□機動戦士ガンダム サンダーボルト
第213話 ラストシューティング(8)
第213話 ラストシューティング(8)
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ソーラ・レイから宇宙に吸い出された、イオ少尉たちのジオングヘッドは、
電気系統や生命維持装置は無事でしたが、推進剤が切れ、デブリ中を漂流。
落雷は、頭部の角が避雷針になり、イオ少尉たちは、運良く助かります。
イオ少尉は、昏倒しているリリーとカリストを叩き起こします。
彼らは、ソーラ・レイの壁面に大穴を開けたのが、アナハイム社だと推測。
イオ少尉は、端から使ってりゃ、南洋同盟ももっと早く止められたとし、
ウェリントン卿に対し、あの…糞爺ィめ!!と、悪態を付きます。
そこへ、レールガンは、ビグ・ザムをも損傷させ、破片が四散します。
破片の中には、ソーラ・レイのコアもあり、ジオングの近辺で爆発します。
その余波で、ジオングは、ビグ・ザムの方へと吹き飛ばされてしまい、
ビグ・ザムの左放熱板に勢い良く叩き付けられ、曲面に沿い、滑走します。
角が放熱板の表面を引き裂き、速度が落ち、ギリギリの所で停止します。
この間、カリストは、ビアンカの存在を感じ取り、眼前に突き刺さっている
核ミサイルを指し、アレの起爆方法も判ると、リリーが代わって伝えます。
半壊したダリル少尉のガンダムは、這々の体でビグ・ザムに帰還します。
ダリル少尉は、四肢の義肢を装着し、拳銃とラジオを手に、機体を降り、
ドミトリーたちの亡骸を一瞥し、整備を終え、残されていた旧ザクに搭乗。
コクピットのダリル少尉は、虚ろな眼で、涙を止めどなく流していました。
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