ようやく謎の敵を追って、カラコルム6に向かいます。
300:
月…、無音の荒野。
グラナダ近くの観測基地を離れて5時間、カラコルム6は眼前だ。
今わたしが乗っている機体は、試験的に造られた先行型4機に
続く、5番目の機体だ。
護身用として120mmライフルと、接近戦用のヒートホーク、
さらにモビルスーツ用の手榴弾を1個用意されていた。
カラコルム6は深い谷間の壁面にある。その谷は最大地点で
幅1km、長さは80km近くもある巨大なクレバスだ。
・降下してクレバスの中を進む:102
・このままクレバスに沿って上空を進む:155
102:
わたしはクレバス内を進む。
赤きザク…。そう、この機体は真紅の塗装が施されていた。
と言っても、もちろんわたしに合わせたわけではない。
この機体の正式塗装はまだ済んでおらず、赤い色は下地の
特殊加工塗料本来の色なのだ。
ともあれ、赤い機体に変わりない。
わたしの乗機に最も相応しい、血の色…。
と、その時。正面コンソールの近距離レーダーがクレバスの
前方から高速で接近する、5~6の物体を映し出す。
・バーニア全開で上昇し、一気にクレバス上空へ:224
・このまま直進し、物体の正体を確認する:004
004:
接近する物体はミサイルだった!
それも全長20mの巨大な対艦ミサイルだ!!
回避しなければ!
と言っても、左右を岩で囲まれたクレバスの中だ。
・急速上昇:093
・谷の底へ急速降下:043
043:
谷底に降下し、ミサイルをやり過ごせた。
対艦ミサイルはもともと巨大な戦艦相手に設計されたものだ。
大した機動力もないし、図体もデカい。
しかも戦艦よりも遥かに放熱量の少ないモビルスーツ相手では
マトモに捕捉することは不可能に近いだろう。
・わたしは再びクレバス内を進み始める:062
062:
クレバスの谷底を進むわたしは、レーダーが2発のミサイルを
捉えたことに気づいた。
「さっそく第2陣か…」
・岩壁のバリアを信じ、回避行動を取る:313
・岩壁のバリアを信じず、迎撃行動を取る:116
313:
岩壁スレスレで、わたしは回避行動を取る。
凹凸の激しい岩壁はまさに天然のバリアだ。
案の定、ミサイルは巨体を持て余し、岩壁の突起に激突する。
その爆発の衝撃は谷底に淀んでいた砂を吹き飛ばし、
周囲は夥しい土煙に包まれ、わたしはライフルを落とした。
・土煙は徐々に収まりつつあった:206
206:
ライフルを探そうにも、この煙では何も見えない。
その時、前方で巨大な人影が動いた。
「あれは!?…モビルスーツ!!」
砂煙でよく見えないが、シルエットから察すると…。
アクトザクだ!ザクを格闘戦用に改造した実験用の機体。
またしても試作機が…。
おそらくミサイルの1発はヤツだったのだろう。
「よかろう!裏の裏をかいてやろう!」
・クラッカーを使う:165
・ヒートホークを使う:016
165:
アクトザクとの距離が近すぎた!
クラッカーは爆発直前に6個に分裂するため、被害は目標物の
周囲50m四方にも及ぶ。わたしの機体も衝撃と破片が襲う。
爆発時の閃光を、誤って直視したため、数秒間、視力を失った。
目の前にはクラッカーの直撃を受け、半ば作動不能となった
アクトザクがいた。アクトザクを仕留めたのだ!
しかし、アクトザクは最期の力を振り絞るかのように上昇し、
クレバスの奥…、カラコルム6の方向に飛び去ろうとした。
「逃がすものか!」
・わたしはバーニアを吹かし、アクトザクを追う:046
016:
バーニアを噴かして上昇し、真上からアクトザクを襲う。
ヤツはこちらに気づき、大型ヒートホークを構えたが遅い!
わたしのヒートホークはヤツの右腕を斬り落とした。
アクトザクは裏の裏をかかれたことに気づき、反撃に出るが、
右腕を失くし、唯一の武器のヒートホークが使えない。
アクトザクは戦意を喪失し、カラコルム6のある方向に向かって
飛び去ろうとする。事実上の退却だ。
・わたしはバーニアを噴かして上昇し、アクトザクを追う:046
046:
アクトザクは奥へ、奥へと進む。
まるでわたしをカラコルム6へと誘い込むかのように。
今のアクトザクに追いつくのは容易いが、敢えて後方を飛ぶ。
「あと2時間か」
ルーニック基地からアクシズ行きの艦が出るまで…。
その時、前方のカラコルム6の方から何か目に見えぬ力が
放射されていることに気づいた。
くっ!頭が押さえつけられるように…痛む。何だ!?
この感覚、何か、何か巨大なプレッシャーを感じる。
ラ…ラ…という音とも声ともつかぬものを聞いた。
目の前のアクトザクを見ると、今までわたしが戦った機体、
ガッシャの、ドワッジの姿がダブって見える。
これは…一体!?
・ともかく…カラコルム6に行けば、総て判るはずだ:150
150:
アクトザクを追っている内に、遂にカラコルム6に到着した。
谷底の両側の壁にコンビナートが寄生しているかのように
広がる広大な採掘基地だ。
コロニー建設時代は常時3千人近い作業員が駐留していた。
しかし、コロニー建造が一段落つくのと同時に閉鎖された。
以来30年間、ここは巨大な無人基地と化していた。
ん!?アクトザクがゆっくりと降下していく。その先には…。
・貨物艇の発着ポートが:291
291:
わたしが逆噴射をし、アクトザクの動向を見るために
空中に制止した時、貨物艇発着ポートのゲートが開く。
そして、その中には…。
「ザンジバル!」
そうだ、ア・バオア・クーから脱出したアサルムを襲った
黒のザンジバルだ!
そして、そのザンジバルから対艦ミサイルが発射された。
今のわたしにはライフルがないため、迎撃ができない。
・谷底へ降下して回避する:108
・上昇して回避する:025
・クラッカーを使って迎撃する:271
108:
しかし、降下し始めた途端、谷の壁面で爆発が起こり、
巨大な岩々が雪崩となってわたしを襲う!
「これはっ!?罠だったのか!」
続いて対艦ミサイルもわたしの頭上で爆発する!
ザクの機動力値-1
・岩の雪崩に拍車をかけ、わたしの機体は谷底へ落下する:304
025:
バーニアを噴かし、谷の外へ出ようと一気に上昇する。
しかし、谷を出る直前、ビーム弾が!!
「ビーム!?ザンジバルからではない…、ビームライフルか?」
ビーム弾を回避するため、上昇速度を早めたザクの脚を
アクトザクが掴む!いつの間に!?対艦ミサイルが迫る!!
爆発の衝撃はザクを飲み込み、機体を激しく揺さぶる。
機動力-1
・やがてザクは安定を欠き、落下していく:193
193:
ザクは谷の急斜面を転がるように落下していく。
さらに追い討ちをかけるかのように頭上の壁面で爆発が起こり、
巨大な岩々が雪崩となってザクを襲う。
「これはっ!?罠だったのか!!」
機動力-1
わたしはこのまま生き埋めになるのか:304
271:
腰のモビルスーツ用手榴弾クラッカーを外す。
これは爆発直前6個に分裂し、目標物の50m四方に被害を与える。
ミサイルの迎撃にはもってこいのシロモノだ。
「何だ!?」
いつの間にか背後に回り込んでいたアクトザクが、強力な脚で
ザクのボディを締めつける。クラッカーを投げることができない。
「バカな!このモビルスーツのパイロットは命が惜しくないのか!」
・ザクの戦闘力4以上:029
・ザクの戦闘力3以下:187
029:
わたしは肘打ちでアクトザクを振り払う。
アクトザクは糸の切れた操り人形のように、突然機体の安定を失い、
谷底に向かって落下していった。
ミサイルはわたしの眼前にあった。
対艦ミサイルは目標物にある程度まで近づけば自動的に爆発する。
そのため、直撃はない…。
しかし、爆発の衝撃はザクを飲み込み、機体を激しく揺さぶる。
・ザクは安定を欠き、落下していく:193↑
187:
アクトザクの脚を振り解こうとするが、そのパワーが強力過ぎて、
ビクともしない。熱源追尾ミサイルは嘲笑うように直進してくる。
・くるりと向きを変え、アクトザクを盾代わりに使う:302
・ザクの推進力にモノを言わせ、アクトザクごと離脱する:181
302:
「そんなに死に急ぎたければ、望み通り宇宙のチリとなるがいい!」
わたしは姿勢制御バーニアを噴かし、機体を回転させた。
3基のミサイルが一斉に爆発する。対艦ミサイルは目標物に
ある程度まで近づけば爆発するため、直撃は免れた。
アクトザクは大破する。
アクトザクのおかげで遮られたとは言え、衝撃波の煽りを喰らう。
機動力、戦闘力ともに-1
・ザクは谷底へ落下していく:193↑
181:
脚部、背部の総てのバーニアを噴かす。動いてくれっ!
しかし、アクトザクがザクとは全く逆にバーニアを噴かす…。
対艦ミサイルが命中した。地獄の炎がコクピットを飲み込む。
総てが…、終わった。
(END)
304:
やがて…、岩の雪崩は終わった。
わたしはまだ生きていた。しかし、機体は半ば岩に埋もれている。
わたしは急ぎ、機体の損傷度のチェックをする。
どうやら岩の流れに逆らわず、任せたのが正解だったらしい。
腰のヒートホークもそのままだ。
が、機体の各所の細かな部分は、かなり怪しい。
・バーニアを噴かして上昇する:160
・岩に埋もれたまま様子を見る:053
160:
両脚を踏ん張り、身体を起こそうとする。
機体のあちこちが軋み、音を立てる。
ある程度、岩を払いのけたところで脚部のバーニアを噴かす。
だが、その瞬間。
ビーム弾が直ぐ脇を掠める。
わたしは慌てて、ザクを再び岩の中に沈める。
今のは…ワザと外したな。
・先程の攻撃は"動くな"と言う意味らしい:053
053:
敵はどう出てくるのか!?残り時間が少ない。
早く敵の正体を確かめ、ケリをつけねば…。
モニターの倍率を上げてよく見ると…、それはアクトザクの
装甲の一部だった。アクトザクは、この岩に巻き込まれ…。
味方まで犠牲にし、どうしてつけ狙うのか!?
わたしの心の叫びが通じたのか、ザクに通信が入った。
「…久し…振りだ…シャア…」
その声を聞いた時、わたしは慄然とした。
この声は…、この声は。
・間違いない、アイツだ。あの男がなぜ!?:010
ちゅーこって、聞き覚えのある声を聞いたとこで来週へ。
300:
月…、無音の荒野。
グラナダ近くの観測基地を離れて5時間、カラコルム6は眼前だ。
今わたしが乗っている機体は、試験的に造られた先行型4機に
続く、5番目の機体だ。
護身用として120mmライフルと、接近戦用のヒートホーク、
さらにモビルスーツ用の手榴弾を1個用意されていた。
カラコルム6は深い谷間の壁面にある。その谷は最大地点で
幅1km、長さは80km近くもある巨大なクレバスだ。
・降下してクレバスの中を進む:102
・このままクレバスに沿って上空を進む:155
102:
わたしはクレバス内を進む。
赤きザク…。そう、この機体は真紅の塗装が施されていた。
と言っても、もちろんわたしに合わせたわけではない。
この機体の正式塗装はまだ済んでおらず、赤い色は下地の
特殊加工塗料本来の色なのだ。
ともあれ、赤い機体に変わりない。
わたしの乗機に最も相応しい、血の色…。
と、その時。正面コンソールの近距離レーダーがクレバスの
前方から高速で接近する、5~6の物体を映し出す。
・バーニア全開で上昇し、一気にクレバス上空へ:224
・このまま直進し、物体の正体を確認する:004
004:
接近する物体はミサイルだった!
それも全長20mの巨大な対艦ミサイルだ!!
回避しなければ!
と言っても、左右を岩で囲まれたクレバスの中だ。
・急速上昇:093
・谷の底へ急速降下:043
043:
谷底に降下し、ミサイルをやり過ごせた。
対艦ミサイルはもともと巨大な戦艦相手に設計されたものだ。
大した機動力もないし、図体もデカい。
しかも戦艦よりも遥かに放熱量の少ないモビルスーツ相手では
マトモに捕捉することは不可能に近いだろう。
・わたしは再びクレバス内を進み始める:062
062:
クレバスの谷底を進むわたしは、レーダーが2発のミサイルを
捉えたことに気づいた。
「さっそく第2陣か…」
・岩壁のバリアを信じ、回避行動を取る:313
・岩壁のバリアを信じず、迎撃行動を取る:116
313:
岩壁スレスレで、わたしは回避行動を取る。
凹凸の激しい岩壁はまさに天然のバリアだ。
案の定、ミサイルは巨体を持て余し、岩壁の突起に激突する。
その爆発の衝撃は谷底に淀んでいた砂を吹き飛ばし、
周囲は夥しい土煙に包まれ、わたしはライフルを落とした。
・土煙は徐々に収まりつつあった:206
206:
ライフルを探そうにも、この煙では何も見えない。
その時、前方で巨大な人影が動いた。
「あれは!?…モビルスーツ!!」
砂煙でよく見えないが、シルエットから察すると…。
アクトザクだ!ザクを格闘戦用に改造した実験用の機体。
またしても試作機が…。
おそらくミサイルの1発はヤツだったのだろう。
「よかろう!裏の裏をかいてやろう!」
・クラッカーを使う:165
・ヒートホークを使う:016
165:
アクトザクとの距離が近すぎた!
クラッカーは爆発直前に6個に分裂するため、被害は目標物の
周囲50m四方にも及ぶ。わたしの機体も衝撃と破片が襲う。
爆発時の閃光を、誤って直視したため、数秒間、視力を失った。
目の前にはクラッカーの直撃を受け、半ば作動不能となった
アクトザクがいた。アクトザクを仕留めたのだ!
しかし、アクトザクは最期の力を振り絞るかのように上昇し、
クレバスの奥…、カラコルム6の方向に飛び去ろうとした。
「逃がすものか!」
・わたしはバーニアを吹かし、アクトザクを追う:046
016:
バーニアを噴かして上昇し、真上からアクトザクを襲う。
ヤツはこちらに気づき、大型ヒートホークを構えたが遅い!
わたしのヒートホークはヤツの右腕を斬り落とした。
アクトザクは裏の裏をかかれたことに気づき、反撃に出るが、
右腕を失くし、唯一の武器のヒートホークが使えない。
アクトザクは戦意を喪失し、カラコルム6のある方向に向かって
飛び去ろうとする。事実上の退却だ。
・わたしはバーニアを噴かして上昇し、アクトザクを追う:046
046:
アクトザクは奥へ、奥へと進む。
まるでわたしをカラコルム6へと誘い込むかのように。
今のアクトザクに追いつくのは容易いが、敢えて後方を飛ぶ。
「あと2時間か」
ルーニック基地からアクシズ行きの艦が出るまで…。
その時、前方のカラコルム6の方から何か目に見えぬ力が
放射されていることに気づいた。
くっ!頭が押さえつけられるように…痛む。何だ!?
この感覚、何か、何か巨大なプレッシャーを感じる。
ラ…ラ…という音とも声ともつかぬものを聞いた。
目の前のアクトザクを見ると、今までわたしが戦った機体、
ガッシャの、ドワッジの姿がダブって見える。
これは…一体!?
・ともかく…カラコルム6に行けば、総て判るはずだ:150
150:
アクトザクを追っている内に、遂にカラコルム6に到着した。
谷底の両側の壁にコンビナートが寄生しているかのように
広がる広大な採掘基地だ。
コロニー建設時代は常時3千人近い作業員が駐留していた。
しかし、コロニー建造が一段落つくのと同時に閉鎖された。
以来30年間、ここは巨大な無人基地と化していた。
ん!?アクトザクがゆっくりと降下していく。その先には…。
・貨物艇の発着ポートが:291
291:
わたしが逆噴射をし、アクトザクの動向を見るために
空中に制止した時、貨物艇発着ポートのゲートが開く。
そして、その中には…。
「ザンジバル!」
そうだ、ア・バオア・クーから脱出したアサルムを襲った
黒のザンジバルだ!
そして、そのザンジバルから対艦ミサイルが発射された。
今のわたしにはライフルがないため、迎撃ができない。
・谷底へ降下して回避する:108
・上昇して回避する:025
・クラッカーを使って迎撃する:271
108:
しかし、降下し始めた途端、谷の壁面で爆発が起こり、
巨大な岩々が雪崩となってわたしを襲う!
「これはっ!?罠だったのか!」
続いて対艦ミサイルもわたしの頭上で爆発する!
ザクの機動力値-1
・岩の雪崩に拍車をかけ、わたしの機体は谷底へ落下する:304
025:
バーニアを噴かし、谷の外へ出ようと一気に上昇する。
しかし、谷を出る直前、ビーム弾が!!
「ビーム!?ザンジバルからではない…、ビームライフルか?」
ビーム弾を回避するため、上昇速度を早めたザクの脚を
アクトザクが掴む!いつの間に!?対艦ミサイルが迫る!!
爆発の衝撃はザクを飲み込み、機体を激しく揺さぶる。
機動力-1
・やがてザクは安定を欠き、落下していく:193
193:
ザクは谷の急斜面を転がるように落下していく。
さらに追い討ちをかけるかのように頭上の壁面で爆発が起こり、
巨大な岩々が雪崩となってザクを襲う。
「これはっ!?罠だったのか!!」
機動力-1
わたしはこのまま生き埋めになるのか:304
271:
腰のモビルスーツ用手榴弾クラッカーを外す。
これは爆発直前6個に分裂し、目標物の50m四方に被害を与える。
ミサイルの迎撃にはもってこいのシロモノだ。
「何だ!?」
いつの間にか背後に回り込んでいたアクトザクが、強力な脚で
ザクのボディを締めつける。クラッカーを投げることができない。
「バカな!このモビルスーツのパイロットは命が惜しくないのか!」
・ザクの戦闘力4以上:029
・ザクの戦闘力3以下:187
029:
わたしは肘打ちでアクトザクを振り払う。
アクトザクは糸の切れた操り人形のように、突然機体の安定を失い、
谷底に向かって落下していった。
ミサイルはわたしの眼前にあった。
対艦ミサイルは目標物にある程度まで近づけば自動的に爆発する。
そのため、直撃はない…。
しかし、爆発の衝撃はザクを飲み込み、機体を激しく揺さぶる。
・ザクは安定を欠き、落下していく:193↑
187:
アクトザクの脚を振り解こうとするが、そのパワーが強力過ぎて、
ビクともしない。熱源追尾ミサイルは嘲笑うように直進してくる。
・くるりと向きを変え、アクトザクを盾代わりに使う:302
・ザクの推進力にモノを言わせ、アクトザクごと離脱する:181
302:
「そんなに死に急ぎたければ、望み通り宇宙のチリとなるがいい!」
わたしは姿勢制御バーニアを噴かし、機体を回転させた。
3基のミサイルが一斉に爆発する。対艦ミサイルは目標物に
ある程度まで近づけば爆発するため、直撃は免れた。
アクトザクは大破する。
アクトザクのおかげで遮られたとは言え、衝撃波の煽りを喰らう。
機動力、戦闘力ともに-1
・ザクは谷底へ落下していく:193↑
181:
脚部、背部の総てのバーニアを噴かす。動いてくれっ!
しかし、アクトザクがザクとは全く逆にバーニアを噴かす…。
対艦ミサイルが命中した。地獄の炎がコクピットを飲み込む。
総てが…、終わった。
(END)
304:
やがて…、岩の雪崩は終わった。
わたしはまだ生きていた。しかし、機体は半ば岩に埋もれている。
わたしは急ぎ、機体の損傷度のチェックをする。
どうやら岩の流れに逆らわず、任せたのが正解だったらしい。
腰のヒートホークもそのままだ。
が、機体の各所の細かな部分は、かなり怪しい。
・バーニアを噴かして上昇する:160
・岩に埋もれたまま様子を見る:053
160:
両脚を踏ん張り、身体を起こそうとする。
機体のあちこちが軋み、音を立てる。
ある程度、岩を払いのけたところで脚部のバーニアを噴かす。
だが、その瞬間。
ビーム弾が直ぐ脇を掠める。
わたしは慌てて、ザクを再び岩の中に沈める。
今のは…ワザと外したな。
・先程の攻撃は"動くな"と言う意味らしい:053
053:
敵はどう出てくるのか!?残り時間が少ない。
早く敵の正体を確かめ、ケリをつけねば…。
モニターの倍率を上げてよく見ると…、それはアクトザクの
装甲の一部だった。アクトザクは、この岩に巻き込まれ…。
味方まで犠牲にし、どうしてつけ狙うのか!?
わたしの心の叫びが通じたのか、ザクに通信が入った。
「…久し…振りだ…シャア…」
その声を聞いた時、わたしは慄然とした。
この声は…、この声は。
・間違いない、アイツだ。あの男がなぜ!?:010
ちゅーこって、聞き覚えのある声を聞いたとこで来週へ。