週末、山中湖にキャンプにいってまいりました。
私、東京から富士山があんなに近いと思ってませんでした。高速で1時間ちょいちょい。子どもたちが飽きてくる前に着いた印象です。
しかし富士山、近くで見るとやっぱり圧巻でした。お天気が良ければ家の近くからも見えるのですが、近い!でかい!その存在感ったらありません。
古今東西、愛されてきたのがよく分かる気がするなあ。
まずは山中湖畔で白鳥に餌やり。ボテマメ大盛り上がり。これで帰るぞっつっても良いくらい満喫。
続いて山中湖のKABAという、水陸両用の観光バスに乗る。湖上から見る富士山がまたよし。案内係のお姉さんの出すクイズに、ビシバシ正解しまくるボテに、後ろに座っていた大学生グループから拍手喝采。照れながら誇らしげなボテ。
ところで白鳥の写真を撮ったのはオットさんですが、オットさん、ここのところお仕事忙しく、出発前もやや体調が思わしくなかった。正確に言うと、ちょっと熱があったのです。
当日キャンセルも考えたのですが、
このくらいなら下がるだろう。大丈夫っぽい。との自己申告により出発。
一応無事に現地に着いたものの、白鳥の餌やり途中に言うことには。
「ワシちょっと車に戻るわ‥」
果たしてその時38度ちょい。
それはもうイカンだろうと運転も交代。予約をしていた、昼食を食べたあとのKABAの間もオットさんは一人車で寝て待ち、私達が戻ってみたらばなんと熱は39度4分!!
あかんぞこれは!あかんやつやきっと!
そうです、インフルエンザを疑ったのです。もう帰ろうと今度こそ思ったのですが、とにかく早く横になって寝たいというオットさんに、とりあえずチェックイン。
テントサイトじゃなくて、ログキャビンにしておいて良かった‥。
今回お世話になったのはこちら。
→PICA山中湖ビレッジ
ハンモック付きキャビンです。外は雪もけっこう残っていたので、子どもら2人は歓声をあげて早速雪遊び。
2人にはオットさんの熱は黙っていたので、多少は不思議に思っていたでしょうが、隣のキャビンのちびっこ達とあっという間に仲良くなって、基地や雪だるまを作ったりして遊んでおりました。
急いで延べた床でオットさん、うなりながら寝ています。困った。
連れて帰った方が良いかしら。
今は動かさない方が良いかしら。
しばらくして目覚めたオットさん。
子どもたちの楽しそうな声を聞き「可哀想だし、大丈夫だから、今日は泊まろう。熱も少しは下がった気がする」
そ、そうか。ほんとかな。
実際、少しずつ熱は下がってきていました。インフルじゃなかったのか?
しかしそうなると、もう一つ困ったことが。
食材はつんできてありますが、煮炊きのためには火をつけなければいけません。キャビンにコンロはないし、今日のメインはダッチオーブン料理の予定。
オット、間違いなくインドア派なのですが、火のお世話が抜群に上手いのです。今までも、他のご家族が四苦八苦してモウモウと煙ばっかりあげている中で、ウチだけパチパチめっちゃ燃えてるよ、ってことが幾度かありました。初めてそれを見た時は、あまりの意外さにかなりびっくりした(ゴメンねオットさん(笑))。
あれを一人でやらねばならぬ。
まあ何とかなったんですが。
時間はかかりましたが、でかい焚火台をかりていたおかげで、子どもたちが手伝ってくれやすかったかも。アレはいい。自分ちで買うにはデカすぎるけど。
鍋から湯気があがるころ、オットさんも起きてきました。子どもたち以上に楽しみにしていたのに可哀想でしたが、少しは元気も出たみたいで、食事もできた。良かった良かった。
親2人的には波乱万丈でしたが、子どもたちは親から離れて林の中や雪でお友達とたんまり遊んで、本当に楽しかったよう。
翌朝も朝早くから、寒い中を飛び出して、昨日のお友達たちとかまくらを作って楽しそう。
帰り際には雪混じりの雨が降り出しましたが、ちっともキャビンに帰ってこず、親同士は飽きれながら待ちぼうけする始末(笑)
オットさんの熱もすっかり下がって、何だったんでしょうねー。よりによって、この日じゃなくて良いのにね。
何だか長くなったけど、楽しく、大変な富士山キャンプでした。今度は元気な時にまたリベンジしようね、オットさん。
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