今週から、ガンダム関連の色んな短編を取り上げていこうと思います。
主に単行本などにまとまっていない漫画や小説などです。
どんな機体やキャラが出てきたとか、どんなことが起きたのかとかを
備忘録ちっくに拾っていこうと思います。
一応、SDクラブから始めていきますが、リクエストがありましたら、
持ってる範囲であれば、お応えできると思います。
スゴいレアなものはないので、あまし期待はしないでくださいね。
んで、手始めにSDクラブ第8号に載っています
モビルスーツコレクション・ノベルス Act.1「破滅の機体」から。
シイナはプロトサイコのテストパイロットとしてシミュレーションを受ける。
しかし、一年戦争を戦い抜いた彼にもプロトサイコは手に余る機体らしい。
そんな中、上官のプラッドが伴ってきたのは、ムラサメ研の強化人間だった。
サード・ムラサメと呼ばれる少年は、病的に色が白くまだ幼かった…。
サードのシミュレーションは完璧に近いもので、シイナが戦死を宣告された
Bレベルも楽々とクリアするほどだった。
それから5日後、シイナはプロトサイコとの模擬戦を命令される。
彼はマルグとギブスの2人を部下に選び、有人機3機、無人機7機の計10機で
模擬戦が始まる。自機にマラサイを選び、部下にジムⅡを与えた。
模擬戦が始まって10分が過ぎ、ジムⅡ4機(ギブス機含む)を失う。
サードは不快な他人の思考が流れ込んで来るのを感じ、それは痛みに変わる。
ヘルメットごと頭を抱え込むと、抑圧された感情と自己防衛本能が爆発する。
一瞬の隙を付いて飛び出したマルグ機もビームを受けて吹き飛んでしまう。
模擬弾と聞いていたシイナは、コントロールルームに怒号混じりに問い質す。
が、返ってきた答えは、「無傷で捕獲せよ」だった…。
シイナはビームサーベルのロックを叩き壊し、メガ粒子砲を再チャージする
10秒間を狙った。再度、無人機2機にプロトサイコを包囲させ、残り2機を
マラサイの前に重ねて並べ、盾とした。
メガ粒子砲が2機を破壊した瞬間、ユウジは火砲の死角となる上空へと飛び、
ビームサーベルで腹部のジェネレーターを狙った。
一瞬早く、プロトサイコはバーニアを吹かせたが、火砲発射後の出力不足の
機体はバランスを失い、大きく傾いた。
プロトサイコは頸部を一閃され、頭部が地面に転がり、機体は崩れ落ちた。
「ボクの名前は……、サードじゃない…」
コクピットのサードは、失った記憶が一瞬、頭を巡った…。
一週間後、シイナの除隊届が受理され、サードは殉職で二階級特進となった。
それは丁度、ガルダ級輸送機が数台のコンテナを運んで来た日のことだった。
コンテナの横には、「MRX-08*」の文字が見える。
ジオン訛りのメカニックは、それが新しいプロトサイコガンダムであること、
ムラサメ研の所員と歩く少女がフォウ・ムラサメであることを教えてくれた。
*今は「MRX-008」表記になってますね。
プロトサイコガンダムはガンダムMk-Ⅱをベースにしているので、勿論、
機体内にサイコミュシステムが収まらなく、胴体部と同じサイズのバック
パック内に設置されています。そのため、運動性は酷く劣悪になってます。
とても実戦では使えなく、急遽機体を大型化させ、ミノフスキークラフトを
採用した機体の開発が行われております。
また、シミュレーションでは、好成績を残しながらも、被験者に重度の精神
障害を起こさせることも多々。この点は後継機でも解消されてませんね…。
■機体
MRX-07 プロトサイコガンダム
フィードバックに欠陥を残す、連邦軍のNT用ガンダム。
RMS-108 マラサイ
模擬戦に参加した、シイナ中尉の搭乗機。
RGM-179 ジムⅡ
模擬戦に参加した機体。計9機の内、7機は無人機。
■キャラ
ユウジ・シイナ中尉
プロトサイコのテストパイロット。一年戦争を戦い抜いたエース。
サード・ムラサメ少尉
ムラサメ研の強化人間。シイナに代わり、プロトサイコの被験者に。
プラッド中佐
シイナの上官。
マルグ軍曹
模擬戦に参加した、シイナの部下。
ギブス伍長
模擬戦に参加した、シイナの部下。
フォウ・ムラサメ
ムラサメ研から来た4番目の強化人間。
主に単行本などにまとまっていない漫画や小説などです。
どんな機体やキャラが出てきたとか、どんなことが起きたのかとかを
備忘録ちっくに拾っていこうと思います。
一応、SDクラブから始めていきますが、リクエストがありましたら、
持ってる範囲であれば、お応えできると思います。
スゴいレアなものはないので、あまし期待はしないでくださいね。
んで、手始めにSDクラブ第8号に載っています
モビルスーツコレクション・ノベルス Act.1「破滅の機体」から。
シイナはプロトサイコのテストパイロットとしてシミュレーションを受ける。
しかし、一年戦争を戦い抜いた彼にもプロトサイコは手に余る機体らしい。
そんな中、上官のプラッドが伴ってきたのは、ムラサメ研の強化人間だった。
サード・ムラサメと呼ばれる少年は、病的に色が白くまだ幼かった…。
サードのシミュレーションは完璧に近いもので、シイナが戦死を宣告された
Bレベルも楽々とクリアするほどだった。
それから5日後、シイナはプロトサイコとの模擬戦を命令される。
彼はマルグとギブスの2人を部下に選び、有人機3機、無人機7機の計10機で
模擬戦が始まる。自機にマラサイを選び、部下にジムⅡを与えた。
模擬戦が始まって10分が過ぎ、ジムⅡ4機(ギブス機含む)を失う。
サードは不快な他人の思考が流れ込んで来るのを感じ、それは痛みに変わる。
ヘルメットごと頭を抱え込むと、抑圧された感情と自己防衛本能が爆発する。
一瞬の隙を付いて飛び出したマルグ機もビームを受けて吹き飛んでしまう。
模擬弾と聞いていたシイナは、コントロールルームに怒号混じりに問い質す。
が、返ってきた答えは、「無傷で捕獲せよ」だった…。
シイナはビームサーベルのロックを叩き壊し、メガ粒子砲を再チャージする
10秒間を狙った。再度、無人機2機にプロトサイコを包囲させ、残り2機を
マラサイの前に重ねて並べ、盾とした。
メガ粒子砲が2機を破壊した瞬間、ユウジは火砲の死角となる上空へと飛び、
ビームサーベルで腹部のジェネレーターを狙った。
一瞬早く、プロトサイコはバーニアを吹かせたが、火砲発射後の出力不足の
機体はバランスを失い、大きく傾いた。
プロトサイコは頸部を一閃され、頭部が地面に転がり、機体は崩れ落ちた。
「ボクの名前は……、サードじゃない…」
コクピットのサードは、失った記憶が一瞬、頭を巡った…。
一週間後、シイナの除隊届が受理され、サードは殉職で二階級特進となった。
それは丁度、ガルダ級輸送機が数台のコンテナを運んで来た日のことだった。
コンテナの横には、「MRX-08*」の文字が見える。
ジオン訛りのメカニックは、それが新しいプロトサイコガンダムであること、
ムラサメ研の所員と歩く少女がフォウ・ムラサメであることを教えてくれた。
*今は「MRX-008」表記になってますね。
プロトサイコガンダムはガンダムMk-Ⅱをベースにしているので、勿論、
機体内にサイコミュシステムが収まらなく、胴体部と同じサイズのバック
パック内に設置されています。そのため、運動性は酷く劣悪になってます。
とても実戦では使えなく、急遽機体を大型化させ、ミノフスキークラフトを
採用した機体の開発が行われております。
また、シミュレーションでは、好成績を残しながらも、被験者に重度の精神
障害を起こさせることも多々。この点は後継機でも解消されてませんね…。
■機体
MRX-07 プロトサイコガンダム
フィードバックに欠陥を残す、連邦軍のNT用ガンダム。
RMS-108 マラサイ
模擬戦に参加した、シイナ中尉の搭乗機。
RGM-179 ジムⅡ
模擬戦に参加した機体。計9機の内、7機は無人機。
■キャラ
ユウジ・シイナ中尉
プロトサイコのテストパイロット。一年戦争を戦い抜いたエース。
サード・ムラサメ少尉
ムラサメ研の強化人間。シイナに代わり、プロトサイコの被験者に。
プラッド中佐
シイナの上官。
マルグ軍曹
模擬戦に参加した、シイナの部下。
ギブス伍長
模擬戦に参加した、シイナの部下。
フォウ・ムラサメ
ムラサメ研から来た4番目の強化人間。