〈月刊ガンダムエース2022年12月号〉
2023年01月号は、明日発売ですが、
本日は、2022年12月号からの備忘録です。
□機動戦士クロスボーン・ガンダム LOVE & PIECE
第1片 KA・RR・AS(1)
U.C.0103年 暗礁宙域──
連邦のニタ研から脱走した少女たちの小型艇が警備のMSに追われ、
そこに、ノーティラスが現れ、彼女たちの窮地を救います。
ディミアン・カラス、あなた方を向かえに来た…教師ですと名乗り、
ノーティラスの巨体を巧みに操艦し、取り囲むMS群の攻撃を躱します。
そして、高振動ワイヤーを繰り出し、MS群を瞬く間に断斬します。
同乗していたクォ・グレーは、1分48秒で9機撃墜と新記録を祝福。
カラス先生は、機体をクォ・グレーに任せ、小型艇に移乗します。
宇宙空間でも生身で数秒は居れるようですが、
白スーツのみで、ダイブするのは、辞めた方が良いと思います。
カラス先生は、リーダーらしき少女に、これまでの経緯を訊ねます。
彼女たちは、貧しいコロニーから集められ、選別され、施設へと。
そこで、火災が起き、仲間と共に脱出を図ったということだそうです。
カラス先生は、時系列の記憶も正確で、混乱もしていないと褒めます。
彼女は、一緒に脱出した他の小型艇も助けて欲しいと依頼しますが、
カラス先生は、その必要は、認められないと断ります。
基地を爆破したのは、私ですが、あなた方を助けるためではないと、
私は、私の基準で、私の生徒に足り得る人物を捜しに来たのだとします。
そう言ってカラス先生は、他の小型艇の様子をモニターに映させます。
子どもたちが泣き叫びながら助けを求めますが、小型艇は隕石に衝突。
少女は、非道だと断じますが、カラス先生は、NTであるかではなく、
生きようとする力、生き延びる意志を持つかどうかだと持論を展開し、
この艇を助けたのも貴女に目を付けたからで、他の子どもはついでだと。
3つ目の小型艇も隕石との衝突コースに乗り、カラス先生は、
これが最初の受業だと言い、その様子を彼女に見せようとします。
彼女は、神様に祈りますが、カラス先生は、気の済むまで祈りなさい、
その心に刻みつけるのです。神など…存在しないということを、と。
そこへ、木星お兄さんのガンプが現れ、小型艇を衝突から救います。
□機動戦士MOONガンダム
episode 52
シャア大佐は、地球寒冷化作戦に先立ち、氷上でのMSの操縦を、
部下たちに意識させつつ、帰投します。扉絵が、近藤和久っぽい。
正しくは、月刊ニュータイプ1987年11月号付録のポスター。
捕虜になったサフィラ中尉は、ナナイからの尋問を受けます。
ミネバを泳がせ、シャアの所在を突き止めるのが目的でしたが、
実際は、ミネバを移送していたのは、リュース少佐だった。
この事実を前に、連邦はどう動くのかとナナイは、訊ねます。
サフィラ中尉は、ティターンズの残党にアイデアを渡し、
サイコプレートを造らせた謎の人物、エンキドゥに言及します。
ENKIDUは、DEIKUNのアナグラム、父の名を継ぐ意思表示と推察。
総ては、あなたたちが小細工が引き起こしたことだと断じます。
ただ、その小細工に引っ掛かり、後押しをした自分も同罪だとします。
ギュネイ准尉は、ユッタに、アゴス少尉のことを訊ねます。
尋問ではなく、個人的に知りたいだけだと前置きします。
ギュネイ准尉は、アゴス少尉の調整や特別任務の内容を話すと、
ユッタは、ギュネイ准尉に友だちなの?と訊ねます。
ギュネイ准尉は、ライバルと言えば聞こえは良いが、蹴落とす相手だと。
特別任務も自分がやりたかった、あいつは一足先に少尉に任官された。
後任の募集が掛かるかも知れないから、奴の生死が知りたいと話します。
ユッタは、この言葉に激昂し、アゴス少尉がされたことは、
人が人でなくなってしまうことだとし、
そうまでして手に入れなきゃならないものなんてと言い掛けた所で、
ギュネイ准尉は、言葉を遮り、お前は、どこの楽園から来たんだ!?
ここは、人でなしでなきゃ生き残れない世界なんだ怒りをぶつけます。
首を絞められたユッタは、膝蹴りで反撃し、椅子を投げ付け、脱走。
ユッタの脱走は直ぐに伝わり、施設内は警備が厳になります。
シャア大佐は、ミネバの部屋を訪ね、真贋を訊ねるような質問を。
わたしにバイオリンを聞かせて下さった、何という曲でしたか……。
ユッタは、格納庫で、サイコバウを見付け、サイコプレートを介し、
ムーンとリンクし、ミネバの居場所を探ろうとします。
サフィラ中尉は、その気配を感じ、ミネバもユッタを感じ取ります。
ミネバは、シャア大佐の言葉巧みな懐柔を姑息だと一蹴し、
あの時の曲を、なんなら弾いてみせようか?とシャア大佐を見据えます。
□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
第23話「マハラジャの友情」
U.C.0123年3月13日 フロンティアIV──
リィズは、18日に花丸を付け、母親が帰って来る日を指折り数えます。
シーブックは、15日から開催される学祭で、模擬店とは別件で忙殺。
そこへ、アーサーから連絡があり、シシカバブの羊肉がないとのこと。
シーブックは、牛や豚で良くない?と言うのですが、サムが作った、
幟やフライヤーには、デカデカと羊の絵とマトンの文字がありました。
落ち込むアーサーを見て、シーブックも近くの店を探すことに。
結局、無駄足になり、遠方の店には、電話で訊ねることになります。
最後の最後に見付かり、ふたりは、リニアに乗り、地球側の港へ。
港近くの駅に着くと、シーブックの連絡で、サムとジョージも到着。
学校のOBというマイクズ・フレッシュ・ミートの店員と契約でき、
当日、商品を納めて貰うことになり、一安心。
その帰り、サムが昔の古いホラー映画で、6人の子どもが証明写真を撮る、
それが何か良くってさと、4人は、証明写真を撮ります……。
□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
MATERIAL-Y130[MONSTERS]
アイシュワリヤが調査した結果、外部カメラのデータの送り先は、
エキドナと呼ばれるシステムで、得られた総てのデータが送られていると。
スコットは、試験機のデータを採っているような動きだとしますが、
アイシュワリヤは、それらのデータがあれば、監視対象を操っている
パイロットのバイタルデータを取得することも可能だと断言します。
で、エキドナは、何かしらを特定するよう作られているのではないかと。
アイシュワリヤは、エキドナに潜るか、出力信号を解析できないか尽力。
また、自分では判断できかねることもあるとして、会長を召喚します。
ただ、アイシュワリヤは、間に合わないかも知れないと呟きます。
エキドナが乗っているOSは、他とは違うようで、存在は知っていたが、
動いているのを見るのは初めてと、アイシュワリヤは言います。
そのOSは、Harmonyと言うモノで、ギレン暗殺計画では、
ジオニック系列のコード・ロジカル社製で、モバイル用OSとの解説。
79年代に15.5.0なので、15.1.0...を見ると、それ以前のver.のようです。
ヤザン大尉は、血路を開いてやると独り言ち、キマイラとセッション。
本機の貴様を品定めしてやると、シャア大佐機に挑み掛かります。
シャア大佐の方も、腑抜けた貴様に飽き飽きしていた所だと応じます。
ジョニ子は、ヤザン大尉が仕掛けることを感じ取り、自分の役目は、
シャア大佐機のファンネルを止めることだと、集中します。
ジョニーとユーマもヤザン大尉の意図を察し、その一瞬に賭けます。
ヤザン大尉機は、急激にシャア大佐機に接近し、増加装甲をパージし、
右手に持った海ヘビで、シャア大佐機の動きを封じます。
ジョニ子がファンネルを展開し、シャア大佐機側のファンネルを掣肘。
ジョニー機を、ユーマ機が身を呈し、シャア大佐機の射撃から庇い、
ジョニー機がビーム・ナギナタで、シャア大佐機に斬り掛かります。
□機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
最終話:前編「Resonance III」
ファーヴニルのハイメガ砲がタイタニアIIに直撃しますが、
Iフィールドに弾かれてしまいます。
マシロは、出力の大半をIフィールドの生成に消費され、
2射目を警戒し、周囲に気が散っている今ならと再び斬り掛かります。
が、オーヴェロンは、手にしたビーム・サーベルを手放します。
シロッコの思念が現れ、力尽くで引き離しても、
書き換えられた心は元には戻らん。増幅された敵意に生涯呪われ、
苛まれるだけだとマシロに忠告します。
マシロは、その忠告を、人の必死さを嗤っていると否定します。
シロッコの思念は、マシロの言葉を聞き、言われても恥じはしないが、
大義を唱え、私情を否定し、私欲を捨てたつもりになっても、
たったひとりを失っただけで、激情に駆られた男だと自嘲します。
そして、彼女とオーヴェロンは、繋がっているのだろうと助言します。
マシロは、シロッコの思念に礼を言い、お前が本当に人の意思に、
応えるものなら、繋げ、俺たちの心をとオーヴェロンに呼び掛けます。
オーヴェロンは、増加装甲をパージし、タイタニアIIと力場が同調。
フィーは、それをグリプスの呪縛と否定しますが、マシロは、絆だと。
オーヴェロンがタイタニアIIに接触すると、黒色の何かしらが逆流。
ロクサーヌ少佐たちに元に、エゥーゴ艦隊とネモ・リメス部隊が増援に。
セラーナの元にも親衛隊が駆け付けますが、ガンダムは放置しろと。
また、ハマーン・カーンは死んだとも言い、撤退を命令します。
セイン大尉機は、推進剤が尽き掛ける中で、焦燥しますが、
ケミカルライトの光を発見し、漂流するフレドリカ艦長を回収。
ただ、セイン大尉機も推進剤が尽き、帰還は無理な様子。
そこへ、レント大尉のネモ・リメスが駆け付けます。
□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
第10話 白黒(モノクロ)の黙示録(1)
左遷されたシャア少佐が、マッド・アングラー隊の指揮官に就任し、
大佐に昇格したことが報されます。11月初旬位のことでしょうか?
キリー少佐は、改めて連邦軍の白い悪魔の脅威を再認識します。
U.C.0079年1月──
キリー少佐もブリティッシュ作戦に参加していたようです。
しかし、コロニー落としの惨状や、部下の死を目の当たりにし、
敵を倒すことよりも、ひとりでも多くの仲間を帰還させることに拘泥。
で、女性のみの部隊が設立されることになり、指揮官に推薦されます。
MSを降りることに葛藤があったが、MSに乗らずにいるからこそ、
救える命もあると考え、ノイジー・フェアリーの指揮官に。
戻りまして。
キシリア少佐に要請していた物資が、キャリフォルニア基地に
HLVで届くとの連絡があります。アルマ用の新機体だそうです。
ですが、HLVが軌道を逸れ、連邦勢力圏の北米オーガスタ方面に落着。
ヘレナ曹長のイフリートが改修を終え、HLVの捜索に全員が出撃。
機密を連邦軍に渡す訳にはいかないため、回収が困難な場合は破壊。
落着したHLVは、簡単に見付かりますが、ホワイトライダーが彷徨き、
1機だけとアルマ少尉機が突出し、ブラックライダーの攻撃に晒されます。
ブラックライダーは、光学迷彩を起動させ、ヘレナ曹長機を圧倒。
因みに、ホワイトのパイロットは、ノア、ブラックは、アキンとのこと。
ノアは、ペイルライダー計画が最終段階に入り、捨て駒のように、
突然に実戦投入されたと、グレイヴに愚痴を零します。
アキンの方は、模擬戦ばっかりで、本物の敵と戦えると嬉しそう。
ノアは、それ程楽観的ではなく、勝敗に限らず、逃亡したとしても
結局は、用済みの自分たちが生かされることはないだろうとします。
そこへ、アルマ少尉機の射撃が、ホワイトの胸部を小破させます。
その瞬間、ノアの表情が一変します。
□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
#35「そこに残った若さ取り出し」
サナリィもオールズモビルの襲撃に遭い、漸くフレームが完成したF91を
渡す訳にはいかないと、ジョブがF90の3号機に乗らんとしていましたが、
そこへ、ディル少尉を伴い、ハウゼリー議員が駆け付けます。
その地下では、カガチがボリノーク・サマーンを使い、メインフレームに
遅効性ウィルスの注入作業を行っていました。サイファーもまた。
ディル少尉は、戦闘用のAI「K.B.」が搭載されている白い3号機に搭乗。
何故セータの主題歌のタイトルがと思いましたが、このためですね。
3号機は、研究所内でのデータ収集・反映を主体とし、実戦は非想定。
共和国解放戦線が陽動している間に、NSPのキッチ大尉の小隊が潜行。
キッチ大尉のケンプファー、部下のふたりは、ゲルググタイプ。
で、F90と共に、ハウゼリー議員の存在を確認し、謀殺に向かいます。
部下は、コロニー開発を進め、スペースノイドの権利強化を唱える議員で、
我らの同志ではないかと上申しますが、キッチ大尉は、抵抗の象徴である
ガンダムを、ジオン潰しに使おうとする政治家が信じられるかと断じます。
ロナ家は、マハとガンダムを使い、地球圏を簒奪しようとしているとの
ライン・ドラグン閣下は仰ったとも言っていました。
次の瞬間、キッチ大尉の部下の14C型(リヤ機)が破壊されます。
避難中のナナは、誰かしら(ディル少尉と機体?)の怒りを感じ取ります。
ディル少尉のF90(R型のステルスアーマー+L型のロングライフル)は、
迎撃を受け持ち、ギデオン大尉たちに救助と消火を任せます。
また、ディル少尉は、目の前の敵ではないプレッシャーを感じ取ります。
F90の火砲は、K.B.の支援で、14型(ハインツ機)の回避を予測し、撃破。
キッチ大尉は、発砲の熱源を辿り、ディル少尉のF90に強襲を掛けます。
サイファーは、サナリィの技術がオープンソースになれば、
地球圏の技術革新が進むと、カガチに語りますが、本心ははぐらかし、
ただ、英雄の介添人とだけ自称します。
月刊モビルマシーン縮尺版 VOLUME 03
今号は、F7系のお話。F90は、F90Sの単なる量産型ではなく、耐弾性を
強化したコクピット、F91に繋がる背部、脚部のスラスター・ベーン、
腕部、腰部、脚部にF90同様のハードポイントが装備され、高出力だが、
整備に手間の掛かった脚部の双発ジェネレーターは、背部に移設されている。
疑似人格CPの支援なしで、F90と同等の火器管制能力を確保している。
S型のユニットを装着し、火力支援任務に特化。B型のユニットを装備し、
重爆撃機としての運用も可能にしている。
また、ヘビーガンと同様に主砲を廃し、近接格闘戦にも対応が可能な設計。
が、サナリィの思惑通り、F70が量産されることはなかった……。
次号は、その辺りについて語られるそうな。
U.C.0146年10月10日 ディナ・キム
□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
第14話「Reactor2」(後編)
ジョエルのカラミティは、左腕部のビームガントレットを発振させ、
ライジン装備の右翼部を斬断し、バランスを崩したエクリプスを鎚撃。
そこへ、ケニーのエクリプス2号が駆け付け、カラミティを剣で殴打。
ケニーは、出来もしないことをするな、出来ることだけをしろと忠告。
お姫様は、お前を助けるため、こいつを起動させちまったと通信し、
左腰部のビームサーベルを抜刀し、タツミ機を斬撃する軌道を取ります。
□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
第100話「負傷兵」
モンシア大尉のマリーネが、ネオ・デラーズのハイザックに組み付き、
投降を呼び掛けますが、ネオ・デラーズ側の僚機が加勢に現れます。
その機体を、ベイト大尉とアデル少尉のクゥエルが撃破します。
ハイザックのパイロットは、逃亡しますが、モンシア大尉は、仲間と合流。
当初の任務だった、ハイザックの奪還を終わらせ、アル・ギザに帰還します。
ファルは、ネオ・デラーズに保護され、艦橋に案内されます。
ファルは、そこで、父親ジュウゾウの忠臣、ギスケル大尉に再会します。
彼は、ジュウゾウの特命を受け、地球に降りていたとのことです。
その特命とは、ファルの兄、カイト・レゥ・アマトの捜索でした。
一応、カイトは、地球降下作戦で戦死したとの通知が来ていましたが、
ジュウゾウは、それを信じず、と言うよりも信じたくなかった……。
ア・バオア・クー戦で自身も重傷を負い、病床にあり、特命を発したと。
この艦は、ジュウゾウの座乗艦だった、カイエンという艦名だそうです。
また、ファルは、強襲機動型ゲルググRに付いてもギスケル大尉に訊くと、
大尉は、このコロニーにある独立戦争の遺産の封印を解きに来たと。
大尉は、カイトの捜索に付いても話します。記者を装い調査を続け、
3年近く過ぎた0083年の半ば頃、ボランティア運営の施設病院で発見。
3年前の戦闘で瀕死の傷を追いながらも、何とか生きていましたが、
重度の記憶障害が残り、自分の名前さえも思い出せない状態だったと。
で、残党の拠点に潜み、宇宙に上がる機会を探っていた間に、
デラーズ紛争が始まり、演説を見たカイトは、徐々に記憶を取り戻し。
ファルは、その話を聞き、件のゲルググRには、兄が?と察します。
□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
Report11「まどろみの追憶」
キッカは、次の取材場所に向かう飛行機の中で、一年戦争を追憶します。
ア・バオア・クー戦でのアムロが内火艇に合流する迄の一連の流れ。
西欧イギリス・ヒースロー空港に到着します。天気は晴れ。
ほぼ曇りの空港と聞きますが、実際どうなんでしょうか??
□ザ・ブルー・ディスティニー
STAGE 60 戦場に二人(後編)
フィリップ少尉は、ドミナンスの射撃で、ギャンの行動不能を狙いますが、
ジル少尉は、整備にも関わっていたため、彼の戦法を読んでいました。
また、ジル少尉は、通信を切り、フィリップ少尉との舌戦も避けます。
フィリップ少尉は、戦争はもうすぐ終わる、互いに戦う必要なんてない。
EXAMを巡る争いだったら、ユウとニムバスで決着を付ければいい。
スパイ故にジオンにも連邦にも生きる場所のないジル少尉は、
フィリップ少尉への罪滅ぼしに討たれることを望んでいると解します。
両機は、機体が接触する程に肉迫し、フィリップ少尉のドミニオンは、
クロスカウンターのようにギャンのランスの剣撃を逸らし、右腕を斬断。
そのままギャンに組み付き、接触回線で、ジル少尉に呼び掛けます。
フィリップ少尉は、これでジオンのお前は死んだとしますが、
ジル少尉は、機体の融合炉を暴走させ、初めて逢った日のことを語ります。
そして、フィリップ少尉に別れを告げ、ギャンを自壊させます。
病床にあったトリスタン少尉は、医務室を抜け出し、戦場を欲します。
ビットリオ曹長に火傷の痛みを抑える注射を受けるのですが、
大量に使用すれば、神経系に副作用があるとのことで、
トリスタン少尉は、未来は、ニムバス大尉にだけあればいいとし、
狂気に染まるトリスタン少尉は、さらなる力を求め、
この研究所で、実験中止になった機体に搭乗し、出撃を試みます。
□機動戦史ガンダム武頼
第弐拾漆話
虚のイカルガは、刀身に映った素顔を見て、記憶が甦ります。
満身創痍の龍侍は、炎心への復讐を誓う、アマツレイと対峙します。
アマツレイは、ただ殺したのでは芸がないと、左手の義手を翳します。
そして、俺が打ち直してやろうと、龍侍の額に義手を当てます。
「己の過去を全て失ったお前は、虚ろな刃となり、
恐怖と屈辱の中を生きるのだ。そして、憎悪しろ。
お前の全てを奪うもの、頑駄無を」とアマツレイは、呪詛を唱えます。
愕然とする龍侍に、千夜が兄上と声を掛けます。
彼女の声を聞き、自分は今まで何をやっていたのかと自責の念に囚われ、
千夜の待ってと言う声を振り切り、迦楼羅に搭乗し、その場を去ります。
千里は、落ち込む千夜に檄を飛ばし、生きているなら龍侍に聞けば良い。
虎徹の生まれが何であろうと関係なく、千夜の刃として戦っている。
天炉の過去は、後ろに置き、立って為すべきことを為せと奮い立たせます。
千夜は、やや冷静を取り戻し、後始末の手配を指揮します。
千里は、伝手があるとし、虎徹を宇栄多藩に運ぶことになります。
宇栄多藩で、黒星は、炎心から口止めされていた過去の件を話します。
武頼の鎧一式を外し、整備を行おうとしていましたが、
少し目を離した内に、鱗状の物質が武頼を覆い尽くしていました。
錫乃は、蛹のようだと評します。鉄正たちも顔を見せます。
鉄正によると、錫乃たちが尽華流藩を出た後、格納庫の扉が開き、
その奥に旧時代の鍛冶場があり、古い文字で設計図らしきモノがあったと。
必死に解読した所、武頼が送信主で、急ぎ鎧を造れとのことでした。
で、ある程度形になったモノを持ち込み、ここで仕上げるそうな。
祠杜岡藩での最終決戦までの1ヶ月、武頼の改修に取り掛かることに。
捕虜になったサフィラ中尉は、ナナイからの尋問を受けます。
ミネバを泳がせ、シャアの所在を突き止めるのが目的でしたが、
実際は、ミネバを移送していたのは、リュース少佐だった。
この事実を前に、連邦はどう動くのかとナナイは、訊ねます。
サフィラ中尉は、ティターンズの残党にアイデアを渡し、
サイコプレートを造らせた謎の人物、エンキドゥに言及します。
ENKIDUは、DEIKUNのアナグラム、父の名を継ぐ意思表示と推察。
総ては、あなたたちが小細工が引き起こしたことだと断じます。
ただ、その小細工に引っ掛かり、後押しをした自分も同罪だとします。
ギュネイ准尉は、ユッタに、アゴス少尉のことを訊ねます。
尋問ではなく、個人的に知りたいだけだと前置きします。
ギュネイ准尉は、アゴス少尉の調整や特別任務の内容を話すと、
ユッタは、ギュネイ准尉に友だちなの?と訊ねます。
ギュネイ准尉は、ライバルと言えば聞こえは良いが、蹴落とす相手だと。
特別任務も自分がやりたかった、あいつは一足先に少尉に任官された。
後任の募集が掛かるかも知れないから、奴の生死が知りたいと話します。
ユッタは、この言葉に激昂し、アゴス少尉がされたことは、
人が人でなくなってしまうことだとし、
そうまでして手に入れなきゃならないものなんてと言い掛けた所で、
ギュネイ准尉は、言葉を遮り、お前は、どこの楽園から来たんだ!?
ここは、人でなしでなきゃ生き残れない世界なんだ怒りをぶつけます。
首を絞められたユッタは、膝蹴りで反撃し、椅子を投げ付け、脱走。
ユッタの脱走は直ぐに伝わり、施設内は警備が厳になります。
シャア大佐は、ミネバの部屋を訪ね、真贋を訊ねるような質問を。
わたしにバイオリンを聞かせて下さった、何という曲でしたか……。
ユッタは、格納庫で、サイコバウを見付け、サイコプレートを介し、
ムーンとリンクし、ミネバの居場所を探ろうとします。
サフィラ中尉は、その気配を感じ、ミネバもユッタを感じ取ります。
ミネバは、シャア大佐の言葉巧みな懐柔を姑息だと一蹴し、
あの時の曲を、なんなら弾いてみせようか?とシャア大佐を見据えます。
□機動戦士ガンダムF91 プリクエル
第23話「マハラジャの友情」
U.C.0123年3月13日 フロンティアIV──
リィズは、18日に花丸を付け、母親が帰って来る日を指折り数えます。
シーブックは、15日から開催される学祭で、模擬店とは別件で忙殺。
そこへ、アーサーから連絡があり、シシカバブの羊肉がないとのこと。
シーブックは、牛や豚で良くない?と言うのですが、サムが作った、
幟やフライヤーには、デカデカと羊の絵とマトンの文字がありました。
落ち込むアーサーを見て、シーブックも近くの店を探すことに。
結局、無駄足になり、遠方の店には、電話で訊ねることになります。
最後の最後に見付かり、ふたりは、リニアに乗り、地球側の港へ。
港近くの駅に着くと、シーブックの連絡で、サムとジョージも到着。
学校のOBというマイクズ・フレッシュ・ミートの店員と契約でき、
当日、商品を納めて貰うことになり、一安心。
その帰り、サムが昔の古いホラー映画で、6人の子どもが証明写真を撮る、
それが何か良くってさと、4人は、証明写真を撮ります……。
□機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
MATERIAL-Y130[MONSTERS]
アイシュワリヤが調査した結果、外部カメラのデータの送り先は、
エキドナと呼ばれるシステムで、得られた総てのデータが送られていると。
スコットは、試験機のデータを採っているような動きだとしますが、
アイシュワリヤは、それらのデータがあれば、監視対象を操っている
パイロットのバイタルデータを取得することも可能だと断言します。
で、エキドナは、何かしらを特定するよう作られているのではないかと。
アイシュワリヤは、エキドナに潜るか、出力信号を解析できないか尽力。
また、自分では判断できかねることもあるとして、会長を召喚します。
ただ、アイシュワリヤは、間に合わないかも知れないと呟きます。
エキドナが乗っているOSは、他とは違うようで、存在は知っていたが、
動いているのを見るのは初めてと、アイシュワリヤは言います。
そのOSは、Harmonyと言うモノで、ギレン暗殺計画では、
ジオニック系列のコード・ロジカル社製で、モバイル用OSとの解説。
79年代に15.5.0なので、15.1.0...を見ると、それ以前のver.のようです。
ヤザン大尉は、血路を開いてやると独り言ち、キマイラとセッション。
本機の貴様を品定めしてやると、シャア大佐機に挑み掛かります。
シャア大佐の方も、腑抜けた貴様に飽き飽きしていた所だと応じます。
ジョニ子は、ヤザン大尉が仕掛けることを感じ取り、自分の役目は、
シャア大佐機のファンネルを止めることだと、集中します。
ジョニーとユーマもヤザン大尉の意図を察し、その一瞬に賭けます。
ヤザン大尉機は、急激にシャア大佐機に接近し、増加装甲をパージし、
右手に持った海ヘビで、シャア大佐機の動きを封じます。
ジョニ子がファンネルを展開し、シャア大佐機側のファンネルを掣肘。
ジョニー機を、ユーマ機が身を呈し、シャア大佐機の射撃から庇い、
ジョニー機がビーム・ナギナタで、シャア大佐機に斬り掛かります。
□機動戦士ガンダム ヴァルプルギス
最終話:前編「Resonance III」
ファーヴニルのハイメガ砲がタイタニアIIに直撃しますが、
Iフィールドに弾かれてしまいます。
マシロは、出力の大半をIフィールドの生成に消費され、
2射目を警戒し、周囲に気が散っている今ならと再び斬り掛かります。
が、オーヴェロンは、手にしたビーム・サーベルを手放します。
シロッコの思念が現れ、力尽くで引き離しても、
書き換えられた心は元には戻らん。増幅された敵意に生涯呪われ、
苛まれるだけだとマシロに忠告します。
マシロは、その忠告を、人の必死さを嗤っていると否定します。
シロッコの思念は、マシロの言葉を聞き、言われても恥じはしないが、
大義を唱え、私情を否定し、私欲を捨てたつもりになっても、
たったひとりを失っただけで、激情に駆られた男だと自嘲します。
そして、彼女とオーヴェロンは、繋がっているのだろうと助言します。
マシロは、シロッコの思念に礼を言い、お前が本当に人の意思に、
応えるものなら、繋げ、俺たちの心をとオーヴェロンに呼び掛けます。
オーヴェロンは、増加装甲をパージし、タイタニアIIと力場が同調。
フィーは、それをグリプスの呪縛と否定しますが、マシロは、絆だと。
オーヴェロンがタイタニアIIに接触すると、黒色の何かしらが逆流。
ロクサーヌ少佐たちに元に、エゥーゴ艦隊とネモ・リメス部隊が増援に。
セラーナの元にも親衛隊が駆け付けますが、ガンダムは放置しろと。
また、ハマーン・カーンは死んだとも言い、撤退を命令します。
セイン大尉機は、推進剤が尽き掛ける中で、焦燥しますが、
ケミカルライトの光を発見し、漂流するフレドリカ艦長を回収。
ただ、セイン大尉機も推進剤が尽き、帰還は無理な様子。
そこへ、レント大尉のネモ・リメスが駆け付けます。
□機動戦士ガンダム バトルオペレーション Code Fairy
第10話 白黒(モノクロ)の黙示録(1)
左遷されたシャア少佐が、マッド・アングラー隊の指揮官に就任し、
大佐に昇格したことが報されます。11月初旬位のことでしょうか?
キリー少佐は、改めて連邦軍の白い悪魔の脅威を再認識します。
U.C.0079年1月──
キリー少佐もブリティッシュ作戦に参加していたようです。
しかし、コロニー落としの惨状や、部下の死を目の当たりにし、
敵を倒すことよりも、ひとりでも多くの仲間を帰還させることに拘泥。
で、女性のみの部隊が設立されることになり、指揮官に推薦されます。
MSを降りることに葛藤があったが、MSに乗らずにいるからこそ、
救える命もあると考え、ノイジー・フェアリーの指揮官に。
戻りまして。
キシリア少佐に要請していた物資が、キャリフォルニア基地に
HLVで届くとの連絡があります。アルマ用の新機体だそうです。
ですが、HLVが軌道を逸れ、連邦勢力圏の北米オーガスタ方面に落着。
ヘレナ曹長のイフリートが改修を終え、HLVの捜索に全員が出撃。
機密を連邦軍に渡す訳にはいかないため、回収が困難な場合は破壊。
落着したHLVは、簡単に見付かりますが、ホワイトライダーが彷徨き、
1機だけとアルマ少尉機が突出し、ブラックライダーの攻撃に晒されます。
ブラックライダーは、光学迷彩を起動させ、ヘレナ曹長機を圧倒。
因みに、ホワイトのパイロットは、ノア、ブラックは、アキンとのこと。
ノアは、ペイルライダー計画が最終段階に入り、捨て駒のように、
突然に実戦投入されたと、グレイヴに愚痴を零します。
アキンの方は、模擬戦ばっかりで、本物の敵と戦えると嬉しそう。
ノアは、それ程楽観的ではなく、勝敗に限らず、逃亡したとしても
結局は、用済みの自分たちが生かされることはないだろうとします。
そこへ、アルマ少尉機の射撃が、ホワイトの胸部を小破させます。
その瞬間、ノアの表情が一変します。
□機動戦士ガンダムF90 ファステスト・フォーミュラ
#35「そこに残った若さ取り出し」
サナリィもオールズモビルの襲撃に遭い、漸くフレームが完成したF91を
渡す訳にはいかないと、ジョブがF90の3号機に乗らんとしていましたが、
そこへ、ディル少尉を伴い、ハウゼリー議員が駆け付けます。
その地下では、カガチがボリノーク・サマーンを使い、メインフレームに
遅効性ウィルスの注入作業を行っていました。サイファーもまた。
ディル少尉は、戦闘用のAI「K.B.」が搭載されている白い3号機に搭乗。
何故セータの主題歌のタイトルがと思いましたが、このためですね。
3号機は、研究所内でのデータ収集・反映を主体とし、実戦は非想定。
共和国解放戦線が陽動している間に、NSPのキッチ大尉の小隊が潜行。
キッチ大尉のケンプファー、部下のふたりは、ゲルググタイプ。
で、F90と共に、ハウゼリー議員の存在を確認し、謀殺に向かいます。
部下は、コロニー開発を進め、スペースノイドの権利強化を唱える議員で、
我らの同志ではないかと上申しますが、キッチ大尉は、抵抗の象徴である
ガンダムを、ジオン潰しに使おうとする政治家が信じられるかと断じます。
ロナ家は、マハとガンダムを使い、地球圏を簒奪しようとしているとの
ライン・ドラグン閣下は仰ったとも言っていました。
次の瞬間、キッチ大尉の部下の14C型(リヤ機)が破壊されます。
避難中のナナは、誰かしら(ディル少尉と機体?)の怒りを感じ取ります。
ディル少尉のF90(R型のステルスアーマー+L型のロングライフル)は、
迎撃を受け持ち、ギデオン大尉たちに救助と消火を任せます。
また、ディル少尉は、目の前の敵ではないプレッシャーを感じ取ります。
F90の火砲は、K.B.の支援で、14型(ハインツ機)の回避を予測し、撃破。
キッチ大尉は、発砲の熱源を辿り、ディル少尉のF90に強襲を掛けます。
サイファーは、サナリィの技術がオープンソースになれば、
地球圏の技術革新が進むと、カガチに語りますが、本心ははぐらかし、
ただ、英雄の介添人とだけ自称します。
月刊モビルマシーン縮尺版 VOLUME 03
今号は、F7系のお話。F90は、F90Sの単なる量産型ではなく、耐弾性を
強化したコクピット、F91に繋がる背部、脚部のスラスター・ベーン、
腕部、腰部、脚部にF90同様のハードポイントが装備され、高出力だが、
整備に手間の掛かった脚部の双発ジェネレーターは、背部に移設されている。
疑似人格CPの支援なしで、F90と同等の火器管制能力を確保している。
S型のユニットを装着し、火力支援任務に特化。B型のユニットを装備し、
重爆撃機としての運用も可能にしている。
また、ヘビーガンと同様に主砲を廃し、近接格闘戦にも対応が可能な設計。
が、サナリィの思惑通り、F70が量産されることはなかった……。
次号は、その辺りについて語られるそうな。
U.C.0146年10月10日 ディナ・キム
□機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE
第14話「Reactor2」(後編)
ジョエルのカラミティは、左腕部のビームガントレットを発振させ、
ライジン装備の右翼部を斬断し、バランスを崩したエクリプスを鎚撃。
そこへ、ケニーのエクリプス2号が駆け付け、カラミティを剣で殴打。
ケニーは、出来もしないことをするな、出来ることだけをしろと忠告。
お姫様は、お前を助けるため、こいつを起動させちまったと通信し、
左腰部のビームサーベルを抜刀し、タツミ機を斬撃する軌道を取ります。
□機動戦士ガンダム0083 REBELLION
第100話「負傷兵」
モンシア大尉のマリーネが、ネオ・デラーズのハイザックに組み付き、
投降を呼び掛けますが、ネオ・デラーズ側の僚機が加勢に現れます。
その機体を、ベイト大尉とアデル少尉のクゥエルが撃破します。
ハイザックのパイロットは、逃亡しますが、モンシア大尉は、仲間と合流。
当初の任務だった、ハイザックの奪還を終わらせ、アル・ギザに帰還します。
ファルは、ネオ・デラーズに保護され、艦橋に案内されます。
ファルは、そこで、父親ジュウゾウの忠臣、ギスケル大尉に再会します。
彼は、ジュウゾウの特命を受け、地球に降りていたとのことです。
その特命とは、ファルの兄、カイト・レゥ・アマトの捜索でした。
一応、カイトは、地球降下作戦で戦死したとの通知が来ていましたが、
ジュウゾウは、それを信じず、と言うよりも信じたくなかった……。
ア・バオア・クー戦で自身も重傷を負い、病床にあり、特命を発したと。
この艦は、ジュウゾウの座乗艦だった、カイエンという艦名だそうです。
また、ファルは、強襲機動型ゲルググRに付いてもギスケル大尉に訊くと、
大尉は、このコロニーにある独立戦争の遺産の封印を解きに来たと。
大尉は、カイトの捜索に付いても話します。記者を装い調査を続け、
3年近く過ぎた0083年の半ば頃、ボランティア運営の施設病院で発見。
3年前の戦闘で瀕死の傷を追いながらも、何とか生きていましたが、
重度の記憶障害が残り、自分の名前さえも思い出せない状態だったと。
で、残党の拠点に潜み、宇宙に上がる機会を探っていた間に、
デラーズ紛争が始まり、演説を見たカイトは、徐々に記憶を取り戻し。
ファルは、その話を聞き、件のゲルググRには、兄が?と察します。
□機動戦士ガンダム ピューリッツァー ─アムロ・レイは極光の彼方へ─
Report11「まどろみの追憶」
キッカは、次の取材場所に向かう飛行機の中で、一年戦争を追憶します。
ア・バオア・クー戦でのアムロが内火艇に合流する迄の一連の流れ。
西欧イギリス・ヒースロー空港に到着します。天気は晴れ。
ほぼ曇りの空港と聞きますが、実際どうなんでしょうか??
□ザ・ブルー・ディスティニー
STAGE 60 戦場に二人(後編)
フィリップ少尉は、ドミナンスの射撃で、ギャンの行動不能を狙いますが、
ジル少尉は、整備にも関わっていたため、彼の戦法を読んでいました。
また、ジル少尉は、通信を切り、フィリップ少尉との舌戦も避けます。
フィリップ少尉は、戦争はもうすぐ終わる、互いに戦う必要なんてない。
EXAMを巡る争いだったら、ユウとニムバスで決着を付ければいい。
スパイ故にジオンにも連邦にも生きる場所のないジル少尉は、
フィリップ少尉への罪滅ぼしに討たれることを望んでいると解します。
両機は、機体が接触する程に肉迫し、フィリップ少尉のドミニオンは、
クロスカウンターのようにギャンのランスの剣撃を逸らし、右腕を斬断。
そのままギャンに組み付き、接触回線で、ジル少尉に呼び掛けます。
フィリップ少尉は、これでジオンのお前は死んだとしますが、
ジル少尉は、機体の融合炉を暴走させ、初めて逢った日のことを語ります。
そして、フィリップ少尉に別れを告げ、ギャンを自壊させます。
病床にあったトリスタン少尉は、医務室を抜け出し、戦場を欲します。
ビットリオ曹長に火傷の痛みを抑える注射を受けるのですが、
大量に使用すれば、神経系に副作用があるとのことで、
トリスタン少尉は、未来は、ニムバス大尉にだけあればいいとし、
狂気に染まるトリスタン少尉は、さらなる力を求め、
この研究所で、実験中止になった機体に搭乗し、出撃を試みます。
□機動戦史ガンダム武頼
第弐拾漆話
虚のイカルガは、刀身に映った素顔を見て、記憶が甦ります。
満身創痍の龍侍は、炎心への復讐を誓う、アマツレイと対峙します。
アマツレイは、ただ殺したのでは芸がないと、左手の義手を翳します。
そして、俺が打ち直してやろうと、龍侍の額に義手を当てます。
「己の過去を全て失ったお前は、虚ろな刃となり、
恐怖と屈辱の中を生きるのだ。そして、憎悪しろ。
お前の全てを奪うもの、頑駄無を」とアマツレイは、呪詛を唱えます。
愕然とする龍侍に、千夜が兄上と声を掛けます。
彼女の声を聞き、自分は今まで何をやっていたのかと自責の念に囚われ、
千夜の待ってと言う声を振り切り、迦楼羅に搭乗し、その場を去ります。
千里は、落ち込む千夜に檄を飛ばし、生きているなら龍侍に聞けば良い。
虎徹の生まれが何であろうと関係なく、千夜の刃として戦っている。
天炉の過去は、後ろに置き、立って為すべきことを為せと奮い立たせます。
千夜は、やや冷静を取り戻し、後始末の手配を指揮します。
千里は、伝手があるとし、虎徹を宇栄多藩に運ぶことになります。
宇栄多藩で、黒星は、炎心から口止めされていた過去の件を話します。
武頼の鎧一式を外し、整備を行おうとしていましたが、
少し目を離した内に、鱗状の物質が武頼を覆い尽くしていました。
錫乃は、蛹のようだと評します。鉄正たちも顔を見せます。
鉄正によると、錫乃たちが尽華流藩を出た後、格納庫の扉が開き、
その奥に旧時代の鍛冶場があり、古い文字で設計図らしきモノがあったと。
必死に解読した所、武頼が送信主で、急ぎ鎧を造れとのことでした。
で、ある程度形になったモノを持ち込み、ここで仕上げるそうな。
祠杜岡藩での最終決戦までの1ヶ月、武頼の改修に取り掛かることに。
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