コキュートスの記憶

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第15話 復讐の彼方に

2024年10月25日 | ラストホライズン
□機動戦士ガンダム ラストホライズン
 第15話 復讐の彼方に



サイド3・ジオン公国首都ズム・シティ──
デギン公王は、エッシェンバッハの身柄を押さえたとの報告を聞きます。
配下に対し、今回の件が息子たちに漏れていないかと確認します。
配下は、関わっているのは、親衛隊でも公王個人に忠誠を誓う者のみと。
公王は、ガルマの子が本当にいてくれるのならと、窓の外を眺めます。
また、公王は、ガルマの話を聞くべく、レミアを招聘させます。

キャリフォルニア・ベース──
レミアは、テオ少佐から本国の開発嚮導部隊への転属命令を受けます。
レミアは、転属命令は承伏できないと上申します。
テオ少佐が理由を訊ねると、レミアは、答えに詰まり、押し黙ります。
テオ少佐が代わりに、復讐のためか?と答えます。
レミアは、わたしは、イセリナを守るため、軍に入りました。なのに。
ガルマを殺し、イセリナの死の銃爪を引いた、連邦軍の白いMS…、
あの悪魔に復讐する、それだけが今わたしが生きている理由なのだと。
テオ少佐は、意に介さず、明日、ザンジバルで宇宙に上がれとだけ。

マッカラン基地──
レオ中佐は、今回の作戦の報告書を、ヴィンス大佐に提出します。
ただ、元市長から託された、データは秘匿したままになっています。
ヴィンス大佐は、今回の作戦の難易度を上げたのは、大型の貨物。
この件に付いて、元市長から何か報されているかとの問いに対し、
レオ中佐は、元市長は頑なに明かそうとしなかったと、答えます。
ヴィンス大佐は、これまでの功績があり、今回の失敗で直ぐに、
どうこうするつもりはないが、上はそうは思わないだろうと。
今回の件で、今までの功績を全て吐き出したと思っていた方が良いと。
ふたりは、退室し、医務室に落ち着きます。
エリザベスも件のデータ(音声データ)が気になるようですが、
レオ中佐は、知らない方が良い、存在そのものを忘れてくれと。
レオ中佐曰く、使い方次第では、とんでもない爆弾になるとも。

懲罰房にいるレミアを、シンの伝言を伝えに、リィスが訪ねて来ます。
シンは、目的のために何が必要か、しっかり考えてから動けと。
リィスは、レミアの目的を、巻き込まれた私たちには聞く権利があると。
しかし、レミアは、リィスの隙を衝き、彼女を締め上げ、昏倒させます。
さらに、様子を見に来た衛兵をも床に叩き付け、懲罰房を脱走します。
レミアは、格納庫のラストの前に辿り着きます。

今月号は、2話掲載ですが、第16話は、次回に持ち越しです。

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