No.0099「MS-14J/リゲルグ」
H:21.1m/W:43.7t
役職は「お客様」でございます。
第99回「リゲルグ」
「リゲルグ」は、旧公国軍の「ゲルググ」を原型機として開発されています。「一年戦争」
後、ジオンの残党はアステロイド・ベルト内の「アクシズ」に移住し、「ゲルググ」も他の
MSと共に運び込まれていました。しかし、居住空間を拡張するための工事が最優先事項と
なり、戦闘などに用いられることはほとんどありませんでした。また、作業用として「ガザ
A」、「ガザB」が開発されて以降、倉庫に追いやられたまま、顧みられることもなかった
ようです。
しかし、地盤を固め、地球圏への帰還が考えられるようになった段階で、新兵訓練のため
の練習機としてではありましたが、「ゲルググ」を始めとする旧式MSの出番が生まれるよ
うになりました。もちろん、技術的進歩によってMSの性能は年々向上しており、大戦当時
は「ガンダム」に比肩する性能を有していた「ゲルググ」と言えども、完全に旧式化してお
り、改修が必要不可欠となっていました。そのため、基本的な改修である装甲材の交換、コ
クピットのリニア・シート化、新型ジェネレーターの搭載が行われ、両肩にはスラスターを
内蔵したウィング・バインダー、背部にはプロペラント・タンクを備えたたバックパックが
設置されています。また、このバックパックには8連装ミサイル・ポッド(レーザー/赤外
線誘導方式)、ビーム・サーベル・ホルダーなども配置されています。武装面では両腕にグ
レネード・ランチャー、両肩のバインダー内に計12基の円盤型宇宙機雷が装備され、携行武
装もグレネード・ランチャーを備えた高出力のビーム・ライフル、2本を連結させることで
ビーム・ランサーとしても使用できるビーム・サーベルが用意されています。これらの改修
によって、リファイン・ゲルググ=リゲルグは、宇宙世紀0080年代後半における第一線級
のMSと同レベルにまで、性能が引き上げられていると言えるでしょう。尚、活躍する若手
パイロットは、必ず本機を用いてMSの操縦を覚えたとも言われています。
以上で99回のお話を終了いたします。
次回の記念すべき100回では「ガズアル」のお話を予定しております。
H:21.1m/W:43.7t
役職は「お客様」でございます。
第99回「リゲルグ」
「リゲルグ」は、旧公国軍の「ゲルググ」を原型機として開発されています。「一年戦争」
後、ジオンの残党はアステロイド・ベルト内の「アクシズ」に移住し、「ゲルググ」も他の
MSと共に運び込まれていました。しかし、居住空間を拡張するための工事が最優先事項と
なり、戦闘などに用いられることはほとんどありませんでした。また、作業用として「ガザ
A」、「ガザB」が開発されて以降、倉庫に追いやられたまま、顧みられることもなかった
ようです。
しかし、地盤を固め、地球圏への帰還が考えられるようになった段階で、新兵訓練のため
の練習機としてではありましたが、「ゲルググ」を始めとする旧式MSの出番が生まれるよ
うになりました。もちろん、技術的進歩によってMSの性能は年々向上しており、大戦当時
は「ガンダム」に比肩する性能を有していた「ゲルググ」と言えども、完全に旧式化してお
り、改修が必要不可欠となっていました。そのため、基本的な改修である装甲材の交換、コ
クピットのリニア・シート化、新型ジェネレーターの搭載が行われ、両肩にはスラスターを
内蔵したウィング・バインダー、背部にはプロペラント・タンクを備えたたバックパックが
設置されています。また、このバックパックには8連装ミサイル・ポッド(レーザー/赤外
線誘導方式)、ビーム・サーベル・ホルダーなども配置されています。武装面では両腕にグ
レネード・ランチャー、両肩のバインダー内に計12基の円盤型宇宙機雷が装備され、携行武
装もグレネード・ランチャーを備えた高出力のビーム・ライフル、2本を連結させることで
ビーム・ランサーとしても使用できるビーム・サーベルが用意されています。これらの改修
によって、リファイン・ゲルググ=リゲルグは、宇宙世紀0080年代後半における第一線級
のMSと同レベルにまで、性能が引き上げられていると言えるでしょう。尚、活躍する若手
パイロットは、必ず本機を用いてMSの操縦を覚えたとも言われています。
以上で99回のお話を終了いたします。
次回の記念すべき100回では「ガズアル」のお話を予定しております。