□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第161話 月のテラリウム(4)
第161話 月のテラリウム(4)
ビーハイヴIIの一行は、大洋を泳ぐクジラの姿に目を奪われます。
この月面都市は、アルカディア・ピラーと呼ばれる中央柱がドームを支え、
天井のモニターは、空を映すだけではなく、人工太陽が24時間周期で、
天空を巡り、光源と熱源を再現しているとのこと。
人工の陸地は、ドーナツ型をしていて、その外側が海水の外郭海で、
内側に淡水のセレーネ湖があり、地球の生態系を可能な限り再現している。
フォン・ブラウン市のドームは、大小合わせて12基あり、
この都市は、北米大陸型で、熱帯や南極を再現したドームもあるそうです。
で、フォン・ブラウン市を宇宙世紀のノアの方舟と呼ぶ人もいるとか。
デント少尉は、アナハイム社は、兵器産業で儲けた金で、街を造った。
レヴァン・フウが、この天上界を憎むのも無理ない話しだと怒り心頭。
こんな天上界に住んでいる奴らに俺たちの痛みが判んのか?とも。
メグ艦長は、戦争もテロもアナハイム社が始めたことではなく、
むしろ止めることに尽力していると話します。
だからこそ、亡くなったスパルタンのクルーに敬意を示そうとしている。
モニカ大佐は、宇宙移民が始まる以前から地球の環境破壊は危機的な
状況にあり、人類の文明もまた…アナハイム社が無ければ自滅していたと。
一行は、アナハイム社執行役員のアンディー・ウェリントン卿を訪問。
イオ少尉は、臆面もなく、あんたが月の支配者かと訊ねます。
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