月曜、目的のレッスンがスタートした。前回来た時に、カサ・デ・ラ・メモリアで観たフェリペ・マトが気になって、いつか習ってみたいと思っていた。そう、元々ビエナルの事は考えてなくて、スペインへ行こう!誰に習おう?あ、フェリペ・マトのクルソがあるんや!!あ、ビエナル期間にかかってる!やったぁー!という感じで決めたのである。
彼が教えているスタジオは、タジェール・フラメンコという、スペイン語その他のレッスンもされている総合的な教室が経営していて、ずっと前からあるようなのだが、私は初めて。ピソもこちらでお願いしたら、スタジオまで1分!こんなん初めて!レッスン着で行くことにした。
予約していたLevelのクラスは、申込者が私1人だったので違うクラスに入ることになった。
まずは、別の先生によるテクニカ90分。あらかじめ聞いていた先生と違うんですけど???・・・ま、いいか。今まで習った事が無いスタイル。内容は超ベーシック。そのままレッスンに取り入れられるテクニカばかりで勉強になる。こうして、この土地で習える幸せを噛み締めた。しっかりやろう
続いて、楽しみにしていたフェリペ・マト。思っていたより小柄で若い兄ちゃんだった。ピソのセニョーラが、「フェリペは踊り手としても素晴らしいけど、先生としても優れているのよ。」って。
最初はアレグリアスを唄ってくれて、私達にパルマを叩かせた。メトロノームみたいにバチバチ叩いたらダメ、もっとスアベ(柔らかく)に、と言われた。あ、そーか何年やっていても、ハッ!と気付かされる事がある。
私を含めても4人しかいないので、一人一人を細かく見てくれる。そして私に言ってくれた事、あー、それなんだよ、貴方に習いたかった事ー!と思った。
オハイオ州の女の子とニューヨークの女の子と、個性的なマダム、そして日本人の私。
すっごく上手なスペイン人がギューギュー詰めかけている人気のクラスも刺激的だが、それだと、自分から気付く事しか学べないから、こういうのもイイなぁ。
夜は、イサベル・バジョンの公演へ。マエストランサ劇場にリベンジ!である
大通りに出るのをやめて、セントロを徒歩でズンズン突っきったら、50分近くかかった
レッスン後の脚には堪えたが、バス待ちストレス無し。
公演は、奇才イスラエル・ガルバンが監修したもので、かなりシュールな喜劇。イサベル・バジョンは、イメージを崩すようなノリノリの演技で頑張ってた。言葉がわからなくて笑えない所が沢山あったけど、面白くて、ずいぶん奇妙な作品だった。
帰りは勿論バスに乗った。ところが油断してた!絶対曲がると思ってた所で曲がらず、どんどん市内から遠ざかっていく。どうしよう、ここで降りたら引き返すバスが捕まえられるのだろうか?と迷っているうちに、取り返しがつかないほど遠くに来てしまった。疲れは判断力を鈍らせるんやな。
運転手さんに救いを求め、結局終点まで行ってしまい、「大丈夫。10分休憩するけど、また引き返すから。」と励まされた。道中 何度か気にかけて声をかけてくれ(運転しながら、思い切り振り向くのヤメテ〜)、降りる場所がきたら合図してくれた。
12時だが人通りはある。あぁ、運転手さん有難う。教えてくれた方向に駆け出しながら振り向いたら、走り出すバスから大きく手を振ってくれているのが見えた。優しいなー、この土地の人は、みんな。
彼が教えているスタジオは、タジェール・フラメンコという、スペイン語その他のレッスンもされている総合的な教室が経営していて、ずっと前からあるようなのだが、私は初めて。ピソもこちらでお願いしたら、スタジオまで1分!こんなん初めて!レッスン着で行くことにした。
予約していたLevelのクラスは、申込者が私1人だったので違うクラスに入ることになった。
まずは、別の先生によるテクニカ90分。あらかじめ聞いていた先生と違うんですけど???・・・ま、いいか。今まで習った事が無いスタイル。内容は超ベーシック。そのままレッスンに取り入れられるテクニカばかりで勉強になる。こうして、この土地で習える幸せを噛み締めた。しっかりやろう
続いて、楽しみにしていたフェリペ・マト。思っていたより小柄で若い兄ちゃんだった。ピソのセニョーラが、「フェリペは踊り手としても素晴らしいけど、先生としても優れているのよ。」って。
最初はアレグリアスを唄ってくれて、私達にパルマを叩かせた。メトロノームみたいにバチバチ叩いたらダメ、もっとスアベ(柔らかく)に、と言われた。あ、そーか何年やっていても、ハッ!と気付かされる事がある。
私を含めても4人しかいないので、一人一人を細かく見てくれる。そして私に言ってくれた事、あー、それなんだよ、貴方に習いたかった事ー!と思った。
オハイオ州の女の子とニューヨークの女の子と、個性的なマダム、そして日本人の私。
すっごく上手なスペイン人がギューギュー詰めかけている人気のクラスも刺激的だが、それだと、自分から気付く事しか学べないから、こういうのもイイなぁ。
夜は、イサベル・バジョンの公演へ。マエストランサ劇場にリベンジ!である
大通りに出るのをやめて、セントロを徒歩でズンズン突っきったら、50分近くかかった
レッスン後の脚には堪えたが、バス待ちストレス無し。
公演は、奇才イスラエル・ガルバンが監修したもので、かなりシュールな喜劇。イサベル・バジョンは、イメージを崩すようなノリノリの演技で頑張ってた。言葉がわからなくて笑えない所が沢山あったけど、面白くて、ずいぶん奇妙な作品だった。
帰りは勿論バスに乗った。ところが油断してた!絶対曲がると思ってた所で曲がらず、どんどん市内から遠ざかっていく。どうしよう、ここで降りたら引き返すバスが捕まえられるのだろうか?と迷っているうちに、取り返しがつかないほど遠くに来てしまった。疲れは判断力を鈍らせるんやな。
運転手さんに救いを求め、結局終点まで行ってしまい、「大丈夫。10分休憩するけど、また引き返すから。」と励まされた。道中 何度か気にかけて声をかけてくれ(運転しながら、思い切り振り向くのヤメテ〜)、降りる場所がきたら合図してくれた。
12時だが人通りはある。あぁ、運転手さん有難う。教えてくれた方向に駆け出しながら振り向いたら、走り出すバスから大きく手を振ってくれているのが見えた。優しいなー、この土地の人は、みんな。