No.0054「MSA-005K/ガンキャノン・ディテクター」
H:17.3m/W:34.5t
役職は「係長」になっていました。
第54回「ガンキャノン・ディテクター」
「ガンキャノン・ディテクター」は、反地球連邦組織「エゥーゴ」の支援組織である
「カラバ」の要請を受けたアナハイム・エレクトロニクスによって開発されています。
機体は、「カラバ」が地球圏での活動を主任務としていたため、ゲリラ戦に適した砲
兵的なMSで、且つ安定した射撃性能を条件としていました。そこでAE社では既に
「アーガマ」へ配備されていた「メタス」の「ムーバブル・フレーム」を転用する事
が考案され、この可変機構によって瞬時に射撃体勢が取れ、同時にバックパックに備
えられたアウトリガーが接地して反動を抑えた安定した射撃性能を実現しています。
主武装として背部に2門のメガ粒子砲が装備(ロケット砲を装備する案もあったと報
告されています)され、左肩部にビームガンを標準搭載しており、頭部にはバルカン
砲が2門設置されています。また、肩口のビームガンは、ジェネレーター出力の関係
から通常は左右のどちらか1門とされています。
更に携行武装としてグレネードランチャーが取り付けられるハンディタイプのビーム
ライフルが用意されており、このライフルは独自のセンサー方式によるターゲットス
コープが取り付けられているため、射撃性能は非常に高くなっています。
上記のように射撃性能は十分なものでありましたが、完成したのは2機のみであり、
北米地区へと搬送される際、シャトルの事故によって1機は全壊しています。残った
1機は、ほとんど損傷はなく、そのまま「カラバ」の戦力に加えられています。また、
「グリプス戦役」以降も同タイプの機体がU.C.0090年代においても運用されており、
初期生産分以外にも増産された可能性もあると思われます。
尚、機体は、「カラバ」の実質的なリーダーであるハヤト=コバヤシのかつての愛機
「ガンキャノン」に因んだ名称と、機体色が与えられています。
以上で第54回の講義を終了いたします。
次回の第55回では「クィンマンサ」についてお話しいたします。
H:17.3m/W:34.5t
役職は「係長」になっていました。
第54回「ガンキャノン・ディテクター」
「ガンキャノン・ディテクター」は、反地球連邦組織「エゥーゴ」の支援組織である
「カラバ」の要請を受けたアナハイム・エレクトロニクスによって開発されています。
機体は、「カラバ」が地球圏での活動を主任務としていたため、ゲリラ戦に適した砲
兵的なMSで、且つ安定した射撃性能を条件としていました。そこでAE社では既に
「アーガマ」へ配備されていた「メタス」の「ムーバブル・フレーム」を転用する事
が考案され、この可変機構によって瞬時に射撃体勢が取れ、同時にバックパックに備
えられたアウトリガーが接地して反動を抑えた安定した射撃性能を実現しています。
主武装として背部に2門のメガ粒子砲が装備(ロケット砲を装備する案もあったと報
告されています)され、左肩部にビームガンを標準搭載しており、頭部にはバルカン
砲が2門設置されています。また、肩口のビームガンは、ジェネレーター出力の関係
から通常は左右のどちらか1門とされています。
更に携行武装としてグレネードランチャーが取り付けられるハンディタイプのビーム
ライフルが用意されており、このライフルは独自のセンサー方式によるターゲットス
コープが取り付けられているため、射撃性能は非常に高くなっています。
上記のように射撃性能は十分なものでありましたが、完成したのは2機のみであり、
北米地区へと搬送される際、シャトルの事故によって1機は全壊しています。残った
1機は、ほとんど損傷はなく、そのまま「カラバ」の戦力に加えられています。また、
「グリプス戦役」以降も同タイプの機体がU.C.0090年代においても運用されており、
初期生産分以外にも増産された可能性もあると思われます。
尚、機体は、「カラバ」の実質的なリーダーであるハヤト=コバヤシのかつての愛機
「ガンキャノン」に因んだ名称と、機体色が与えられています。
以上で第54回の講義を終了いたします。
次回の第55回では「クィンマンサ」についてお話しいたします。