コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ハヤシライス&サラダ

2005年04月04日 | MS & MA
No.0057「MS-14D/デザート・ゲルググ」
H:19.8m/W:47.3t
役職は「課長」になっていました。


第57回「デザート・ゲルググ」
「デザート・ゲルググ」は、「一年戦争」時にアフリカ戦線へと配備された機体でありますが、
その実働数は非常に少なく、戦後、連邦軍に接収された機体以外には、ジオン公国軍残党によっ
て運用されているのが確認されている程度となっています。
本機の原型機となった「ゲルググ」は、もともと重力下においても運用が可能な設計となってい
ましたが、より苛酷な条件下である砂漠地帯では、改修が必要だと訴えるパイロットも少なから
ずいたため、本機のような改修案が提出されたのではないかと思われます。
改修にあたっては、各関節部のシーリング処理は勿論のこと、腰部、及び脚部にはスラスターが
増設されており、運動性の低下が抑えられています。併せて先に配備されていた「ザク・デザー
トタイプ」などからのフィードバックもあり、脚部のアビオニクスなどにも手が加えられ、不整
地での走破性も向上しているのではないかと思われます。その他、背部のバックパックには潜砂
用のスコープが備えられており、アンブッシュなどで効果的に機能したと思われます。
また、原型機では大気圏内での補助推進装置となっていた腕部のユニットは取り除かれており、
代わって右腕部には、「アームド・バスター」と呼ばれる固定武装が装備されています。さらに
ビーム・ライフルは大気圏内での減退を抑えた改良型のものが用意されています。
原型機である「ゲルググ」が完成した時期が戦争後期であったため、前述したように稼動してい
た機体は非常に少なく、連邦軍が接収した機数も数える程であったと言われており、ごく一部の
ゲリラ部隊で運用されたのみであるため、機体に関するデータもほとんど残っていません。

以上で第57回の講義を終了いたします。
次回の第58回では「マツナガ専用高機動型ザクII」についてお話しいたします。
コメント (4)
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