□聖闘士星矢 冥王異伝 ダークウィング
第10話 黄金聖闘士
第10話 黄金聖闘士
天雄星ガルーダの強大な小宇宙に、詠斗は慄然とします。
天雄星は、死んだ翔一郎が目覚めた時こそ、真の戦いの幕開けとなると。
これを聞き、目的を失っていた詠斗は、活気を取り戻します。
天雄星は、この世界の物語は、我が妹であるカトレアや、
キミたちを中心に紡がれていると話します。
その言葉の通り、天雄星は、カトレアの実兄、水鏡マツリでした。
ジュリアスは、面白い運命だ! この私を楽しませてくれと煽ります。
天雄星のマツリは、この破滅の物語は、僕が導くと応えます。
眠るカトレアに、アテナの魂が話し掛けます。
アテナは、小宇宙を覚醒させたことを謝罪します。
カトレアは、幼少の頃から自分を守る大きな力に気付いていて、
今回もそのお陰で、生き残ったみんなを助けられたと感謝します。
アテナは、カトレアの意志を確認すると、世界を託し、消失します。
カトレアが気が付くと、そこは、豪奢なベッドの上でした。
仮面を着けた女性が、カトレアの様子を伺いに訪れます。
彼女は、世話役を務めることになった、紅月姫だと名乗ります。
そして、ここが聖域にあるアテナ神殿だと説明します。
カトレアは、夢に現れたアテナのことを話すと、
紅月姫は、聖戦に勝利するではなく、
狂った聖戦を止められると話したことに何かしらを感じ取ります。
カトレアは、アテナとしての身支度を終え、
紅月姫に案内されるまま、黄金聖闘士たちと面会することになります。
12人の黄金聖闘士と教皇が、カトレア(アテナ)に拝謁します。
先程の紅月姫は、天秤座の黄金聖闘士のようです。因みに女性です。
アイオロスが亡くなっているので、射手座は、聖衣のままなのですが、
星座形態ではなく、装着形態になっています。しかも旧形状です。
が、キチンと膝を折って、控えていたので、中身がいるのかな??
カトレアは、所信表明で、狂った聖戦を止めると宣言します。
言葉が足らない部分は、教皇が代弁し、黄金聖闘士に檄を飛ばします。
カトレアは、深々とお辞儀し、挨拶を終えると、
教皇が、女神が易々と頭を下げるものではないと助言します。
その様子を見ていた、双子座の惣次郎は、堪え切れずに吹き出します。
牡羊座のテセウスも、やれやれといった感じで、頭を抱えます。
牡牛座のアインは、親しみ易いアテナだと大笑いします。
※???
蟹座のクリマトーリオも堅苦しいよりは、良いんじゃないかと肯定。
※スペイン語で、火葬場
獅子座のヴァシリオスも穏やかで守り甲斐があると笑います。
※ギリシャ語で、王、王宮
乙女座のレンゲは、覚醒率の低い女神に興味を持ちます。
蠍座のエウラリアは、頼りないと評します。彼女は、ドレス姿。
※古代ギリシャ起源の女性名
天秤座の紅月姫は、カトレアの教育係となるようです。
射手座のサジタリウスは、沈黙。
山羊座の詠斗は、舌打ちし、余り快く思っていないようです。
水瓶座のトリスタンは、覚醒率が低ければ、低いなりの策をと微笑みます。
魚座のアルフリードは、面白い人だと評します。
教皇は仕切り直し、命を懸けて戦い抜く覚悟があると誓うのですが、
カトレアは、誰も死なないでください! 勝つなら全員生きてですと反論。
やってしまったとカトレアは、恥じ入ってしまい、和やかな雰囲気に。
テセウスは、全員生きてとは甘いことを言うと苦言を呈しますが、
紅月姫は、彼女ならば、狂った聖戦を何とかしてくれるかもと話すと、
テセウスは、暫しの沈黙の後、そうかも知れないなと返します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます