コキュートスの記憶

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主にガンダムを中心にしています。

機動武闘伝外伝 その1

2024年11月05日 | 短編
機動武闘伝外伝のお話



Gガンダムが30周年と言うことで、件の物語を振り返ってみます。
手持ちの資料と、へべ吉見さんの同人誌を参考資料にして、
広大なネットにある画像などを眺めつつまとめていこうと思います。
まず、外伝に行く前に、その前史に当たるMFVヒストリーに付いて。

コミックボンボン1994年9月号に、NINJAシャイニングが登場します。
前号の8月号で、モビルファイター三大コンテストの募集に際し、
製作されたもの?で、続く、10月号に、テンロウガンダムが登場。
両機ともに、高瀬ゆうじ氏による製作になります。
余談ですが、この後の1995年1月号には、読者デザインにより近い
スカルガンダム(林健太郎氏の製作)も掲載されています。
設定では、ネオエチオピア代表のモビルファイターになっています。
これらの機体は、オールガンダム最新プラモ大図鑑に再録されています。
この時点では、詳細な設定はなく、ファイターも判明していません。
後に、詳しい設定が起こされています。

・NINJAシャイニング
頭頂高:16.2m
本体重量:6.4t
固定武装:
 バルカン砲×2(頭部)
 ビームソード×1(右背部ラッチ)
 ビーム手裏剣×1(左腰部ラッチ)
携行武装:
 鎖ガマ×1
 ミノフスキークロス(特殊装備)

ブッシの後継機として開発中のモビルスーツ、ニンジャーの2号機に、
モビルファイター用のコクピットを搭載し、不死身のクロウザ専用に
カスタムアップした機体で、ステルス性能向上のための黒い塗装と、
残像現象を引き起こすための金属地が外見上の特徴になっている。
ウルベ少佐の特命を受けたクロウザは、本機を駆り、ネオアメリカの
モビルファイターテストエリアがあるコロニーに潜入し、DG細胞の
自己再生能力を応用したと思われる機体を探っていたようです。
シャイニングガンダムの同型機を軽量、ステルス化した機体で、
シャイニングの警護用として開発されたとも言われている。

・不死身のクロウザ
ブッシのエースパイロットだったが、ウルベ少佐が指揮するデビル
ガンダム討伐作戦において撃墜されている。負傷しながらも脱出し、
ウルベ少佐を救出したことから、不死身の異名で呼ばれている。
ただ、その際、DG細胞に侵され、細胞抑制基板が前頭葉に埋め込まれ、
いつ再発するか判らないため、自らの回復を目指し、デビルガンダムの
捜索任務に志願し、新設された機動忍軍の所属になっている。

・テンロウガンダム
頭頂高:16.4m
本体重量:8.2t
固定武装:
 ビームフラッグ×4(背部)
 冷凍砲×2(腕部)
 天狼刀×1
必殺技?:
 ブルーハウリングクラッシャー

ネオモンゴルが決勝大会用の機体だが、テムジンガンダムが敗退し、
登場する機会はなかった。開発には、ネオチャイナの技術が提供され、
基本設計やシルエットは、ドラゴンガンダムに近いが、技術が古く、
それを補うため、ミノフスキーウイングやコアランダーの合体方法に
工夫がなされている。両腕の狼頭により、天翔ける蒼き狼と呼ばれる。
一部資料では、セイロウガンダムとも表記され、テムジンガンダムに
敗北し、大会出場の選考に落ちたとも言われている。

・クスミ・クスカ
テンロウガンダムのガンダムファイターで、身体の柔らかさを買われ、
起用されているが、彼女の動作の素早さに、モビルトレースシステムが
追い付けず、システムを作り直すことになり、開発が遅れることに。
彼女がテスト中に、NINJAシャイニングの偵察に気付き、戦いの末に
破損したことも、本機の開発が遅れた要因になっている。
機体の基本動作の設定などにも携わっている。
髪型は、長めの髪を纏め、低い位置でシニヨンにしている。

テンロウガンダムは、Gガンダム外伝 ザ・ネクスト・ジェネレーションに
登場しているのですが、ネオジャパンの予選用機体になっていました。

てな感じになっています。
今回は、MFVを振り返ってみましたが、次回は、外伝の本編の予定。
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