□聖闘士星矢 海皇再起
第1話 海皇ふたたび
第1話 海皇ふたたび
海皇が封印されているスニオン岬を、死界の蝶が来訪します。
死界の蝶は、自らを冥王を名乗り、海皇に語り掛けます。
冥王は、地上は間もなく未曾有の災厄に見舞われ、破滅の時を迎えると。
聖闘士たちは、冥界の崩壊に巻き込まれ、
未だ天も地もない次元の狭間を漂流しているため、地上を守る者が皆無。
故に海皇に由縁のある者を束の間現世に送り、脅威を打ち払って欲しいと。
また、冥王は、人間とは、生かさず殺さず支配するもので、
生あってこそ、我が死の恐怖も力を持つ。全てを無に帰す破壊は無価値と。
そう言い残し、冥王は、海皇の封印を解いて冥界に戻ります。
ギリシア ラムヌス遺跡──
神々を殺めた人間に神罰を下さんと、とある女神が降臨します。
その後、世界各地で火球の目撃が相次ぎ、地球は厄災に見舞われます。
作者のtwitterによりますと、星矢の時代設定上、上海の作画の中に、
その当時にはなかった建物があるとのことで、単行本化に先駆け、
魂ネイション2022の試し読み冊子では、画稿が訂正されているそうです。
シャイナと貴鬼は、ネメシスという名の女神の存在を確かめるべく、
その神殿に向かいますが、無数のガイコツが彼女たちに襲い掛かります。
ガイコツは、倒してもきりがなく、シャイナは、元を断たねばと考えます。
そこへ、笛の音色と共に、海魔女のソレントが現れます。
貴鬼は、彼がガイコツを操っているのかと勘繰りますが、
ソレントは、デッドエンドシンフォニーで、ガイコツを一掃します。
竜牙兵(スパルトイ)では役に立たないかと、新手が現れます。
ネメシスの御前に引き出されたソレントたちは、降臨の理由を問います。
脇士のカドモスが、神に対して御心を問うなど無礼だと断じますが、
ネメシスは、カドモスを宥め、ソレントの問いに答えます。
ハーデス、タナトス、ヒュプノスの三柱が人間の手で殺められたからだと。
ネメシスは、自らの分身である小惑星アドラステアを召喚し、
10時間後、小惑星は、地球の引力により崩壊し、無数の破片が降り注ぐ。
アドラステアは、木星の衛星で、その由来のゼウスとアナンケの娘である
アドラステアは、ネメシスと同一視されることもあるんだそうです。
聖闘士が地上を守るため、神々を殺めたというのなら、
守るべき地上そのものを消し去ることこそ、最も相応しい罰だと語ります。
これを聞き、ソレントは承伏できないと、必殺技を放ちます。
が、カドモスの一撃で崩れ、シャイナたちを数人の闘士が取り囲みます。
カドモスの拳撃を止めるように、海皇の神鎗が投げ込まれます。
海皇の意図を悟ったソレントは、神鎗を握り、シャイナたちと転移します。
スニオン岬に転移したソレントたちは、覚醒した海皇と再会します。
また、冥界の宝石のような漆黒の鱗衣を纏った七将軍も姿を見せます。
海皇は、ネメシスの神罰執行を阻止するべく、行動を開始します。
魂ネイションの冊子によりますと、次回は2023年03月号からだとか。
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