コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

聖闘士星矢LC165

2010年01月28日 | 星矢
<聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話>
■第165話「救済」

冥王の下に集う幾千の冥闘士の雑兵たち。
傍らにはパンドラも。

アテナ軍の侵攻に伴い檄を飛ばす冥王。
冥王の「命を擲つ覚悟はあるか」との問いに応える雑兵たち。
その声は、辺りを振るわせるほどに響き渡ります。
満足げな表情を見せる冥王でしたが…。

次の瞬間、吐血して息絶える雑兵たち。
その光景をただただ呆然と見詰めるパンドラ。

パンドラは、直ぐに眼前で起きた凄惨な情景ををハーデスに
問うのですが、ハーデスは微笑みすら浮かべ「救済だ」と。
しかし、ハーデスの目には血の涙が見えます。

続けてハーデスは、
彼らはもう戦いの螺旋から外れたのだ
死は聖闘士にも冥闘士にも平等に与えられねば
ハーデスのままでは救済は与えられない、と。

この言葉にパンドラは、
消えたのではなかったのか…?
欺いていたというのか…?
人間のくせにわたしを…、
冥王軍を…!!
ハーデスさまをッ…
こんな罪深い人間見たことがない!!
お前こそが真の邪悪よ!!!
と、激昂いたします。

アローンは否定もせず、
だが、救いの世界はこの先にしかない…!!
ボクはこのまま死をもって人々を救い続ける!
貧困や差別、戦争、あらゆる痛みを感じないよう…
腕が千切れても心が失くなっても必ず
ロストキャンバスを完成させる、と熱を込め、
パンドラにさえ、討ちに来るが良いと口にします。

ボクのこの苦しみ以上の痛みを抱えて、
宿敵として会いに来て欲しいと、
テンマにも歪んだ想いを抱きます。

アローンの流した血の涙は、ハーデスの涙なのか、
アローンが押し殺した心の顕れなのか気になりますね。
ちうか、アローンに抑えられてるってことは、
未だにハーデスは覚醒していないんでしょうか??
んで、このアローンの様子を覗き見していた杳馬は
玩具を与えられた子供のように歓びの表情でしたね。
コメント
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