No.0058「MS-06R-1A/シン・マツナガ専用高機動型ザクII」
H:17.5m/W61.8t
役職はキャラとしては低めの「課長」。
第58回「シン・マツナガ専用高機動型ザクII」
「高機動型ザクII」は、次期主力機として開発されたF型の後継機ですが、各種試験にて
好成績を残しているものの、生産性、整備性の低さや、高コストのために結果的には、同
じく次期主力機とされていたツィマッド社の「リック・ドム」に、その座を譲っています。
しかし、パイロットからは高い評価を得ており、その整備性の低さを少しでも解消しよう
と改修されたのが本機であり、脚部の補助推進剤タンクをカートリッジ化することで艦艇
内や、宇宙空間での補給を容易に行うことが可能となっています。また、これに併せて推
進剤も故障の多かった自社(ジオニック社)製品からツィマッド社製品へと換装されてお
り、機体番号も新たにR-1A型とされています。この際、社内では競合社の製品を使用
することに大きな反発があったようですが、開発主任であったエリオット・レム中佐の強
い主張によって採用が決行されたと言われています。尚、本機の運用試験での好成績を受
けて初期型のR-1型もA型へと改修されています。
それでも、その生産数は極めて少数であったため、将兵からは「連邦軍の戦艦を沈めるよ
りも、R型を手に入れる方が難しい」と皮肉られたことは、現在でも広く知られています。
稼働率の低かった本機のパイロットの中でも特に有名なのが、白を基調としたカラーリン
グで機体を塗装していたシン・マツナガ大尉であり、士官学校を卒業した直後に大尉に昇
進し、当時の最新機種であった本機を受領しています。テキサス・コロニー周辺での機種
転換訓練を終えた後、再び宇宙攻撃軍の主力MS隊へと配属されています。
尚、マツナガ機の形状に関しては諸説があり、R-1型からA型へと改修されていなかっ
たとされていたり、一撃離脱の接近戦を得意としていたため、耐衝撃性の向上策としてス
パイクの形状や、シールド裏側に改修が行われていたと言われており、特に両肩をスパイ
ク・アーマーへと換装していた時期もあったとの証言もあるようです。
以上で第58回の講義を終了いたします。
次回の第59回では「ホビー・ハイザック」についてお話しいたします。
H:17.5m/W61.8t
役職はキャラとしては低めの「課長」。
第58回「シン・マツナガ専用高機動型ザクII」
「高機動型ザクII」は、次期主力機として開発されたF型の後継機ですが、各種試験にて
好成績を残しているものの、生産性、整備性の低さや、高コストのために結果的には、同
じく次期主力機とされていたツィマッド社の「リック・ドム」に、その座を譲っています。
しかし、パイロットからは高い評価を得ており、その整備性の低さを少しでも解消しよう
と改修されたのが本機であり、脚部の補助推進剤タンクをカートリッジ化することで艦艇
内や、宇宙空間での補給を容易に行うことが可能となっています。また、これに併せて推
進剤も故障の多かった自社(ジオニック社)製品からツィマッド社製品へと換装されてお
り、機体番号も新たにR-1A型とされています。この際、社内では競合社の製品を使用
することに大きな反発があったようですが、開発主任であったエリオット・レム中佐の強
い主張によって採用が決行されたと言われています。尚、本機の運用試験での好成績を受
けて初期型のR-1型もA型へと改修されています。
それでも、その生産数は極めて少数であったため、将兵からは「連邦軍の戦艦を沈めるよ
りも、R型を手に入れる方が難しい」と皮肉られたことは、現在でも広く知られています。
稼働率の低かった本機のパイロットの中でも特に有名なのが、白を基調としたカラーリン
グで機体を塗装していたシン・マツナガ大尉であり、士官学校を卒業した直後に大尉に昇
進し、当時の最新機種であった本機を受領しています。テキサス・コロニー周辺での機種
転換訓練を終えた後、再び宇宙攻撃軍の主力MS隊へと配属されています。
尚、マツナガ機の形状に関しては諸説があり、R-1型からA型へと改修されていなかっ
たとされていたり、一撃離脱の接近戦を得意としていたため、耐衝撃性の向上策としてス
パイクの形状や、シールド裏側に改修が行われていたと言われており、特に両肩をスパイ
ク・アーマーへと換装していた時期もあったとの証言もあるようです。
以上で第58回の講義を終了いたします。
次回の第59回では「ホビー・ハイザック」についてお話しいたします。