□機動戦士ガンダム バンディエラ
第40話
第40話
豪州シドニーで開催された、チャンピオンリーグで、
シモン伍長が所属していた連邦側のチームが敗退します。
その地で、シモン伍長は、ドリブルをしながら早朝ランニング。
シモン伍長は、通称、シドニー湾を眺め、感傷に浸ります。
ハッティ大尉たちが現れ、そんなシモン伍長をからかいます。
相手をしてやろうかという言葉に、シモン伍長は、ボールを蹴ります。
蹴ったボールは、ハッティ大尉の顔を掠め、飛んで行きます。
傍らにいたレービー中尉が、ハッティ大尉は、シモン伍長のプレイを
間近で見てみたかっただけだと、彼に代わり、非礼を詫びます。
そして、テム博士がサイド6で、事故で亡くなったと報告します。
マーレ少佐は、ガンダムのメンテが終わらず、
ルナツーに向かう先遣艦隊の編成会議から外されたと愚痴ります。
エムエムは、この機体は本来、小部隊が持てるモノじゃなく、
進宙に向け、世界中の基地が大騒ぎしている中、
この豪州トリントン基地でなきゃ、大っぴらに扱えないと話します。
シモン伍長が重力下で想定外の肉弾戦を行ったことも原因だとか。
シモン伍長は、ガンダムを見て、テム博士の言葉を思い返します。
あの人のくれたガンダムに乗って、あいつを殺してしまった。
おれがガンダムに乗って、やるべきことは、
こんなことじゃなかったはずだ──と独り言ちます。
そこへ、マーレ少佐が軍議に出なかったシモン伍長を叱咤し、
ビンタをしようと振り上げた右手を、シモン伍長は、掴みます。
マーレ少佐は、文句を言おうとシモン伍長の顔を見ると、
シモン伍長は、涙を流し、ガンダムから降ろしてくれ……、
おれは……ガンダムに、乗る資格はなかった……と話します。
マーレ少佐は、シモン伍長に肘鉄を喰らわせると、喝を入れ、
テム博士の訃報と共に、ルウム宙域で、連邦軍の斥候部隊が
グラナダからの強襲部隊に襲われ、全滅したとの報告があり、
その際の衛星カメラ映像に、ウサギの部隊章が映っていました。
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