コキュートスの記憶

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第185話 収斂(4)

2023年05月19日 | サンダーボルト
□機動戦士ガンダム サンダーボルト
  第185話 収斂(4)



カーラ教授の傍らにいた僧正は、茫然自失の表情で、膝から頽れます。
僧正が倒れ込んだのは、カーラ教授が治療という名目で任されている、
手元の脳みそを使って、身体の自由を奪っているのかな??
と同時に、サイコ・ザク隊が隊伍を離れ、ソーラ・レイに向かいます。
ビリー少尉たちが戦列を離れるなと、通信を送りますが、
何れの機体のパイロットも絶命しているようで、応答はありません。

補給中だったフィッシャーのサイコ・ザクにも異常が見られ、
機体が電撃を帯び、通常のモノアイが消灯し、額の位置に別のモノアイが。
同じく補給中だった、ボリス機とマシュー機も同様の状態になります。
ジャニスは、リユース・サイコ・デバイスの故障かも知れないとしますが。
この現象が起きたタイミングが気になるとも言います。
フィッシャーたちは、デバイスを触れるのは、「怪物の母」と呼ばれた、
カーラ教授だけ、彼女は、一体何を企んでいるのか?と驚愕します。

カーラ教授は、意外そうな表情を浮かべる僧正に対し、
未来が見えるんじゃなかったの?と笑みを浮かべます。
そして、私が生み出したサイコ・ザクを返して貰うと言います。
ニュータイプの思念を使えば、遠隔操作も可能なようですが、
パイロット自体は、用済みなので始末したわと悪びれることなく言います。
上記の僧正の脳みそを使い、サイコ・ザクを遠隔操作してるみたいです。
未来が読める筈の僧正は、カーラ教授の思惑が判らず、彼女に問います。

彼女は、狂ったように大声で笑い出し、私の心を覗き見したんでしょ?
ジオン国民への復讐に決まってるじゃないと答えます。
連邦軍と南洋同盟が戦っているのに、あいつらは我関せず高みの見物……。
無能なザビ家に媚び諂い、一年戦争に進んで加担した癖に、
のうのうと生き残った罪深い愚民たち、彼らは、代償を払うべきなのよ。
人類の半分を殺し、私から最愛の父を奪った、その代償を……と。
あのまま眠っていれば、自分の憎しみも復讐心も思い出さずに済んだとし、
自分を眠りから覚ました僧正が悪いのだと話します。
また、最凶の兵器に魅入られ、魂を売ったとダリルのことも揶揄します。

誰も彼も欲と業の虜よ。だから……、私も好きなようにやるわ!
文句ある?と、サイコ・ザクを避難するコロニー群へと進行させます。

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