コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

クリームコロッケ

2005年03月03日 | MS & MA
No.0051「MSR-100S/百式改」
H:19.2m/W:39.2t
役職は課長になってますよ。


第51回「百式改」
「百式改」は、アナハイム・エレクトロニクスが「百式」のマイナー・チェンジ版として
開発した高性能MSです。原型機となった「百式」は元々、当時の様々な最新技術を盛り
込んだ実験機であったため、信頼性という点で見送られた機能もありますが、数十年間は
現役として耐えうる機体となっていました。そのため、再設計も比較的容易であったと言
われています。
再設計の要点として軽量化と推力の増強が挙げられ、腕部装甲を大幅に省略していますが、
推進剤の搭載量が増加しており、全備重量は原型機よりも超過しています。しかし、「Z
ガンダム」に設置されているロングテール・バーニアスタビライザーを発展させた新型の
バックパックを採用したことによって運動性と機動性の向上は計画段階でも確実と見込ま
れており、ほとんど問題視されなかったようです。また、機体と並行して開発されていた
各種兵器に合わせたハード・ポイントの増設も特徴のひとつとなっています。
武装面では、原型機の頭部に搭載されていました60mmバルカン砲からパルスレーザー砲
へと換装されていることによってユニットを収めるべく頭部が後方へと延長されており、
原型機に較べて異なった印象を与えています。軽量化に伴って腕部には、「Zガンダム」
と同仕様と思われる物へと変更されており、ランチャー・ユニットも踏襲されています。
更に同時開発されていた武装は、主としてガトリング・ガン、グレネード・ランチャーが
用意されていましたが、資料によっては、この他にも異なる武装が挙げられており、開発
時には、数種の物が計画、あるいは製造されたのではないかと思われます。
機体の戦果は、広く公開されていませんが、本機を基にして増加装甲型、量産型、陸戦型
などの数種の派生機も誕生しており、評価は比較的高かったのではないでしょうか。

以上で第51回の講義を終了いたします。
次回の第52回では「ヤクト・ドーガ」についてお話しいたします。
コメント (2)
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