星矢ND33&LC211

『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』
■Part33「双児宮の死闘」

現在－。
一時撤退した斗馬は、鷲星座の女性聖闘士について、
どこかで会った気がする、と独り言ちます。
その考えを一笑に付し、次なる一手に移ります。

過去－。
天馬は双児宮で、双子座の聖闘士と対峙します。
瞬の忠告を思い返し、何もせずに双子座の聖衣の脇を
通ろうとするのですが…。

一方、先に進んでいた瞬は、不安を拭いきれず、
天馬のいる双児宮に引き返します。

天馬が対峙していたのは幻影ではなく、実体でした。
双子座の聖闘士に攻撃され、天馬も応戦いたします。
そして、アナザーディメンションで異次元へと
飛ばされようとした瞬間、星雲鎖が天馬の腕に巻き付き、
これを救います…。

現在－。
氷河は魔鈴からこれまでの経緯を聞き、星矢の命が
あと三日足らずの状態だと知ります。
そこへシャイナが現れ、天闘士との応戦は魔鈴と自身に
任せて、氷河はアテナの許へ急げと話します。

過去－。
瞬の鎖でなんとか天馬を繋ぎ止めていますが、
依然として、天馬は異次元の入口にいる状態…。
この状態で、双子座の聖闘士と闘うのは至難の業…。
が、この危機を天雄星の水鏡が救います…。
天馬たちを救った、水鏡の思惑とは…？？

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』
■第211話「一人の人間」

カイロスを倒したアスプロスの元にアテナが現れます。
かつて教皇の暗殺を企てたアスプロスは、アテナを拒絶。
自身に触れると、アテナが穢れる、と話します。
また、正義の女神には邪悪に染まった者のことなど、
理解しようがないと断じます。

が、アテナはアスプロスが悪だけの存在ではなく、
命の限りに生きた一人の人間である、と話します。
これを聞いたアスプロスは、アスミタの数珠を渡します。
数珠をアテナに渡したアスプロスの身体は灰となり、
あとには双子座の黄金聖衣と冥衣が遺ります。

先を目指していたテンマは、杳馬とアスプロスの小宇宙が
消えてゆき、二人の決着がついたことを知ります。
そして、眼前にパルティータが現れます。
傍らには眠るような杳馬が彼女の横に現れます。
この光景を見たテンマは少し複雑な表情を浮かべますが、
何となく、納得できたようです。

そこへ、アローンが現れ、最後の戦いが始まります。