているのを感じ取り、先を急がせます。

IIネオ・ジオングは、フェネクスとナラティブを沈黙させ、リタの力を
借りるため、フェネクスをケーブルで絡め取り、彼女の力を簒奪します。
そこへ、ミシェルたちのベースジャバーが現れ、サイコフレームを散布。
ミシェルは、オーガスタ研の一件でずっと負い目を感じていて、
だから、これとアタシの命を受け取って欲しいと、リタを激励します。
リタは、ミシェルの想いに応え、IIネオ・ジオングを力場で封じ込めます。

リタとミシェルを借りた声は、ゾルタン大尉に警告します。
マダ人ハ、ソノマシンンノ「チカラ」ニ、触レル準備ガデキテイナイ
アナタノ、ソノ邪悪ナ衝動、世界ハ人ノ恣意デ汚サレテイイモノデハナイ
アナタニモ、ソレハ、ワカッテイルハズデショウ?と。
ゾルタン大尉は、カッテナコト抜かしてンジャネェと、メガ粒子砲を乱射。
ミシェルは、ヨナに呼び掛けます。

ヨナは、幼少期の父の形見の件を想い出していました。
そして、ヨナは、イアゴ少佐が呼び掛ける通信で、目を醒まします。

ゾルタン大尉は、強者の理論に激昂します。利用するだけ利用され、
切り刻まれるのがオチだと、リタに言います。
ゾルタン大尉は、ミシェルたちのベースジャバーを掴み取り、
いっそのこと、サッパリさせようぜェと、さらなる臨界爆発を企図します。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 第12話「マゼラン除去」

アムロのガンダムは、シャアと、マテューのザクを相手取ります。
テレビ版では、マチュウと呼ばれていた人物だと思われます。

ホワイトベースでは、マゼランを除去する準備が進められていました。
主砲が発射され、マゼランが大爆発を起こします。
ホワイトベースの前には、基地の障壁が展開されていましたが、
爆発の衝撃は、ホワイトベースのクルーたちにも伝わります。

2024年02月号からオデロをフィーチャーしたV外伝が始まるそうな。
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ガンダムエース2023.12 No.256

2023年12月01日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年12月号〉



□機動戦士MOONガンダム
 episode 60(前編)

執事のカミロは、アルツトの先代の師長に事情を話します。
リヒト家では、ふたりめを作れば済むという訳にはいかないらしく、
実家も没落寸前だというのに、ニルダが厄腹の烙印を押され、
出戻るようなことになったら、彼女はもう生きていけないだろうと。
師長曰く、光族の長エルドは、神官への賄賂の多寡で決まっていた
花嫁の順番を、神殿の腐敗を正そうとして、一存で覆しているため、
賄賂を受け取っている神官たちは、赤児が流れたということになれば、
徹底的に調べを要求することになり、骸がなければ納得しないだろうと。
アルツトの民は、子捨ての森に置き去りにされた子供だけではなく、
男女の営みもあり、数は少ないものの、健康な赤児に恵まれることもと。
で、代々の師長は、そうした健康な子が継ぐのが習わしだそうな。
今まさに師長となるべく、儀式を受けていた赤児がいるとのことで、
ふたりの赤児を取り替えて、済ますことになります。
が、儀式も半ばだったため、アルツトの赤児には、刺青があるので、
光族の方々には判らないとは思うが、生来の痣ということにすればと。

カミロは、経緯を話しますが、ニルダは、我が子を返して欲しいと。
カミロの説得で一旦は落ち着いたのですが、赤児の刺青を見た瞬間、
タブーで穢れた一族の一匹だと、猛烈に拒絶します。
その後、ニルダは、成長したレイメルに幾度か面会しています。
レイメルは、自分の立場とを天秤に掛け、懊悩葛藤するニルダに、
その苦しみを忘れる秘薬として、ハイコカを処方します。

婚姻の会場に、早馬で向かっているニルダは、幼いリナートの背後から
レイメルの魔の手が迫る場面を幻視し、逃げてっ!と叫んでいました。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第24話

飛行形態の両エクリプスは、互いにMS形態に変形し、格闘戦に移行。
鍔迫り合いを繰り広げた後、両機は、再び飛行形態に変形し、移動。

ミヤビは、テロリストとの交渉はしないと、ジョエルを挑発します。
ヴァレは、激昂し、ミヤビの襟元を掴み、壁に圧し付けます。
ミヤビは、怯むことなく、彼女を、元大西洋連邦軍准尉殿と呼びます。
ミヤビたちODRは、既に彼らの身元を可能な限り把握していました。
ただ、ジョエルの身元は、判らなかったようです。
彼らは、大西洋連邦が大戦初期に組織した、ハーフコーディネイター部隊。
ヴァレは、吐露します。ザフトから奪取したモビルスーツに搭乗し、
同じコーディネイターを殺せと命じられ、それに従っていたと。
ヴァレは、反コーディネイター思想の強い大西洋連邦でも、
取り分け酷い地域に生まれたらしく、仕事、家、財産、市民権を奪われ、
保護の名目で、収容所に強制移動させられ、そこで軍人が現れたんだと。
モビルスーツに乗り、戦果を挙げれば、市民権を与えられる筈だったが、
大西洋連邦は、約束を反故にした所か、部隊の存在自体を隠蔽したと。
ヴァレは、今度は、アタシらが国家を捨てる番だと言い放ちます。
大西洋連邦のハワイ基地への核攻撃が、その意思表示だと言いますが、
ミヤビは、ヴァレたちの本当の目的は、プラントへ渡ることでは?と。
が、融和を模索していたクライン元議長ももうこの世には亡く、
戦闘とは言え、既に裏切り者として、戦場に立ってしまった者たちを、
リスクを覚悟で、受け入れる者は、いないのではないかと断じます。
ジョエルは、大西洋連邦の重要拠点への核攻撃を仕掛けた者を、
偽りの亡命者と疑うことはないだろうと、ミヤビに説明します。
ミヤビは、ジョエルたちの居場所を報せたのは、プラントだと話します。
この件は、プラントも既に察知していて、ジョエルたちを受け入れないと。
デュランダル議長曰く、穏便に済ませれば、全て見なかったことにすると。
ミヤビは、中立国のオーブは、直接言えないことを伝える窓口だと。
ヴァレは、これを聞き、ミヤビに証拠を見せろと銃口を突き付けます。
ミヤビは、非公式な機密通信なので、文書化したものなどないと……。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 月都索動編(3)

セラーナたちは、アナハイム社の協力により、ザク系の機体を受領。
機体は、接収したアクト・ザクを解析し、近代化改修を加えた新造機で、
アナハイム社では、ザク・マシーナリーと呼ばれているそうです。
で、グラナダ支社第3営業開発部長のフランチェスカ・メレルが随伴。
彼女は、主に上層部が公にしたがらない案件を担当しているそうな。
本編では、オーヴェロンの開発責任者をやっていましたね。
フランチェスカは、セラーナに握手を求め、セラーナは、応じます。
セラーナは、握った手から何かを感じ取り、表情を強張らせます。

エゥーゴのスポンサーがネオ・ジオンにMSを売るなんて胡散臭いと。
エルナルドは、エゥーゴは、思想や主義で動く組織ではないとし、
ティターンズを倒すためなら、ジオンにサイド3を譲渡したりすると。
況して、アナハイム社は、営利企業で、実利があるなら鞍替えもすると。
父であるマーレイ准将の姿を思い浮かべ、奴らに大義があるものかと。

マシーナリーは、装甲や火力は低いが、運動性や反応速度が高く、
理論上では、ディマーテルの戦闘にも付いていけるとの評価。
ジェネレーターを追加し、強襲狙撃機という弱点を補う提案もあり、
後のエルナルド機は、この仕様になっているんだと想われます。
エルナルドは、セラーナが狙われた今、親衛隊の結成は火急だと。
彼女を狙ったのが強硬派とも限らないとし、独自の力が必要だと。

で、金額の折り合いも付くのですが、セラーナは、フランチェスカから
兵器開発への飽くなき欲望と意志を感じ取り、アナハイム社が戦争を
終わらせないことを望んでいるのだとし、機体の発注に難色を示します。
が、カーン家の務めを果たすため、感情で判断を変えることはもう無いと。
セラーナは、マシーナリーの生産をグラナダ支社に委託します。

エルナルドは、グラナダ支社の庭先で起きた襲撃事件に疑惑を抱き、
フランチェスカに問い質しますが、オーヴェロンが彼女を救ったんだと。
そのオーヴェロンは、マンハイム博士の元に届けられます。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第18話 巣立ちの日(2)

レッドチームのケン少尉、ガースキー曹長、ジェイク軍曹のザクも応戦。
フェアリー隊の奮戦に鼓舞され、フェンリル隊なども攻勢に出ます。
最後のガウ級が飛び立ち、フェアリー隊も戦場を離れようとしますが、
ブラックドッグ隊が現れ、フェアリー隊のシルフを執拗に狙います。
バルバラ中尉は、アルマ少尉たちの負担を減らすべく、
シルフを離陸させ、上空での待機を、イルメラ軍曹に命じます。

ミア技術少尉機は、ジム・キャノンを、背後の貯蔵槽を砲撃で破壊し、
体勢を崩させ、ヘレナ曹長機が斬撃で撃破し、敵部隊を沈黙させます。
敵の攻撃の波が止み、シルフは、ミア技術少尉機、ヘレナ曹長機を回収。
が、アルマ少尉機は、ビーム兵器を持つジム小隊を止めるため、続投。
そこへ、クリスマスパーティーの礼だと、05B、06J、06Kが現れます。
アルマ少尉は、彼らに礼を言い、シルフに回収され、離脱します。

シルフが飛び立つ様を見た、バリー大尉は、軍人として向き合えるか?と、
リリス少尉に訊ねると、彼女は、チャンスを頂けるならと答えます。
バリー大尉たちは、本来の任務権限に於いて、シルフの追跡に移行します。
フェアリー隊は、予定された合流地点へと向かいます。

□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON 2/U.C.0079-0091
 Vol.3 RGM-79KC ジム・インターセプト・カスタム アルベルト・ウェイライン機

頭頂高:18.0m
本体重量:43.0t
 51.7t(フェロウ・ブースター装備時)
装甲材質:チタン系合金

機体は、薄い橙色を基調とした専用機で、左肩が一段濃い橙色で塗られ、
そこに、ハンマーを持ったMSの拳のパーソナルマークが描かれている。
アルベルトは、ア・バオア・クー戦に、大隊長として参加していて、
ア・バオア・クー宙域の第16管制区で撮られたとされる写真には、
本機がザクを撃墜した場面が収められていいる。
この戦闘で、僚機のマジャル機やヘルベルト機が撃墜されている。
また、手負いのジョニー・ライデンの高機動型ゲルググを討ち取り、
シャムシール隊と合流を果たしたとされている。
戦後、アルベルトは、連邦軍を退役し、ジル・ブロッケン・フーバーと
名を変え、FSSを立ち上げている。

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第6話

ヴィルダは、ロトモア社員から、テロを鎮圧したガンダムの話を聞きます。
社員たちは、禁止された機体をわざわざ使うことに疑問を感じますが、
ヴィルダは、MS開発評議会への報告をねじ曲げるだけの力があれば、
そうおかしなことではないと考えています。
ヴィルダは、ガンダムに付いての情報を求め、「マーケット」に到着。

ヴィルダは、各地のゴーストタウンを転々と移動しつつ開かれている
ブラックマーケットならば、もっと確定的な情報が得られるかもと。
また、「彼」に付いてもと、何かしらの当てがあるようです。
傍らのキユウは、落ちていた軌道エレベーターのパスを見付け、熟考。
その間、ヴィルダは、キユウの行動に気付かず、先に行ってしまいます。
ヴィルダは、キユウを捜しますが、ヨシカという少女に声を掛けられます。
キユウに雰囲気の似たヨシカは、「大人」のことを教えて欲しいと。

どうも彼女は、バス・イッサと呼ばれる人物と、ここに来ているようで、
キユウと同様に、行動範囲が制限されているみたいです。

ヴィルダは、キユウと連絡が取れ、落ち合う場所を決めます。
ヨシカは、大切な人へのプレゼントを一緒に選んで欲しいと言います。
で、ブランドもののライターを買うことになるのですが、ヨシカは、
お金を持っていなくて、ヴィルダが代金を支払うことに……。
ヨシカは、ヴィルダにお礼を言います。また、以前も心臓をくれたと。
心臓を作ってくれたことで、ヨシカたちは、ガンダムに乗れるんだと。
そこへ、キユウが現れます。ヨシカは、キユウと面識があるようです。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 EPI.07 "躍動するキル"

友軍と連絡が取れず、提示報告も無いと、シュウカ伍長から通信。
ラルフ中尉は、現地へ確認に向かおうかと提案しますが、
シュウカ伍長は、予定通り、ジオン軍の残敵掃討を進めてくれと。
マロビ曹長は、現地案内人のデバさんの雰囲気に違和感を感じます。

撤退準備中のクライシンガ少尉たちは、人心地付いていました。
セラフィマ伍長は、クライシンガ少尉機の通信系統の整備中。
セラフィマ伍長は、僚軍のソフィアと通信しつつ、通信状態を確認。
ソフィア・アンデルスたちの部隊は、伍長たちとは合流せず、
大きく北側に逆回りし、北米基地に戻るルートを探る予定だと話します。
伍長たちは、隊長の情報により、バスワード岬まで南下するとのこと。
ただ、データベースにもない打ち上げ施設とのことで、心配が……。
その直後、クライシンガ少尉たちの部隊を、外套の集団が襲撃します。
彼らは、以前に登場したグラサンのおじさんを信奉しているようです。
不意を衝かれたためか、多くの兵士が殺害され、セラフィマ伍長の乗る
グフを奪取せんと、頭部を金属色、頭部から下を真っ黒に塗装した、
2機のザクが背後から機体を羽交い締めにします。
キルと呼ばれた女性が、セラフィマ伍長に明け渡しを呼び掛けます。

□機動戦士ガンダムNT
 第52話『ココロ』

ユーゴ姉妹は、ビアギッテの機体の背後に老婆の姿を見ます。
姉妹は、宙域に漂う死者たちの負の感情を浴び、嘔吐します。
能力の無い姉妹たちにも影響があるということは、ビアギッテは尚更。
そんな彼女を放っておけないと、姉妹はビアギッテの機体に取り付き、
ゾルタンがビアギッテに施した暗示の一端を垣間見ます。
また、ビアギッテが自分の弱さの所為で、ふたりが死んでしまうと考え、
姉妹を頑なに遠避け、盲目的に強さを求めていることも知ります。
姉妹は、大丈夫だと説得しますが、約束したエリクは死んでしまったと、
ビアギッテは、訴え掛け、姉妹は、押し黙ってしまいます。
ビアギッテは、アイツを殺す力を手に入れると、姉妹を振り払います。
宙域に漂流している撃墜された機体群を操り、姉妹の機体を抑え付け、
残る機体群に、手に持った武器で攻撃を仕掛けさせます。
さらに3機を用い、姉妹の得意技であるサークルオブダンスを展開。

89式ベースジャバーのミシェルとブリックも臨界爆発を観測します。
ガランシェールJr.の面々も観測し、バナージがシルヴァ・バレトで出撃。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-06[狼は誰?]

クラートのギャン改は、Mk-IVの圧倒的なパワーに圧されていきます。
ギャン改は、ニードル・ミサイルを発射し、距離を取ります。
が、Mk-IVは、頭部にミサイルを喰らいながらも、行動を止めず、
素早い動きで、ギャン改の背後に頭上から回り込み、左脚を斬断。
クラートは、先程迄の動きとは全く違うMk-IVに、ただただ戸惑います。
ヴァーリ、クロコッタ両少尉機が援護に駆け付け、ギャン改は、撤退。

レト少尉は、球状の空間で、銃口を向けられ、左胸を銃撃されます。
飛散した血液は、内壁に届く前に、下方へと流れ落ちて行きます。
レト少尉は、この現象を見て、事件の謎を解明します。
気が付くと、レト少尉は、艦内の病室のベッドにいました。
マカミ軍曹も右隣のベッドで、同じように寝ていました。
マカミ軍曹は、自分が気絶している間、敵を撤退させたのが、
レト少尉だと想っているみたいですが、レト少尉に記憶はなく……。
病室に現れたロビソン大尉は、修羅場で覚醒したのかと冗談めかします。
レト少尉は、実際にMk-IVに乗り、ラセッド中尉との実力差を再確認。
ロビソン大尉曰く、バスク大佐がNT部隊に中尉を引き抜こうとしていたと。
レト少尉は、それならば、Mk-IVには、NT用の特殊装備があるのか?と。
ロビソン大尉は、ニタ研の連中が死んだ今、真相は藪の中だと。
で、ふたりは、5時間以上眠っていたため、投票まで残り3時間程。
また、預かっていたラセッド中尉の麻薬犯罪のデータが入った記録端末が、
出撃している間に盗まれてしまったと、ロビソン大尉は、謝罪します。
その様子を、ウルマが病室の扉の隙間から覗き見て、微笑みます。

帰還したクラートは、追い詰めた獲物に、脚1本喰い千切られるとは、
あなたらしからぬ失態ですなぁと、副官に窘められます。
今回は、ティターンズとの同盟状態を秘密裏に破っての極秘作戦だとも。
クラートは、我々に情報を齎した客人も納得しないだろうと自省します。
派手な佇まいの強化人間、カーシィ・ノールがボクも出撃していればと。
副官は、壊す専門のお前に、捕獲任務が務まるとでも?と、挑発します。
カーシィは、うるっさいですよと言いながら副官の脚の間に蹴りを放ち、
さらに、誤射でキンタマぶっ壊されたいんですか?と上官を侮辱します。
クラートが笑って窘めると、カーシィは、赤面し、顔を隠します。

犯人の『投票』まで残り2時間──
レト少尉とマカミ軍曹、ハルは、《ヘカーテ》艦内のカフェにいました。
レト少尉は、残り時間が少ないにも関わらず、呑気にアイスを食します。
マカミ軍曹は、記録端末を誰が盗んでいったのかと、考えを巡らせます。
そこへ、クロコッタ少尉がにこやかに、ふたりに声を掛けます。
マカミ軍曹は、その態度に、自分たちを疑っていないのか?と訊ねると、
ヴァーリ少尉がマカミ軍曹たちに投票しろと悪口を吹聴しているのを見て、
何だかばかばかしくなっちゃって、ハイスクール時代のイジメみたいだと。
それに、ロビソン大尉が、ふたりを信じてるみたいだからねと言います。
ロビソン大尉は、動かなくなったMk-IVに、コクピットまで開けて、
必死に呼び掛けていたんだと、先程の戦闘でのことを話します。

リュコス中佐は、随分と、ふたりに肩入れしているみたいねぇと、
話し掛けると、ロビソン大尉は、あの『投票』は、やり過ぎだと言い、
バスク大佐のお気に入りでも、地球圏に帰還後、問題になると忠告。
リュコス中佐は、生還のため、艦長として最大限の努力をしているだけと。
それに、いざとなれば──と言い掛けた、リュコス中佐の言葉に続け、
ロビソン大尉は、あの時のように揉み消す──ですか?と。

レト少尉とマカミ軍曹、ハルは、格納庫に来ていました。
レト少尉は、アクシズの蹴撃で、密室の謎がだいたい解けたとし、
仮説が正しければ、犯行を実現可能な犯人も必然的に絞られるとも。
レト少尉は、マカミ軍曹に何事かを頼み、艦内の主要クルーを集めさせ、
ラセッド中尉殺害事件の真相についての推理を披露すると言います。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第32話「応戦」

ガーパイクのバークス艦長は、応戦を決定し、全火器の封印を解除。
サナリィのラフィン・ブル、練習艦スペース・アークにも光通信で通達。
フロンティアIVの本部基地にもレーザー回線で呼び掛けますが、無反応。
バークス艦長は、我々は、余りに長く平和に浸っていたと独り言ち、
突然の出来事に泡を食うクルーを責めることなど、私には出来ないと。
フロンティア・サイドが同じ状況に呑み込まれているとしたら……。

レニ中尉は、ヴェスバーの封印を解き、F91の2号機で出撃します。
アノー博士たちも武装したF91が出撃していくのを目撃します。
そこへ、アイザックが現れ、接触回線で、オクパル大佐の指示を伝令。
研究所の職員である博士は、月のサナリィ研究所に逃げて欲しいと。
また、敵の本隊が現在フロンティア・サイドを蹴撃中であることを聞き、
アノー博士は、リィズとシーブックの身を案じます。

学祭のミスコンは、クイズやトークの内容、携帯からの投票により、
11人の中からクィーンが選ばれようとしています。
シーブックたちは、証拠になるものを火に焼べ、隠滅を図ります。
応援団貸し出しのノーパソと生徒の掛け金を書いたメモ帳は、隠匿。
シーブックたちは、セシリーがトトカルチョを潰すだろうと考えて、
ミスコンの結果も見届けるため、会場に向かいます。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第7回 YMT-05B ヒルドルブ改

全高:8.5m(通常形態)
 18.3m(モビルスーツ形態)
全長:35.3m
全幅:14.7m
全備重量:220.0t
出力:3,300kW
最高速度:110km/h
固定武装:
 30cm(サンチ)砲
 スモークディスチャージャー×4?
 ※側面のシュルツェン的な装甲の片面に4発×2基
 ※主砲基部の側面に4発×1基なので、4発が6基かも。
携行武装:105mmザク・マシンガン

機体は、アクシズで、タンク形態からモビルタンク形態、そして、
モビルスーツ形態へも変形可能な仕様となり、メーウェスト大尉率いる
ヨーツンヘイム級ウドガルドにより、2機が戦闘に参加している。

□機動戦士ガンダム U.C.ENGAGE
 ─0082 星屑の素顔─〈後編〉

U.C.0082 フォン・ブラウン市近郊──
連邦軍月面パトロール艦隊のセグー中尉は、退屈なパトロール任務中。
何時もとは異なり、見慣れないガンダムを目撃します。
セグー中尉は、任務の交代の際、隊長のユウリ大尉に報告します。
彼女は知っているようで、、アナハイム社の新型だろうと話します。

旧ジオン公国軍月面鉱山基地──
ミチェルのケンプファーを始め、06FZや09R-2がハンガーにあります。
ミチェルは、ノーマルスーツを着込みますが、精神的なものか、
身体的なものか判りませんが、倒れ込み、謎の錠剤を暴食します。
彼らは、オサリバンから情報を貰っているようで、パトロール艦隊の
進路を見て、蹴撃の計画を立てます。ミチェルの仲間のひとりが、
彼女の身体を案じますが、ミチェルは、それを払い除け、出撃します。

ユウリ大尉の部隊が警戒区域のパトロールに出ます。
直ぐに、06FZ×2、09R-2×2、ケンプファーの敵性部隊と遭遇します。
ユウリ大尉は、作戦の情報が漏れていることが確信に変わります。
敵機をロートルだと侮った機番02が先行しますが、狙撃に遭い、撃墜。
ミチェルのケンプファーは、ビーム・マシンガンの狙撃用砲身を外し、
ユウリ隊の残りの3機に強襲を掛け、機番03をチェーン・マインで破壊。
機番04のセグー中尉機をマシンガンの乱射で、左脚を破壊します。
機番01のユウリ大尉機が救助に割って入りますが、ケンプファーの機動は、
常軌を逸し、ユウリ大尉は、あれでパイロットが平気なのか?と。
ユウリ大尉は、セグー中尉に逃げろと叫び、射撃で捕捉できない敵機に、
格闘戦を挑みますが、ビーム・サーベルは、空を斬ります。
逆に、ユウリ大尉機は、ケンプファーのビーム・サーベルを受けます。
セグー中尉は、半壊した機体で、戦場を離脱します。
ミチェルは、高揚が収まらず、ジーク・ジオン!と繰り返しながら、
ユウリ大尉機のコクピットを何度も何度も突き刺します。

アナハイム社フォン・ブラウン支社──
オサリバンが先刻の戦闘の映像を見て、シュツルム・ブースターの
性能が、ガンダム開発計画の評価基準にも充分に耐え得ると満足気。
次は、エンゲージ・ゼロを、当て馬のケンプファーと対峙させるそうな。
情報は、ミチェルたちに直ぐに伝えられ、ガンダムの名を聞いた彼女は、
逸りますが、吐血してしまいます。それでも錠剤を含み、奮起します。

地球連邦軍オーガスタ研究所──
ナナイとローレンが、エンゲージ・ゼロに付いて談議。
ローレン曰く、機体は、サイコミュの実験機で、スペックだけ見れば、
5年先でも通用し得る最新技術の結晶だとか。
機体は、テストパイロットと共に、この研究所で、調整するそうな。
ナナイは、スペックだけは凄いが、こんなアンバランスな機体では、
強化人間にだって扱えず、ましてや、サイコミュなんかと懐疑的。
んで、ペッシェが登場して、続きは、ゲームでということになります。

ことぶきつかささんのコラムによると、ミチェルは、強化人間?と。
また、最終戦に間に合わなかった艦は、何処所属だったのか?など。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第5片 春が来た(1)

マック・ストームは、F89改「アンカー・ヘッド」に搭乗し、
地球に降りて来てから連戦連勝の活躍を見せていたようですが、
美女に結婚を申し込まれ、フォントたちに助けを求めます。
F89改は、シールドとして、ヴェルダンのサイサリスの盾を携行。

U.C.0171 地球──
フォントがノッセラで、ナオミがカルメン、レアがガザ・レイで到着。
ファントムは、完全なオーバーホールで、持ち出せなかったみたい。
で、マックに求婚したのは、アプリコット・タテクウという未亡人。
現在は、亡夫に代わり、ロッキー・シティの長的なことをしてるそうな。
ナオミとレアのふたりは、マックに求婚した女性が何者かと興味津々。
マックは、彼女に好かれるような要素が、自分に何ひとつ無いと困惑中。
フォントは、心当たりがないかマックに聞きますが、言われた通りに、
このロッキー・シティに和平交渉に訪れ、街を襲撃しに来た野党を征し、
ナオミは、その姿に惚れたのではと言いますが、アプリコットは、
余りカッコ良くはなく、戦闘の影響により、街の1/4が雪崩の影響下。
フォントは、皆目見当が付かず、アプリコットに直で訊ねます。
彼女は、フォントたちがこの街を侵攻する意図がないことを確認します。
フォントは、レオ女王の望むところではないし、ネオ・シャングリラの
建国を試みている今、9千万人の食料を賄うためには、北米の穀倉地帯へ
人口の大部分を移住させる必要があり、そのルートのひとつとして、
このロッキー・シティを通過する許可を得るため、協定を結びたいと。
アプリコットは、その話を信じる者は、この街には多くないとし、
マックとの婚姻は、協定についての保険のようなものだと話します。

政治的な問題が絡むため、マックは、アッシュにも来て欲しかったが、
フォント曰く、アッシュとレオが修羅場ってことで、来られないそうな。
ナオミは、アッシュがいても、結婚しちまえ!って言うだけだろうと。
アプリコットは、インカ風のドレスに着替え、皆の前に登場します。
聞いた話では、ザンスカール帝国のインカ好きな部隊が北米侵攻用に
準備していたのを終戦により、放置していった街なんだとか。
アプリコットの親たちが見付けた時には、テーマパーク跡かと想ったと。
レアは、この部屋に似つかわしくない、大きな蝶の絵が気になります。
その絵は、アプリコットが描いたもので、パズルの分割線も描かれ、
彼女の母の口癖の、「世界は全てパズルのようなもの」を表しています。
フォントは、似たような考え方をする人を知っていると話します。
アプリコットの曾祖母は、子沢山だったので、親戚かも知れないと。
因みに曾祖母は、カラスと出会った、アプリコット・スキーマです。
言葉は、教師だった曾祖母なりの世界の見方だと言い、アプリコットは、
人生をパズルだと想うようになったと言い、例え今は美しくない模様の
一片に思えても、それらが集まり、最終的に1枚の人生という絵になると。
彼女は、辛いことも必要だったと認められる気がすると話します。
マックは、自分の生い立ちを振り返り、彼女の考え方を、反芻します。
マックは、街を守るため、自分を犠牲にし、婚姻しようとしていると断じ、
アプリコットに幸せになって欲しいんだと、声を荒げます。
マックは、胸にある後悔の一片は、ずっと黒いままで、絵にはならないと
アプリコットの考えとは、相容れないとし、この縁談を断ります。
マックは、そう言い残し、野党に対する周囲の巡回に出撃します。
マックがF89改に乗り込むと、アプリコットも膝の上に同乗して来ます。
彼女は、段階を経るべきだったと、マックをデートに誘います。
マックも満更ではなく、ふたりは、デートを兼ねた巡回に出ます。

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:16「北極基地」

5機のコア・ブースター隊に護衛された、ミデア小隊が北極基地に接近中。
クリス少尉たちは、民間の医療支援団に偽装し、中立地帯の南極基地へ。
クリス少尉は、マーガレットの一件があり、ずっと塞ぎ込んでいました。

3日前──
北極基地にG-IVを移送するための準備が始まります。
チャック少尉は、スパイがマーガレットだけとは限らないと進言。
教導隊のリーダーも一理あるとし、次の北極基地でもスパイを使い、
仕掛けてくる可能性が高いと思うと。まだ、スパイがいる可能性もと。
チャック少尉は、家族をジオンに殺され、奴らを憎んでいるとし、
それだけでスパイじゃない証拠になるだろうと、基地への同行を希望。
教導隊のリーダーは、クリス少尉に意見を求めると、
彼女は、スパイを見極める自信はないが、作戦を成功させるという、
強い意志を持つ者は、歓迎したいと、肯定的に受け入れます。

で、クリス少尉たちは、ワールド医療師団として、北極基地に到着。
ソジャン所長と、基地護衛の民間軍事会社のパク少佐が出迎えます。
所長曰く、コロニー落としの影響で、寒冷化が進み、北極の氷も厚いとか。
クリス少尉の足下に、長毛種の猫が擦り寄って来ます。
この猫は、アルフレッドと呼ばれ、どこからか迷い込んで来たもので、
基地の人間が一応世話をしているのですが、全く懐かないでいるそうな。
所長は、そのアルフレッドがクリス少尉に懐くことに驚きます。
ややあって。所長は、全員を全天周モニターの試作機の元に案内します。
ただ、北極基地は、全天周とポッドの開発に特化した研究施設で、
マグネットコーティングは、宇宙で行う予定になっています。
極秘任務と言うことで、クリス少尉たちも最終地点は報されていません。
その後、民間シャトルのパイロット、デグベット・カーターを紹介され、
彼は、何度も似たような作戦で、軍人や連邦の要人を運んでいるので、
クリス少尉たちを見て、軍人だと直ぐに判ったようで、
自分は、ジオンのスパイなんだと、彼女たちをからかいます。

コア・ブースター隊は、周辺の軽快任務を終え、空軍基地に帰投します。
が、北極海中では、サイクロプス隊のユーコン級が潜航していました。
航空部隊が帰還し、シャトルの打ち上げが直ぐに始まると判断し、
ハーディ隊長は、サイクロプス隊に出撃準備の号令を掛けます。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #45「宿縁の螺旋」

F90FFは、サイコミュを切っているため、サイファーは、後手に回ります。
ミズマがファンネルを担当し、サイファー機と再び対峙します。

レガシィの旗艦グワダン級グワジャルでは、RFグロムリンIIをモニターし、
バイオ・ハッキングシステム、バイオ・コンピュータの正常性を確認。
トリムールティの再掌握まで、1200秒?になります。
首魁のラインは、掌握が完了すれば、地球の特別区を人質に取り、
ハマーン閣下が締結した条約に基付き、サイド3の返還が成就すると。
が、彼は、自分たちを見下ろしている者の意志を感じると独り言ちます。
RFグロムリンIIの左翼側では、教導隊とFFの混成部隊が奮戦中。
ディル少尉たちが敵エース機を引き受けていることを知り、活気付きます。
教導隊のシャルル中尉は、かつて、我々ジオンを苦しませ続けた力、
ガンダムが味方でいることが何と心強いことかと感じます。

F90FFは、ミノフスキー・ドライブを連続で稼働させ、サイファー機の
右脚を斬断しますが、サイファー機は、怯まずにワイヤーを放ち、接近。
対話サイドに移行し、サイファーは、今の人間の在り方を糾弾します。
が、ディル少尉は、それがテロを起こす理由かと、傲慢だと断じます。
ミズマの調査によると、サイファーは、エグム、ジュピター・サナリィ、
レガシィとコウモリのように様々な組織に組織を置くエージェントで、
その本籍は、バーナムの森(ロナ家の暗部組織)にあり、彼の言葉は、
全てロナ家のものだと結論付けます。サイファーは、その言葉に激昂。
さらに、選ばれた自分たちは、人類粛清の戦いを共に歩もうと言います。
ディル少尉は、1機の機体としての完成度は、0120の方が高いとしつつ、
ヘルプの、0120の初期の愛称のドライグ(竜)と言うらしいが、
完璧な生物の竜は、何時だって、可能性を持つ未完成な人間に倒される
0120が竜というなら、人に相当するF90を、お前たちが育てて来た、
その可能性を信じろという言葉を思い出し、奮起します。
ディル少尉は、ミズマに防御を託し、最後の戦いに挑みます。

ハウゼリー議員は、その戦闘を見ながら、説得は、失敗しそうだとし、
サイファーは、昔から口べただったから……と、残念そうな表情。
そこへ、ボッシュ大尉が現れ、安全なルートを確保できる内に脱出をと。
貴き者には、義務が生じるとし、その義務を放り出す訳には行かない。
それに、これからが私の、本当の舞台なのだから──と笑顔を見せます。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME15
AMX-011CR ザクIII高機動型

頭頂高:21.0m
全備重量:75.8t
ジェネレーター出力:2,950kW
スラスター総推力:212,800kg
固定武装:
 ミサイル・ランチャー(バックパック)
 メガ粒子砲×2(前腰部?)
 ビーム・サーベル
携行武装:
 90mmサブ・マシンガン
 メガ・マシンガンSPS
 バズーカ
 クラッカー

記事を書いているディナ・キム・ギンザエワによると、
総選挙が終わり、フォンセ・カガチ党首により、汚職政治家たちは、
ギロチンで処断され、その過程で、粛清されたアメリア自由党を称する
売国奴たちの中に、少なからずザビ家シンパがいたことが判明し、
ギレン・ザビの影響力が未だ小さからぬことを教えてくれたとします。
で、011CR型を通し、ザビ家の浸透に付いて、改めて見て行きたいと。

ハマーン支持者が開発した機体で、011C型という機体群に属し、
前期型との違いは、口吻部のメガ粒子砲が廃され、出力が向上。
数を揃えることを目的とした、ギラ・ドーガと異なり、
少数生産の高性能機によるテロを主眼にしていることが窺われる。
CR型は、C型に比べ、バックパックの推進剤積載量が約3倍になり、
空間戦闘に於ける一撃離脱戦に特化している。
レガシィやNSPなどに供与され、その実働データの一部は、
後のギラ・ドーガの開発にも役立てられたと言われている。

フル・フロンタルの死後、袖付きは、再び四分五裂し、
そのひとつのグウィネズ義勇軍は、灰色のCR型を多用し、
グレミー軍の分派だと推定されている。
サイド3のコロニー「グウィネズ」からの駐留連邦軍撤退を求める
この活動家たちの行動半径は広く、U.C.0098年~0112年に掛け、
サイド3と月で、大規模なテロを繰り返していたことが確認されている。
同組織は、奇妙なまでに潤沢な資金源と、謎めいた行動理念で知られ、
粗暴さだけが取り柄の無頼漢でも、理念に取り憑かれた狂信者でもない。
で、U.C.0112年に突如として、活動停止声明を出し、行動を終結し、
レガシィの蜂起要請にも応えていない。
ディナの推測では、この組織がアナハイム社の破壊工作部隊である
疑いが濃く、彼らが破壊工作の標的としていたのは、アナハイム社の
ビジネスの妨げになる施設や組織だったとのこと。
これだけでは、陰謀論の域を出ず、かつて、エゥーゴに所属していた、
NTであるリベラ・アマルガムを始めとし、グウィネズ軍に所属していた
メンバーの多くが、U.C.0112年以降に素性を隠し、アナハイム社の
別部署に配属されていることが裏付けられたとしています。
この事実は、ザビ家信奉者たちが月の工作員として動いていることを
暗示し、即ち月中央政府は、宇宙市民の味方ではなく、あくまでも
ルナリアンの意向により、行動していると締め括っています。

編集部からのお詫びとして、
VOLUME14の記事を書いていたバソレ氏がサイド1に亡命し、
ガチ党を非難する記事を発表したことに触れていましたが、
氏の政治的見解は、当MMMと合致しないと表明していました。
マリアに栄光あれとしているので、MMM誌は、ガチ党シンパなのかな?

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー

港を塞ぐマゼラン級を破壊するため、ホワイトベースを固定し、
各所へ防御体勢を取らせるようにと通達されます。

シャア少佐のザクは、マシンガンが弾切れになり、格闘戦に移行します。
アムロのガンダムは、バズーカを持て余し、防盾で防ぐのが精一杯。
シャア少佐のザクは、さらにバズーカの砲身をも熔断します。
アムロのガンダムは、バズーカを捨て、ビーム・サーベルを抜刀します。
ブライトは、アムロ機とリュウ機に、射線から退けと命令します。
ガンダムとザクは、互いに決定打を取れないまま、格闘戦を続行。
その隙を衝き、左後方から量産型ザクがマシンガンを構えます。
ガンダムは、右脚でシャア少佐のザクを蹴り付け、距離を取ります。
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ガンダムエース2023.11 No.255

2023年10月27日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年11月号〉



□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON2/U.C.0079-0091
 Vol.2 MS-14BR 高機動型ゲルググ改ウェルテクス(ガーニム・ムフタール機)

全高:19.2m
重量:43.7t
固定武装:
 ジャイアント・バズ(右背部)
 ビーム・ガン(腕部)
 ビーム・ナギナタ(後腰部?)
携行武装:
 ビーム・ライフル
 ジャイアント・シールド

機体は、脚部推進器に加え、ウェルテクスとして最新化したことで、
機動性を向上する計画があったが、最終決戦に間に合うことはなかった。
ジャイアント・シールドは、チベ級ティカルに投擲した盾と同じモデルの、
キマイラ隊の部隊章が描かれたものが用意される予定だった。

□機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還
 [AS AN SAID]

U.C.0095 フロリダ近郊
ジョニ子のギャプランが着陸します。
ややあって。ジョニ子は、和装で各界のお歴々との会合に出席します。
議長職を辞したゴップは、彼女に伝手を残そうとしているようです。
で、その引退したゴップは、FSSの筆頭理事になっているみたいで、
アーカイヴを月に移そうと考えていました。
その方が心理的にも物理的にも自分のような連邦の俗物には、
手を出しづらくなるだろうと考えていました。
そこに、今後もあらゆる記憶と記録を蓄積させる仕組みを作りたいとも。
ゴップは、ジョニ子に大学を出たら、アーカイヴの理事にでもと勧誘。
ジョニ子は、にべもなく断りますが、ゴップが労せずにあの連中の上に
立てると思うがなと言うと、ジョニ子は、まんざらでもない顔をします。
ゴップは、ジョニ子の成長振りに目を細め、ふたりは、屋敷に戻ります。
ジョニ子は、ヴァースキ大尉と久し振りに連絡を取ったと話していました。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 『月都策動編』(2)

ドローンがセラーナの姿を捕捉すると、何者かが行動を開始します。
各2名の武装した人物が乗ったワッパが2両展開して行きます。
マシロは、建物の中からワッパを見掛け、セラーナに注意を促します。
セラーナを狙った銃撃は、一般市民をも巻き込んで行きます。
マシロは、咄嗟に消化器を投げ付け、ワッパの1両を横転させます。
残りの1両は、護衛がいると見て、木陰にワッパを移動させようとします。
マシロは、月都の重力を鑑み、窓から飛び降り、セラーナに駆け寄ります。
マシロは、墜落したワッパを指差し、あれで逃げようと持ち掛けます。
セラーナの護衛が漸く駆け付けますが、ワッパは、飛び立って行きます。
マシロとセラーナのワッパを、もう1両のワッパが追い掛けて行きます。
マシロは、ワッパに乗ったことがありませんが、人が造った機械だからと
構造を把握し、狭い路地をものともせず、呼ばれるままに進んで行きます。
マシロたちのワッパは、森を抜けると、アナハイム社の車両に激突。
ワッパは、何とか転倒を免れますが、マシロは、破片で怪我を負います。
追っ手のワッパは、下手をすれば、連邦の兵隊も出張ってくると躊躇。
が、隊長格は、装甲キュイをも用い、セラーナたちを執拗に狙います。
キュイが側面を展開し、迫ってくると、アナハイム社の職員は車両へ。
追っ手のワッパが後方から車両を飛び越えようとすると、
車両のコンテナが盛り上がり、天井部分がワッパに打ち当たります。
アナハイム社の職員は、無人のMSが起動していることに驚愕します。
キュイは、MS相手では分が悪いと、撤退します。
トニオ博士は、オーヴェロンが起動し、マシロがいることをヘリから確認。
セラーナの護衛のサンド技官が遅れて到着し、セラーナと合流します。
セラーナは、昏倒しているマシロを、アナハイム社の職員に託します。
ニタ研の研究員ロンは、強硬派の所業を目の当たりにし、
セラーナの提案を受けるため、ハマーンの生前の記録を収集させます。

・AMX-114(MMS-31X)プロトタイプ・ディマーテル
キュベレイの後継機で、特徴的なファンネル・コンテナは、推進器を兼ね、
高機動と高火力が両立されている。ハマーンの乗機として開発されたが、
彼女は、キュベレイに最期まで搭乗し、活躍の機会はなかったが……。

□機動戦士MOONガンダム
 episode 59(後編)

ミネバは、シャアの話に対し、全て憶測だろうと反論しますが、
シャアは、姫様も薬物の反応が出て、共鳴も薬物が齎したものだと説明。
また、姫様の反応は、何れ消えるだろうが、ユッタは、そうではないと。
ユッタの体に取っては、当たり前のことだから、中毒ということではなく、
離脱症状の兆候もないため、治療が必要な訳でもないが、とも。

リュース少佐もムーン・ムーンの住民は、全員が潜在的なNT兵士に、
なり得るとし、後は、この宝の山を如何に御していくか、
アルツトの者たちと進めて来たことの総仕上げが既に始まっていると。

アルツトの長は、黒髪の女性で、民衆は、長が女性だと驚きます。
長は、リナートの母親ニルダがハイコカの中毒者だと喧伝します。
アルフォンソやリナートは、その事実を知らなかったようです。
長は、ニルダがハイコカに手を出さなければならなかった理由を語ります。
同じ頃、ニルダは、早馬を走らせ、婚礼の会場に向かっていました。

ニルダの家柄は、ムーン家に近しいとは言え、補欠みたいなものらしく、
パルム家の娘が亡くなり、代わって、ニルダがリヒト家に嫁ぐことに。
跡継ぎが産まれれば、この婚姻に反対する神官たちも黙る──と。
で、彼女は、一子を授かりますが、子供に不具があったらしく、
ムーン家と並ぶリヒト家の跡取りとして相応しくないと判断し、
執事のカミロと産婆は、難産で眠っているニルダに内緒で、子捨ての森に。
アルフォンソたちには、流産したということにして伝えるそうです。
が、ニルダは、目を覚まし、我が子リヒトを連れ去るカミロを制止。
それを振り切り、執事のカミロは、赤児を抱え、子捨ての森へ走ります。
執事のカミロは、そこで、アルツトの先代の長に出会します。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第31話「戦端」

F91の1号機と2号機は、リビザックを相手に順調に試験を進めます。
1号機のCPUに過負荷の兆候が少しありますが、十分乗り切れると。
スペース・アークのリビザックが全機墜とされ、艦長は不甲斐なさに激昂。
傍らのレアリー中尉は、その様子を苦笑いで見ています。
ラフィン・ブルのオクパル大佐は、アナハイム社を出し抜くため、
リストにない装備に換装することを指示します。
アノー博士もベイオン博士とも相談し、承諾を得ているそうな。
で、1号機を収容し、ベイオン博士指示の下、新装備への換装を開始。

フロンティアIV制圧戦の最前線から外された、駆逐艦3隻が接近中。
旗艦の艦長は、敵の1/3は新兵で、正規兵も大半が初陣の筈と鼓舞し、
手柄を手に凱旋し、ザビーネ大隊の中枢に食い込むぞと檄を飛ばします。

観測艇のアノー博士は、ラフィン・ブルとの通信の調子が良くなく、
ミノフスキー粒子の濃度が上がっていることに気付きます。
ラフィン・ブルでも、3隻の小型艇が近付いて来ているのを目視し、
退去勧告をしようとしますが、粒子の濃度が上がっていることを知り、
散布機の故障だと判断します……。オクパル大佐は、レーダーが不能で、
商船が軍のエリアに迷い込んだとしても、意図的ではないとします。
が、バークス艦長は、近付いて来るのが本当に商船なのか?と訝しみます。
艦長は、艦を浮上させよと命じ、次の瞬間、艦砲が放熱板を掠めます。
CVの艦隊は、12機程のデナン・ゾンを展開させます。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第6回 HFA-78GP01Fb ガンダム試作1号機重装フルアーマー・バーニアン

頭頂高:18.5m
全備重量:不明
装甲材質:ルナ・チタニウム合金
推力:不明
固定武装:
 60mmバルカン砲×2(頭部)
 サブ・アーム×2(肩部)
 5連装ミサイル・ランチャー×2(肩部)
 メガ・ビーム・キャノン(右背部)
 ビーム・サーベル×2(背部)
 8連装ミサイル・ランチャー×2(背部)
 ビーム・キャノン×2(腰部)
 7連装ミサイル・ランチャー×2(脚部)
携行武装:
 ビーム・ライフル
 シールド

ガンダム7号機用の装備を流用したものだが、Fb用に再調整されている。
コーウェン中将からの補給物資として、届けられていたが、一時期は、
保留部材とされていたが、デラーズ・フリートによる観艦式襲撃に対し、
武装推進パーツとして、フルバーニアンに装着されている。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第18話 巣立ちの日(1)

U.C.0079年12月6日
アルマ少尉たちは、少し気が早いクリスマスツリーを準備していました。
イアン中尉も我々には、こういう発想が無かったと好意的に見ています。
アルマ少尉たちは、ツリーの前に並び、キリー少佐が写真を撮ります。

連邦軍は、北米キャリフォルニア基地奪還作戦を開始。
その進軍中、リリス少尉は、大切なものを守れる軍人でありたいが、
ジオンへの憎しみは消えないと、バリー大尉に打ち明けます。
バリー大尉は、彼女に、ブラックドッグ隊への心象を訊ねます。
リリス少尉は、あれは、コロニー落としをしたジオンと同じ、虐殺者だと。
バリー大尉は、立派な大義名分を掲げようとも、守るべきもののため、
相手のそれを奪うのが戦争で、だからこそ戦争には、ルールがあると。
軍人であるため、一番難しいのは、そのルールに従う覚悟を持つことだと。
生真面目な奴ほど、それを見失う。見失い、道を踏み外すと。
個人ではなく、軍人になれ。戦争が終わったら本当の自分に戻れるように。
リリス少尉は、バリー大尉の言葉を受け入れ、努力しますと答えます。

キャリフォルニア基地では、連邦軍の、パナマから北上する主力部隊、
アラスカから南下する部隊、新たに西岸上陸を狙う部隊が確認されます。
イアン中尉の部隊は、南下する敵輸送部隊の殲滅に成功しますが、
他多数の輸送部隊が既に確認され、物量による包囲が始まっています。
キリー少佐の作戦によると、イアン中尉の大規模部隊を脱出させるため、
陽動として、フェアリー隊を含めた4組が別路で、ケープカナベラルへ。
で、フェアリー隊は、空路で脱出する部隊の殿軍を担当することに。
ダグラス大佐の外人部隊、ゲラート少佐のフェンリル隊がギリギリまで、
基地の防衛と、脱出の支援に協力してくれる手筈になっています。
その後、彼らは、豪州のウォルター大佐と協調し、アフリカ大陸へ。
また、独立遊撃隊のブラウアー隊も脱出支援に協力してくれると。
キリー少佐も基地に残り、程良い所で白旗を揚げるわと笑います。

作戦が開始され、フェアリー隊は、離陸するガウの護衛に当たります。
フライ・マンタの航空戦力を削り、ガウの1号機は、離陸に成功します。
続く2号機の進路に、陸ジム×2、ジム・キャノン×1に続き、
多数のMSがキャリフォルニア基地に雪崩れ込んで来ます。
フェンリル隊の構成は、マット軍曹の旧ザク、ニッキ少尉のザク、
ル・ローア少尉のグフで、シャルロッテ少尉は、MSじゃなく後方。
レンチェフ少尉、ソフィ少尉とは、袂を分かっているのでしょうか?
メイは、同じメカニックのミア技術少尉が戦っているのを見て、奮起。
レッドチームは、ケン少尉のザクが奮戦します。ニッキと同じ声かも。

□機動戦士ガンダム 赤の三巨星
 EPI.06 小さな世界

クライシンガ少尉たちは、対空監視を行いつつ、撤退準備を進めます。
急造混成部隊の部隊長は、南米最南端のバスワード岬の基地を目指し、
次の戦いへの転進であり、決して、撤退や敗走ではないと強調します。
しかし、部隊内の誰もが、置かれている状況を理解していました。
クライシンガ少尉も、戦いの趨勢は、宇宙へと変わっていくだろうが、
もう俺たちは、負けてしまったんだと感じていました。
そして、俺は、自分自身のために戦うのだと、改めて決意します。

赤い三巨星の面々は、新装備を用いた模擬戦を繰り返していました。
そこへ、現地に詳しい、道案内役の民間協力者が現れます。
先刻、ハンモックで寝ていた謎の人物は、彼らを見詰め、意味深なことを。
前々回、ウィリアム軍曹に陰口を言っていた連中たちは、
残地されたゾックを回収中。周辺に熱源反応はなかったのですが、
隊長機のジムのメインカメラに泥のようなものが投げ掛けられ、
隊長は、銃を携行し、コクピットから何事かと顔を覗かせます。
突然、外套を目深に被った何者かがコクピットを襲撃します。
物陰には、同じような衣裳を着た8人程度の集団が息を潜めていました。
謎の人物は、混乱しか生み出さない不確かな力は、
我ら「アジ・ダハーカ」の確かな力になると。何でゾロアスター??

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第4片 直線の迷宮(2)

ニコルは、イオにやりたいこととは?と訊かれ、まだ秘密と答えます。
これまで、イオが2度、ニコルが1度、都合3度の攻撃を凌いでいました。
その後、ニコルの番になり、戦うことを決意。接近戦で、斬り付けると。
で、その役割は、操縦技術の優るイオに任せたいと、ニコルは言います。
人質として育ち、周囲をよく観察してからじゃないと行動を起こせないと
判断が遅れたことを、ニコルは、イオに詫びます。
また、父親のように判断が早いのも不安になると、ニコルは言いますが、
それを聞き、ちゃんと考えている。そこが良いんだろうと、イオは思う。

作戦は、敵機の攻撃があってからの5分間は、ニコルが回避を担当し、
胸部のフロントグラスを左腕で割り、イオと交代するスペースを確保。
で、操縦を入れ替わり、両腕のビーム・シールドで攻撃を凌ぎます。
攻撃で、右腕を失いつつも、頭頂部の光の翼で、敵機を斬断します。
イオが終わったと話し掛けると、ニコルは、緊張が解け、寝ていました。

ふたりは、22時間後に救助艇に回収されます。
ニコルは、イオに、木星と地球との貿易がしたいと打ち明けます。
イオは、カーティスが息子の考えを探るため、お目付役にしたそうな。
木星は、鎖国に近い政策を採ろうとしているのは、知っているが、
昔の婚約者(カグヤ)が地球とコロニーとの貿易を始めていて、
その影響で人々が幸福になるのを見て、刺激を受けたんだそうです。
開発中のグランパスがどの程度のものか、自分で確かめるのも目的で、
あれならば、大型船を用意しなくとも、小口で輸送できそうだと。
両親や木星の人たちに期待されたように、木星政権の中枢の近くで、
働いていく選択肢もあるんじゃないかと思う自分もいるのですが、
その期待に応えたいと思う自分をも振り切ってでも突き進める位に、
その夢に強さがあるかどうかを、自分で確かめに来たんだと語ります。

イオは、ニコルの話を聞き、あの時、頭を撫でていた子供でも、
況して、カーティスのコピーでもなく、自分の足で歩いていると感じます。
イオもニコルではなく、カーティスの影を追っていたとし、
息子と言うだけで、木星の指導者になると思っていた連中と同じだと自省。
イオは、もう少し顔がトビアに似ていればなぁと独り言ち、
ニコルに顔を近付け、よく見たらそれ程似てないなと、一撃入れます。
で、セレッサと呼んで良い権利を、お前にもやると距離を縮めます。

・JMS-T01 グランパス
「光の翼(ミノフスキー・ドライブ)」の加速実験中に襲撃を受ける。
・JMSX-14(X-14)のカスタムタイプ
グランパスと同様の推進器を装備し、同等の加速力を持つと思われる。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-05[宇宙(そら)に吠える」

犯人の『投票』まで、残り8時間。
レト少尉とマカミ軍曹は、ガンダムMk-IVに同乗し、出撃します。
レト少尉は、自分が気付かないことを、マカミ軍曹やハルが気付くかもと。
ロビソン大尉は、ペイルライダーDIIに搭乗し、Mk-IVに同行しています。
ヴァーリ少尉やクロコッタ少尉は、Mk-IVを気味が悪いとし、
ラセッド中尉の命を持って行っちまったみたいだと言っていたそうな。
レト少尉は、中尉の命を奪ったのは銃弾で、マシンが命を吸ったという
夢想は、人の過ちから目を逸らす逃避に思えると反論します。
ロビソン大尉は、手厳しいなと言いつつも、生き残りたければ、
常に目を開いておけと。目を閉じることは、諦めることだと話します。

そこへ、アクシズの騎士クラート・ニクスのギャン改が現れます。
ギャン改は、大型のビーム・ソードを構え、Mk-IVに斬り掛かります。
Mk-IVは、ビーム・ライフルで剣撃を防ぎ、ライフルを失います。
ギャン改は、続け様に、シールド・ミサイルを放ち、DIIを牽制します。
クラートは、先の戦いで見せた野獣の如き疾さも、魔物染みた圧もないと。
あの時のパイロットは、まさか戦場の外で死んだ訳でもあるまいとも。
レト少尉は、槍の突撃であれば、軌道は直線だと読むのですが、
ギャン改は、シールドを投げ付け、機体内のレト少尉を昏倒させます。
ギャン改が鹵獲を試みようとすると、Mk-IVのカメラアイが煌々と光り、
左背部からインコムが射出すると同時に、Mk-IVはギャン改に肉迫し、
ビーム・ソードを持つ右手を、左手で掴み、ソードをもぎ取ろうとします。

□機動戦士ガンダムNT
 第51話『姉妹』

エリクと、同級生のチーちゃんは、団地の入口で弱っている仔猫を発見。
悪ガキたちが仔猫を川で泳がせようと、ふたりから取り上げようとします。
そこへ、マリクとシークが現れ、マリクがガキ大将にラリアットを。
ガキ大将は、マリクをゴリラと合体させ、メリラと呼び、恐れます。
マリクは、仔猫が弱っていると聞き、大慌てになりますが、
シークは、2号棟に詳しいお爺さんがいるから呼んでくると冷静。
お爺さんは、仔猫を診て、良くないものを食べたみたいだと吐かせます。
で、仔猫は、チーちゃんの家で飼われることになります。
マリクは、仔猫が助かったのは、シークのお陰だと言うのですが、
シークは、マリクが1番で、自分が2番なんだと変な拘泥りを見せます。

現代に戻りまして。
マリクとシークは、ビアギッテの豹変の原因を再確認しますが、
どうしても説明が付かず、マリクは、悪魔憑きのようだと言います。
また、先刻のようにビアギッテに拒絶されたらと、不安を吐露します。
それでも、マリクは、ビアギッテへの想いは、変わらないと話します。
その想いは、シークも同様で、想いが深ければ深い程に傷付くけど、
自分たちが信じる気持ちに変わりがなければ、乗りこえられるとします。
また、シークは、どちらかひとりになったとしても、ビアギッテを
救いだす。例え、ナニがあっても。それだけはと、マリクと約束します。

次の瞬間、ビアギッテ機の位置情報が復活し、ふたりは、備蓄基地へ。
シークは、ビアギッテ機を、ゾルタン大尉から離そうとします。
その途中で、母艦のグルトップが沈み、死者たちの魂が黒い霧になり、
ビアギッテに纏わり憑き、ビアギッテ機を包み込みます。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #44「私の天使」

シャアの反乱で孤児になったパッツィは、特異な才能を見込まれ、
研究所で、リヴを産むことになり、自分が生き延びるために育てます。
その研究所の目的は、次世代の人類を導く英雄を造り出すことでした。
リヴが4歳の時、テロリストが研究所を襲撃し、パッツィはリヴと避難。
パッツィたちは、ひとりのテロリストに見付かりますが、気圧されたのか、
そのテロリストは、研究所の裏金を渡し、パッツィたちを逃がします。

その後、パッツィは、アンゲリカ家の戸籍を買い、特異な才能を活かし、
フリーのテストパイロットとして、生計を立て、そして、F90と出会う。
パッツィは、機密性の高い任務に関わっていれば、追っ手を躱せると。
が、運命は、パッツィの予期しない形で、リヴの才を見出します。
パッツィは、リヴとの生活は、自分の人生を満たしてくれたと。
願わくば、英雄でも良い子でもなく、あなたのなりたい未来をと。
そして、最後に愛していると、リヴへの想いを残します。
同じ頃、パッツィは、リヴに想いを馳せ、私の天使と涙を流します。

ディル少尉がメッセージを見終わると、ギデオン中尉は、生まれが
お前の全てを決める訳じゃない。パッツィは、お前を人として、
正しく育てたかったんだろうと。お前の父親になりたかったとも。
しかし、あの日、お前たちを守れなかった、パイロットの屑だと後悔。
ディル少尉は、そんなことはないと。今までずっと守っていてくれた。
それに、俺の…、僕の憧れのエースパイロットなんだと話します。
ギデオン中尉は、それを聞き、穏やかな表情で息を引き取ります。
ディル少尉は、父親としてのギデオン中尉を想い描き、慟哭します。

ディル少尉は、F90の元に戻ります。が、サイコミュは使用不能のまま。
で、F90にディル少尉、N型にミズマが搭乗し、連携を取ることに。
ミズマが調べた機体のログによると、ユーリーは、システムではなく、
自らがディル少尉の脳波を偽ることで、N型にアクセスしていたと。
同じ計画の下に生まれた、同じ遺伝子を持つものだからこそできたと。
ミズマがN型に乗れば、ユーリーのジャックもできなくなると。
また、その計画には、ハウゼリー議員も関わっていることが判明します。
ミズマは、ディル少尉に、驚かないのか?と訊ねると、
ディル少尉は、今の俺には、母さんと父さんの強い言葉があると答えます。
ディル少尉とミズマがタンデムするF90FFが再出撃します。

半壊したMSA-0120で戦場に舞い戻ったサイファーは、戦況を見渡し、
まだまだ予定の範疇だと嘯き、ディル少尉たちのF90FFと対峙します。

月刊モビルマシーン VOLUME14
RGM-89ST1 STガン1型

頭頂高:19.2m
全備重量:52.6t
ジェネレーター出力:2,730kW
スラスター総帥力:213,870kg
携行武装:
 ビーム・ライフル
 100mmマシンガン

サイド1の情勢が不安定化し、サイド2内部の緊張状態も拡大しつつあり、
カイダハム、ネシエイション、スカンジハムらの勢力が連合を結成し、
アメリアの資源衛星に、食指を動かしているそうです。

F90に追随し、撮影・観測を十全に行える観測機が必要になり、
サナリィが開発したのがSTガン1型で、STは、Sensor Turret、及び
Strategik Treanerのダブルミーニングとされています。
2つ目は、EBのデラーズ紛争編〈下〉の巻末に掲載されているのですが、
あからさまに綴りの間違いと思われるので、訂正しても良かったような。
型式番号もRGM-89Aになっていますし。
基本フレームは、89J型が流用されていますが、肩部装甲は、D型に
差し戻される形で改修され、両肩部には、大型の長距離光学センサー、
さらに右肩部には、メインセンサーと一体化した全周管制ユニット搭載
ターレット、左肩部には、レーザーセンサーを搭載したターレットを装備。
コクピット周辺も大きく改修され、こちらにも音響・赤外線センサー、
及びミノフスキー干渉波計測装置が追加され、サブシートの搭載により、
複座での運用も想定されています。主機は、89R型のものを採用し、
大量のセンサーを運用するために余裕のある出力が確保されています。
頭部には、スペクトル & 熱分析センサーが追加され、腰部には、
アポジモーターを兼ねた切り離し可能なサブ光学センサーを装備し、
両腕部には、有線センサーを搭載しています。
U.C.0120年に再開されたF90の試験では、最低限の自衛能力を付与させ、
運動性と装甲を改修し、その分不必要とされた光学センサー類を廃した、
ST2型が投入されています。機体は、火星における第1次OM戦役を記録。
また、バックパックは、F91に近い複合スラスター・ベーン式のものに
換装され、バックパック単体での総推力は、152,500kgに及びます。
当初は、リゼルのディフェンサー・ユニットを観測機器に換装することも
考えられたようですが、可変による機動特性の複雑さを考慮し、
より単純で、扱いやすいジェガンが採用されています。
STガンのコストは、89J型×8機にも相当することも原因とされています。
今回の記事は、〈神聖同盟〉のM・M女史に多大な助言を得たとのこと。
U.C.0147年4月21日 ジルベール・バソレ

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Report17「ベルトーチカ・イルマ(中編(2))」

ベルトーチカは、初めて会った時のアムロは、戦いを恐れていたと。
キッカは、アムロとベルトーチカの関係を聞き、愛と呼べる関係か?と。
ベルトーチカは、カラバの勝利のため、戦意を喪失していたアムロを
利用したように見えて?と。或いは、哀しみや寂しさを紛らわせるための
傷の舐め合いとでも感じられたのかしら?と、キッカに意地悪く訊きます。
キッカは、じゃあアムロと何故別れたのか?と問います。
ベルトーチカは、アムロは、女に対して過大なものを求めていたと。
それを理解し始めた頃から、お互いに距離を取り始めたと話します。
アムロは、決して言葉に出して何かを要求しては来なかったけど、
それでいて、足りないと感じているのが見て取れるとも。
鈍くないつもりだけど、伝えてくれなければ、応えられないこともあると。
翻って、アムロは、言葉を超え、誤解無く通じ合った経験があったと。
キッカは、ララァ・スンの名を呟きます。
ベルトーチカは、そんな人と比べられたら、敵わないわと続けます。

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:15「サイクロプス隊、宇宙へ」

カヴィやセルヒーイは、仲間に救われ、互いの無事を喜び合います。
イゴールは、隊長のハーディーからの通信に答え、状況を連絡します。
ザンジバルの発射まで10分を切り、彼らは、地上に残ることに。
ハーディーも地上に残り、別部隊との合流を考え、それを伝えますが、
セルヒーイは、優秀な指揮官を、ここに置いてく訳にはいかないと。
本部のオレクサドルとベラルーシの説得もあり、宇宙に上がることに。
ハーディーは、イゴール、ヴィロディ、アーガイル、カヴィ、
セルヒーイ、オレクサドル、ベラルーシに、死ぬなよと伝言します。

キリング、ハーディー、アンディ、ガルシア、ミーシャたちは宇宙へ。
セルヒーイたちは、ザンジバルの打ち上げを、敬礼で見送ります。
ブースターを切り離したザンジバル級に、核ミサイルが正面から接近。
が、核ミサイルは、ザンジバル級の下を掠め、当たりはしませんでした。
イゴールは、ミーシャから拝借した酒を配り、勝利の祝杯に酔います。
核ミサイルは、ザンジバル級を標的にしたものではなく、その軌跡は、
南欧バルディ市近郊の屋敷に向かい、その一帯を焼き尽くします。
その光景を見て、ミーシャとアンディは、弔いの酒を、
ハーディーは、滅びゆく者のために……と、敬礼で弔意を表します。

目次のコメントによると、『アラサーOLハマーン様』に登場した、
ネコミミ・バジーナさんは、謎の騎士シャアのオマージュだそうな。
劇中で、使用していたMMORPGのネコ耳キャラも衣裳そのままだったw
コメント
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ガンダムエース2023.10 No.254

2023年09月29日 | ガンダムエース
〈月刊ガンダムエース2023年10月号〉



□機動戦士ガンダム MSV-R SEASON2/U.C.0079-0091
 Vol.1 MS-14BR 高機動型ゲルググ改(ジーメンス・ウィルヘッド大尉機)

全高:19.2m
重量:70.7t~71.7t
固定武装:
 ビーム・キャノン(右背部)
 ビーム・ガン(腕部)
 ビーム・ナギナタ(後腰部?)
携行武装:
 ビーム・ライフル

ジーメンス大尉機は、新生ネオ・ジオンとの抗争用に準備された1機だが、
残念ながら各部の調整が間に合わず、旧ア・バオア・クー宙域での
ミナレット争奪戦では、テスタロッサ、キュアノス、クサントスのみ参戦。

□機動戦士ガンダムNT
 第50話『此処にいるんだ』

ヨナ少尉のナラティブは、ネオ・ジオングの有線を捌きつつ、
囚われているリタのフェネクスの元に急行します。
ゾルタン大尉は、オレは、もう一度フラニーに逢えるんだとし、
さらに攻撃を仕掛けますが、ナラティブのバルカン砲が枷を破壊し、
囚われていたリタのフェネクスを救出します。
ヨナ少尉は、フェネクスの中にリタの実体はいないが、感じる。
リタは、此処にいるんだと確信し、幼少期の彼女の笑顔を見ます。

ゾルタン大尉は、オマエたち連邦が、オレたちカゾクにナニをしたか、
オマエたちがナニモカモ……!と、半壊した有線群をパージし、
新たな有線群を展開させ、ナラティブとフェネクスに襲い掛かります。
フェネクスがナラティブの手を取ると、青い光がナラティブを包み込み、
ナラティブの右腕の一閃が衝撃波となり、ネオ・ジオングを攻撃します。
ネオ・ジオングは、胸部と両腕を破壊され、シナンジュが剥き出しに。
ヨナ少尉は、コアヲネラッテというリタの声を聞きます。
リタの声は、アレハ コノセカイニ アッテハナラナイモノ
コノセカイニ ヒツヨウナイ チカラだと続けます。
ゾルタン大尉は、自分の苛酷な人生を恨み、怨嗟の力を揮います。
ネオ・ジオングの背中側の腕を展開させると、貯蔵庫が爆発します。
その衝撃を、ナラティブとフェネクスの両機は、強かに受けます。

□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
 第30話「月下の決意」

セシリーがミスコンに出場し、順調かと思われましたが、
話を聞いたサムは、彼女の態度から、トトカルチョをバラすのではと。
停学処分を避けるべく、サムは、アーサーやジョージを緊急招集します。
シーブックは、エライことになったと言い、責任は自分が取ると……。

同じ頃、出航したCV艦隊は、40隻の駆逐艦との合流を進めていました。
侵攻作戦に先駆け、アンナマリー准尉の偵察戦隊が先行します。
フロンティアIVは、月に一番近く、管制は、見取れるなと忠告します。
アンアマリー准尉は、ザビーネ中尉が語った未来に心酔しています。
偵察戦隊は、ラー・カイラム級1隻、練習艦1隻、不明艦1隻を感知。
CV側では、巡洋艦ガーパイクを、ラー・カイラム級としていました。
動きを気取られた訳ではないが、ザビーネ中尉からの指示を仰ぎます。

艦隊は、サナリィのモノで、F91の試験を担当していました。
アノー博士は、発想の転換になった、あやとりの紐をお守りにし、
マル・スクエアが操縦を担当する観測機に乗り込みます。
ガーパイクの艦長シェル中佐は、F91の試験の開始を、
サナリィの実験艦ラフィン・ブル、練習艦スペース・アークに告げます。
F91の1号機と2号機、ハイザック6機、観測用?のアイザック1機が出撃。

□機動戦士MOONガンダム
 episode59(前編)

ムーン・ムーンは、麻薬で運営されているというレイメルの言葉に、
サラサが事実かと訊ねると、暫く間を置き、リナートは、首肯します。
サラサは、リナートに感謝の言葉を述べ、これからは、重く深い闇を
私も背負い、その罪を共に引き受けましょうと語ります。
レイメルは、高笑いをしながらフードを取り、我が妻に相応しいと。

南極旧資源開発基地──
シャア大佐は、ユッタたちの世代が責任を感じることではないとし、
問題は、過去の遺恨が君たちに何を及ぼしているかだと話します。

グワーシャ──
リュース少佐は、麻薬畑の使い様はあるが、ムーン・ムーンの占拠は、
あくまでも掛け替えのない財産である住民を目的にしていると語ります。
かつて、アルツトの長が水源に流そうとした、高濃度のハイコカは、
集団自殺を促すためのモノではなかったと、持論を展開します。
ハイコカに含まれている精神刺激成分は、強化人間の調整にも使われる
向精神薬のベタナールで、それを摂取すると、神経伝達の恒常性が崩れ、
人間は、ある種のトランス状態に導かれ、感情的感受性、開放性、
創造性、そして、共感性の向上が見られ、トランスリミナリティと
呼ばれる内的外的物質が意識の閾値を超えた状態……、要するに、
ドラッグでハイになったら神が見えたって、アレと説明します。
でも、神って何だ?と。旧世紀の昔から皆が神を信じていた訳じゃない。
なのに、ドラッグで神秘体験をした者は決まって同じようなことを言う。
光に包まれただの、世界の真理に触れた気がしただの……。
民族、宗教に関わりなく、人間にはハイになった時に見る共通の錯覚、
ビジョンが埋め込まれているという事実が残ると、少佐は言います。
ドラッグが齎す脳の不安定性……、それこそが人間の感応力を高め、
宇宙と意識の一体化を促す、つまり、ニュータイプにするために、と。
アルツトの長は、結果だけを見るなら、ニュータイプ論者であり、
人工的に進化を促す方法まで考え付いたパイオニアだと結論付けます。
問題は──、一度使えば、元には戻れない、恐ろしい劇薬だったと。

シャア大佐も同じようなことをユッタたちに語っていました。
死と隣り合わせの行為……、否、死んでしまっても構わないと言う
思いが、アルツトにはあったのだろうとします。
その目論見は、国造りの物語通り、光族によって阻止されたが、
そもそも大量のハイコカの木がムーン・ムーンに植わっていて、
それらの葉が落ち、発酵し、水源に混ざり、結果的に、アルツトの
目論見が達成されてしまった可能性は、否定できないとも言います。
ムーン・ムーンの住民の血液から大量のベタナールが検出されていて、
ユッタは言わずもがな、数日間滞在していたミネバからも微量が。
シャア大佐は、ユッタを、アゴス少尉たちと同様、人工的に造られた、
ニュータイプ……、強化人間に分類される存在だと話します。

□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
 第4片 直線の迷宮(1)

U.C.0171 木星圏──
ニコル・ドゥガチは、光の翼の加速実験機の継続中にありました。
ただ、ニコルの後部には、不機嫌そうな女性の姿がありました。

先月のこと、ニコルは、木星圏に帰還します。
カグヤとの失恋があった訳ではないと、強く否定していましたが。
で、とある計画を耳にし、そのテストパイロットに立候補します。
どうも、ニコルは、ひとりで確かめてみたいことがあるそうで、
そのことを、カーティスに熱弁し、計画への参加を頼み込みます。
カーティスは、機体がひとり乗りではないと話し、イオを紹介。
ふたりは、試験機のJMS-T01 グランパスに搭乗することになります。

ニコルの主観では、初対面時のイオは、好意的な様子だったのですが、
半日と経たない間に、不機嫌な表情になり、操縦への忠告も増え……。
それだけならまだしも、敵性機体からの攻撃で、それどころではなく。
ニコルは、ミノフスキー・ドライブを稼働させ、振り切ろうとします。
が、イオは、敵機の形状からJMSX-14のカスタムタイプだと断定し、
機体の背面にある推進器がグランパスと同様のモノだと推察します。
そのため、加速力も侮れず、恐らく直に追い付いて来るぞと忠告します。
これを聞き、ニコルは、考えを巡らせ、頭を抱えてしまいます。

イオは、ニコルの頼りなさに、落胆の表情を見せます。
どうも、当初は、カーティスの息子が戻って来ると聞いて、ときめき、
実際会った時も、出会った頃のトビアとそっくりで、運命?を感じたと。
でも、割と直ぐに、こいつは、顔が似ているだけで、中身はまるで違う。
そうなると、今度は、顔が同じなだけに癇に障るようになったとか。
そもそもよく考えれば、テテニスの息子だしと、思い出し怒り!が。
ニコルとカグヤが写る写真を見て、何かを思い出そうとしますが……。
が、感情がどうであろうと、任務を果たすため、最善を尽くします。

ミノドラでの逃亡から約2時間後、敵機からの2度目の攻撃を受けます。
これを、再び5分程の回避の後、加速によって離脱を図ります。
イオは、2度の襲撃を受け、状況を整理すると共に、打開策を模索。
イオたちは、機体の能力のみで、木星の衛星軌道を走破する実験中で、
加速し続けることは不可能なため、加速と冷却を交互に繰り返しています。
加速と冷却を各々12回ずつ繰り返し、2日と1/3日の行程の予定で、
今は、冷却しながらの等速運動中のターンに入っています。
で、こちらの加速5分前に敵機が何故出現するかという疑問に対し、
敵機は、ミノドラが背面のみのため、こちらみたく長いスパンではなく、
こまめな加速と冷却を繰り返し、同速になるのが加速の5分前だと。
イオは、グランパスが置かれている状況を通信で伝えてありますが、
その5分ずつでも敵機は、こちらを狙い放題になると、対処法を探ります。
グランパスは、戦闘を全く想定していないため、武器は一切無く、
コックピットのフロントグラスなどは、一撃にも耐えられないそうな。
そんな中、辛うじて装備と言えるのが、両腕のビーム・シールドのみ。
ビームを絞り込めば、サーベルには出来るが、スナイパー系の敵機が、
距離を取っているため、接近することが難しいと、ニコルも思案します。

イオは、懊悩するニコルを見て、カーティスだったらと独り言ちますが、
気に障ったのならすまないと、ニコルに謝罪します。
ニコルは、敵機の攻撃を回避するのが厳しく、心身を温存するため、
メインとサブを交代制にしてはと、後部のイオと席を替わります。
その際、ニコルは、敵機の目的が何なのかと、疑問に思っていると、
イオは、狙われているのは、木星の事実上の支配者であるテテニスと、
彼女を影から支える実力者のカーティスの息子であるニコル、お前だと。
次の指導者になると、木星のタカ派に思われ、標的にされていると。
で、木星を率いて行く意志の強さと覚悟があるかを確かめるため、
この実験に名乗りを上げたのではないか?と、イオは、訊ねますが、
ニコルは、違いますよ?と、驚いたような顔で、返答します。
また、ニコルは、父母や、或いは顔も知らない木星の人たちの、
その期待を全部裏切り、自分がやりたいことが出来るかどうかを、
それをする覚悟があるかどうかを、確かめに来たんだとも話します。

□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
 第17話 壊れた歯車(後編)

ブラックドッグ分隊?のスパルタンが、プレモンス大尉機に銃口を向け、
ジオン狩りに散々手を貸して来て、今更何を迷ってやがると恫喝します。
プレモンス大尉は、部下を人質に取られ、協力させられている様子です。
例え友軍殺しの裏切り者になっても、生きて本国に帰るためとしますが、
ブラックドッグ隊機は、相手がノイジー・フェアリー隊だと判ると、
ウチの隊長が討ち漏らした彼女たちを倒せば、本体復帰が叶うとし、
プレモンス大尉たちを用済みとして、背後から襲い掛かります。
見兼ねたアルマ少尉は、プレモンス大尉たちの救出に向かいます。
バルバラ中尉は、保身のために仲間を売った、大尉に落胆しますが、
自分も一歩間違えれば、同じだったと自省します。
ブラックドッグ隊は、ここで逃げても隊長に殺されるだけだとして奮戦。
が、ノイジー・フェアリー隊により、ブラックドッグ隊は、全滅します。
プレモンス大尉は、お前たちさえ来なければと、アルマ少尉機に銃口を。
バルバラ中尉は、撃てと命じますが、アルマ少尉は、逡巡します。
躊躇うな!の通信と共に、砲撃がプレモンス大尉機を撃破します。
その迷いが仲間を殺すことになると、イアン中尉たちの06Kが現れます。

ややあって、ノイジー・フェアリー隊は、キャリフォルニア基地に到着。
彼女たちと入れ違いで、シャア大佐のラグナレクが宇宙に上がります。
シャア大佐は、キリー少佐に基地を任せ、宇宙に上がった木馬を追います。
ジャブロー攻略作戦が失敗し、将校たちは、我先にと地上を去ります。
基地には、闇夜のフェンリル隊、ブラウアー隊などが居残っていました。

□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
 #44「パッツィの独白」

ギデオン中尉機は、推進器をパージし、サイファー機に投げ付けます。
サイファー機は、大爆発を起こします。撃破されたのかな??
そして、ギデオン中尉機は、ディル少尉のF90FFに取り付き、
ディルに呼び掛けますが、反応はなく、リヴ・アンゲリカ!と呼びます。
そのギデオン中尉の言葉を聞き、ディル少尉は、正気を取り戻します。
F90FFは、サイコ・ハックの影響で、姿勢制御がまだ回復しておらず。
ギデオン中尉機が背後に回り、制御を肩代わりします。
F90FFのヴェスバーは、RFグロムリンのIフィールドを消失させます。
その過負荷により、RFグロムリンは、全システムを喪失し、
トリムールティの掌握シークエンスのカウントも停止してしまいます。
これを好機とし、FF隊は、RFグロムリンの撃破に向かいます。

ディル少尉機とギデオン中尉機は、満身創痍で、一度前線から撤退。
ミズマ機も両機と合流し、ミズマがF90FFのシステムを診る間、
ディル少尉は、ギデオン中尉の様態を診ることになります。
ギデオン中尉は、重篤な状態を押して、ホロディスクを手渡します。
パッツィからの預かり物で、ディル少尉が触れると、起動します。
遺伝子コードが鍵になっていて、ディルでないと起動しない構造。
ギデオン中尉は、ユーリーが言っていたことが総て嘘だとは思わないが、
総てが真実でもない筈だ、その答えがそこにあると聞くことを促します。
パッツィのホログラフが表示され、出生に纏わる話が語られます。

月刊モビルマシーン縮刷版 VOLUME13
MWS-19362GS スターク・ジム

頭頂高:18.0m
全備重量:65.3t
固定武装:
 大型ミサイル(核弾頭装備可能)×4(肩部)
 3連装中型ミサイルランチャー×3(肩部、???)
携行武装:ビーム・ライフル

U.C.0093年冬、コロニー公社は、アナハイム社に最新鋭の重攻撃MS、
スターク・ジェガンの購入を打診します。
アクシズ落としと5thルナ落としは、地球に向けられたものでしたが、
同様の攻撃がサイドや月に向けられた場合、公社自身が迎撃能力を
保持すべきだと考えたようです。が、連邦政府により、阻止されます。
シャアの叛乱直後に、スペースノイドである公社に、最新鋭MSを
供与することは、危険過ぎるという判断に基付いたものです。
が、公社は諦め切れず、エンゲイスト議員(当時)を通じ、
89S型のミサイルポッド単体での購入を承認させることに成功します。
核の購入が認められたのは、公社が元々宇宙開発、隕石破壊用に、
核を保有していたためで、問題視されたのは、核武装した高性能MSを
軍以外の組織が保有する所にあったようです。
武装の搭載機として選ばれたのは、79GS型で、大戦後にほとんどが
民間に払い下げられ、作業用中古市場の価格も安定していました。
改装を担当したのは、コロニー再開発企業モノトーン・マウス社で、
同社は、アナハイム社の子会社でしたが、91年1月、連邦軍の
ファクトリー・ベース艦アラハスのスタッフを引き抜き、
アナハイム社との資本提携を解消して独立し、93年9月、サナリィの
再編に伴い、サナリィのMS開発を支援するベンチャー企業とのこと。
主任設計者のダリーは、ジムIII用改装キットの一部を流用し、
主機をジムII用のものに、バックパックをガンダムMk-IIのものに換装。
カメラアイ・ユニットは、93年水準のものに更新され、一説によれば、
RGM-91S型のものを流用したとも。バルカン砲は、ダミーになっている。
一方、腕部は、武装搭載用に肩部が改装されたに留まっています。

116年、トリムールティ事件で、スターク・ジムと名付けられた本機は、
皮肉にも対MS戦を経験することになり、建造中のデブリ避けだった筈の
公社のMS部隊は、オールズモビルとの戦闘に巻き込まれてしまいます。
尚、本機は、高性能さを買われ、サナリィにも納入され、第13実験戦団に
核運用能力を廃された上で、第1次オールズ・モビル戦役にも参加。
ただ、何れの機体も火星軌道上における交戦で喪失しています。
U.C.0147年3月22日 ジルベール・バソレ

□機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート
 第5話

オックス社やガンダムに対するデモがあり、医療としてのGUNDにも波及。
社長の義肢は、動かなくなっても修復を受けることが出来ず、今に至る。
ヴィルダの診察によると、義肢の接続が切れた影響で、別の病気が進行。
今出来るのは、義肢を直し、起き上がれるようにする偽善的処置のみと。
ロトモア社の面々は、社長がもう永くないことは判っているが、
俺たちに取っちゃ、あの人がもう一度でも起き上がってくれたらと……。
社長は、手術を担当したヴァナディースには感謝していたとします。
ヴィルダは、社長をトレーラーの設備に移送し、義肢の修復を行います。
キユウの方も、苦戦しつつ祭り用の巨大な人形の補修に取り掛かります。

社長の義肢の修復が完了し、巨大な人形の補修も成功します。
ロトモア社の面々は、明日の夜、戦禍からの復興を願う祭りがあるとし、
ヴィルダたちに参加しないかと誘います。
キユウが補修した巨大な人形「マン」は、戦火を、その傷に向き合うため、
そして、前に進んでいくため、中央に設置され、燃やされるんだそうです。
これを見て、ヴィルダは、過去と呪いと向き合えているだろうかと黙考。

ロトモア社のひとりは、GUNDの情報を集めていて、その中にガンダムが。
映像には、どこかで撮られた、ルブリス・ジウに酷似した機体の姿が。
ヴィルダは、その噂、私も追っていると答えていました。

キユウの心臓は、ヴィルダが造ったモノのようですが、別の人間が、
コードを複雑に書き換え、ジウから800m離れると、機能停止するようで、
ヴィルダは、それを解除するため、ふたり旅を続けているみたいです。
映像に撮られた機体は、ジウそのもののように思えます。

□機動戦士ガンダム ヴァルプルギスEVE
 『月都策動編』(1)

セラーナは、ハマーンとしての記憶の定着に最短でも1年要ると聞き、
それ程の期間を掛けていては、強硬派を抑えることが出来ないとします。
ニタ研の研究員は、トニオ博士なら或いはと、彼のことを話します。
トニオ博士の技術は、要するに記憶の「圧縮」を実現したと言います。
僅か10日で、10年分の記憶定着をやってのけたとの話もあるそうな。
トニオ博士は、木星船団公社所属の研究員で、現在木星にいるとのこと。
訂正:ニタ研の研究員は、ローレンではなく、ロンという人物でした。

ロンは、脳に障害を負わせるような強引なやり方もあるにはあるが、
ニタ研は、この大学に匿われているため、非人道的な施術は……。
また、ハマーンは、傑物だったが、セラーナは、セラーナであり、
ご自身を消してまで成り代わるなんて、歪ではないかと話します。

セラーナは、反対を押し切り、連邦に露見する危険を冒してまで、
月面グラナダ市を訪れましたが、頼みの綱になるトニオ博士は、
アステロイドベルトよりも遠い木星圏にいると、気を落とします。
隣のベンチに座った少年も、同じように大きな溜息を吐きます。

グラナダ市上空では、エルナルドのザクIIIが警戒に出ています。
が、計器の情報と座標が食い違っているため、一度帰艦します。
輸送艇に偽装した母艦は、セラーナの護衛を担当しているようです。
グラナダ市の郊外?では、キグナンの手引きで、ホルスト関連の
物資が搬入されていましたが……。

セラーナは、溜息が同調した少年と、露店のアイスを食べています。
少年は、記憶障害の疑いありとして、ここで診察を受けているそうな。
マシロと呼ばれた少年は、職員に呼び出され、建物に入って行きます。
セラーナは、マシロが語った心配性の父親から、自分の父親を回想。
幼いセラーナは、アステロイドベルトにいれば、戦いにならないと。
しかし、父親のマハラジャは、アクシズは難民の避難地ではなく、
来るべき決戦に備え、兵を養う砦だと、彼女にもキツく言い含めます。
その父親が死の間際、自分と似て、戦を嫌うセラーナが気掛かりだと。
父親の言葉を思い返し、セラーナは、俯き、前途を憂います。

□機動戦士ガンダム0083 REBELLION PLAYBACK
 第5回 RX-81FC ジーライン・フルカスタム

頭頂高:19.2m
本体重量:37.0t
ジェネレーター出力:1,580kW
スラスター総推力:73,800kg
走行材質:ルナ・チタニウム合金
固定武装:
 60mmバルカン砲×2(頭部)
 ビーム・キャノン×2(背部)
 シールド・アンカー(左腕部)
 ツイン・ビーム・スピア×2(膝部)
携行武装:
 ヘビーライフル
 ショットガン

ルナツー方面軍第二守備隊「キルゲレス隊」に配備された機体で、
素体自体が独自開発したカスタムアーマーとバーニアの増加で、
より高い攻撃性と機動性をアップグレードしている。

□機動戦士ガンダム ウェアヴォルフ
 case-04[銃弾とナイフ]

犯人の「投票」まで、残り10時間。
レト少尉とマカミ軍曹は、ラセッド中尉の遺体を調べるため、医務室へ。
アジャク軍医曰く、死因は、ノーマルスーツを貫通した胸の銃創で、
体内から連邦軍の制式拳銃弾が摘出されたと言うことです。
興味深いのは、硝煙反応が検出されなかったことだと言います。
マカミ軍曹は、電磁銃か磁力銃が使われたのでは?と率直な意見を。
助手のマリット衛生士は、この艦にそんなものがあるのですか?と。
アジャク軍医は、工具の改造でも造れるよと、その可能性を示唆します。
詰まりは、周到な計画的殺人という見解に。死亡推定時刻は、着艦直後。
マリット衛生士とマカミ軍曹は、同郷の幼馴染みで、10年位振りに再会。
彼女は、気弱な大型犬みたいな所は変わらないと言っていました。
マカミ軍曹のハル(ハロ型)は、マカミ ペット カ? ペット ダ!と。
アジャク軍医は、密室状態で、どうやって殺人が起きたのかと思案。
レト少尉は、何らかの手段で、人目やログを誤魔化し、出入りしたか、
それとも、出入りせずに殺したかの2つの考え方があるとします。
4人が考えを巡らせていると、オペレーターのウルマ・フルールが、
大声で泣きながら、医務室に駆け込んで来ます。
ふたりは、戦争が終わったら結婚しようって約束してたようです。
が、マカミ軍曹曰く、適当に遊んでいたセックスフレンドとのこと。

レト少尉とマカミ軍曹が、ラセッド中尉の部屋に向かっていると、
MS隊隊長のロビソン大尉に出会し、彼と共に中尉の部屋を調査。
マカミ軍曹がハルを使い、大尉の個人端末を調べますが、成果無し。
ロビソン大尉は、息子のように可愛がっていたつもりだったし、
何でも相談され、頼られていると思っていたと、哀しげな表情を。
レト少尉は、衣類ケースの裏に貼り付けてあったメモリーカードを発見。
読み込んでみると、個人による麻薬の売買記録が記録されていました。
それも、明らかに軍内部で流通されていたもののようです。
レト少尉は、痴情の縺れより、殺される理由になるモノが出て来たと。

レト少尉とロビソン大尉は、Mk-IVに同乗し、哨戒任務に出たいと。
艦長のリュコス中佐は、それを許可し、Mk-IVが出撃して行きます。
犯人の「投票」まで、残り8時間。

半狂乱になっていたウルマは、焦点の定まらない目でナイフを取り出し、
殺さなくちゃ…… 生きてちゃいけない奴は……!と通路を進みます。

□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
 Special Report「カイとオスカ」

U.C.0095年4月 ニュー・ホンコン──
カイは、地下のバーで、オスカと待ち合わせをしています。
情報局御用達の店のようで、マスターは、店の奥に姿を消します。
オスカ曰く、カイは、元WB隊でもブライトやセイラに次ぐ要注意人物。
去年(94年?)、サイド1での一悶着の話(英雄伝説)をした後、
オスカは、キッカの活動を、ステファニーが支援し始めていると。
モスク博士に引き合わせた後、セイラの所に向かわせ、
ベルトーチカにも根回しをしているようだと、カイに報告します。
カイは、香港経済界の重鎮が一介の大学生を手助けする理由は?と。
オスカは、その一介の大学生に肩入れしているのは誰ですか?と。
カイは、俺の場合は、純粋な親切心だと仏頂面で返します。
が、ステファニーが親切心で動くとは思えないと、カイは、思案します。
オスカは、近年ルオ商会がNT研究に並々ならぬ関心を寄せていること、
ルオがニタ研の元被験者を養子に迎え、妙な動きを見せていると。
オスカは、サイコフレーム試材の写真を取り出し、カイに見せます。
カイは、これをキッカに見付けさせようとしているのか?と。
オスカは、断定は出来ませんがと。ただ、アムロの機体には、
僕らが思っている以上の何かがあるのかも知れませんと語ります。
カイは、これ以上は関わる気は無かったが、そうも言ってられないと。
Report8で、キッカがオスカに会ったのは、U.C.0095年3月でしたね。

□機動戦士ガンダム U.C.ENGAGE
 ─0082 星屑の素顔─〈前編〉

U.C.0082 フォン・ブラウン市近郊──
連邦軍が79N型、79GS型×2が、残党の06F型×2、09R-2型と交戦。
その様子を高台のような場所から、高機動型ケンプファーが見ています。
劣勢の残党を見兼ね、ケンプファーは、79GS型を瞬く間に撃墜し、
79N型も独特な形状のチェーン・マインを巻き付けられ、破壊されます。
ケンプファーの女性パイロットは、高らかにジーク・ジオンと叫びます。
メガネの彼女は、メットのバイザーを上げると、吐血します。

ややあって。
ポサダ小隊が全滅したと、月面パトロール隊に報せがあります。
同隊のユウリ・イマジオ大尉と、セグー・アッツヒー中尉は、
ポサダ機から送られた最後の映像を見て、状況を推察します。
映像には、ジークジオンと勝ち鬨を上げる女性の声が入っていました。
彼女の機体は、ケンプファーを改造したと思しき仕様でしたが、
E型ではなく、F型を基に、アナハイム社が試作中の推進器が配され、
ユウリ大尉は、残党が設計図を盗んだのか、裏で繋がっているのか?と。
兎も角、コイツらは、ただの残党ではないと警戒を示します。

月面フォン・ブラウン市下層──
ケリィのジャンク屋から、ミチェルという女性がリバモア工場へ納品に。
ケリィ曰く、組合の親方に捻じ込まれ、仕方なく雇用しているのですが、
よく働くし、いい子じゃないかと、心証は良いみたいです。
ただ、時折思い詰めたような顔をしているのが気になるようです。
ラトーラは、余り気に入っていないようですが……。

ミチェルは、工場からの帰り道、なけなしのお金でホットドッグを購入。
彼女がベンチで食べていると、反ジオンのデモが広場で始まります。
老女が自分の娘がジオン軍に乱暴され、殺されたと。それなのに、
彼らは、今も共和国を名乗り、平気な顔でいると涙ながらに訴えます。
ミチェルは、デモの民衆に投石し、その場を急いで離れます。
彼女は、皆から責められているような感覚に陥り、涙します。
ケリィは、そんな彼女の様子を見兼ね、腹を割って話し掛けます。
親方の話によると、彼女は、学徒兵で、ア・バオア・クーに向かう途中、
終戦を迎えたんだそうで、ケリィは、戦争は、忘れろと助言します。
が、彼女は、戦争で夢も家族も何も彼も失い、輸送船から見た光景は、
友達も先輩も次々に撃ち落とされて行く、怖く、悔しい思いだったと。
ジオンが悪いんですか、根絶やしにされなくちゃいけないんですかと。
やり直せるものなら、私は、戦争をやり直したいと、ケリィに啖呵を。

ミチェルは、ア・バオア・クーでの光景を悪夢として見るようです。
その度に嘔吐し、精神安定薬のようなモノを常飲しています。
ミチェルは、虚ろな眼で、ジーク・ジオン……と繰り返します。

□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
 第23話

太平洋上空の衛星から、アンティファクティスのボズゴロフ級を発見。
タツミの1号機が出撃。ケンは、時間制限を考慮し、2号機で出撃。
ミヤビは、マニューバストライカーで、敵のボズゴロフ級に単身着艦。
ミヤビは、ODRの責任者を名乗り、ボスと話をさせろと要求します。
ジョエルの指示があり、ヴァレや敵隊員たちは、素直に従います。

出撃したエクリプス両機は、交戦に突入します。
ケンは、タツミを侮りますが、新装備や回復したタツミに驚愕します。
タツミが耐Gスーツや耐G薬を併用し、是が非でも邪魔をするのかと。

ヴァレは、自分たちは、テロではなく、戦争をやっているとして、
戦時国際法を遵守し、敵国とは言え、使者は丁重に扱うとします。
ミヤビは、ヴァレに身体を改められ、ジョエルに面会します。

□機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争
 CHAPTER:14「戦いの果てに」

カヴィのザクは、狙撃ライフルを捨て、2挺の突撃銃を掃射します。
2機のガンキャノンの装甲を破壊することは能わず、落胆します。
代わって、2機のガンキャノンの砲撃が始まり、撤退を余儀なくされます。
カヴィ機は、避けながらも、クラッカーを投擲し、視界を奪います。
そして、敵機の左側から、グフのヒート・ソードで、斬り掛かります。
が、もう1機からのタックルを左腹部に受け、転倒します。
そこへ、砲撃があり、カヴィ機と共に、ガンキャノンの隊長機が半壊。
砲撃は、ミーシャのザク・キャノンからの支援攻撃でした。
2発目の砲撃が、無傷だったガンキャノンのジャクソン機を撃破します。
カヴィは、相撃にも思えるミーシャの支援攻撃に文句を言いつつ、
コックピットから出て、半壊したガンキャノンのコックピットを開放。
ガンキャノンのパイロットは、笑いながら、何も知らない目出度い奴と。
彼は、我々には、命に変えても取り返さなければいけないモノがあったと。
最期は、ガンキャノンの自爆装置を起動させ、自壊します。
カヴィは、仲間のワッパに救われ、命辛々戦場から撤退します。
同じ頃、サイクロプス隊に買われた、核ミサイルが発射されます。

□機動戦士ガンダム 赤い三巨星
 特別編6Pショート!

マロビ曹長は、南米ジャブロー基地からの艦隊打上を見送ります。
クライシンガ少尉は、機体の整備をしつつ、同じく艦隊打上を見て、
藪をつついて、蛇を出してしまったんじゃないかと憂慮します。
謎のグラサンの男性は、バルン社長を回想し、心配せずとも、
戦争は終わるさ、ただ、世界は、連邦とジオンだけじゃないと。
奴らの戦いで、割を食わされた、か弱い人間もいるんだぜと独り言ちます。

U.C.0079年12月2日──
後に、「一年戦争」と呼ばれる戦いは、終戦迄後1ヶ月を切っていた。

□機動戦士ガンダム0079 エピソード ルナツー
 第10話「対決」

ガンダムで出撃したアムロは、ファルメルを発見し、バズーカで砲撃。
ファルメルは、砲弾を迎撃した後、シャア少佐たちのザクを展開。
シャア少佐のザクに続き、マチュとフィックスのザクも出撃します。
シャア少佐機は、アムロ機と交戦に入り、リュウのコア・ファイターも
アムロ機の支援を行い、マチュとフィックスのザクを掣肘します。

ホワイトベースが出撃するため、港を塞ぐマゼランを排除することに。
コメント
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