フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

セビージャ2日目日曜日

2016-09-26 | スペイン2016
日曜日、お昼にビエナル主催の無料の催し物がある。会場となるサンタ・クララの場所を調べてみたら、滞在先から近そう!歩いていける
突き当たりがサンタ・クララ。



写真展をぶらぶらして待つ。

いよいよ始まった!

初めて生で観るオルガ・ペルセは、ヌーディーなコスチュームに、爬虫類?的な動きで壁に張り付き、子供もビックリ。

観客の反応を巧く捉えて、即興的な動きに繋げているようだ。コケティッシュな魅力。
壁の光と影も、舞台装置に思えて、つくづくアートだなぁ。


オルガ・ペルセ、身体能力の高さと優れた感性の持ち主の上に、手を抜かない体当たりのパフォーマンス。
ここでのショーが終わり、アナウンスがあって観客がゾロゾロ移動を始めた。え?終わりじゃないの?
なんと裏手に特設舞台が設けられていた。
床面全体を覆うバタ・デ・コーラ。その履き口は、登場したカンタオーラに繋がっていた!

最前列にクラウディア・クルスが観に来ているのを発見!
ひとしきりカンテが終わると、目の前をコーラが空に引き上げられ、なんと日を遮るテント代わり。
再びオルガ・ペルセ登場。さっき水中で暴れたのに、まだ踊ってくれるなんて

間近で しかと堪能した。(爬虫類で終わらなくて良かったわぁ)いやはや、一流の舞台を無料で楽しめた。ビエナルあっぱれ。
帰り口に向かった時、ペペ・アビチュエラと遭遇!(iphoneを向けて、いいか?とジェスチャーしたら頷いてくれたのでパチリ!)

今晩11時から、ここで彼の演奏がある。ピソから近い事がわかったし、行きたいな。チケットまだあるかなぁ?・・・でも明日からレッスン始まるし、無理しない方がいいかも・・・。今晩は20:30〜のカナーレスのチケットを買っている。それが終わった時の気分と状況で決めることにしよう。
道順と景色を頭に叩き込みながら帰路につく。日曜のアラメダ公園は大賑わい。

ピソに着くと、日本人の彼がギターを練習しているのが聴こえてきた。彼は長く居るようで、食事もセニョーラに作ってもらっているようだ。こうしてこの土地の生活に溶け込んで、また1人、日本で活躍するギタリストが育っていくのだな


お昼ご飯に、早くもお米登場。キッチンを気兼ねなく使える時間が限られているので、いつもこんな感じになりそう。
ひと休みして、夜はロペ・デ・ベガ劇場だ。今度は余裕を持って出発するぞ〜。


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ファルキート公演、涙涙の遅刻の巻

2016-09-25 | スペイン2016
滞在先から、公演のあるマエストランサ劇場は遠かった。そこでバスで向かう事にしたのだが、いま思えばもう少し下調べして早くに出れば良かったのだ。
夕方、セニョーラがカルメン・アマジャの映画を観ていたのに興味が湧き、少しご一緒して まったり過ごした。開演1時間前にピソを出て、バス停がある大通りを目指し、劇場まで行くであろうバスを待つこと、まさかの30分経過 どれだけ歩いて会場に向かおうかと迷ったことかっ!でも私より早く待っている人もいて、だんだん人数が膨らんできて、いま歩いて行ったら入れ違いでバスが来ちゃうんじゃないかと思って、辛抱強く待った。それなのに、ようやく来たバスは、まさかの超満員で誰一人乗れなかった。(みんなファルキートに行くのか?!)この時点で既に20時を過ぎていた。タクシーを呼び留める人もいたけど、殆どの人が溜息と共に辛抱強く待ち続けた。判断に迷ったが、バスカードがあるし、きっとすぐに来る!と信じて運に任せた。
公演開始時間の20:30が過ぎ、絶望的な気分になった。20:40頃、2台続けてきたバス(!)にようやく乗り込んだ。この時点でマエストランサ劇場に一番近いバス停がわからなくて、乗り合わせた人に聞くと、バス停名はわからないけど近くに来たら教えるわ!と親切。良かったぁ・・・そして、とても歩いて行ける距離ではなかったと気付き、ホッとしたような微妙な気持ち。
その人が降りる直前に、もうじきマエストランサ闘牛場が見えるから、そこで降りて道なりに歩いて行くのよ!と教えてくれた。でも、私の頭の中の位置関係では、闘牛場と劇場は少し離れていて、バス停はもう一つ先かもしれない気がしたので、こりゃもう運転手さんの横に張り付いて確認するしかない!と、ゴソゴソ移動。すると、チケット用紙を握りしめた女の子が先に、運転手さんに質問していた。良かったー、ついていこう闘牛場前に来たところで女の子が降りるのか?と聞いたら、次だよ、って。
劇場に駆け込んだのは、涙涙の21時過ぎ。
ショックで気持ちが騒ついたままで、楽しみにしていた舞台に集中できるまで少し時間を要した。
公演は、期待を遥かに超えた、夢のような時間を与えてくれた。本当に夢のような、めくるめく展開。彼らのフラメンコが、前より好きになった。(失敗話が長く、公演の感想が短くてすみません。なんと言葉にしてよいものか、書き出すと長くなりそうで)
帰りはあっさりバスに乗れ、iphoneの地図のGPS機能が恐ろしく役に立つ事に気付き(←Wi-Fi繋がってなくても見れるんやぁ 知るの遅い?)ピソの近くまで来たところで降りた。
セニョーラが「その路線のバスはいつも遅れるのよ」って
土曜夜、日本を出てからようやくゆっくり眠れる時がきた。



バスのカード。カード代が1.5Euroで、7Euroチャージして10Euro分乗れる。

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セビージャ到着

2016-09-24 | スペイン2016
午前中にセビージャの滞在先に着いた。

二人部屋を広々と使わせてもらえる。今日から2週間よろしくね
土曜なので、今のうちに買い出しに行っておかねばー(日曜は殆どが定休日)
あたふたと飛び出て、来る時に見つけたスーパーへ。うーむ・・・キッチンの様子がよくわからないから、イメージが湧いてこない。飲料類などを買ってピソへ引き返した。ちょうど女主人が料理中だったので、コンロの使い方や冷蔵庫のことなどを教えてもらう。(とても優しくてお茶目なセニョーラ!)感じが掴めたところで第2弾に繰り出した。どこに何の店があるのか知らなくとも、ピソから数十メートル以内で用事は済んでしまった・・・なんて便利な場所なんだー!バスのカードまでゲット出来た。これで今晩の劇場への移動はバッチリね。(←これが、とんでもない事態になるとはこの時は予想もせず)
ピソは私以外に、日本人の若い男性と、外国の女の子が住んでいる模様。まだサロンに腰をおろす勇気がなく、自分の段取りで精一杯。
キッチンが空いているのを見計らってササーッと調理。

無国籍な感じの謎の一品が出来たぁ。焼きそば風味。胃が落ち着いた所で一休み。このまま寝てしまいたいほど疲れているが、今晩はファルキートよ!がんばれ私ー!
シャワーを浴びて出掛ける準備・・・といっても開演の20:30まで、まだまだ余裕の時間。それなのに、まさかの大遅刻になるとはっあぁ何という哀しい失敗!

とりあえず疲れピークの為、今日はもう寝る(公演は素晴らしかった!!途中からだったけど


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マドリッドに到着

2016-09-23 | スペイン2016
無事にマドリッドに到着し、空港近くのホテルに収まった。


モダンなお部屋。スーツケースが楽々広げられて良い!
。イビス マドリッド アエロプエルト バラハス ホテル。空港から乗り合い送迎バスで5分ほど。金曜泊で51.30ユーロ。
エレベーターは、ルームキーで始動。なるほど!宿泊客しか上がれない仕組み。そして、自分の部屋の階にしか停まらない。何故わかったかというと、1階のレストランに下りようとして、1を押したら無反応。そう、スペインでは一階は0階なのだった。階段も無くて、(あるようなのだがドアで閉じられている)セキュリティしっかりしている。

オリーブを食べて、あぁこれこれ、この味!翌日にはカチカチになってしまいそうなパンも、あぁこれこれ、これでなくっちゃ!と思う。(梅干しとお味噌汁持ってきているくせに)

軽いものを、と思ってハンバーガーを頼んだらこのボリューム!付け合わせを、サラダかポテトか選べた。ポテトにしてたら、どうなっていた事か。
サラダには、日本のようにドレッシングがかかっていない。オリーブオイルとビネガーと塩などを、自分でかける仕組みだ。
あぁ!やって来たのねスペインに。
明日の朝は、飛行機でセビージャに移動だ。

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関空にて

2016-09-23 | スペイン2016
スーツケースに荷物が収まらなくて、あーでもない、こーでもない、と深夜まで格闘。前回(3年半前の事)は片面ガラ空きの、男前すぎるスーツケースだったのに、何故?!・・・あの時は食事、洗濯付きのホームステイだったからだと気付く。今回はお米など少々、季節の変わり目対策の衣類、ビエナルの公演が催される劇場にジーパンってわけにいかないから、カジュアルすぎない服・・・あ、靴も要るやんーって具合に隙間が埋まっていく。
ともかくバタバタとやって来て、すんごく早く着いて、あー、辞書忘れたぁガーン。
チェックイン時に「ビジネスクラスに変更しませんか?今なら7万円でアップグレードできますよ」と綺麗なお姉さん。7万円払えない私は、お断り
「では、無料の席のままで。」えー!無料、って言っちゃうの?お姉さん!・・・こっちはねー、狭さに耐え抜く覚悟は出来てますからぁ!

搭乗を待ちながら、夫と子供の事を思うと胸がキュッとする。
でも行くのね、私。

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