翌日の朝。目覚めてカーテンを開けると、港の防波堤の向こうの海に白い筋が見えます。
あれ?
あれはもしかしてもしかしたら「流氷」?
流氷といえば、海を一面埋め尽くした雪原のような写真しか見たことがありません。
スーッと刷毛で塗ったような白い一筋。
起きてきた家族みんなで大騒ぎ。
でも見たことないものの悲しさで、いやでも今年はもういなくなったって聞いたし、違うんじゃない?なんかちょっと海面が凍ってるだけじゃない?よし、じゃああれを俺たちの流氷ということにしよう。などとくだらないことを言いつつ、朝食を食べに食堂に降りて、我慢できなくて、スタッフの方にきいてみた。
「あれって流氷なんですか?」
流氷でした!
昨日夕方からの寒波と、陸に向かって吹く風のおかげで、見えないくらい沖合まで去っていた氷が戻ってきたらしい。色々な人が声をそろえて「こんなこと、滅多にないんですけど。運がよかったですねー!」
良かったほんとに!
もう見られないと思っていただけに、感動も倍増です。
食後に部屋に戻ると、なんか増えてない…?太くなってない…?気のせい?
さて3日目の今日は、もともとの予定では流氷ウォークの翌日の日。
こちらの「知床のガイド屋さんpikki」さんで半日スノーシューツアーを予約しておりました。
しかし、流氷が行っちゃったため、前日に流氷ウォークの振替でスノーシューをやってしまっていた。前日の様子をお伝えして、ちょっと違う感じでできませんか?と、無理なお願いを。
雪遊びソリ遊びをさせてもらったり、バードウォッチングしたりしながら、昨日とは違うコースをたどり、お昼までの半日を楽しく過ごしました。
こんなのも見つけました。エゾハルゼミというセミの抜け殻。
雪の中で見ると不思議な感じねー。
これはヒグマの爪の跡だって!
ひー!思っていたよりずっと高いところまで跡がある…。
これでボルトよりも走るのも早いっていうんだから、逃げるの無理ですね。無理。
こちらはフレペの滝。
氷瀑の凄まじき造形。
このあたりにも鹿ちゃんたくさんいました。
お天気が良かったので、青空と海と雪原のコントラストが綺麗。
どうして青いんだろう。光の中の青い色調が散乱しやすいからとかいうけど、どうして青だけなんだろう。不思議です。きれい。
帰りにはホテルではなく、気になっていたラーメン屋さん「波飛沫」でおろして頂いてお昼。
いやーうまい。寒かったから余計にしあわせ。
ラーメン屋さんの駐車場から見る海と流氷。
朝より増えてるよね。増えてる。
写真だと単なる雪原に見えるけど、動くんですよこれが。波の動きで動く。
それがもう、なんとも不思議な光景でした。
午後はなんの予定も入れていなかったので、スノーシューの時のスキーウェアのまま、流氷を観察の散歩にでかけました。
まずはホテル裏の漁港へ。
近くまで行ってみる。
氷、でかい。
波のうねりに合わせて、氷の原が動く。
塊と塊がぶつかり合って、きしむ音がする。
ホテルの近くにある、オロンコ岩とよばれる、大きな大きな岩のてっぺんまで登ってみました。
おそろしく急な階段(あとでガイドブック見たら170段もあるらしい。かなりキツイし怖い)をのぼると。
写真には写らない。写らないな。
こんなじゃなかった。もっと、こんなじゃなかった。
語彙が貧困でなんて言ったらいいかわからない。
来て本当に良かった。この景色を見ることができて本当に良かったと思いました。
知床の人は、こうやってだんだん近付いて広くなっていく氷原をみて、その先の春の訪れを思うんだなあ。
ホテルに戻って部屋から見ると、流氷は港をうめてしまって、更に先まで続いていました。
夕食のことを、マルスコイの時の話しか書いていないことに気付いたけど、ホテルでのバイキングも、朝も夜もとてもおいしかった。
よくバイキングにあるようなありきたりなものではなく、少し凝ったもの、そしてできるだけ土地のものをという配慮が感じられたりして。
鹿肉の燻製やアイヌネギ(行者ニンニク)なんてものも。そして何より鮭!(斜里は鮭の漁獲高が十数年連続で日本一なんだそうです)。あっぺメシとか美味しかった…。毎日食べ過ぎて大変でした。
この日の晩は、連泊最終日だったこともあったのか、料理長のサービスとかで、バイキングには無い蟹の茶わん蒸しを頂きました。美味しかったです。ご馳走様でした。
留寿都行った時も思ったけど。
北海道ってさ。どこにいっても太るよね。美味しいんだもん。
あれ?
あれはもしかしてもしかしたら「流氷」?
流氷といえば、海を一面埋め尽くした雪原のような写真しか見たことがありません。
スーッと刷毛で塗ったような白い一筋。
起きてきた家族みんなで大騒ぎ。
でも見たことないものの悲しさで、いやでも今年はもういなくなったって聞いたし、違うんじゃない?なんかちょっと海面が凍ってるだけじゃない?よし、じゃああれを俺たちの流氷ということにしよう。などとくだらないことを言いつつ、朝食を食べに食堂に降りて、我慢できなくて、スタッフの方にきいてみた。
「あれって流氷なんですか?」
流氷でした!
昨日夕方からの寒波と、陸に向かって吹く風のおかげで、見えないくらい沖合まで去っていた氷が戻ってきたらしい。色々な人が声をそろえて「こんなこと、滅多にないんですけど。運がよかったですねー!」
良かったほんとに!
もう見られないと思っていただけに、感動も倍増です。
食後に部屋に戻ると、なんか増えてない…?太くなってない…?気のせい?
さて3日目の今日は、もともとの予定では流氷ウォークの翌日の日。
こちらの「知床のガイド屋さんpikki」さんで半日スノーシューツアーを予約しておりました。
しかし、流氷が行っちゃったため、前日に流氷ウォークの振替でスノーシューをやってしまっていた。前日の様子をお伝えして、ちょっと違う感じでできませんか?と、無理なお願いを。
雪遊びソリ遊びをさせてもらったり、バードウォッチングしたりしながら、昨日とは違うコースをたどり、お昼までの半日を楽しく過ごしました。
こんなのも見つけました。エゾハルゼミというセミの抜け殻。
雪の中で見ると不思議な感じねー。
これはヒグマの爪の跡だって!
ひー!思っていたよりずっと高いところまで跡がある…。
これでボルトよりも走るのも早いっていうんだから、逃げるの無理ですね。無理。
こちらはフレペの滝。
氷瀑の凄まじき造形。
このあたりにも鹿ちゃんたくさんいました。
お天気が良かったので、青空と海と雪原のコントラストが綺麗。
どうして青いんだろう。光の中の青い色調が散乱しやすいからとかいうけど、どうして青だけなんだろう。不思議です。きれい。
帰りにはホテルではなく、気になっていたラーメン屋さん「波飛沫」でおろして頂いてお昼。
いやーうまい。寒かったから余計にしあわせ。
ラーメン屋さんの駐車場から見る海と流氷。
朝より増えてるよね。増えてる。
写真だと単なる雪原に見えるけど、動くんですよこれが。波の動きで動く。
それがもう、なんとも不思議な光景でした。
午後はなんの予定も入れていなかったので、スノーシューの時のスキーウェアのまま、流氷を観察の散歩にでかけました。
まずはホテル裏の漁港へ。
近くまで行ってみる。
氷、でかい。
波のうねりに合わせて、氷の原が動く。
塊と塊がぶつかり合って、きしむ音がする。
ホテルの近くにある、オロンコ岩とよばれる、大きな大きな岩のてっぺんまで登ってみました。
おそろしく急な階段(あとでガイドブック見たら170段もあるらしい。かなりキツイし怖い)をのぼると。
写真には写らない。写らないな。
こんなじゃなかった。もっと、こんなじゃなかった。
語彙が貧困でなんて言ったらいいかわからない。
来て本当に良かった。この景色を見ることができて本当に良かったと思いました。
知床の人は、こうやってだんだん近付いて広くなっていく氷原をみて、その先の春の訪れを思うんだなあ。
ホテルに戻って部屋から見ると、流氷は港をうめてしまって、更に先まで続いていました。
夕食のことを、マルスコイの時の話しか書いていないことに気付いたけど、ホテルでのバイキングも、朝も夜もとてもおいしかった。
よくバイキングにあるようなありきたりなものではなく、少し凝ったもの、そしてできるだけ土地のものをという配慮が感じられたりして。
鹿肉の燻製やアイヌネギ(行者ニンニク)なんてものも。そして何より鮭!(斜里は鮭の漁獲高が十数年連続で日本一なんだそうです)。あっぺメシとか美味しかった…。毎日食べ過ぎて大変でした。
この日の晩は、連泊最終日だったこともあったのか、料理長のサービスとかで、バイキングには無い蟹の茶わん蒸しを頂きました。美味しかったです。ご馳走様でした。
留寿都行った時も思ったけど。
北海道ってさ。どこにいっても太るよね。美味しいんだもん。
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